175 Arco Mondo -初夏の訪れ-
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[ふと聞き取った呟き、何にいいなと言ったか>>47は話の流れでなんとなく分かった はて彼はラルフと手を繋いでいたが、仲良しではないのだろうか?そう思って]
ラルフと赤い人はお互いを大好きじゃないの?
[幼子は他意なく問い掛ける、言葉も不足しているのだが]
(49) 2014/05/13(Tue) 20時頃
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[のわあああああああああっ!!!]
[そう叫びたかった。トレイル、やめろ、顔近い。俺の目を覗き込むその表情は年齢よりもずっと大人っぽく見えて。不覚にも胸が高鳴る。なんで俺がこんなガキにときめかなきゃいけないんだ!]
[さらに追い討ちをかけるように俺の目が綺麗だねなんてのたまってきやがる。なんだ、こいつは、何がしたい。再び頬が熱くなる感覚がする。]
な、なんでもなくない、というのは確かに合ってる。 その、おれ、あんまりすきっていわれるのになれてないから…。 [まるでサイラスの方が内気な子供にでもなってしまったかのようにしょぼしょぼと小さな声で言った。]
(50) 2014/05/13(Tue) 20時頃
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[広場の騒ぎなどは知らず未だ森の中。泉の周りを一周し、近辺の散策も終わったところで。そろそろ森の中を歩いて帰るうちに、夕暮れ時になるのではないかと考え、足を進めようとするも]
…………どちらに歩いたらいいものか
[周りを見ても同じような木々が並び。長く生きているからといってもあまり遠出のしない己にとっては未知の土地と同じである]
(51) 2014/05/13(Tue) 20時頃
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また赤くなった
[なんだかちょっと悪戯をしてる気分になって、熱を持った頬>>50から手を離しつつくすりと笑う なんでもなくないことを認める話には、聞きながら少し考え込む様子を見せる やがて結論が出たのか再び手を繋いで歩きつつ隣を向いてにっこりと]
じゃあぼくがこれからいっぱい言ってあげるね!
[なれてない、それはきっとあまり言われてないからなのだろう どうしてだろう。もしかしたらサイラスは頼れる存在だから皆つい甘えてしまうのかもしれない じゃあぼくが言ってあげよう。サイラスに言ってもらって嬉しかった気持ちを彼も沢山味わってほしい そう結論付けたのだった]
(52) 2014/05/13(Tue) 20時半頃
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サイラス、熱あるの?
[>>50 顔を赤くするサイラスへ更に追い打ちをかけるかの如く僕は額をそっと触れる。されば彼は「おい止めろ!」と怒鳴ったか。僕はヒンヤリしている自身の手から彼の熱を感じ取って「あ、大丈夫そうだ」と判断する。これくらいだったら風邪の心配はないねって、そう笑って答えた。
ちなみに此処まで全て無意識である。]
トレイル、サイラスに何買って貰うの? 良かったら見せて?
[僕がぽんぽんとトレイルの頭を撫でれば彼は恥ずかしそうにしただろうか?]
(53) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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[流石あの紐妖精に育てられてるだけのことはある。こいつタラシの才けがあるな。空回りする思考の唯一冷静な部分がそんなどうでもいいことを考えた。]
それは駄目だ。 [いっぱい言ってあげるという言葉にぴしりと。]
そういう言葉は、大切にしなくちゃいけない。 本当に大事な人に一回一回心を込めて言わなくちゃ駄目だ。 だって、お前の親、ジェレミーが色んな人に好きって言ってたらお前寂しくならないか?
…それでもお前、俺に好きって言うか?
(54) 2014/05/13(Tue) 21時頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2014/05/13(Tue) 21時頃
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/* 地雷を踏みつつ真面目に答えなきゃいけない内容もきた どうしよう
(-19) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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[>>49 トレイルの言葉にびっくりして、顔を赤くする]
へ?大好き?
[どういう事だと頭を必死に動かした。勿論、好きか、嫌いかで聞かれるなら、好きだと断言出来る。彼の手は暖かいし、なによりほっとする。だけど、トレイルの言う好きの形とは違う気がした。薄い色の中に隠したものが、顔を出しそうな]
……好きだけど、怖いのか?
[不安がぽつりと言葉になり、しっくりきて呟く。少し思い出した。 そして、どうやら自分が、子どもが苦手じゃなく、トレイルの無邪気な目が苦手なのも理解した]
(55) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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あほ、お前は子供じゃないんだから、分かれ。 [額に手を当てるヴェラ>>53にトゲトゲと。]
いやいくつなのか知らないが。 旅してるんだから物事の判断能力ぐらいあるだろう。 それとも…その、そういうことには疎いのかな。 [いや、もしくは分かっててやってるのかこいつ? 邪推をするサイラス。]
(56) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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[ぴしり>>54思いもしない言葉が返ってきて固まる]
…… ぼくジェレミーもサイラスもラルフも他の皆も好きだよ。駄目なの?どうして?
