156 カイレミネ島の雪
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― 高台への道程 ―
[車で移動するのは厳しい山道の中。 険しさはそれ程でもない。 ただ、雪に覆われた細い道を音を立てて、 男性2人に遅れを取らないように歩いていく。 大丈夫か? と問われても平気だよーと答えていたが、 多分2人には気を遣われていただろう]
はふ、ここら辺は町より雪が積もってるね。 雪雫草のある崖ってあれかな?
[指差した先は、そう遠くない]
先にお弁当食べとく? わたし、お腹空いちゃった。
[言うが早いか、作ってきたお弁当を広げる>>2:87]
(58) 2013/12/20(Fri) 23時頃
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うちのひき肉はねーちょっとピリ辛なんだよ。 ふたりとも平気かな。 甘いの大丈夫だったらこっちも食べてね。
[ココナツペーストと砂糖をまぶした揚げ芋を手渡す。 どちらもこの島でよく見られる料理をティの葉で包んだもの]
こんな時じゃなければ、ピクニックみたいなのにね。
[指に付いた砂糖を舐める。 少し休んだら、元気よく立ち上がる]
もう少しだよ、行こう!
[真っ先に駆け出した*]
(59) 2013/12/20(Fri) 23時頃
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/* ptは しんもん で丁度いいなあと思った。 飴のやりとりや人多いときはいっぱいがいいのかな。
(-27) 2013/12/20(Fri) 23時頃
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/* ヒューさんの抱擁ろるいいなあ。 墓下でのジリヤの反応が見たいです。 ティモシー残しておけばよかったかなあ……。
(-28) 2013/12/20(Fri) 23時半頃
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― 高台までの道 ―
[町中よりも厚く積った雪を踏みしめて進んでいく。 うっかり置いて行かないようにと、後ろを歩くモニカを途中何度か振り返る。その度に、平気だと健気に答えるモニカに、歩幅を合わせて進む。]
あまり人が通らないところだから、雪も積ったまんまだな。
んー……と。 あぁ、崖ってあれか。 あと一息ってところだな。
[モニカが指した先には雪雫草の咲く崖。あと2,30分もすれば着くだろう。 と、また一歩踏み込んだところで、お腹が空いたという声が背後から聞こえてきて、振り返るとモニカがお弁当を広げているところであった。>>58]
モニカ……、お弁当作ってきてくれたのか。
(60) 2013/12/20(Fri) 23時半頃
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凄いなモニカ、これ作ったのか。 ありがとう。あ、俺は甘いのも辛いのも平気平気。
[モニカに手渡された揚げ芋を一口食べて、まだ自分が実家で暮らしていた頃、母親がよく作ってくれた事を思い出す。同じ料理なのに記憶の味と微妙に違っており、なんだか新鮮だった。]
ほんとになぁ。 シーもいたら……まぁ、雪が止んでからだな。
[小休憩を挟んだあと、元気に掛けていったモニカの後を追って歩き出した。**]
(61) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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ーー 自宅 ーー
ん、……あれ
[目を開けば見知った天井がそこにあった 起き上がろうとしても体が言うことを聞かない、そしてここは何故こんなにも暖かい?理解が及ばず戸惑うばかり]
(62) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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─高台への道程─
[>>57外は思っていたより風があった。そして長く雪道を歩くというのは、想像以上に体力を使う。やっぱメンバー選抜してよかったと短く息を吐く。 先頭に立ち、雪を踏みしめて道を作りながら進む。時々聴こえる大丈夫か、平気、のやり取りを背に、モニカの様子はブローリンに任せて前だけを見る。 作った路は、帰るまでに埋もれてしまうだろうか。小さい島だ、よもや遭難なんて大袈裟なことにはならないと思うが、帰るときの道標は欲しいところ。 あれかな、と言うモニカとブローリンの言葉に頷いて]
あー、そうだな、ひとまず休憩すっか 吹雪いてこそねーが、この風の中で指先使うと冷えるぞ
俺甘いの好き。もらう。弁当あんがとな
[揚げ芋を受け取る為にモニカに近付いて、さりげなく風上に立つ。気休め程度にしかならないだろうが、コートで食べるモニカの風除けを作る]
(63) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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/* これでメンバーが俺とブローリンと先生だったらすげーむっさい見面だったな、と思い当たった モニカまじ癒し
(-29) 2013/12/21(Sat) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 00時頃
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/* トレイルは見慣れるとそんないい男に見えなくなるよな。 片、狂、村、見、見、魚で今6トレイル目ぐらい?(首こてり
