189 とある結社の手記:8
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― 村長の家前 ―
[………それは、街の病院へとホリーが搬送される時だった。]
[苦しげな息も変わらぬまま村長の家を出て この村を去るホリーの傍らに、希薄な幽霊は立っていた]
[最後にもう一度だけ透けた指を伸ばす。 ……やはりその指が彼女に触れる事は無く。]
[やがて運ばれていく彼女とすれ違うその時に。 希薄な幽霊は、口を開いて ぼそりと小さく彼女に告げる]
[その言葉は―――………、**]
(92) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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― 集会所 外 ―
[…時は少しだけ遡る。
それは 疑いを掛けられ集会所に集められた者達が、 もう誰かを処刑する事はないと告げられた日]
[気の抜けたように座り込む>>90ハナの横へ。 まるで霧が立つように。静かに静かに幽霊は姿を現した]
[座り込み、俯いて顔を擦る彼女はいつもよりずっと小さく見えた。 幽霊も静かに傍らで膝をつく。 俯いた彼女は、まるで泣いているように見えた。]
(93) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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………………………………。 きれい。
[まるで泣いている彼女を慰めるように、彼女の頭へと透けた手を伸ばした。……やはり、その柔らかそうな髪が指に振れる事は無く。]
…………………………。
[またひとつ。 小さな落胆と諦観が心に積もる。 霧のように薄い指先が、いっそう薄くなって。 彼女の髪からゆっくりと離れていく]
[…暫く無言だった幽霊は、 やがて誰にも届かない声を、ぼそりと音にした。 …それは、ホリーが村を去る時にかけた言葉>>92と同じもの。]
(94) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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………………………、「柱時計のなか」。
いつか 連れてってあげたいって思ってた。
(95) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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……これからきみは、きっと。 この世界で、一人だけのきれいな存在に。
――独りになってしまうんだろうね。
(-791) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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僕はそれがずっとずっと、つらかった。
きみもそうなってしまうのかな。
(-792) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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……独り 取り残された、七匹目の仔やぎのように。
(-793) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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[…夢はまだ見れると言っていた少女>>4:+64は、どうしているだろう。もう遠い所へ行ってしまっただろうか。それともまだ、牧場かどこかへ居たりするのだろうか。 …かつて自分に祈ってもらった時に言っていた、兎>>3:210には会えているだろうか。]
[………夢ならもう、見せてもらった。 だから、自分は満足だ。幸せだ。
あの「おしつけがましい」「やさしい」少女が言うように。 まだ、夢はみられるんだったら。
その夢の続きは、彼女達が見ればいいと思った]
(96) bou 2014/08/23(Sat) 00時半頃
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………………。
…もし見つけられたら、きみにあげる。
…………さみしくなったら、使っていいよ。
[誰にも聞こえない言葉を残して。 まるで霧が晴れるように、幽霊は静かにハナの傍らから姿を消した。]
(97) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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―湖 湖畔―
[………湖にかかる桟橋。 そこに用意された処刑台>>3:+13はもう片付けられていた。 そこにはあの惨劇など無かったかのような、かつてと同じ静かな湖が広がっている]
[湖に、今日も音無く、霧が立つ。 そこで犠牲にしたものがあるという事実さえも、覆い隠すように。静かに白く、霧が霞む]
(98) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/*
>>-794 ハナ いや、むしろ霊感ない方が大正解だと思うよ…!!!!
(-795) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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――――………
『それからしばらく経ったあと。やっと目をさました狼は、 のどがかわいて近くの泉に行きました。
「ああ腹が重い。少し食べ過ぎたかな」
狼は泉に着くと、水を飲もうとして身をかがめました。 すると腹に入った重い石に引きずられるようにして どぼんと水の中へと落ち、…おぼれて、そのまま。 泉の底へと沈んでしまいました。
七匹のこやぎたちはそのようすを見ると、 「いなくなった、狼がいなくなった」とさけんで、 母やぎとともに、泉の周りを楽しくおどり回りました。』
………。 おしまい。
(100) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* >>-796 ハナ wwwwwwwその可能性はあるかもね!! 本当ろくでもない事この上ない予感しかしないよ!ww
(-797) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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[ぽつりと、物語る声を。 誰にも聞こえない静かな声を霧の中。]
(101) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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…………… ああ、思い出した。
「狼は怖いし強いし、それにずる賢い」。 「みんなで力を合わせたら、きっと倒せる」、だ。
[それは老婆から語られる、 「おそろしいもの」の話に語られる最後の言葉。>>@8 何度も頼むほど大好きだったお伽噺を締めくくる、 さみしくなるような、終わりの言葉。 ……あの時に思い出せなかった>>1:286、小さな小さな心残り]
(-798) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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………でも、倒してしまったその「狼」は。
思った彼女ではなかったけど。
………僕を確かに。 救ってくれたんだよ。
(-799) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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[またひとつ。落胆と諦観。…そして幸福感が心に積もる。 ……「心残り」に結末がつく。]
[…幽霊の姿はもはや、 人の形と判別することも難しい程に希薄になった]
(102) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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[湖畔に立った霧のように透明な幽霊は、 やがて湖へと足を踏み入れて]
[視界の何もかもを鈍く白く、きれいに覆い尽くすような。 湖に掛かる霧と一緒になって。
……透明な姿は、見えなくなった。**]
(103) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* ひっどく長くなってしまって申し訳なかった とーーーりあえず ここまで!