[分からない、それではダメなのだろうか。だってここの皆は優しい、知らない妖精だった二人だってそうだ なのに好きを少なくしないといけないのだろうか、何故? 混乱している時に出てきたジェレミーの名前、その例えに……黒髪のあの子と一緒にいる姿が浮かんで]
っ……ジェレミーは違うもん。ぼくとあの子で同じにしてくれないもん あんなジェレミー初めて見たもん
きっとあの子といるほうがよくなって、ぼくはいらなくなるんだ。出てけって言われるんだ
[触れられると思わなかった出来たばかりの傷 家では我慢していた言葉がどっと溢れてくる。もうサイラスの問い掛けに答えることが出来なかった 涙を幾度も落としてしゃくりあげる]
分かんない、なんで違うの、違う好きなの? 違う好きってなに、分かんない……
(57) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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ん?…分かった。頑張って分かってみる。多分。
[サイラスがぺっぺっと手を払うもんだから僕はそれが面白く見えて思わず笑った。サイラスは不思議な奴だなぁって、そう思う。]
うんと、386歳になった。
[さらりと僕は答える。]
えっとね、ちゃんとやる時は僕もやるよ? でも今は特に考える必要…ある、かな。
[ちらりとヤニクを見て「だよねー、ヤニク」と。確か彼は桜の妖精に追われてるのを僕が路地裏にヒョイと引っ張って助けてあげたんだ。そのあとは助けてくれたお礼でご飯食べたっけ?あの料理、なんだったっけなぁ]
(58) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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[見せてと撫でられ>>53少し照れながら頷いたのもサイラスの言葉までの間のこと するりと集団から抜け出して泣きながら走って行った]
(59) 2014/05/13(Tue) 21時半頃
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あ、待て、おい! [泣きながら走っていったトレイルを見て追わずにはいられなかった。この気持ちがなんなのかは分からない。ただ、追わなきゃ駄目だと思った。ヴェラがなにやらやる時はやるなどと問題発言してたような気もするが、耳に入らなかった。]
トレイル!!お前、話は終わってないぞ! なにがあったのかは、知らないが! お前が出てけって言われたら、 俺のところに来い!! [懸命にそう叫びながら。走っているトレイルの後ろまで追いつき、その手をなんとかとろうとするが、掴めたか。]
(60) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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[自分の感情を言葉に出したことで、なんだかすっきりする。 何の解決もしていないのだが、 視界が開けた気分になったから、単純だ。 ヴェラに声をかけられて>>58]
ん?ああ、あのときは助かった。 ……そういや、俺お前に何か言ったか?
[そこら辺の記憶が薄いことに気付いた。 向こうも似たようなものだが、 余計な事を言ってないかと今更不安になる]
(61) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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[マトリカリアの柔らかな匂いは、リンゴのようなそれに似ている。 安らぎを与える効果があると言われていて、花は白く愛らしい。 話そうとして、できなかったことを知るのはミイユだけ。 プンマロラの実は鮮やかな赤で。 鍋のなか、声なき声が共に溶け込む。]
(おいしく、なれば、いいな。) (不味い飯はいやだし。)
[ジェレミーがなにかをしてあることを知らず。(>>43) スープに小さな木の実をパラパラと入れれば、机へと運んだ。 その頃にはきっと、金色の飾り紐は部屋のどこかに紛れてしまったのだろう。(>>44)]
──、─…。
[胡桃の容器に入ったスープが、ジェレミーの前に並ぶ。 口を引き締めていたのは、言葉を放ちたくないからとはまた、別の。]
(62) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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[ヴェラにたずねた直後に。 走り出したトレイルに驚く>>59 サイラスと彼の会話で、 ジェレミーという人物が原因らしいことは分かったが、 どういうことだと頭をぐるぐるさせている間に、 サイラスまでもかけて行き>>60>]
……とりあえず、ジェレミーという奴が 悪い妖精ってことでいいか?