(-30) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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カフェであったかいもんでも携帯させてもらや良かったかな… これから雪のしたに埋まり掛けてる花を摘むんだけど、 二人とも大丈夫か、なんだっけ、ええと、 凍傷? とか霜焼け? とかにならないよう気を付けてな
[凍傷と霜焼けの区別はついていないのだが。食べながら、声を掛ける。 あー、これ実家でもよく出るなー、と>>61心の中でブローリンと同じ感想を抱きながら。食べ終えて、元気よく立ち上がったモニカの頭をぽむぽむと撫でる]
おう、もう少しだから頑張ろうっておいモニカ、 新雪に足取られて転んだりすんなよ、結構、深いぞ
変に埋もれて転ぶと捻挫とかすんぞ
[ブローリンとともに、駆け出すモニカの後に続く。 進めば崖の麓に辿り着き、これはもっと雪が深くなっていたらもっと大変だったなあ、と見上げて]
こっちは埋もれてるなー、そっちからなら登れそうだ
(64) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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/* あれだ、霜焼けは凍傷の一種なのではないか… まあそんな知識ないだろう、ただ大工なんてしてるから足元や指先への注意力は高め(そのわりに腕骨折してるけど)
ブローリン落ちてるし、モニカもそろそろ寝る時間だろうし、反応なかったら摘んで帰ってしまおうかな
(-31) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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町中の道より、真っ白で綺麗だよね。
[積もったままの雪の上は3人の足跡以外に汚れなく。 >>61 ブローリンが感心して食べるのを見て、 満足気な顔になった]
そうだね、雪が止んだら、シー君もいっしょにピクニックしよう。 ふふ、ヒューさんは甘いもの好きだと思ったんだ。
[>>63 近づくヒューに揚げ芋を手渡して。 寒風の中、身体の熱がさほど奪われていないのは風除けのおかげ。 そのことに気付いているのかどうか、ヒューの顔色を見て寒くないかな、と窺う]
わたしは手袋してるから、指先暖かいよー。 ヒューさんこそお顔が霜焼け? にならないようにね。
[ほら、と言ってヒューの冷えた頬を毛糸の指で挟む]
(65) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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も、もー。すぐ撫でる! 縮んじゃうよ。
[言葉とは裏腹に、その表情は嫌そうなものではなく。 再び歩き出せば、ヒューの助言を聞きながら先へ先へと]
んん……崖はヒューさんケガしてるから、 大丈夫、かな? わたしとブローリンさんで採ってこようか? 雪の下でも手袋あるから平気だし。 このすぐ上だよね。
[>>64 登れそう、という道にその足は既に駆け上がりつつある]
(66) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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−少し後−
[トレイルの容体が安定し、ミナカタと二人きりになる機会があったら、そっと彼を呼び止める。]
まさかとは思ったけれど…あったわ。本当に。
[雪解香の説明をする。彼も知っていたことに多少驚きつつ、解読困難な個所があったと言うのなら、情報を補足する。]
あと、これも渡しておくわ。
[先ほど積んできたばかりの材料を渡す。>>0 これでおしまい。あとは自分にできることは無い。]
あなたの身は守れないことが分かっていて、虫のいいお話だけれど。……お願い、守ってあげて。
[誰が、とは言わなかった。 それを決めるのはミナカタであり、自分が口を出せる権利は無いから。]
(67) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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−トレイルの家−
おはよう。トレイル。 ……あなたも随分、お寝坊なのね。
[先ほどとは違う、意思を持った声が聞こえ、>>62思わず凝視する。 ミナカタの見立てで大丈夫だとはわかっていても、実際に彼が目覚めてくれたことに、ほっとする。
言いたいことは山ほどあったが、それをしばし、ぐっと呑み込む。]
お腹すいてるでしょ。今ご飯用意するからね。
[そう言って立ち上がる。 果たして彼は食べてくれるだろうか。そんな内心の不安を、必死でこらえながら。]
(68) 2013/12/21(Sat) 00時半頃
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へーきへーき、大工なめんなー 片腕使えなくたって、これくらいの段差ならどってことねーよ
心配すんな、俺は、身体だけは本当に丈夫なんだわ
[先へ先へと進むモニカの後を追って、自分も崖の上へと。 そこは外の景色と同じく、何にも荒らされていない一面の白い地面]
…思ってたより大変かもしんね まあ、愚痴ってても寒いし、取り掛かるか
[雪を払って雪雫草を探す。花弁が雪から覗けば掘り起こして]
(69) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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−台所→トレイルの部屋−
[拒否されたらどうしよう。 そんな思いから、彼の返事を待たずに台所に走る。
準備は既にできていた。彼が眠っている間に、隣近所を駆け回って材料を掻き集めたのだ。]
なんで!こんなに冷蔵庫が!!空っぽなのよっ!!!
