162 絶望と後悔と懺悔と
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………俺は、安吾さんが守護隊である以上、『家族』である以上、殺されない為にも、――殺す。
[あぁ、鬼と人は相容れない。 主の言う通り、これが現実。 そういえば守護隊に入隊した経緯を幼い頃に聞いていたかと記憶を探る。]
(38) 2014/02/19(Wed) 11時頃
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[鬼と人との残酷な現実。 それは実体験に基付くものか、それとも単に事例を見続けただけか。]
(*7) 2014/02/19(Wed) 11時頃
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/*
戦いに行きたい気持ちも大きくて。 マユミ連れていぐがなあ。
(-31) 2014/02/19(Wed) 12時半頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/02/19(Wed) 13時頃
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/*
ん、やっぱここで動かないと、 それ、なんてロミジュリ、にしかならない。
うっかりそれもいいがなって思う危険。
(-32) 2014/02/19(Wed) 13時半頃
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>>12
[そんなことをマユミにきいて、口付けて抱きしめてるけれど、 それはただ共犯者を作っているだけ。 だけれども、マユミの意思は、本当はこうしていることじゃないことも、感じている。>>6:242
マユミのスカーフの向こう。 彼女は見えていないから、それが自身のスカーフだとは気づいていないだろうけれど。
きっとその眸の色は、あの時の色はしていなくても、 あの時と同じ、人のものだ。
みんなをお願い、と願った、みんなのお姉さん]
(39) 2014/02/19(Wed) 13時半頃
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>>4>>8
[おかえりの言葉に、返る音はない。 それも、また彼女の口に出せない答えの一つであること、感じ取らなくてもいいのに。
言いたくて言い出せなくさせてしまっていることは、リーの時もそうだ。]
――……マユミ、ごめんな。困らせでるだな。
[つらい5年間だったけれども、きっと、彼らのほうがもっと辛かった。 未だに茹でまくっている頭だけれども、さっきの絢矢の言葉、何をしているのか、そのとおりだ]
マユミ、 おしえでぐで。
きんいろ、始祖は、 どうやったら倒せるんだ?
[そんなことを訊く理由など、もちろんわからぬはずがない]
(40) 2014/02/19(Wed) 14時頃
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そでど……。きんいろ………始祖は今、どこにいるだ? おまーならわがるんだろ?
[リーがホリーの死を知ったように、 きっと、マユミにも、彼らのことはわかるはず]
そでど……。こではやる……。
[懐から出すのは、対の九節鞭の片方。 吸血鬼を倒すために誂えられた凶器。 先についた鋭い尖端の刃。 さっき、貸してほしいと言われた時には貸さなかった。>>6:222 もちろん、その目を突いてほしいわけじゃない。 でも、もう、彼女の意思も大事にすべきだと。]
――……
[マユミは何を思うだろう。 背から周の長ドスとリーの円盤は下ろして、 壁に立てかけたのち、一度ずつ手を合わせる]
(41) 2014/02/19(Wed) 14時頃
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[目の見えないマユミは何をしているかわからなかったかもしれない。
ただ、それからマユミを見ると、一度問う]
――……一緒にくるだが? そでども、おまーの道をいぐだが?