[同じく状況が呑み込めていないんじゃないかと 思われるヴェラにそう聞いた]
(63) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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そうだなぁ…ええっと確か、あの時桜の妖精さんに追われたって…言ってたっけ?後で僕もヤニクと一緒に追われて逃げたんじゃなかったかな。あの桜の妖精さん怖い。顔ヤバイって、二人でそう言った気がする。
[まあ桜の塩漬け飴玉あげたら許してくれたけど。それまでちょっと怖かったなって。確かその時の思い出の飴玉はまだ残っていた筈だなぁ…飴玉入れた袋を漁れば出てくると思う。]
そのあとご飯食べた所まで覚えてるよ。なんだっけあれ、生魚乗っかったご飯料理。
(64) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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[サイラスが叫び追いかけてくる>>60話は終わってない、けれどもうこのことは考えたくない 違う好きがなんなのかなんて分からなくたって、もう独りぼっちになるということは胸に燻る不安を声に出したことで自分の中では確信になっていた どうせサイラスだって同じなんだ。さっきダメだと言ったのだって、ジェレミーみたいに何か特別な相手がいるからなのかもしれない 取ろうとした手は届かず、悪戯妖精はそのまま彼から離れていこうとするーーが]
っ
[何かにつまずき転んでしまう、手から離れた瓶が地面に転がった。 良かった、割れていなさそう。そう思った後に痛みがくる]
いたい……
(65) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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[>>59走り出したトレイルが走り出した。ヤニクと話してたから状況が読み取れなかった、あれれ。一応ジェレミーって人が関係するみたいだけども。 あ、サイラスまで走ってった>>60>]
うーん、どうだろ。 …でもあの涙は、切ないっていう意味だと思う。
[状況は分からないけど、僕は水の妖精だから。水に乗せられた感情が僕の心に伝わって、ほんのり切なく感じさせられた。]
水は、嘘を吐かないから。
(66) 2014/05/13(Tue) 22時頃
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トレイル!! [愛しい悪ガキが目の前で転んだ>>65。]
おい、大丈夫か?どこが痛い? [手をとり、上体を起こさせて怪我の状態を確認する。]
擦り傷だけ…のようだな。よかった。 [ほっとする。]
俺の家に来なくちゃな、トレイル。 [優しい笑みを浮かべて言う。そして、トレイルの身体をぎゅっと抱きすくめる。どっかに逃げてしまわないよう、痛いくらい力を込めて。]
(67) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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…サイラスとトレイル、はぐれちゃった。
[キョトン。ラルフとヤニクを見て僕は首を傾げる。どうしよ、果物屋行きたいけど二人も行く場所…あるよね?]
んー、後で会えるかな。ラルフとヤニクの買い物の後で僕買い物する事にしようかな。
[果物は痛みやすいのもあるからね。にこにこ]
(68) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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[そして、トレイルの耳に囁く。] …さっき、俺がどうして顔を赤くしたか本当の意味を知りたいか?お前が知らない「好き」の意味を知りたいか?
[弱っているところにつけ込むようで卑怯だが、誰かが側にいてやらないとこの悪ガキが壊れてしまいそうで。気がついたらそう囁いていた。]
(*12) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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/* おっ、サイラス→トレイルになるのかな? そわそわー、いやぁ可愛いなサイラス。
ヴェラも天使ってことでいいですかね。
(-20) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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[>>64 彼の記憶力の方が高かった。 そして、自分のいい加減さに自己嫌悪する。 トレイルとサイラスに何があったのか、よく分からないまま。 桜の妖精が怖かったのと、食べ物は覚えている。 彼があそこまで怒っていたのは、 自分が殴ったせいもあるのだがと考えたところで、 現実と昔がごっちゃまぜになっていることに気付いた]
……寿司じゃないか
[あれは上手かったなと状況から離れたことを言い]
(69) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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[>>66 トレイルが切ないのだと、なんで分かるのかと疑問に思えば、水は嘘を吐かないからと言われて]
へ?飴玉の妖精って水の妖精なのか?
[今更、間抜けなことを呟いている間に、 サイラスとトレイルの二人を見失う]
よし、とりあえず 俺が、状況についていけないことだけは把握した。
[もう頭を抱える状態はとっくに過ぎていた]
(70) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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……手、いたい
[勝手に泣いて、逃げ出したのに、楽しい買い物を邪魔してしまったのにサイラスは変わらず心配してくれる>>67 そんな姿を見れば逃げようと考えるより先に素直に答えていた 確認された腕は擦り傷だけ、でも心がとても痛い。たった一時の二人を見ただけでこれなら、これから自分はどうなってしまうのだろうか]
……
[優しい笑みで抱きすくめられると、彼を引き剥がそうと動くことは出来なくて、きっと力が入ってなくても逃げなかった サイラスもきっと同じだ。さっきそう思ったのに…助けを求めたくなってしまう]
(71) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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/* サイラスが幼子に手を出そうとしている。 どうしてこうなった。
妖精界での「大人」の価値観がいくえふめい。
(-21) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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……ぼく
[囁きには少し迷いが生じた 悪い結果が見えているならそんなこと知りたくもない、そう考えたばかりだったから]
苦しいの、怪我みたいに治してくれる? 治してくれるなら……聞きたい
[怪我をして痛くて辛い時はいつもサイラスのところへ行った。最初はジェレミーに連れられ、いつしか一人でも だからこの辛いのも、見えない傷も治してくれるのなら、そう思って]
(*13) 2014/05/13(Tue) 22時半頃
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……サイラスのお家、連れてって
[いつもと比べれば別の妖精のようだが、“囁くように小さな声”の後のそれはまだはっきりとしたものだった]
(72) 2014/05/13(Tue) 23時頃
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[こっそりとした楽しみを終えた後、 なぜだか妙に緊張した?様子のミイユが 良い匂いの漂う料理と共に戻ってきた。 普段食べるドライフルーツにも似ているが 見たことの無い色で、つまり森の実なのだろう]
いい匂いだな。 これも森で採れるのか。
[果実の名前を聞いてもわからないし、 やはり頷けば解決するような問い方にしつつ器に手を伸ばす]
(73) 2014/05/13(Tue) 23時頃
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