8 DOREI品評会
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良家の息子 ルーカスは、長老の孫 マーゴが催す様を、冷えた灰青で見つめた。
2010/04/09(Fri) 01時半頃
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[瞳はともかく性格。 本当にこの男は、自分を踏み躙るその為だけに買ったのだろう。 鞭、の言葉に苛立ちは幾らか潜めたけれど、それでも視線は外さない。睨んだまま]
『機嫌なんか───』
[取ったところで変わるまい。けれど。 翡翠のきぬは持っていかれて、自分を隠すものは何もない。 苛立ちを伴った表情は、男の『映写機』という単語に眉を寄せた。 この部屋から出られることはないだろうし、 彼の足下に置かれたタオルや水桶が許されるのも今は難しそうで。 気持ち悪そう、と告げられた白はまだ肌の上に残ったまま。 確かに気持ち悪いけれど、それを唯一拭えそうだったナフキンも 翡翠の絹と一緒に持っていかれてしまった]
……ッ
[仕置き。気分のいい言葉ではない。 もう一人の召使が持ってきた鞭が、ごく簡単な鞭だったことだけが 今の自分にとっては唯一の救いのように思えた]
(+12) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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/* 実は催す系は 村で実際に出会うのは 初めてなんだぜ
味わってみないと駄目かどうかは解らないので NGにはしてなかった! けど、自分が出来るのか どうかっていうと わからな い 色々と 知識ないしなぁ …。
(-7) 2010/04/09(Fri) 01時半頃
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[ひくつく窄まりを擽られ、腹がひくりと動くと同時に栓が引き抜かれ それを引き金にどどっと滝のように汚物が下のブリキの盥へと垂れ落ちた]
…んっ―――。…はぁっ…はぁっ
[顔はこれ以上にない恥辱と苦痛からの開放感で桃に染まり 閉じられた目許から露が一粒零れた。 汚物に塗れた菊花はまだひくつかせて震えている]
(20) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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…… ……、 物わかりが良い わけじゃないさ。
[首を横に振って、グロリアをじっと見詰めた。 貴方次第と言う言葉が、鮮明に聴こえた気がした。 イアンは、口を開きかけて止まる。随分と間があってから、カラカラになった喉から、通りの良くハッキリとしゃべるイアンにしては、早口で低く掠れた声が発せられる。]
──俺次第。 与えられる 一度きりの機会が 今から待っている?
あんたを 抱いていいの か。
[歩みを止めて振り返ったグロリアと、枷をはずされたイアンの距離が縮まる。鉄球を付けない男の歩みは歩幅が大きい。急がなくとも、すぐに追いついた。]
(+13) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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そう? [言って、向かってくるイアンへと手を差し出した]
一度きりかどうか、それはわからないけど。 今から抱きたいのなら、さっきの部屋に鍵を掛けましょうか。
ええ、抱いていいのよ。 何をしても、何処に触れても。 貴方が好きなように、私を抱いて頂戴。
[身体が震える。恋情などとうに捨てた身で、「誰か」に抱かれるのを請うたのは久しぶりで。 扇子を閉じるとやはりそこには微笑がある]
(*9) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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[少女が汚した白い尻を拭き清める指はあくまでも優しく。 ついでに指先をするりと滑り込ませると内側をほぐすように刺激する。
裂かれた女陰よりも、コチラのほうがずっとマシと思えるようにやわらかく刺激を繰り返し、少女の声がまた甘さを増した頃、つるりと冷たいガラス製の注入器を挿入する。 じわりと粘膜へ染みていく薬液。]
こぼしては、なりませんよ? [腹の中がとぷりと揺れるほど満たして、道具を抜き取ると、 ルーカスに渡されたステッキをあてがい、震える窄まりへ押し当てる。 先程の栓よりもそれは、太く硬く長さがあるもの。 内壁に傷をつけぬような深さで、それを片手で支えてみせた。]
(21) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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修道女 ツェツィーリヤは、長老の孫 マーゴの背中をさすりながら、客席へと優雅に一礼した。*
2010/04/09(Fri) 02時頃
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反省の素振りがないね。
[くくっと喉で笑い、男は手にした鞭を青年の汚れた腹に向けた。 先端でついと白濁を掬うと、唇へ押し付ける。 木の冷たい質感は先刻の熱さを微塵も感じさせないが べたつく彼の身には行為の名残がそのまま残っている]
何発目で皮膚が裂けるかな。 おっと……その前に自分がしたことを思い出してもらわないとね。
[最中よりも愉しげに微笑むと、見計らったように召使が隣室から大きな映写機を運んでくる。絹のカーテンの上へ重ねるように深紅の天鵞絨が下りた。たちまちにサンルームの布に覆われた内側は薄暗くなってしまう。 扉側の壁、カメラの嵌め込まれた其処をスクリーン代わりに先刻の映像が映し出される。
壁に大きく写る青年は唇を噛み、男の前に屈みこんでいた]
(+14) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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/* 奴隷に抱かれたい、はないな。 抱きたい、もないな。
犯したい、はあるけど。
