88 吸血鬼の城 殲滅篇
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[質問をしてきた仲間たちのために、辛抱強い笑みを浮かべ、説明を始めた。]
治療薬の効果は自然治癒力を強制的に高めるものなので、生命力を著しく消耗するのですよ。 立て続けに飲むと、個人差がありますが、体力のある人でもしばらくは消耗し切って起き上がれなくなりますね。
魔法抵抗を高める薬の方は、魔法をかけられる前に飲む必要があります。 魔法に掛かった後では効果はありません。……抵魔であって解術ではないのですよ。 しかも、この薬は鮮度が命ですから、今日一日の使い切りです。 明日までは取っておけません。
(61) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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増援か。
[ラルフの言葉>>52に考え込んで]
そうだな。 人数が少な過ぎると心もとないが、多過ぎても動きにくい。 欲をいえばあと2人ほど増援があると助かるのだがな。
(62) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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/* クラリッサがヒマしてそうだから、とっとと突入したほうがいいのだろうか。
(-16) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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こちらの、薄青いほうが治癒、透明な方が抗魔、と覚えていただければ。
[長い間薬品を扱ってきた染みのできた指で、ガラス瓶を示した。]
(63) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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[レオナルドの説明(>>61)に頷き。]
なるほど、確かにそれは危険な副作用です。 飲む時は十分に注意する事にしましょう。
こちらの薬は突入前に飲むのがよさそうですね。
[こちら、と魔法抵抗力を上げるらしい薬を片手で目の前に翳しながら言う。]
…自信の表れですか。 だとしたらやはり正面から挑むのは危険でしょうか?
もし、二手に分かれるのでしたら出来れば前に出て頂ける方とご一緒したいのですけど。 私は魔法を扱う者ですので、直接攻撃には弱いのです。
[前に出られそうなメンバーである、ジェフ、ドナルド、ラルフを見ながらそう言った**]
(64) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/04/28(Sat) 02時頃
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修道士の方ですか。 これは心強い。
[ムパムピスの名乗り>>57には笑顔で応え。 そして続く言葉>>60には、微かに表情を翳らせる。]
吸血鬼とはいえ、女性に剣を向けるというのは何とも…。 気乗りしないものですね……。
本当に、改心してくれるならば良いのですが。
[そう、苦笑い混じりに呟いた。]
(65) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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なるほど、理解した。
[レオナルドの説明>>61>>63に頷くと 3本の薬を、袋に収めて]
改心……? 吸血鬼などが、改心することはあり得ない。 やつらは高慢だからな。 人のほうが劣る存在とでも思っているのだろう。
……妙な気を起こして物の道理を説こうとなどするなよ。
[ムパムピス>>60に釘を刺した]
(66) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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[ジェフとエリアスの意見を交互に聞き、嘆息]
あー。面倒くせえ…。 んじゃ、希望でも取るか? 正面から行きたい奴と、ほかの通路を探す奴。 行きたい方に行けばいいだろ。
[城を見上げ、城塔に弓兵が隠れていそうな歩墻はないか、鏃の輝きはないかに眼を凝らす。 曇天の下其れは見つからず、ふ、と息を漏らし]
…少なくとも外部に伏兵は居ねえように見える。 万一の時の撤退を覚悟すれば、今突入するのは悪くねえな。
(67) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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……なんかでも、妙に、気味悪ィ…。
[――丁度、誰かが含み笑いでも漏らす様な。 ざらりとした妙な違和感に眉を顰め]
……? なんだこれ。
[>>49 渡された小瓶を珍しげに振って、逆さにして見せた]
(68) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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―― 一階 ――
[城の内と外を繋ぐ扉が低い音をたて開かれる。 城主に似た、なれど幼さを残すメイド姿の少女が 大広間からひょっこりと姿を現した。 正門近くにいる一行を見詰めた後、ふかぶかと頭を下げる。
顔をあげて、こてんと首を傾げてから
一行を招くように開かれた扉の奥へと戻りゆき メイドは厨房を抜け使用人部屋へと姿を消した]
(69) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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/* 他に出入り口の設定もなさそうだし、探してないからやっぱり正面ロールも面倒だな。 全員突入でいいんじゃないかな。
(-17) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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私も後方支援はいたしますが、吸血鬼相手ではどこまでお役に立てるか分かりませんから、詳しい方の指示に従いますよ。
[よいしょと背嚢を背負いなおし、ジェフを見る。]
(70) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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青いのが、治癒、透明なのがこーま、ね…。 サンキュ、オッサン。
[覚えられっかな、とひとりごちつつ、礼を言って懐に仕舞い込む。 皆がきちんと名乗っているのに気づけば、改めて短く名乗りを上げた]
…ドナルドだ。 ま、よろしく。
(71) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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/* うおおすみませ…_| ̄|○ クラリッサ様を出てこさせてしまった
(-18) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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それでは私は……。
[ドナルド>>67の提案に何かをいいかけ、 直後に重たげな音が城から聞こえてきて、そちらに意識を傾けた]
……あれは?
[まだ年端もいかぬ少女の姿を認めて]
……あれが。アヴァロン伯の歓迎というわけか?
