202 月刊少女忍崎くん
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[無言の圧力を感じる。 てへぺろっ 的な表情を浮かべながらも、さすが!と思った。
少し崩したような「日」の字は、そういう字体であるかのように自然だ。栗栖の態度に注視するものなら違和感に気付いたかもしれないけど、それでも仕上がりが自然なので、ミスがあったかどうかの判断はしにくそうだ。
そうだそうだ ミスなんてしてらんない
――― もしトチってもタモツがいる!
それはとても強い安心感。 そして演技は何事もなかったかのように続いてゆき、]
(+45) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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ソイヤっ!
[大声と共に書き入れられた、青い「大漁」の文字。
甲子園では怒られたこの文字が、文化祭では正式に計画書にいれてもらえた。だいたいゴロウの計らいだ。楽しかったから、やればいいんじゃない?と言ってもらえて、どれだけ嬉しかったことか!
そして、それを書き終えるのと、タモツが書き終えるのは同時だった。 タモツの方へ向けて、にっと笑う。
最後に一年生が判を押して、曲が 終わった。]
(+46) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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はいっ!
[掛け声とともにある少しの静寂。]
(+47) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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――― ありがとうございました!!
(+48) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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――― ぁー… ざぃました !
(+49) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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― パフォーマンス終了後 ―
『おつかれさん。 各自、水分しっかりとれよ。
少し休んだら後片付けだからなー。』
[体育館にゴロウの声が響く。
6分弱。たったそれだけなのに一気に疲れが身体を襲う。 栗栖が筋トレをいろんな人に聞きまわってそれを実行してくれたおかげで最後まで書ききれたけれど、膝は少し震えていた。]
はぁ。
[気がつけば全身には、墨がいろんな所に飛散っていた。 手足だけではなく、法被やさらしにもだ。]
つかれた。
[床にどかっと座り込んで、ちょっと休憩。**]
(+50) 2014/11/18(Tue) 00時頃
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- お化け屋敷裏 -
榊原選手の声がします…。
[椅子に腰掛けて、珍しく物思いにふけっていたら、 暗幕越しに何やら滔々と話す声が>>3:+47以下略]
………?
[少し声色を作っているようだけれど、確かに榊原で, でも、何を話しているかまではわからなかった。 そして、その声に応えるかのように低い声が聞こえ>>3:*34以下略
気になって、そちらの方を凝視していたので、 不意に暗幕があがって、0.19m級の巨人ーいや忍崎が現れれば、 謎の一部は解けたのだった。]
(+51) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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あ、忍崎先輩、こんにちわぁぁ、榊原選手がお化けになってるぅ!? …と、すみません。
[同じく目を丸くしたまま、忍崎に挨拶しようとしたが、 すぐ側にまたお化け役している榊原がいるのに気づいて、 後半怪しい叫び声になった。『しーっ』『静かに』複数の注意の声が飛んできて、 慌てて謝って、咳払いして改めて小声で忍崎の問いに答えた。]
そうなんです。榊原選手を追いかけてたら、転んでしまって。 でも、おかげで湿布をいただけました。
[何故だかきりっと報告する。]
…お二人は、何を話されてたんです?
[こちらも問いを投げかけて、首を傾げたが、 校内放送で間もなく書道部のパフォーマンスがそろそろ始まると 告げられれば、あ、もうそんな時間、とそわそわしだした*]
(+52) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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/* 1.9m級やで節子(こそ
(-9) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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/* 19cmの忍崎くんを想像して 南くんの恋人を思い出し、た!
マドカめっちゃ嬉しそうにぽっけに入れてそうだなほわんまでセット妄想楽勝です(キリッ
(-10) 2014/11/18(Tue) 00時半頃
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… 少しいいか? [楽屋裏の方を見たい。と 灯りの方を指差して、 ススムに許可を求める視線を送った。]
(*8) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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[──と、おばけ屋敷内に響く明るい声に、 若干、ぎょっとして身を引いた>>+52。]
(どうしてこいつはこれで……)
["早乙女スピカ"の作者イメージとのギャップに、 つい、そう思ってしまう。 自分については、思い切り棚あげだった。]
……
[転んで怪我する勢いで追いかけていたのか。と、 キリリとした報告には、内心でつっこみをいれざるをえなかった。]
(*9) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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いや、昔の恋について少し
[通路にいるのも邪魔かと、頭を下げて裏方の方へ顔を出す。 話していたのは、そこの幽霊(から発展した書生と娘)の恋の話だったが、主語がぬけていればどう聞こえたかは知れない。]
──ん
[と、校内を流れるイベントの放送に、 そんな時間かと顔を上げた。]
(*10) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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おお。落ちる…!と思った井戸子は 途中で意識を手放したけれど、書生がその手を摑まえられたんだな。 井戸子良かった…!
[練られたプロット>>*6を聞き、嬉しそうにうなずく。 切ないのも悪くないがハッピーエンドもまた好ましい。]
…そうなのか。
[いや、整理って今日どれだけ忍崎の写真撮ったんだ?! 等とカメラには詳しくない駿は 今日一日でメモリーが一杯になったのかと思って 内心で突っ込みつつ、軽い説明>>*7を聞く。]
(+53) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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ススムは、視線>>*8にはうなずいて、暗幕の外側へと。
2014/11/18(Tue) 01時頃
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??…あっ?!