(-8) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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…ッ
[腹の上を木がなぞるのは、少しだけくすぐったかった。 そのせいで、また小さく体が震えて男の名残がまた一筋、肌の上に白を描いた。 白いそれが絨毯に沁み込むには幾らか時間がかかるようだったが、 その代わりとばかりに唇におしつけられたそれに眉が寄る]
『冗談じゃ──』
[ない。言おうとした言葉を遮るように室内が暗くなる。 映し出されるのは今いる部屋と同じ光景。 けれど、自分と男がしていることは大分違っていた。 思わず、顔をそむける]
(+15) 2010/04/09(Fri) 02時頃
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[開いた口に木製の鞭は突き刺さる。 とはいえ、喉奥まで咥えさせる気はなかったが。 舌の上に己の放った体液を擦りつけ、鞭は再び男の手をパシリと叩く]
だから冗談じゃないってば。 大抵同じ場所何十回と叩けば腫れるだけじゃなくて皮膚が裂けるよ。
[経験者は語るといった風。 顔を背けた青年の頬へ、男は鞭を振るった]
(+16) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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[差し出された手を何処か信じられないような心地で取る。イアンの厚い手のひらが、ほっそりとした婦人の指を包み込む。イアンの手は、その身体と同じく体温が上昇したまま。内側から熱を発していた。 扇子で隠されていた貌がすぐ側にあり、握った彼女の、陶器で出来ているかのごとくの指先にはひとの体温があった。]
何を しても?
[飲み込むものが無いカラカラの喉で、こみ上げる熱を嚥下しようとする。 まだ、物理的には彼女に手が届く(と言うよりも手を握っている)事に実感が持てないまま、微笑んだままの彼女の肢体が震えた事に気付く。 吸い寄せられるように腰を引寄せ、色付いた鎖骨にイアンは額を擦り寄せた。男がおんなを抱きしめる。それは男の身分が買われたばかりの奴隷である事を知らなければ──な光景。]
(+17) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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抱かせて ください。 抱かせてくれ。
俺が 此処に来てから。 ソレだけを考えるようになって行った事を あんたは──知っているはず だぜ。
[首を横に振り、グロリアの耳元に、感じている心の痛みごと熱情を捧げるように、掠れ声のまま囁いた。成熟した曲線を描く黒いドレスの腰に回した腕、強くつよく抱きしめた。]
(+18) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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───ッッ
[口の中へと割り込んでくる有機質。 舌の上に載せられた白。美味くもなんともない。 その不快感に眉が寄る。 妙に説得力を持ったその言葉すら腹立たしい。
けれど]
!
[背けることは許さないとばかりに振われた鞭が、頬に赤い筋を残す。 血は出てはいないけれど、それでもそのうち回数が重なれば 赤い涙が流れることは簡単に想像できた]
(+19) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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― 現在軸・客席 ―
っ…ぁ、……
[舞台の上には、道化の部屋でモニタ越しに見たものが並ぶ。 今はそこに”品物”が並べられて。 1度目の舞台とはまた趣向の違う、宴が始まっていた。
その中でも、視線は一点に留まる。 丸くなった漆黒は、私を助けて欲しいと願ってくれた彼を見詰めていた。]
…ひ、どい…… こんな…
[呟くと同時に、重さに耐え切れなくなった雫が漆黒から零れ落ちる。 主人は空いた手で私の髪を撫でて。 それが酷く不快で、燻り始めていた怒りを思い出させる。 顔は固定されたまま、視線だけを主人の方へと向けた。]
(+20) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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[頬を打つ小気味良い音が響く。 スクリーンからは水音が立てられ始めていた。 自ら男の前に跪いて男根を舐めしゃぶる様子が映し出されている]
目を逸らす事は許さないよ。 自分のした事だろう? ちゃんと見てないともっと強く打つよ。
[そうして次の一打は彼の背へ向けて撓らせる。 傷一つ無い其処に紅いラインを描こうと]
(+21) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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[指で優しく清められていくと同時に、内側を指先で探られて ぴくぴくと尻が震える。 顔は真っ赤に染まり、頬には涙の後が残る。その表情はきっちりビデオカメラに映っていた。]
……ぁっ……んんっ………やぁ…っ…
[またしても悲鳴とも嬌声ともつかない甘い声が口から零れ落ち。 冷たい注入器の感触でひやりと冷たい薬液を染み込ませられる。 じわじわと粘膜に染み込むそれは 少女を苦痛とも快楽とも言いがたい場所へと誘わせた。 とぷりとお腹が完全に満たされて、道具が抜き取られて、 震える窄まりには栓の代わりに 先ほどより大きな物―スティッキ―が押し込まれる。 男性器より硬いかも知れないその冷たい固い感触を 内側は易々と受け入れてしまい 背筋をひやりと撫でられてふるふると少女の身体は*震えた*]
(22) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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長老の孫 マーゴは、修道女 ツェツィーリヤに背筋を撫でられて幾度も身体を*震わせていた*
2010/04/09(Fri) 02時半頃
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…ひと でなし……!