[返事はどちらだろう。 来るといえば、背に背負う。 首を振れば、次に見た時には、もうその姿はないだろう**]
(42) 2014/02/19(Wed) 14時頃
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/* まー、ジャニスからは、多角ノー!! シッシッされるがもだげど、なるべく邪魔はせずに。 安吾さんいなぐなっだし、基本は見守りだべ。 あやとあけぽんもきっど、いぐだな。
(-33) 2014/02/19(Wed) 14時半頃
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こんな絶望村やってる最中に現実は結婚話2件出産3件他色々おめでたい&こっちも嬉しいことがちょこちょこ入ってきてね
なんだろう、良い結果がほしい時は救いようのない村をやればいいのか。
(-34) 2014/02/19(Wed) 17時半頃
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[思い出すこと 施設に来たばかりの頃、大人からすると随分なすれっからしだった。 サミィとであった時はにやついた笑みを浮かべるだけで何もいわなかった。 昔から、あまり心情は吐露しないほうで。
よく頭が良いとか周りから言われたけれど そんなことは全く無い。 ただ、自分に被害がこないようにすることだけは よく考えていたと思う。 身体的なものは勿論、精神面でも。
多分、周と遊びという殴りあいをしたり、安吾に稽古付けて貰っている時はそんないやなことは忘れることができていて]
俺、早く大人になりたいな。
[早く、「家族」というものから離れたいと思う心境、きっと誰も知らなかっただろうけれど]
(+0) 2014/02/19(Wed) 21時頃
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[手を伸ばして伸ばして伸ばして。 届かない。
口から声が、叫び声が漏れているのに自分の耳に届いていない。 全て切り取られた現象のように、現実感はない。
円の身体から赤い物が飛び散った。
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ。
斧を持ったあいつは、同じ部隊の奴だ。 味方だったはずだ。 なのにどうして。]
(43) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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[目の前が真っ赤だ。 怒りで。絶望で。
嗚呼。そうか。 僕から家族を奪う、「敵」だったのか。 もう一人の家族にも、武器を振り下ろしている>>19。
赦さない。
「敵」は殺す。其処に躊躇はない。今までそうしてきたのだから。]
(44) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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[安吾の手の内の鞘は動かず。 近い距離で告げる零瑠の望み。窺った彼の表情に、返す笑みは儚く。
浮いた爪先は弧を描き、曲げた膝を安吾の首の後ろに当てようとする。 目深に被っていた学帽が落ちそうになるのを、着地し手で押さえた。
横にと薙いだ刃は脚を狙い、刀身を考え懐へと飛び込む。 まだ安吾が孤児院に居た頃。 大きな背中に飛び掛った。抱き上げてくれると知って、脚に腹にしがみ付いた。]
……きっと、俺は安吾さんに会いたかったんだ。 安吾さんも、『家族』、だから。
[その頃とは、もう違う。 互いに賭けるものは命。]
(45) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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[普段は脳が押さえているという身体能力の箍が外れたように、一気に駆け寄る。 叫びながら、リカルダが倒した「敵」>>28に止めを刺そうと武器を掴む。
気絶した「敵」の喉元を狙い、苦無を振り下ろす。 動かない的、外すはずはない。 リカルダが止めるなら手元は狂って、「敵」の肩口に下ろされたかもしれないが。]
(46) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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……大丈夫か?
[一瞬身構えたようにも見えたが>>31、気にせずに傍へと歩み寄った。 その左腕>>23を見て顔を歪めたが、リカルダに向かって安心したように微笑む。]
それ、手当てするから。 手、出して。
[絢矢へと持っていた治療用具を取り出す。 リカルダが何か言っても手を掴んで手当てしようとした。
円の名前を聞いて、初めて円の方を見る。]
(47) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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/* あ、キャロのターンだった。 彼にも笛託してるんだよな。
(-35) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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安吾さん……。この帝都の外にも、吸血鬼は居る。始祖も、純血も。俺のように、人から為った者も。
何処も戦っているというのなら……此処から、変えようよ。
ねぇ?
[手離した苗刀は用済み――ではなかった。 安吾の靴先が刃を踏む。器用に蹴り上げられた1本が手中に戻る前に。]
ああぁっ!
