194 花籠遊里
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/* (chu)
じゃあ、せこせこ作ってくるぜ! メリバなの、俺だけでお前さんはガチ不幸かもしれねぇ!(酷)
(-335) momoten 2014/09/26(Fri) 20時半頃
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/* もう、俺は駄目だ。もう駄目だ。 櫻子が可愛すぎてもう駄目だ。
発狂しそうなほどかわゆ過ぎる!! 櫻子が大天使過ぎて、胸がいたい…うぐぐ(蹲る)
(-340) momoten 2014/09/26(Fri) 21時半頃
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―――…、……おぅ。
[彼の甘えた声が愛いなんて言ってやらない。 彼に惹かれているとも、見せたくない。
しかし、相手は賢しい手練だ。 語尾の微かな揺れに混ざる希求すら、きっと彼に伝わる。 寂寥感を満たし、隣に並び、同じものを見て、心を添え、 ―――二人で生きることに、応と返したのだから。]
(125) momoten 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[れろりと柔らかな舌が形を変え、浅い場所から攻め立てゆく。 窄まりが竦む度に口付けを与えて慰め、 襞を軟体で掻き、唇が自然と円弧を形作る。]
――…見えるかい、櫻子。 一丁前に、すっかり感じてるじゃねぇか。
[戯れに五指で彼の屹立を撫で、雫をささやかに払うと、 彼の薄い腹へ、パタリと淫液が散った。 武骨な指間でねち、と捏ねる糸を見せ、 性器と繋がる卑猥な光景で彼の恥辱を煽る。
己の舌で、指先で、彼が啼くのは酷く心地が良かった。 満ちるほどに飢えていた数多の夜と一線を画し、 着実に腹の底へ溜まっていく。
うつくしい櫻の一片が、何枚も、何枚も。ひらひらと。]
(126) momoten 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[淫蕩な身体は熱く、己の身にも伝播した。 たっぷりと濡らした内壁を挫くように、舌を尖らせ、 蠢く柔襞を擦り立てて、彼の身体を拓いていく。 軟体を伸ばし、粘膜を啄ばみ、蜜を啜る。 飲み込んだ分は、きっちりと後ほど返せば良い。 たっぷりと、彼の中に。
ハ、と零した吐息が窄まりを嬲り、痙攣を誘う。 途端、己の左胸の辺りに加圧を覚え、少しだけ片眉を顰めた。
こんな感覚を、己は知らない。 覚悟はしていたが、この蜜だか毒だか知れないものは良く回る。
軟体を蛇行させながら、絡みつく内襞を刺激し、 彼を浸食していた軟体は緩やかな後退を選んだ。 見下ろした彼に、我慢できないなど言いたくない。 奪いたいと言うには、ぬるま湯に浸りすぎて、 欲しいと紡ぐには、柄でもない。
だから、口から付いて出たのは飾り気の無い一言。]
(127) momoten 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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―――…好きだ、櫻子。
[らしくないと己を窘める前に、彼の膝を大きく開かせた。 答えなど聞いてやらない、呼べば良いのだ。
彼にだけ与えた、己の名を。 本音を紡ぐ、蝶ではない男の名を。]
(128) momoten 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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[眼差しを邂逅させた途端、下肢に凄まじい圧迫感を与えた。
強大な質量が彼の華奢な身体を軋ませ、めり込んでいく。 時間を掛けて、己の熱量を彼に教え、腰を揺すると、己の腰に焼けるような熱が拡がった。]
―――ッ、 狭ぇな、あんまり熱烈に歓迎するんじゃねぇよ。
[片眉を揺らしながらも、己の楔は歓喜に震え、 彼の中で最終的な成長を遂げ、空隙をみちりと埋め尽くした。
足を抱えなおし、熱くなった己の身体を更に押し付け、 彼を掻き抱くように上体を倒してゆく。]
………好きよう、溶かせよ。 ――――…全部、お前さんにくれてやらぁ。
[彼の両脚の間で揺れる屹立に指を添え、 緩く扱く律動に合わせて、ズン、と深く彼を突き上げた。 粘膜に接吻捺すような一打、熱を払う瞬きに合わせ、音もなく、満足そうな笑みを見せた。*]
(129) momoten 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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/* デレが止められんのです。先生。
>>-341 なにそれ嬉しい! なんか、堪えていたものがぶわっと出ておる。出ておる…!
[ぎゅうむ、ぎゅうむっ] [愛いやっちゃ、愛いやっちゃ]
(-342) momoten 2014/09/26(Fri) 22時半頃
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/* 涙止まらん。 うぉおおお、丁助ぇえええっ!