彼 が、ねがって くれたと言っても それも どうせ貴方がそうするよう、し むけた、くせに
[抗議の声。 それは舞台の上から主人へ向けて一度投げた言葉でもある。 だが今この時は問いかけではなく、言い切る形で相手に投げた。
痛みは大分麻痺して来たが、無意識に舌は接触を避ける。 それでも、カチと偶に金と歯がぶつかって。 口の中にまた鉄錆の味が増した。**]
(+22) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 02時半頃
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──っ、…は…
[頬の次は背中。痛みに、体が仰け反る。 映るのは自分のひどい姿。聞こえてくるのは耳を塞ぎたくなるような水音。 ぺたりと坐りこんだ絨毯の上、軽く体を支えようと前に手をついた。 そうでもしないと、自分の手は視界も耳も塞いでしまいそうで。 唇を噛んで、ただ、その映像を見るしかなかった]
(+23) 2010/04/09(Fri) 02時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 02時半頃
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[壁には喉奥に男を突き立てられる青年の姿。 映像から聞こえるくぐもった悲鳴と、仰け反るようにして吐き出した吐息が混じる。 男は崩れるように座り込んだ彼の背を続けて二度強く打ちつけた]
俯くのは無しだよ。 顔をあげて、最後まで見ててくれないと駄目じゃないか。 [尻を向けろと命じられるまま、膝をつく青年の姿。 絨毯を爪が引っ掻いている様子を見つけて、男はまたピシャリと鞭を振るう]
ああ、爪まで立てたのかい? これじゃ汚れ落としても使えないじゃないか。
[青年の背には紅い筋が四つ、格子模様のように浮かぶ]
(+24) 2010/04/09(Fri) 03時頃
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― 回想軸・道化の部屋 ―
[褒める言葉と、細められた冷えた灰青。 そのアンバランスさにふるりと身が震える。]
―――きゃ、…!
[男は私の訴えを聞くと右足の枷の錘を抱え、椅子の肘掛の部分へとそれを乗せた。 そこまで長くは無い鎖。 地に足がついたままで居る事が出来ず、椅子の上に片足を上げる形になる。 じゃら、と咄嗟に鎖を鳴らしながら羽織った着長で露になりそうな肌を隠した。
そして勿論、それ程の長さがないなら。 暴れれば錘が床に落ちてしまうのは明白で。 それが何を意味するのかを悟れば、暴れる気は起きない。]
(+25) 2010/04/09(Fri) 03時頃
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[悔しさと恥ずかしさから目を逸らすようにして、地についていたもう片方の足も椅子の上へ乗せると、言われたままに脚を開いた。
着長の黒もやがて退いて。 その先に見えた白い肌には、黒い茂みが見て取れるだろう。]
…ん、ぅ?!
[口には大きなカプセルのようなものが押し込まれて。 舐めろと言われても、舌が痛んで巧くいかない。 長い間隔を空けて稀にカチリと鳴る音を、男は咎めたか否か。]
ふ…、……?
[やがて男はその場へと跪く。]
(+26) 2010/04/09(Fri) 03時頃
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ひ――――〜〜…ぁ、ッ!