こんだけ長い事やった癖に あと最後にちょろっとだけ まだあるという
でもそれで おしまいかな!
(-800) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* 作ってる間にちらちらっと確認したけど
オスカアアアアアアアアアアアアアア オスカアアアアアアアアアのロールがもう!
くそう!! だいすきです。
(-801) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* >>-802 ハナ wwwwwそうそうそうそう 多分 いや絶対知らない方が大正解。 知らなくて正解な事も世の中にはあるよ!! 下手に知ると どん引く何かが待ってるだけだよ!!www
(-805) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* ハナはお休みだよ!
>>-803 ワンダ ね!部屋の事はハナとホリーには打ちあけておくべきかなって思って! キャロから頂いた嬉しいロールもあったしね!
ww狼寄りは寄り添えてるかちょっと自信が無くて もっともっと寄りそうべきか距離を悩んだけどね! 前の流れを沿うなら、この距離感くらいまでがまだ自然なラインかな…どうかな…悩ましい…ってなってた何か…!
(-808) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* >>-807 リー うおおおおおおおおおおありがとう!!うれしい!!!!
まだ本当に怖がらせるラインのものは作り途中だけどね! もうちょっとであがる。今もっと表現ないかとか見落としないかの確認中。www
(-809) bou 2014/08/23(Sat) 01時頃
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/* >>-811 ワンダ
wwwwwそうだねええ いつか見つけたら 色々思えそうだとは思うけどww見つけない方が正解かもしれんとやはり思ってしまうな…………!ww
そうそうそう ナタリアからこの童話チョイスされた時にもうこれ そのためじゃないの…!?!?って思ったら もう拾わざるを得ないよ…!! 湖まであるしさ!処刑場所が桟橋だしさ!!やるっきゃないよ…って思ってあたためてた。
wwwそうなんだよねええ イアン票も悩んだんだけど 悩んだ結果、見離す という何かをとってしまったよね バカだとは思うが もしかして村騙りなんじゃないの…?とも思っていたしね…ww
(-812) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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[―――世の中には、「知らない方が良かったこと」もある。]
(104) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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『………貸家ァ? とにかく安いとこォ? ………………あ。………あー、 あるにはあるが… 古いし、…ちょっと、ねェ。』
『いや…死んだんだよ、貸してた野郎が。 貧乏で根暗な身寄りも無い野郎だったんだけどさァ… この前のホラ…あの騒ぎで殺されて』
『いや、何が出るってわけじゃないんだけどね… それにしたってボロで古いし…』
『資料だけでもォ…? 仕方ないねェ… アイリー! アイリーッ! あそこの…資料出してくんないか』
(105) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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『ほらよ。 これが間取りで… ……ん? ………ああ、いや、なんでもないんだけど…
この家、もうちょっと広くなかったっけ?』
『………うるっさいね!!アイリー!! ボケ扱いすんなィ!!アタシゃまだまだ現役だよォ!! …ったく、貸家は別にこれだけじゃないんだ、 いちいち覚えてらんないよ!!』
(106) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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『…ま、紙にこう書いてあんだからね アタシの思い過ごしさ 気にしないどくれ…』
『…でも、アンタ。 アタシゃこっちの家の方がいいと思うよ? そりゃこっちよりちィとばかし賃料は上がるけどさ。 ほら、こことか…―――』
(107) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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[…かつて、そう言った青年>>2:123はもう居ない。]
(108) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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[………そこは、ひどく整頓された家だった。 家主が居た頃は掃除もきちんと行われていたのだろうが 今は違う。薄く埃が、全体に同じ程に積もっていた]
[元より家具もついた部屋だったが、 きれいに収納されているのも相まってか、殺風景にも見えるほどに物は少ない。古いキッチンに、テーブルと、椅子と、ベッドと、棚と。柱時計があるくらいだ]
(109) bou 2014/08/23(Sat) 01時半頃
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