[最初にそれを見たときは愕然とし、次に包丁を振るう手に力が入った。]
『がんっ がんっ』
[まな板が一通りの耐久性を示すと、やがて細かく刻んだ豆と野菜にすりおろしたジンジャーを混ぜて味付けしたスープ、そして柔らかいパンに、うっすら焦げ目がついたものがテーブルに並ぶ。
トレイルが目覚めた時に温かいものを出せるように、ミナカタと時折会話をしながら、合間をぬって何度も温め直していた。]
………。
[出来上がったそれをお盆に乗せると、トレイルの枕元に運ぶ。]
(70) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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大工さんって強いんだ。
[包帯ぐるぐるで言われても、いまいちぴんとこないけど、 そこは素直に頷いておく]
うわあ、高ーーーい。 町が小さいーー。
[景色を見下ろしているうちに、 ヒューが雪雫草を掘り起こしているのに気付く>>69]
あ、ずるい。 わたしが先に見つけるんだからねー。
えと、これ? これかな。どれ!
[そういえば特徴を聞いていなかった。 当てずっぽうに雪の下の草花を引き抜くと――]
(71) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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/* >柔らかいパンに、うっすら焦げ目がついた やばい食べたい。
ダメ、今日はガマン。
(-32) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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/* >『がんっ がんっ』 まず突っ込むべきはここだったね。
トレイル逃げてーーー。
(-33) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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『 お、これだな 』
[ブローリンの声にその方を見る。 手にしているものは雪の結晶のような形をした青白い花弁]
あ、あ、すごくそれっぽいよ…! ようし、わたしもどんどん採るんだから。
[夢中になって雪を掻いた]
(72) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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マミィ、なんで……
……ああ、そうか。
[視線と柔らかな少女の声>>68ここにいる筈もない幼馴染みに思わず目を丸くする そうして思い出すのだ、彼女が必死に自分を呼ぶ声を]
やー悪いね……まだまともに使えるかなぁ、うちのキッチン
[倒れている自分を見つけたのであろう彼女にいらないだなんて言えなかった 出来るだけいつも通りに笑って振る舞い]
(情けない)
[心の中自らを罵った 選ばれもせず、死ぬことも出来ず、周りに迷惑だけかける…最悪だ。]
(73) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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/* しかしトレイル別に、ご飯食べられないわけじゃないんだよな。 生に執着してないから、食べるのうっかり忘れるだけで。
おう、ちょっと失敗した。
(-34) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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あー、しまった俺袋とか持って来てねーよ?
[幾つか摘んだ青白い花を左手に掲げて、二人を振り返る。 入れられる袋を持っているか聞きながら、雪に冷えた指先に視線を向け。頬に触れたモニカの手の温かさ>>65を思い出して、目を細める。 出発前に包帯越しに頭に触れたジリヤの手。 診療所でぐりぐりされたマユミの手。 ぺちりと何度か叩かれたミナカタの手。 触れる手はそれぞれに温かく、優しい。さみしいという感情は、そういうものの記憶を温められないことなのだろうか。 いや、その温かさを知っているからこそ、与えられないのが、欲しがっても手に入らないことが──哀しく、つらい。そう、いうことだろうか]
え、あ? モニカレシピ貰ってなかったっけ?