[顔が開かれた脚の付け根へと寄って、そこで漸く男が 何故跪いたのかを察したのだった。**]
(+27) 2010/04/09(Fri) 03時頃
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『…ちゃん、と、見ている』
[痛い。それだけはいま素直に訴えられる言葉。 馬に乗る時には自分も同じように鞭を振るった事があるけれど、 ここまで痛いものだったなんて、と思う。 俯くことさえも許されず、ただ痛みに耐えるしかない。
また一つ、背中に走るのは痛み。 爪を立てた、と言われて、そう言えば何度か爪で糸を切ったのを 今更のように思いだした。 自分の酷いあられもない姿を映し出す映像は、まだ続いている]
(+28) 2010/04/09(Fri) 03時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 03時頃
琴弾き 志乃は、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 03時頃
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……中々イイ顔して映ってるね。 見える? 俺のがナカに入ってく瞬間。
[男は打つ手を止め、自身がつけた紅い筋を先端でなぞる。 触れれば恐らく熱を持っているだろうが、木製の鞭では体温まではわからない。 壁に映っている青年は息も吐き出せぬ有様で、 自らが勃たせた男根をずぶずぶと飲み込んでいた]
ああ、ほら其処も 爪立てた所為で糸が出てきてるじゃないか。
[パシンと乾いた音。 五つ目のラインは背筋に沿って真っ直ぐに]
(+29) 2010/04/09(Fri) 03時頃
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っ───ぁ
[背中が熱い。 その熱を持った場所を嬲るみたいになぞる木肌の冷たさが 微かに肌を泡立たせて表情をゆがませる。 壁に映る光景は、まるで出来の悪いアダルトビデオだった。 でも、壁面に映っている自分は、もっと最悪だと思った。
また一つ、振われて背中に傷がつく。 痛みに上がりかけた声を飲みこんで、ただ前を見据える]
(+30) 2010/04/09(Fri) 03時半頃
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よく見ておくといい。 アレはおまえ自身なんだからね?
[くく、と低く哂うと男は青年の隣へしゃがみ、顔を覗き込む。 声を呑んだ彼の顔は真っ直ぐ前を向いていて 其処では既に蕩けた表情の彼が涙を浮かべながら嬌声を上げていた]
それで、ねえ。 服を汚しただけじゃなくて、随分ボロボロにしてくれたみたいじゃないか。 ちゃんと反省してるかい?
[鞭の先で顎を持ち上げるようになぞる]
(+31) 2010/04/09(Fri) 03時半頃
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……ッ
[傍らに気配がとどまるのを感じた。けれど、あくまで視線は壁面へと向ける。 男のほうを見たくなかったのと、見ればまた視線をそむけるなと言われそうだった。 水音も、とても自分のものだなんて思いたくない自分の声も、 総てが壁面へと映し出されていた。 どこか冷めた視線で自分の酷い姿を眺めながら、 顎を持ち上げる些細な力には逆らわない]
『…自分に傷をつけるのも駄目、絨毯も駄目、服を汚すのも駄目。 それなら、俺は何をすればいい』
[反省と言えば、それは反省だろう。 正確には反省と言うよりも、二の轍を踏まないための 確認と言うほうが正しいかもしれないが]
(+32) 2010/04/09(Fri) 03時半頃
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[男は画面から視線を逸らさない青年を一瞥し映像へと目線を流した。 徐々に壁に映る青年は惚けた表情になり、やがて自らを慰めようとして諌められる]
ほら、子供みたいな駄々をこねてる。 ……薬も何も使ってないのにアレかい?
[愉しそうに笑い、ちらと青年を見遣る。 いやらしい水音は画像から。 鞭打った背はじわじわと痛みを伝えているだろう。 鞭を手に立ち上がり、背後に立つ。 もう一度打たれるとでも思っただろうか その切っ先は紅く腫れて敏感になった皮膚を強く引っ掻いた]
御前は御前の意思では何も出来ないんだよ。 自覚するんだね、自分の立場を。 粗相をしたらまず謝るんだ。
(+33) 2010/04/09(Fri) 04時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2010/04/09(Fri) 04時頃
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[引き寄せられ、その腕の中に簡単に納まった]
ええ、いいわ。 約束したから、というわけじゃないけど。 ……そんなに求められるなんて、思わなかったわ [擦り寄る頭を腕の中に抱く。囁かれる声。抱く腕の力。 髪の毛に指を絡め、梳いて]
私を連れてってくださる? あのベッドまで。
[息のかかる距離で、囁いた]
(*10) 2010/04/09(Fri) 04時頃
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[映像の中の自分は、言われる通りに子供のようだった。 実際十代後半を大人と取るか子供と取るかにもよるが、 まるで幼い子供みたいな姿でそこにいる。 背中の痛みに加えて、腹が立つほど精神的な拷問。
男の気配が傍らから消えたので、また鞭を振われるのだろうかと そんな風に思ったが]
────ッッ!!
[声にもならない。 痛みは全身を貫いて、ただ拳を握ってやり過ごすのが精一杯だった。 流石に視線は壁面から逸れたし、乱れた息で肩が上下して]
(+34) 2010/04/09(Fri) 04時頃
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