3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[>>719ポツリと、呟いた声。目を伏せる。 ただ、言葉は、何も出ない。]
…… ああ、そっか。 出来れば大丈夫なままが、いいんだけど。
[あっさりと返る答えに、少し沈む声。]
まあ、消毒くらいなら理科室ので出来るかも知れないけど。
[休んだりできる設備は、少ない。 心身ともに疲労も溜まる。]
あ、そう言えば。生徒会…… アーチャー君は校長先生の誕生日とかって知ってる?
(723) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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―渡り廊下―
その自覚はいいけど、ちゃんと大人を頼りなさい。 甘え下手は損をするわよ。
[>>719 曖昧な答えには何も触れず。 ディーンの意識が戻る気配はないだろうか、 顔を覗き込んでは見るのだけれど。]
え?ぼーっとなんてしてないでしょう? ――もう、手当てしてあげないわよ。
[>>720 言葉とは裏腹に、その瞳は和らいだ。
あの子の忘れ物、軋むように痛む胸。 大人びた気遣いを見せる少年にそっと告げる言葉は。]
――…とても、さみしい気持ち。
(724) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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――……あ、あぁ。
[舌先から流れる、痺れるように甘美な感触に身体が震えた。
もっと、ほしい――小さな舌がおずおずと、ピッパの額を 瞼を 頬を這い回る。
刺激に反射して零れた涙が舌先に触れれば、その甘さは少女の理性を溶かし、舌の動きは大胆なものとなる。
――もっと、もっと、もっと
艶かしく動く舌はやがてピッパの唇を割り、口内を犯す。 溢れる蜜を求めるように唾液を貪る少女の目は、すでに蕩けていて、
誰の声にも気付くことなく、そのまま行為に没頭した]
(725) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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/* …淋しい
に
つい きて しまったが おれは どうしよう
図書館で見た方が いい気もするんだが
どう し ようっかな
(-253) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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【業務連絡】
あ、そうそう、ディーンの人は保健室突っ込んじゃっていいです。むしろよろこびまs
(#32) 2010/03/02(Tue) 13時半頃
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[人と違う、その言葉に目を伏せた。]
人と違う から やる なんて ……
[内実は知らない。自分に与えられたのは、見つけろと印をつけられた
黒
右眼と 左眼の闇 に 闇 が 重なる。 ]
僕らを『見つけるツもり』
『何様 だろうね。』
(-254) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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―南棟階段― [少し違うルートを取ったなら グロリア達と合流するのは、南棟でになるだろうか。 宙を見上げたあと、後をついていたならば 階下のドナルドを見下ろす形となるか。
(――傍に、 )]
――…、…淋しいん だろうかな
[眼を伏せて小さく呟いたのは、 闇にか裡にか眸に映った相手にか]
(726) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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[闇 は 深い 黒は 不快な想い を 呪い のように 刻んで 蝕む。]
(-255) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――誰が?
(-256) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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(あなたは もっとひとを、頼りなさい)
(-257) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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―――…、
……
(-258) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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奏者 セシルは、飼育委員 フィリップに咎められた事を思い出し、二の腕を掴むのは、やめた。
2010/03/02(Tue) 14時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/03/02(Tue) 14時頃
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―南棟1階廊下―
つめたい、って やみのなかは、つめたい…って
せんせ、って呼んで。 そう、いうの。
[>>721 さみしそうに、そしてかなしげに。 それは自分の感傷にも近いかもしれないから、 言葉にはしなかった。
保健室前に人の姿が見える。 近づいてもその人影は譲り合うようにして、 中に入ることはない。なんだか不審に思った。]
(727) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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−移動中 渡り廊下− [>>724拗ねたような、幼げの残る担任の声。 くすり。小さく笑う。]
そう言う事にしておくね、センセ。
[そう言って、同じ様にディーンの顔に視線を向ける。]
急に気を失ったって、あんまり良くないんだよね、そう言うの。 大丈夫かな。
[ふぅ、と息を吐いて。保健室を目指す。]
…… ああ。
[そっと告げられた、忘れ物。 やっぱり、と。浮かんだのは、あの 貌。]
(728) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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[>>727聞こえた声。]
やみ のなかで ひとりで。
[こえ を あげても 見つけてもらえない。]
でも、それで あんな目に遭わせるような事 させたら、いけない。
[思い出すのは 苦しげに手を伸ばしていた クラスメイトだった彼の]
みつけないと。
[みつけて 。]
それで 戻るんだ。
(729) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――保健室―― [アルコールの力とずっと続く緊張のせいかなかなか眠りから目は醒めない。 だが既に淫魔によってギリギリまで翻弄された体は与えられる快感にすぐに反応する]
---んっ っはぁ
[夢うつつの中 白い喉を仰け反らせ小さく喘いだ]
(730) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――…ケイト。
(-259) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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そう、『させない』
『だっテ』 僕『タちが 送ってあげルから 』ね……。
(*228) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――…。
……鬼だから。
(*229) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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さみしく、
ないように…――
(*230) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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… ―― “送れる” のか
おれに。
(-260) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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あっ…あっ
[キャロライナの舌が嬲るたびに甘い声をあげる。 淫魔によってずっと苦しめられた体にやっと喜びが走り歓喜の涙がこぼれる]
(あたし・・まだ 操られてるのかな)
[ぼぅと快感に体を預けながらまどろみの中に漂う。 この快感は淫魔による内側からのものではなく誰かから与えられている事に気づくのはもう少し後**]
(731) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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たとえば。
ドナルドを
たとえば、
――…
(-261) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――……、 俺は。
(-262) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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[例えば、 スティーブンスを]
[例えば キャロライナを]
[例えば、メアリーを]
[たとえば]
(-263) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――…
(臆病者)
(御前には)
(お似合いだ)
(-264) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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『鬼 だから』
[鸚鵡返しに繰り返す。少し無機質さを伴う闇色の声。]
『見つケた子 送る ん だ』
[隠れ鬼。見つけられた子は どうなった? でも、ケイトは見つけられていない 子。
全員見つけたら 遊び が 終わる。]
(*231) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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「臆病者」
「御前はいつもそうだ」
(兄さん)
「なんで、そうなんだ」
「なんで、そうなの」
(――、――…、)
(なんで)
(-265) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――うるさい。
(-266) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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[送っても、それは 何かを隔てて 別の場所かもしれない。 けれど。]
『そう……』 皆『一緒なら』寂しく『ないだろう?』
[闇色の声は 優しげに 殺す ことを 救いのように。]
(*232) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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――……うるさい。 うるさい。
(-267) 2010/03/02(Tue) 14時頃
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