うつくしいけど辛いなぁ。[なでなで便乗する]
(-351) momoten 2014/09/26(Fri) 23時頃
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/* 花主さまの愛情歪んでるから…っ
でも、各々の視点から見てみると、胸がぎゅってなる。 好きでも幸せに出来るとは限らないってすげぇよく分かる。
(-353) momoten 2014/09/26(Fri) 23時頃
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/* どっかでころっと丁助死んじゃったら、 誰もいないところで泣くくらいにはヘクターも思うところがあるからなぁ。 でも、酷いことばっかり云う。(歪んでいる人二人目)
(-355) momoten 2014/09/26(Fri) 23時頃
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/* 全自分が号泣した。
これ、うわああああ!これっ、これ…っ!! だから、初めてのおつかいは後ろから こっそり付いていかなきゃいけないんだ!
しかも、ヘクターは櫻子ちゃん信じて待ち続けて、 そのうち、徽章だけ見つかったときに壊れますわ。これ。
(-364) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* 朧こんばんは、おかえり! 今日もお疲れ様でございました!
ニコラスもこんばんは! お疲れ様です、お疲れ様です。 病み上がりなんだから無理しちゃ駄目ですぜ、 私もまた同村したい!
(-368) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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― 花蝶の夢 ―
[厭だ、と声が聞こえた。>>4:71
確かな拒絶は、胸に降り積もり、心を冷やしていく。 寄り添えとは思わなかった、理解されたいとも。
ただ、一時。海を渡る際に、抗えぬ本心に従っただけ。
けれど、それも。 蝶の、或いは夜蛾の、或いは毒虫の夢想だったようだ。
強く握り締めた徽章が、共有しようとした約束が、 己の強靭な心が、脆くも砕けてしまいそうだった。
所詮、花は花でしかなく、蝶は蝶でしかない。 どちらも人から酷く遠い、幸いなど夢物語。]
(141) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[その夜、己は購った花を抱いた。]
(142) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[手荒く扱うのは花として、虐げるは蝶として。 厭だ、厭だと膨れる彼の本心など理解もせず、 剥いた背中に罰として爪を立てた。
もう彼は花でないと花主は言う。 だが、違う。花とは金に縛られる者のことではない。 花とは、咲くことしか出来ぬ者のことを言うのだ。
花を買うには花籠を、花を飼うには植鉢を。
強姦めいて貫き散らした櫻の花。 櫻は散ったか、未だ咲くか。
――――いよいよ、この手で散らそうか。]
(143) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[中に幾度も精を放ち、身体の奥底から悪辣で汚した。 酷使した秘所は紅く熟れて、創を負っているかもしれない。
しかし、そんなことは如何でも良かった。 抱き潰して意識も虚ろな彼の黒髪を掴み、 己の逸物を彼の乱れ髪で拭った。
彼が身体を捩る度、下の窄まりから精液がゴプリと零れる。 粘性の白濁は濃く、毛先から爪先まで欲に塗れた花。
それでも何故か満たされないのは、いつものこと。 いつも以上の茫漠を抱えている事実からは眼を逸らした。]
(144) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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知っているかい、櫻子よ。 お前さんは今宵で御役御免だ。
お前さんは捨てられたのよ、 あの花主にも。この花籠にもな。
[襤褸のように扱い、牀榻に捨てる彼の体躯。 本当は彼に預けようとした徽章が、己の証を手の中で転がし、 そっと、彼の顎を掬う。もう咲くことしか出来ない花を掬う。]
(145) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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―――…拾ってやるよ、感謝しな。 お前さんは誰かを慰められりゃそれで満足だろう。 俺がお前さんのちっぽけな価値を認めてやらぁ。
………煩わしさなんてな、慣れてるよ。
[彼を傷つけ、根を刻み、切花へと変えていく。 返し刃で抉られた心は血を噴出すが、彼も己も泣けはしない。 何処まで行っても交じり合わぬ蝶と花の末路。
鋭い徽章の切っ先を、彼の耳に宛がい、力に任せて貫いた。 吹き出る血は、涙の代わりであれば良い。 痺れを伴う指先は、歓喜に震えるものだと誤魔化した。
彼は手に入れた。 もう、それで良いじゃないか。 これ以上の形などありはしない。]
(146) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[彼は花、己は蝶。夜の全ては夢物語。
狂おしい涙も、甘い口付けもなく、彼は男に手折られた。]
(147) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[男は花を海の向こう側へと連れ去った。 居場所を失った花は摘まれた悪辣に抗う術を持たない。
古びた屋敷の庭は荒れ果てて、雑草ばかりが背を伸ばしている。 土いじりな得意な花に庭師の真似事などさせはしなかった。 墓守の真似も、もうさせない。
