162 絶望と後悔と懺悔と
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[バランスを崩した絢矢に鈎爪は尚も迫る。
ギリと奥歯を噛み痛みを噛み殺し、 右手一本で繰り出される爪を捌く。
まだだ──もっと。
もっと強くならなければ、 鬼と成った兄には届かない。]
(335) 2014/02/11(Tue) 15時頃
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アヤワスカは、血を吸い重くなった小袖の袖で、直円の右爪を絡め取ろうと**
2014/02/11(Tue) 15時頃
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[絡げた鈎爪──撃ち込んだ刃は逆に捉えられ膠着状態。
円とホリーの会話が聞こえて来る。]
逃げて──ううん、 安吾さんか、ジャニスさんを呼んで。
その鬼はボク達だけじゃまだ無理だ。
[袖が緩まぬよう強く引けば 傷口から血が溢れ地面に血溜りを作る。]
(370) 2014/02/11(Tue) 17時半頃
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───もう、喋らないで。
[静かな──怒気を孕んだ声が漆黒の少女へと。]
聞いちゃ駄目、円。 ボク達の家族は──あの時に死んだんだ。
ここにいるのは人の生き血を吸う鬼。 ボクらとは違うモノだ
(371) 2014/02/11(Tue) 17時半頃
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[ホリーが円を追撃するなら 直円に背中を晒してでも護りに行くつもり。]
直、お兄ちゃん──ねぇ、ひとつ教えて。
[捉えられた右の小太刀が鈎爪の間を滑り抜ける。 金属の擦れる耳障りな音を聞きながら、 唐突に直円へと倒れるように距離を縮めた。]
(374) 2014/02/11(Tue) 18時頃
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[感情のない瞳が間近に直円を見詰め]
お兄ちゃん“達”は───幸せだった?
[只真っ直ぐに、透明な声で尋いた。]
(380) 2014/02/11(Tue) 18時頃
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[円の声と遠ざかるエンジン音>>387を聴きながら 兄の──兄だったモノの答えを待つ。
五年の歳月を経ても変わらない身長。 あのまま時が経っていれば 今頃見上げている筈だったのに。
聖水銀の力と訓練で、 絢矢達保護された子供らもまた、 純粋な人の躯には過ぎた力を得た。
絶望と、後悔と、懺悔と── 夜毎繰り返される悪夢の日々に、 連れ去られた兄姉達に、 僅かなりとも幸いあれと祈らなかった日はない。
例え──狂ってしまった母のようにでも 笑っていて欲しいと───。]
(409) 2014/02/11(Tue) 20時頃
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[>>388直円の返答に、絢矢は──]
──ごめんね、お兄ちゃん。
[唇の端を幽かに引き攣らせるように、 機械めいたぎこちない笑みを形作った。
その貌のまま、跳ね上がる左腕を見上げ、 僅かに身を引き振り下ろされる鈎爪へと、 昔より丸みを帯びた、滑らかな白い頬を晒す。]
(410) 2014/02/11(Tue) 20時頃
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[寸前で止まった鈎爪の先端が頬に冷たい感触を残す。
距離を取った直円へと、 絢矢は更に踏み込み距離を詰める。]
変わってないね、お兄ちゃん。
ボクは憶えてる。 お兄ちゃんはよく、ボク達に顔を大切にって言ってた。
──だけど
[満足に動かない左手から『常盤』を鞘に納め 右手で喉を狙って突きを繰り出す。
誘うのは鈎爪のひと薙ぎ。]
(413) 2014/02/11(Tue) 20時半頃
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[『狂った』ように喚きながら 横薙ぎに振るわれる爪の一閃。
誘い通りの攻撃を直円が振り被った瞬間に 絢矢は強く地を蹴り上げ、 鋭い先端が絢矢のいた位置を通る時には、 絢矢は既にその懐にいる。]
直お兄ちゃん
[>>416否定されても兄と呼ぶのをやめない。 もう家族は死んだと、円に告げた言葉の矛盾。
再び直円の攻撃が来る前に、 絢矢は直円の背に腕を回し、 怖がらせないよう、そっと抱き締めた。]
どんなに変わってしまっても お兄ちゃんはボクのお兄ちゃんだ──。
(420) 2014/02/11(Tue) 21時頃
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一人で『陰謀』に立ち向かおうとしないで。 お兄ちゃんが今辛いのは、 あの日、ただ護られることしか出来なかったボクの罪。
その辛さ──ボクに預けて、
もう、楽になっていいんだよ───。
(421) 2014/02/11(Tue) 21時頃
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アヤワスカは、直円の背を撫でながら、漆黒の刃をその項へとあてがった。
2014/02/11(Tue) 21時頃
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誰の陰謀でもない
───ボクの、願いだ
[母を殺めた罪の名が──兄の頸へと深く沈み込む。]
(423) 2014/02/11(Tue) 21時頃
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[痙攣する躯を左腕で強く抱き、 耳許に唇を寄せて頷いた。]
貰うよ──首も躯も。 血の一滴さえ、もう奴らになんて渡さない。
[桜の花の舞うように、絢矢は上体を後方へ反らし]
一緒に帰ろう──みんなのところに。
[腰を限界まで捻り、 戻る勢いを利用して────一閃。]
(427) 2014/02/11(Tue) 21時半頃
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[鋭い切断面を晒す首筋から 噴水のように噴き上げる血飛沫を浴び
転がる兄の頭部を──絢矢は凝(じっ)と見詰めた。]
(429) 2014/02/11(Tue) 21時半頃
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アヤワスカは、直円の首と躯を、ホリーから守るように抱き締めている**
2014/02/11(Tue) 21時半頃
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[転がった直円の、 まだ幼さを残す顔をを拾い上げ しっかりと抱き締める。
肩からの失血は思うより深く、 眩暈をこらえて二三歩たたらを踏むと、 絢矢は直円の躯の傍に膝を突いた。
歩み寄る足音に、首を抱えたまま、 頭のない肩を、ホリーから守るように抱き寄せる。]
(462) 2014/02/11(Tue) 23時半頃
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[無造作な動作で少女が軽く肩を蹴ると 見た目以上の力に絢矢の頬は地を擦る。
けれどすぐに直円の元へ縋り付き、 その躯に決してホリーが触れぬよう、 首を抱え込み、胴には上から覆い被さった。]
───っ、
[蹴りを防ぐ力は殆ど残っていない。
衝撃に漏れそうになる苦鳴を押し殺し 意志だけは挫けぬと示すようにホリーを見上げる。]
(465) 2014/02/11(Tue) 23時半頃
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[>>433ホリーの言葉には、 眉を顰めさえしない。
だって──ソレは鬼だから。
人を殺したのも 人の生き血を吸ったのも
直円じゃない──鬼だ。
そしてソレをさせたのは───]
オマエ達を──許さない。
[絢矢の声はあくまでも平静。 怒りも悲しみも、そこにはない。]
(487) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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どうしてって、決まってるよ。
お兄ちゃんと“約束”したんだ。
首を持って帰るって。 みんなの所へ、連れて帰るって。
…──たとえボクが死んでも。
[もうすぐ円が、味方を呼んで来る。 そうと信じて、直円を守っている。]
(489) 2014/02/12(Wed) 00時頃
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