[ぎりと歯を噛み締めて、再び剣の柄に手をやると]
それならば、堂々と正面から乗り込んでやるさ。
(72) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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[レオナルドの説明>>61に頷きながら。]
わかりました。 使うタイミングが重要そうですね。 ありがとうございます。
[小瓶をしまい終えれば、再度レオナルドに頭を下げるのだった。 そして、ドナルドの言葉>>67を聞けば、ゆっくりと頷いて。]
そうだな。 ま、行くとしますか。
[少女が姿を現す>>69のを見れば、僅かに目を瞬かせる。]
……どうやら、お誘いも来たようですね。
[と、苦笑い混じりに呟いた。]
(73) 2012/04/28(Sat) 02時頃
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>>69 ――?
[ぎぃ、と。 低い軋みに耳を欹て、振り返る。
大広間に現れたか細い影。 見開いた隻眼に映るは、 メイドの衣装を纏った、稚い少女の姿]
……アンタは―― おい! …っ、…
[眼を奪われたのは瞬時。 追うように一歩足を踏み出しかけ、 後ろにいる仲間の存在を思い出したように慌てて足を止める]
(74) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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―― 三階・螺旋階段のある画廊 ――
[クスクス、と愉しげな笑み声が漏れる。 悪戯のもたらす結果。 鞘に手をかける一人を見遣り]
まぁ、こわい
[騎士が傍にあればまた違った反応をみせるのだろうが 未だ戻らぬから言葉とは裏腹怖がる素振りは微塵も無く 揶揄るような響きさえ滲ませて]
(75) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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/* >>75 揶揄られた!はぁはぁ……。
(-19) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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[レオナルドの薬>>63の色を慎重に確認する] 青が治癒で透明が抗魔…青が治癒…服用期限あり… 一日使い切りなのは勿体ないですねぇ。 治癒の薬が必要になるような長期戦も歓迎は致しませんが。
…吸血鬼であると完全に確定したら、女性でも何でもなく生命の理から外れた化けものには違いないのですが… [>>65ラルフの言葉に苦笑しながら肩を竦める] 神の救いを求める殊勝な心があるのなら、と、そう願いたくなる気持ちも残るのですよね。
>>66 ……はい。 少しだけ、妙な気を起こしかけましたが止めておきます。 道理が通るなら…忌まわしい存在に成り得ることもありませんね。 [少しは対話することも検討しようかと思い始めた所で釘を刺され、決まり悪そうに頭をかいた。]
(76) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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ちっ…
[舌打ちし、ボウガンを巻いた油紙を持ち上げた。 肩に担ぎ、振り返る]
…来い、ってことみてえだな。 ――悩む必要、なくなったぜ?
(77) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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[ジェフの歯噛みする音が耳に入ったのか、腹立たしげに剣の柄に手をやった彼を見遣って、錬金術師は肩を竦めた。**]
……それではお招きに預かりますか。
(78) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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……どうした? アンタって……。まるで知っているようだな。
[妙な声をあげたドナルド>>74に鋭い視線を向けて]
……悩む必要がなくなったのには同感だ。
(79) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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基本は後方支援要員ではありますが、聖属性の攻撃が効く相手なら、これで追い返すことならできます!
[十字架の衣装の入った飾杖を持ち、掲げる。メイスにしては軽そうだが、魔法杖にしては重みのある造りで、打撲武器には成り得そうな形状。振り下ろす真似をした所で、扉が開き>>69視線を向ける]
…案内の…方でしょうか…? [魔物の本拠地の案内人にしては、不釣り合いな姿に、怪訝そうな表情を向ける。]
(80) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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―― 三階・螺旋階段のある画廊 ――
[遅れて来る者があろうと城門は開かれたままであろう。 なれど一度中へと入れば容易に城からは出られない]
引き返すなら、今――… けれど来るというなら
歓迎しなくては、ね
[城主の操る人形でありながら人間のようにあるメイドを 使用人部屋へと潜ませたまま それぞれの反応を興味深く見詰めていた城主は くるり踵を返し窓に背を向けた]
(81) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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[ムパムピス>>76に頷いてみせると]
ああ、是非そうしてくれ。 私としても、愚かにも説教しようとしたあげく 吸血鬼の餌食になり、変わり果てた姿で向かってくる君と 対峙したくはないからな。
(82) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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今のお嬢さんは、ドナルド様のお知り合いの方ですか? [不自然な反応>>74、後を追おうとする動きに、首を傾げる。]
…それとも、お知り合いであったはずの方…ですか? [屍人、幻術を警戒し、わざと過去形にした言葉を付け加えた。]
(83) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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>>79 ……知ってる…?
[僅かに隻眼を瞬きし、ふいと視線をそらす。 ムパムピスの言葉にも、苦笑して首を振った]
いや、……ちょっと似てる女を昔見かけただけだ。 だが、あんなガキじゃねえよ。明らかに年が違う。
(84) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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それより… [話題を逸らす様に、顎で扉を指す]
――折角のご招待だ。 気が変わらねえ内に、噂の女吸血鬼サマのご尊顔くらい拝見させて貰おうじゃねえか。
[悪戯けたような言い様の陰には、 今迄には見られぬ焦り。
言葉を紡ぎ終わらぬうちに背を向け、 押し開かれた扉へと足を進めた**]
(85) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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……ならば、行きますか。
[二人の言葉>>77>>79を聞けば、一つ頷く。 ドナルドの言葉>>84には微かに視線を移したが、それ以上聞く事はしなかった**]
(86) 2012/04/28(Sat) 02時半頃
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