首に輪を掛けて、地下に繋いだ花は、 色ばかりを増すのに、何故か死体のように思えた。
櫻の下に埋まった、亡骸のように思えた。]
(148) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[張型にたっぷりと塗した蜜は、彼の身体を火照らせるもの。 帰宅まで飢えていろと言わんばかりに、 嵌めた貞操帯が彼の飢餓を一層深いものへと変えていく。 唯一人の主人の帰りを、渇望させるように。
三日と空かず彼を抱く主は、今宵も地下へ続く階段を下る。 終わりの無い淫欲の中、飼われる花は、 今宵も男により花弁を開くことになる。
終わりは知らない。或いはもう終わってしまった。 出口も行き先もない、長い長い夢のようだ。
何処かで間違えたとは思わない。 櫻は余り笑わなくなってしまったが、 翅を休めるだけなら贅沢は言わない。
ギィ、と重厚な扉が開き、一糸纏わぬ花に向けて、 せめて悪どい笑みを作って、苦いものを飲み干した。]
(149) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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ただいま、―――…俺の花。
[慾と悦に塗れた一時が始まるはずなのに、 自分の声は自棄に冷えて聞こえた。 気のせいだと、自身に言い訳をする回数は増え続けているが、 最早、そんなことにも気がつけない。
男はそろりと、青白くなった櫻花に手を伸ばす。 今宵も彼の耳朶で、己の本当の徽章《おもい》が輝いていた。]
(150) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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[さぁ、明けない夜が始まる。 すれ違ってしまった想いも、教えられなかった名も、 全てを隠して、永く、闇い、夜の始まり。
今宵も光を恋うて、夜蛾が――――、
* 櫻の梢に留まった。 *]
(151) momoten 2014/09/26(Fri) 23時半頃
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/* たくさん挟んでやったぜ(`・ω・´)
フラグを立て損ねるとこうなると言う駄目な例。
(-376) momoten 2014/09/27(Sat) 00時頃
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/* 名前渡したけど、櫻子ちゃんからは見えないというね。 一番近くにあるのに。
監禁被ったけど、櫻子ちゃんは監禁系男子だから、 しかたない…。そりゃみんな監禁したいよ!
(-379) momoten 2014/09/27(Sat) 00時頃
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/* しまっちゃうおじさん×監禁系男子。 なんだろう、このSとMのような噛み合いっぷりは。
しまっちゃうおじさんに、俺はなる! [そして櫻子を腕の中にしまっちゃう]
そして、朧藤がぁああ! おめでとーおめでとぉおお!!
(-384) momoten 2014/09/27(Sat) 00時頃
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[やらしい顔で笑った彼に文句はつけない。 どうせ、彼に見透かされている。
取り繕い、隠すのは、今だけやめておく。 無粋だからじゃない、―――余裕が足りてないからだ。]
堪えた甲斐もあったってもんだな。 良い顔だ、寝所に鏡置こうぜ。 お前さんに見せてやるよ、―――…教えてやるよ。
[彼が己に抱かれてどんな顔をしているか。 揶揄ではなく、本音からふざけた言葉を吐き出して笑う。 逸れてしまった彼の気を惹くように。 罵声でも悪態でも、彼の声が聞きたかった。
余りに稚いと脳裏に巡ったが、無視をした。 もう、彼に何も隠さないと決めたのだ。]
(167) momoten 2014/09/27(Sat) 01時頃
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[伸びてくる両腕に身を寄せる事を、花の頃は忌避していた。 彼を買う数多のように、慰められるだけの男になりたくなかった。 言えば、きっと笑気を誘うので言わないが、 彼の抱擁に応える今は、考える以上に特別な意味を持つ。
貫いた痩躯を抉るように腰を突き出して、愉悦を追う。 強引に腰を使い、圧倒的な質量で追い詰め、 奥底ばかりを亀頭懐かせ、柔く解いた。
重ね合わせた脈動は、お互いの心音として交じり合い、 触れた場所から境界線を見失って、融けていく。 確かに彼の寵愛するショコラよりも、甘い。]
(168) momoten 2014/09/27(Sat) 01時頃
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―――…櫻子。いつか、俺が。 お前さんの寂しさとやらを、埋められたなら名を教えてくれや。
捨てたなんて言わせねぇ、失くしたとも。 ……お前さんの全部を、俺に寄越せや。
[彼が苦労の果てに多く捨ててきたもの。 一朝一夕では理解出来ない悲しみを、己は生涯掛けて知る。
彼が庭に埋めてしまった心の欠片を野蛮な男は掘り起こし、 一つずつ彼に持たせていく。土いじりなど趣味で無いのに。
背に立つ爪に唆され、彼の屹立を追い上げると共に、 二度、三度と深い場所を激しく突き上げた。 彼の薄い腹に波を立たせ、離さぬように強く擁した。]
(169) momoten 2014/09/27(Sat) 01時頃
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