[>>71どれ?と問う声に思考は戻り、見れば既に解決していたようで]
しっかし、これでメンバーが俺とブローリンと先生だったら、 むさすぎて苦行だったな、それだけでモニカ誘って良かったわ
あんがとな、来てくれて 薬作ったらまたカフェにでも行くか。弁当の礼に奢るし
(74) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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― トレイルの家 ―
[>>68マユミの声に振り返り、トレイルが目を覚ましたことを知った。>>62]
おう、目ぇ覚めたか。 気分はどうだ?
[ホッとしたマユミの様子に、こちらも胸を撫で下ろす。糸が切れたように泣きだした時は、どうしたらいいか戸惑ったが。今は随分と、落ち着いたらしい。]
ああ、頼む。
[>>41先ほど言った通りご飯を作ろうと出ていくマユミに代わり、寝台に近づき。トレイルに手を伸ばすと、その頭をいつものようにわしゃっと撫でた。]
……ったく。 心配かけさせんじゃねぇよどあほう。
[ぶっきらぼうな言葉しか出て来なかったのは、そうしないと声が震えてしまいそうな気がしたから。]
(75) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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……
[返事をする前に走っていったマユミ>>70を見送り視線を巡らせ先生を見つける この人にも迷惑をかけたのか、申し訳なく思えばいつもの軽口が出てこずただ苦笑いして視線を逸らした。 やがて戻ってきたマユミは、温かなパンとスープを枕元に置く]
わー、美味しそう。いいお母さんになるね、マミィ まず怒りっぽい性格を直して誰かに貰ってもらうとこからだけどね
[母を思い出して少しだけ泣きそうになったのを誤魔化した]
(76) 2013/12/21(Sat) 01時頃
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/* Q:ジリヤが昏睡状態だと知ったら、こいつ(ヒュー)はさみしさが分かるようになりますか? A:いいえ
こいつ愛されて育った甘ったれな末っ子なんで、本当の意味で独りになったことがないんだよな、常に心には誰かが居て、その相手を増やしながら生きていくのが人生だと思ってる 愛された記憶と愛した記憶は、相手が傍に居ようが居なかろうが消えることはないし、相手に会えなくても喩え死んでも心に穴なんか開くわけないと思ってる。愛された記憶が喪失感を覚えさせない。何を思い出しても温かい たぶんこいつは「十分に与えられた」という記憶が強いから愛を欲しがらないんだ だから飢えないし、さみしくならない
(-35) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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−トレイルの部屋− はい。どうぞ。
[枕元のチェスト。普段はランプなどを置くそれを今だけは場所を貸してもらい、食事を並べる。
数年前。図書館の側で膝を抱えた少年。そして今日。診療所の前ですれ違った青年。 どちらもその瞳は同じものを映していた。
そして彼の痩せた腕と、空っぽの冷蔵庫を見れば、どんな食糧事情だったのかは、嫌でもわかる。
それはきっと、 あの時と。]
…余計なお世話よ。
[いつもの軽口>>76に文句を返そうとしても、言葉が上手く出てこない。何か言おうとするたびに脳裏に煌めく刃がちらつき、離れない。]
……もう。ご飯食べるの、忘れては駄目よ?
[やっと口に出せたのは、そんな一言。]
(77) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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ーー 少し前 ーー ああうん、ええと……大丈夫、ですよ。
[視線を逸らした後ぼそぼそと答えれば、いつものように撫でられて>>75]
……ごめんなさい
[謝罪の言葉を呟いた。 色んな意味が詰まっていたけれど、そのままにだけ受け取ってもらえればよかった ……こんな風にされるとかつて兄と呼んでいたことを思い出す 「助けて、お兄ちゃん」もしそう彼にすがりつけたなら何かが変わっていただろうか けれど今となっては、考えても仕方ないことだ*]
(78) 2013/12/21(Sat) 01時半頃
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