3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[>>838 闇を払う声がした。 闇雲に白い煙を散らす消火器はもう諦めて、メアリーに肩を貸す]
…セシル君ね? メアリーさんが、立てなくて…手を…
[セシルはの躊躇う間に>>842 白衣の手が、伸ばされる。 白粉に塗れた顔で見上げて、視線でメアリーを示す]
スティーブン先生…メアリーさんを、 セシル君、この扉閉じられるもの、なにか……。
(849) 2010/02/28(Sun) 16時頃
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…もうっ!
[追いすがってくる手を払おうとして、手に椅子が触れた。 両手で掴んで投げつけて、相手が怯むということはないけれど。 少しは進路を阻むだろう。
とにかく全員が準備室から出れば、 その背で扉を押さえようとして、溢れる異形は止められるか]
(850) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
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/* あ、扉閉じたら死亡トラップになってしまう…w
(-285) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
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[>>851「退いて」の声に慌てて退けば、 その勢いでぐったりと机に手を付いた]
メアリーさん、大丈夫だった…? 怪我はない? …と、…ああ、ごめんなさいね。先生ちょっと不器用で…。
[問いかけて、どうみても消火剤の被害の方が酷いことに考え至れば、少し目を伏せる。]
――…お2人ともありがとうございました。 もう、いきなりのことで……
[ぺこりと頭を下げながら、冷め遣らぬ動悸に胸を押さえた]
(861) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
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―家庭科室―
セシル君…!
[ふらり、何か導かれるように歩みだそうとするセシルに一歩踏み出す、それをさえぎるようにいきなり目の前に現れたのは]
え?……ミッシェルさん! よかった。無事だったのね。危ないこと、してなかった?
[驚愕よりも安堵が先に、思わず微笑み手を伸ばした]
(869) 2010/02/28(Sun) 16時半頃
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[そして>>864 訪れたヘクターの姿にずきりと痛んだこめかみ。
あの子が なか に入ってからの、音楽室での記憶。 それはほとんどないも同然だったのだけれど]
――…あ、ヘクター君、スティーブン先生も… 音楽室ではご迷惑をかけてしまったみたいで、ごめんなさい。
[思い出そうとすると、あかとくろ。 振り払えば一つ深々と頭を下げた。
ここを塞ぐという話にはまずは室内から出ようと、 ミッシェルと共にメアリーの肩に手を添えただろうか]
(876) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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―家庭科室前・廊下―
……だれ?
だれを……? [声なき声で虚空を見つめて、囁いた]
…かれ は ど こ――…?
(885) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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[>>887 声を掛けられればいつも通りの微笑みで]
ミッシェルさん、ごめんなさい。 わたし少しやることがあったみたい……
メアリーさんをお願いね?
[だいじょうぶ?問いかけて、そっと、メアリーから離れる。 ふわふわとした足取りで、かれ の方へと――…]
(888) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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( クスクスクスクス )
( クスクスクスクス )
(*203) 2010/02/28(Sun) 17時頃
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いいえ、なんにも……
[>>889 その声は届くだろうか、 濃密な闇の囁き声に掻き消されるか。]
それでは、少し失礼しますね…
[>>891問いかけには「すてきなことよ」そう答え、 その眼差しは夢想するように、足取りもまた夢見心地のまま]
(892) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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――…とめ て
(-289) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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いないよ なんにも ( クスクスクスクス )
(*206) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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だいじょうぶよ。 みんなまたすぐに あえる わ……。
[残した言葉は不吉な響きを漂わせ。 背を向ければ、薄暗い廊下により濃く長い影がさす。
そして、
北棟へむかう、渡り廊下をゆったりと歩いてい る]
(899) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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ここ? どこ?
(*209) 2010/02/28(Sun) 17時半頃
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――……そう。 そこに いるの ね……
[夢見る瞳は、かれ を求めて、北棟へと辿り着く。 流れる濃厚な血の匂いに、そっと右腕を抑えた]
(905) 2010/02/28(Sun) 18時頃
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/* 赤のうち3人が憑かれていて、さらに赤同士で殺しあえというのですか。ケイトさん鬼畜。
(-291) 2010/02/28(Sun) 18時頃
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ここね…
(*213) 2010/02/28(Sun) 18時頃
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――…みつけた。
[>>912 赤黒い肉塊が緋色の海に浮いている、かれはそこ。 濃密な血臭、おぞましく陰惨な光景のはずなのに
とても嬉しくて微笑った。]
(915) 2010/02/28(Sun) 18時頃
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ここ どこの お部屋?