[動きの読めない無機質を叩き落とす。 その刃は零瑠の右腕を縦に裂いて、また地に落ちた。]
(48) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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[主とジャニスの打ち合う音が止む。 あまりにも近しい距離。 主の牙が彼女へと向かうのを見て安吾に一瞬の、ほんの一瞬の隙が生まれた。>>29]
……やあっ
[そう、痛みに煩い右腕はどう使えば良かったか。左に小太刀を持ち換えて苗刀の刃を肩肉で受け止める。歯を食いしばる。
ぎりと睨みつけた紅の、瞳の奥で何かが笑う。左の肩をぶつけるようにして視界を塞ぐと左の胸に突き刺した。深く、深く。抱くように。]
………っ
(49) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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[肉を新たに裂きながら刃を引き抜く。 白地の服は大輪の赤華が咲く。
言葉を紡ごうとする唇。 彼の肩に手を置き、何かと耳を寄せたが咄嗟に身を引く。立てた爪が赤肌を裂く。]
………あんご、さ、ん
[安吾の手が、零瑠の頭に当たる。 まるで撫でる様に。手が落ちる。 元の主を追うように、学帽も、落ちた。]
…… …………
[聞こえる声は主の労い。>>14]
(50) 2014/02/19(Wed) 21時半頃
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あ、りが たき、幸せ……
[分かっていたこと。この亀裂も、望んだこと。 拡がる空を新たに埋めるだけ。 それは、主の言葉。笑み。>>*1 満ちる幸せをそのままに、微笑む。
誓約。 願わくば言葉で。伝われば涙で。]
(*8) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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――あなたの一番の傍で共に歩み、
あなたを置いて死に逝く事もなく、
……『永久不変』で在りましょう。
(*9) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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[そっと円の隣に座る。
どうしてだろう。円の服が赤いんだ。]
円。 大丈夫だからな。 僕が傍にいるから。
[いつも少し赤くて柔らかかった円の頬に手を伸ばす。]
円、まだ僕の布団に入ってくるんだ。 もう大きくなったんだからって思うんだけどさ。 でもあったかくて、ちょっとだけ安心してたんだ。
[なのにどうしてだろう。冷たいんだ。]
(51) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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うにゃ…。墓下ロールしようと思ったけど… 地上を見れるかわからないなら落ちておこう… 墓下の扱い分かってなくてすいません。
これなら俺落ちの時コミットするような展開にしなきゃよかったな…。
(-36) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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[返り血か、自身の血か。
顔を濡らし降る雨の、 刃から垂れた零の宝石は―――…
鮮血色の紅玉。]
……
[刃を向けた先のジャニスはどうなっていたか。>>3 辛うじて繋がっている右の腕。 零瑠の話はジャニスにも届いていたはず。 持ち帰れと促しながらも、まだ主に向かうならば。 躊躇わずに踏み出し、主を助けんと。*]
(52) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/19(Wed) 22時頃
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/* そう来たか……そう来たかー
そういえば今日もデフォが始祖様だったのです 殺意高め
(-37) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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/* ホリー戦の疲労とか残ってるよね? とか考えてみたり。
確定の怪我は良いけど、人犬みたいなのはやだよww
零瑠さんは、主の前に死んでも良いし、 始祖を落としてのエピ(っぽいなぁ)なら、いっそ生き残るのもありだと思った。
全く、どうしてこんなにめろめろになったし。 血を見て卒倒してた子が、自ら血を流させてニコリしてるのがやれれば充分だったのに。
(-38) 2014/02/19(Wed) 22時頃
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つか、そーだな。 周は死んでながっだだや。
すまんすまん
[行く前に周の長ドスは回収して、腰に刺す]
(53) 2014/02/19(Wed) 22時半頃
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[>>11 降る様なあわい、感触。 きっとその唇が触れる箇所も血で汚れているのに、と思って、 留めるようにそうと伸ばした指は、どこかに触れるだけ。 苦しいと問われる言葉に、苦しくないと答えたけれど
胸が苦しくなるのは、そう問われることそのものにだ。 案じるように問われる言葉が、それこそが彼を苦しめているようで、苦しい。
>>12 最期に目に映すもの、 今もそうして、手探りに問われる言葉。 苦しさに、喘ぐように口唇が開く]
……わたしは、 、
[言葉は最後まで言わせてもらえなかった。 2度目に触れた唇と唇、ただ血の味がして縋るように腕を回す。
理衣が彼に殺してほしいと願ったことを知っている。 それはどちらにも辛い選択だっただろうことを知っている。 だから、せめても自分はそう願ってはいけない、と思う]
(54) 2014/02/19(Wed) 22時半頃
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[>>40 困らせている、言葉にはただ首を振る。 問われた言葉を聞いていた、始祖を倒す方法。 彼だって吸血鬼であることには変わりないと答えて、 それから場所を問われて頷く、受け答えだけは整然と。
手渡されたものが彼の武器であること。 握ったそれの冷たい底冷えするような感触、 自分を傷つけるもの、でもそれにすらも反応はわずかで、
>>42 問いかけられた言葉には、黒髪の零れるままに俯いた]
(55) 2014/02/19(Wed) 22時半頃
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