191 忘却の箱
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[今の彼はもう、 この日々のことを断片的にしか覚えていないけれど。
代わりに、僕たちが覚えているよ。 だってこの記憶が、僕たちの糧だから――…]*
(57) 2014/09/07(Sun) 23時頃
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―診察室―
[歌を歌いながら。記憶の断片を繋ぎ合わせ。 パセリにセージ、ローズマリー。それからタイム。 ―― さて、何の記憶だっただろう。
そうして最後の一節かかる頃、重なる歌声に気付いて>>47]
ふふふ、怒れる子猫ちゃん。起きてたのかい? 君も、知ってるんだね。この曲を。
でも… もしかして、気に入らなかったかな?
[悪態には軽く肩を竦め、気にした風もなく。]
(58) 2014/09/07(Sun) 23時半頃
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たしかに君の言う通りだ。 不可能だろうと、妄言だろうと。 …何もしないよりは、マシなんだろうね。
でないと彼女の愛は得られない。 何かを手にしようとするならば、努力はいつだって必要なものさ。
僕も、僕なりに努力しているよ。 まぁそれも…なかなかに難題なのだけどね。
[――そう、ただそれは君と違って。 主に『忘れる』方向へ向けられているのだけれど。]*
シーシャ。君は…
――"花"は、嫌いかな?
(59) 2014/09/07(Sun) 23時半頃
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[はらり。はらり。 舞い落ちるのは小さなはなびら。 左腕に芽吹き 開いては 散る。
些末な記憶・あるいは・短い記憶。
何を目的に歩いているのか、わからない。 目的があったかも、解らない。 だけど、気持ちは晴れやか。
思い出の中を 少女は 歩く。 ]
(60) 2014/09/07(Sun) 23時半頃
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―回想・セージの記憶・少女―
[その『秘密』を聞いたとき。 少女は目を丸くして、言った]
…お兄ちゃん。 知らなかった――セシルがあたしのお兄ちゃんだった、なんて。
うん、覚えてない。覚えてないけど…
もう、忘れないよ。
[告げられた事は全て事実として少女に残る。胸の黒い花が揺れる。]
(61) 2014/09/07(Sun) 23時半頃
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……うん。…うん。 さみしかった。さみしかったんだよ、あたし。
[『兄』に抱きついて、少女は泣いた。 思い出を歩きながら少女は思う。
なんであたしは、泣いたんだろう。 でも ちゃんと覚えてるから いいか。]
うん。毎日…楽しい。良かった。…良かったあ。 ……ずっといっしょだね …セシ、…おにい…ちゃん。
[そう言って。少女は目に涙を浮かべたまま笑った。*]
(62) 2014/09/07(Sun) 23時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/09/07(Sun) 23時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/07(Sun) 23時半頃
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……曲が、っつーかテメエが気に食わねー。
[相も変わらず戯けた調子のセシルに、うんざりと返事を返す。 この。この、研究者崩れ(確か)の、芝居がかった男との会話は、必要以上に体力を消耗する。実際に削れているのはおそらく精神力だが。]
何度も言うが子猫ちゃんはやめろ。 あと出来れば普通に喋れ、…内容以前に苛つくから。
[セシルはおそらく普通に喋っているのだろうが。 青年の耳には、まるきり茶化しているように聞こえるその軽やかな口調。
カーテンを開ける気にならず、互いの姿は見えねど、同じように肩を竦める。]
(63) 2014/09/07(Sun) 23時半頃
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[君は。“花”は嫌いかな?
問われれば、ぐ、と奥歯が沈む。 目の奥に焼き付いた映像。ちらちらと過る。廊下を曲がって。立ち尽くす姿と。揺れる花の芳香。笑ったその、顔。]
─────── きらい、だ。
[微かに混じった動揺に、彼自身気付いたかどうか。]*
(64) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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[新たな蕾が現れた青年 空は彼が揺らした花の色そのまま
きっと、その花が育ち切ってしまえば 彼という"人間"は空に溶けてしまうのだ
"雪の女王様"が雪と混じり合ったように
サナトリウムに来る前のこと 特に"家族や周囲の人物"への欠落が多いのだが
この病に関することと知識に相当する事柄は スティーブンが驚くほどしっかり覚えていて
ここでも、やはり自分は眺める者であり ただのお人形さんなのだと痛感せずにはいられない]
(65) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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ジリヤは、セシルからもらったスイトピーを見つめた
2014/09/08(Mon) 00時頃
セシルは、どこかでスイートピーが揺れた気がして。小さく微笑んだ。
2014/09/08(Mon) 00時頃
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おかしいなぁ。何か嫌われることをしたかな。 ……あ、なるほど。子猫ちゃんがダメだった?>>63
――だって君、 よくあちこち引っ掻いたり、悪戯したり、してるじゃないか…
この口調については、もう癖だからなぁ。 そういう記憶なのさ。きっと最後まで忘れないよ。 でも気になるようなら、謝ろう。申し訳ない。
[悪びれた様子もなく、くつくつと笑う。 が、そこでふと、思案する。]
(66) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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ふーむ。そうか。『内容以前に』、ねぇ。 …ということは少なからず、 口調だけでなく、内容にも要因があるわけだ……
[彼に嫌われる話題。思い当たるものと言えば。
――そうして浮かんだのが、この質問。>>59]
(67) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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ジリヤは、セシルからスイトピーをもらった時のことを"思い出す"
2014/09/08(Mon) 00時頃
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……そう。 やっぱり、嫌いなんだね。
残念だな。 こんなに綺麗に、一生懸命咲いているのに。 毟ったりしたら可哀想だ。 …そうは思わない?