[暗闇に慣れた目に蛍光灯は少し眩しい。 そちらから飛んできた白銀の声>>+52に驚く。
着替えていることは内緒にしていたのだった。]
…はい。もう交代の時間だったんだな。
[慌ててウィッグを外し、次の井戸子役の級友が 待機していたのに気づいてしれっと渡す。]
(+54) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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…転んだんだ。
[目を丸くして尋ねたものの沈黙する忍崎>>*9には 経緯>>+52を思い出せば再び痛む胃をそっとさすって簡潔に答えた。]
ああ。井戸子…えっ、と。
[何を話していたか聞かれれば井戸子の恋物語を と口にしかけて噤む。 漫画の事は内緒なのである。 言葉に詰まった駿は忍崎をみつめた。 適当にごまかして、というアイコンタクトであるが果たして本人や周りにどうつたわったか。]
(+55) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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そうそう。昔の恋の話だ。
[伝わった…か?と首を傾げつつも 忍崎の返答>>*10に、上手い返しだとしみじみと頷く。]
(+56) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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…あ。じゃあしょうがないか。
[書道部のパフォーマンスを知らせる校内放送が耳に届いて シャツとズボンの上に纏っていた白装束をばさり、と脱ぐ。
未だ着信ランプが灯ってないだろう携帯が収まるズボンのポケットをぽん、と叩いて呟いた。 放送に反応を示す2人に気づけば、2人も行くのかと尋ねたのだったか**]
(+57) 2014/11/18(Tue) 01時頃
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[確か書道部のパフォーマンスは、たしか鷹野も見にいきたいといっていたはずだ。と、目の前でそわそわとしているマユミをみやって足に貼られた湿布を見る。]
白銀も見に行くか?
[白銀にそう聞いたのに、特に他意はない。移動先が同じなら 丁度いいか。と思ったくらいのものだ。]
(*11) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[それとも、白銀のことだ。ススムの交代時間によるだろうか。と そちらを見やれば、丁度、ススムにも交代のタイミングがきたようだった(と忍崎には見えた)>>+54。]
…… なあ、白銀
[他に聞かれぬように、声量を落として ススムがウィッグを渡す間に、 一年生の新聞部員の名前を呼んだ。]
(*12) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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純粋に疑問だったんだが……
なんでまた、ススムを追いかけるんだ?
[有名度や目立ち方で言えば、氷見山あたりの方が上だろう。 ススムを追う理由がわかれば、立ち回りやすいかもしれない──という意味もあり、一応、当人には聞こえないように声を抑えて、ひとつ疑問を向け]
(*13) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[ただ、その問いの答えが帰る前にか、ススムが戻り、転んだのだという説明には、やっぱりか。と軽く頷く>>+55。]
…身体は資本だぞ
[取材のためにもだが、締め切りとのレースにもだ──。と、までは口にはしなかったが、心配じみた声をかけて、ススムからきたアイコンタクトに、しっかりとひとつわかっていると頷いた>>+55。]
(*14) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[恋の話、を白銀がどう捉えたかはさておいて、 移動するか、との話に軽く頷く。 楽屋裏は見たりないとはいえ、書道部のパフォーマンスは 見逃してしまえばもう見られないものだ。]
ああ。保の晴れ舞台だしな
[折角なのだし見にいってやろうと思う。と、伝えて楽屋側から 元の暗い道へと長身を*戻した*。]
(*15) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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―廊下―
[息を切らせて、廊下を走る。 まどかのいた二階廊下から、書道部パフォーマンスのある 第二体育館まではそこそこの距離があった。 走らないとおそらく間に合わない。
降りている階段の最後の二段を飛び下りれば、 うっかり生徒とぶつかりそうになった。]
ぅえええっ?! ごごご 、ごめんなさいっ!!
[駆けながら振り向きざまに謝って まどかは一階の廊下をまっすぐ走った。 このままいけば、渡り廊下。第二体育館まではもうすぐだ。]
(21) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[もう少しのところで、ポケットの中の携帯が マイペースにのどかな電子音を上げた。 メール着信音だ。]
(!! まさか佐とっ…じゃなかった、みゃま先輩!?)
(22) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[急いで立ち止まってメール>>*4を開く。 まどかに浮かんでいる険しい顔は、 パフォーマンスに遅れそうなのもあるが、 二人への心配もあった。]
[もしハンカチを持っていなかったら。 こぼれた飲み物を拭けず、映画上映会の時のように ぶちまけられた飲み物でうっかり二人もずぶぬれに…!!
いけない、学園の人気者の佐藤の人気も危うければ 佐藤を陥れたと佐藤を奪い合うライバル達から、 夢子への容赦ない反撃が―――!]
(*16) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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(い゛いいいや違う!! 夢子じゃなくて真理!!)
[登場人物達をごちゃ混ぜに想像して だいぶ混乱しながらも、まどかは文面を追う。]
―――――――――――っ!!
[ハンカチ持ってる、という文面にばっと、口を覆う]
(*17) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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えらい……っ!!! よくやったね…佐藤…!!
[漏れた感極まった声。 少し離れたところを通りすがった生徒二人が 「…サトーって誰?」とそっと会話していたのは、 まどかの耳には入らなかった]
(*18) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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マドカは、携帯の文面に何度も頷いて、おつかいをやり遂げた子供を見たような謎の感動に浸っている…
2014/11/18(Tue) 01時半頃
マドカは、それから、返信画面を開いて携帯のタッチパネルを連打した。
2014/11/18(Tue) 01時半頃
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TO:みゃま先輩
件名:Re:Re: 本文:
先輩、
よくできました…っ!!! すばらしいです!!! これで、先輩たちの身は安全です…!!!
保くんたち、今からみにいくところです! 写真了解しました!!!
ありがとうございます!!
(*19) 2014/11/18(Tue) 01時半頃
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[混乱が生んだ妄想>>*16であるために まったく伝わらないであろう謎の身の安全の確保と 写真の了承だけを描いて、まどかは送信ボタンを押す]
[送信画面を確認したところで、 第二体育館の方から掛け声>>+17が聞こえた。]
やばっ…! はじまっちゃった…っ!
(*20) 2014/11/18(Tue) 02時頃
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