(*215) 2010/02/28(Sun) 18時半頃
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もうおそいよ。
だから、ふりむいて。 ほら。
(*218) 2010/02/28(Sun) 18時半頃
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―北棟―
……あぁ、
[うねるような憎悪の波に、こわさなければ、と思う。 けれど誰かのすがたは重ならない。
ただあたたかなものが、にくくて にくくて こわしたい]
――…わたしはこ こ よ。
[ぴちゃり、ぴちゃり、 血だまりを歩いて背後にたてば、少女の腕に重なるように、 女の腕が、かれ の背を抱いた]
(924) 2010/02/28(Sun) 18時半頃
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その我慢はだれのために?
同じ衝動をもつ そ の 子のた め …… ?
(*224) 2010/02/28(Sun) 19時頃
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>>927
――……ほしいんでしょう? いいの よ……
[蕩けるような声で甘く囁き耳を噛んだ。 すっと後ろにひかれた両腕は、自身のシャツのボタンを外し襟を開いて、 首から鎖骨までの線をあらわにした。
白い指先は鈍い青の筋をなぞって。]
――…本当は腕からなんかじゃ、物足りないのでしょう?
[ゆらぐゆらぐ、 青は銀をひらめかせる瞬間を待ち望んで]
(937) 2010/02/28(Sun) 19時頃
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だまさ れな い…… [やみに おち て とけ る]
(*227) 2010/02/28(Sun) 19時頃
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それはいやなんでしょう?
[汚泥のような肉塊を食む姿を見つめれば]
そうよね。 つめたいよりも、あたたかいほうがいいに決まっているもの。 しんじない、だまされな い …
[血みどろで笑われれば、つめたく 哂って。 右手をそっと忍ばせる。
閃く銀色を高くかざせば、その刃は逆手に 女自身の首にむけられた。 見据えたあおがまた哂う]
……ここから流れるものがいいんでしょう?
(947) 2010/02/28(Sun) 19時頃
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……っ、だめ! [伸ばされた手に白銀はひらめく、 奪われぬように肘を退けば、首の表面にそれは浅い傷を作った。
首筋にゆっくりと浮かび上がってゆく、緋色の筋]
……零れてしまうわ。 ねえ、勿体無いでしょう…? 傷をつけたのはわたし、あなたのせいじゃない。
その肉塊と何もちがわない…。
[だらり、と腕をたらせば、 口付けするほどに距離を縮めて襟が染め上げられていく]
(954) 2010/02/28(Sun) 19時半頃
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こわさなくちゃ……
(*235) 2010/02/28(Sun) 19時半頃
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あなたをこわさなくちゃ……
だいじょうぶ
わたしもこわれてあげるから……
(*237) 2010/02/28(Sun) 19時半頃
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――…約束してくれたでしょう?
[問いかけに答える声、そんな事実はありはしない]
(*240) 2010/02/28(Sun) 20時頃
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[両腕を掴まれた拍子に握った刃は血の海のなかに、ぽちゃ、と落ちた]
――……ああ、もう血はいらないの? 飽きたのね、わたしの血。
[流れてゆくあたたかな命、なぞればべたり、と手の平を汚す。赤く染まった指は、取り落とした銀を拾いあげ]
じゃあ、次は……あなたの番。
[問いかけに微笑む唇はただ紅く、血塗れた銀が空気を裂いた。闇雲なそれに、手ごたえなどはないだろう。]
大丈夫、ひとりにしないわ… 一緒にいきましょう…… ね
[青の瞳は中空を見て、闇の虚ろに満ちている。 哂い声は聞こえるだろうか。 おんなのなかから見つめる 緋色の こ え は]
(966) 2010/02/28(Sun) 20時頃
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