僕は、好きなんだけど。 ――だってこれは、僕らの記憶の分身じゃないか。
[揺れるシーシャの声。>>64 嫌い。嫌い。嫌い。――そう聞こえてしまう。]*
(68) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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―廊下―
[サミュエルの部屋から備品室に向かう最中、見知った少女の後姿>>21>>60を見掛ける。
過去に何度か挨拶代わりの手品を見せた事があっただろうか。 その時の反応は、男の頭の中にまだ残っている。感受性豊かな少女の反応。 男がかつて、尊んでいた物。 さぁ、少しだけ…かつてステージのスポットライトを思い出そう。
後ろから覗き込むようにして、微笑む。]
こんにちは、ペラジー。 食堂の時はすれ違ってしまってよく分からなかったけれど、やっぱり今日も綺麗だね。
[花ではなく、少女に対して贈る言葉。
年齢よりも純粋であどけない少女に対しても、男は女性としての対応を忘れない。 それはサナトリウムに来てから、誰かこの少女に"女性"を教えてくれる人はいないのではないだろうかという…ちょっとしたお節介だった。]
(69) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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そうだ、ちょうど君に渡したい物があるだけれど……今、お時間は大丈夫?
(70) 2014/09/08(Mon) 00時頃
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…妖精、なんかじゃない
[挟むための「物語」は手元になく 未だ手放せない紫色の花を見つめながらつぶやく
妖精というのは、きっと恋のように もっと、キラキラふわふわした可愛らしいもの 自分がそういったものではないのは知っている
『頭でっかちで可愛げがない』 『泣きも笑いも怒りもしないお人形』 『口答えだけは一人前の減らず口』
それを誰かにいわれた記憶が微かにある 誰がいったのかは、すでに忘却の彼方だが
だから、違うに決まっている もっと、邪悪で穢れた罪深い者なのだと*]
(71) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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[声をかけられ、足を止める。 不意打ちのようにかけられた『綺麗』という言葉>>69に、顔が熱くなって思わず俯いた]
あ、あ、あ、あり、が、と… こんにち、は、ヤニク。
[片目の視界に映る微笑みを直視するのが恥ずかしい。 不思議な事が出来るのはすごいし、好きだけれど。]
え…っと。時間ならあるよ。 ……渡したいものって?
[やっとの事で正面から向き合って。 その時には既に左腕の小さい花は散って。 少女の目の前は今この時だけ、になる。
傾げる首に併せて、右目の赤い花が揺れた]
(72) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2014/09/08(Mon) 00時半頃
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一生懸命?可哀想? ……頭沸いてんのかテメエは。
[ぎり、と歯が鳴る。
『忘れたくなかった』、そう言った彼の、声が、顔が。瞬きのたびにちらついて。 立ち上がって、乱暴にカーテンを引く。肌蹴たシャツに手を差し入れ、腕の花をセシルの目前で。引き千切った。]
(73) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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テメエは知ってんのかよ。アイツがすげー嬉しそうにギター鳴らしてたの。忘れたコード思い出そうと必死だったの。 なんも出来なくなって、諦めて、棄てたフリして、それでも、本当は、本当はなんにも諦め切れてなんかなかったの。
知らねえんだろ、なあ。かわいそう?コレが? だったらオレらはなんなんだよ。 普通に生きたいだけだろ。こんなモンの養分になって、死ぬまで箱の中に居るオレらは、アイツは、
[テメエは。『一生懸命』じゃ、『可哀想』じゃねえのかよ。
目の前まで詰め寄り、男の胸元に白い花弁を投げつける。 急激に上がった血圧に、視界がチカチカと明滅する。直ぐ近くに、スティーブンが走り寄るのが分かった。
眩む視界で睨み向ける。 赤い瞳は、その光景すらもまた、カシャリとシャッターを切るのだった。]*
(74) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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/* シーシャかっこいいよおおおおお
なんかこういう人がいてくれると、安心して咲けるというか… 忘れられる…
(-19) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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/* どんだけサミィちゃん好きなのコイツwwwwwwwwww
(-20) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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/* セシルに反発するのは、セシルの主張に納得してる部分があるからだというオチ
(-21) 2014/09/08(Mon) 00時半頃
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[目の前で揺れる、赤。
世間話を切り出そうとした時には気がつかなかった。 赤は、彼女>>72の、右目からだということ。 よく見れば、リノリウムの床に散っていた花びらの終着点は目の前の彼女だということも。
多感な少女の反応を微笑ましく見ていた男の顔から笑みが消える。]
ペラジー……これは…?
[背を低くする。肩に掛けた箱がギシリと泣いた。 彼女の目から零れそうな花をそっと撫でる指。
女の子、なのになぁ。]
…………痛くないのかい?
[渡したいもののことなど、些細に思える。 目を細めて、どこか悲痛そうな表情のまま問いかけた。]
(75) 2014/09/08(Mon) 01時頃
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[男の顔から笑みが消えたのを見て、不思議そうに顔を傾げる。 目に咲く赤を撫でられ、問いかけられる>>75]
……えーっと……花? えへへ、あたし、お兄ちゃんみたいにお花の名前、詳しくないから…
[詳しい、詳しくない以前に、見えていないのだが。]
痛くないよ? …ヤニク?……どうしたの?なんだか、
[なんだか、…なんだろう。その表情が含む意味が解らなくて。]
……痛いところ、あるの?
[そう、まるで鸚鵡返しのように問いかけた]
(76) 2014/09/08(Mon) 01時頃
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[突如、強い力で引き開けられたカーテン。 見せつけるように、目の前で引きちぎられる白い花々。>>73 どうやらいつにも増して、虫の居所が悪いらしい。]
……あぁ、また。 君はそうやって。 すみません、先生。診察室を荒らしてしまって。
何か、というより。 見た通りなのですけれどね…。
[それはちょうど、待ち人の来たタイミングだったから。 問いかけ>>49には、状況を指し示して答えとした。]
(77) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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[スティーブンがシーシャに駆け寄る間に、 投げつけられた花と言葉の切片を大切に拾い集め、ゆっくりと立ち上がる。 真っ白で純粋な、彼の記憶を失くしてしまわないように。 彼の大切な友人の、その想い出を聞き逃さないように。
――サミュエル。 …そうか。きっと君も、もう。]
彼のことも。彼の大切にしてたものも。 僕は知ってるし、けれど知らないとも言えるんだろう。 君がそう言うのなら、きっとサミュエルはそうだった。
…サミュエルも。彼もよく、花を潰してたっけ。
[物言わぬ植物となった彼を想って数瞬、小さく目を瞑る。]
(78) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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君の言う通り。…そう、普通に生きたいだけだ。 ――僕らも、彼らも。きっとそれは、同じこと。
彼らに罪があると、誰が決めたんだい? わからないことの多い病気なのに。どうして。
ただそこに偶然、『生まれた』だけじゃないか。
[激昂する男に対して。静かに、淡々と自分の見解を告げる。]
(79) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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花が咲くから、記憶を失うのか? 記憶を失うから、花が咲くのか?
……もし、 僕たちが"際限なく記憶を失う病"に罹っていたとして。
その永遠に失われゆく記憶を、 この花々達が、懸命に留めようとしてくれているのだとしたら。 何らかの形に残そうと、僕らのために咲いているのだとしたら?
感情だって、そうじゃないか。 ――心に『芽生える』って、言うだろう?
潜在的に、僕らの中に『いる』のかもしれない。 見えない"花"が―― それが。記憶として、外に芽生えただけかもしれない。
(80) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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……ただ、ちょっと。不器用なだけなんだ。 加減がわからないんだよ。 だから、こちらが上手く付き合ってあげなきゃ。
僕らの"忘れる"病は、治らない。 だったら。受け入れてあげたっていいじゃないか。 そこに懸命に咲いてるのは、失った僕らの記憶そのものだ。
――だから。僕は大切にしたい。 咲いた記憶も、まだ咲いてない記憶も。
(81) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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[くるり、そのまま踵を返す。 扉を開ける前、最後にもう一度だけ振り向いて]
……でもね、シーシャ。
君の考えは、否定しないよ。 君は君の、正しいと思う道を進めばいいと 僕は思う。
この運命に、最後まで抗ったっていい。 …僕には決して、選べない道だけれど。
君なら。 君なら、或いは―――
[――――無理難題を乗り越えて。 …認めてもらえるかもしれないね。真の恋人に。]*
(82) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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あぁ、先生。 すみません、お伝えするのが遅くなったのですが。
マーチェの部屋に、行ってあげてください。 ……彼らしく優しい、甘い香りのする、綺麗な黄色ですよ。
[右腕に抱えたの紫のキャンバスをひょいと示して。 皆まで言わずとも、きっと伝わるだろう。
シーシャは何か言っただろうか。 しかしそれを聞いたとて、振り返ることはせず。
そのまま、診察室を後にした。]**
(83) 2014/09/08(Mon) 01時半頃
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