199 Halloween † rose
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─ 深夜のホテルへ ─
[煉瓦塀や街頭、ベランダに飛び乗って、グレッグの泊まる部屋の窓に飛び込むことなど、黒翼を持つ黒猫にとっては容易いこと。
到着早々、自慢げに翼を大きく羽ばたかせ、その夜は黒猫のままでグレッグのベッドに潜り込んだ。]
なーグレッグ、寝るまで何かお喋りしよう。
おれ、おまえの……住ん、でる街の……… …………───ス〜……
[お喋りしよう、なんて言っておきながら。 潜り込んだベッドの中は、時計塔より、屋根の上より、ずっと柔らかくて温かく、ひとつめの質問も終えないうちに、瞼がくっつき、声は忽ち寝息へと変わっていた。*]
(21) 2014/10/26(Sun) 16時半頃
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─ そして4度目の朝 ─
…………ぅ にゃ。
[柱時計の音とグレッグの身動ぎで目を覚ますと、ベッドに横たわったまま、ぽんと人間の姿になった。]
おはよ、グレッグ。 ……ハッピーハロウィン♪
[窓の外から「Trick or Treat」の声が聞こえる。 今日もやっぱりハロウィンだ。
安堵と、ちょっとの悪戯心で、笑いながら、グレッグの頬にキスをひとつ落とそうとした**]
(22) 2014/10/26(Sun) 16時半頃
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[初めてのダンスパーティーの喧騒に、僕は一人、取り残される。
顔見知りでも居たならば、恋人と一緒なんだとからかいの視線でも……相手が気付かないとしても、向けてみるのも良かっただろう。 そんなこともなく。
結局は、街をいくらか歩いてみたところで、自分と似たような状況になっている誰かを見つけることは出来なかった。
繰り返されるハロウィンは、ひとつ前、ふたつ前に出来なかったことを叶えてくれた。
こうして、ダンスパーティーに来ることも。 キリシマさんを探せたことも。]
(+5) 2014/10/26(Sun) 16時半頃
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[出来ないことも、増える。 シーシャさんやドナルドさんへと会えなくなること。 ロチョウさんへ、今度こそ直接お菓子を渡せたら。
……これらは、今の姿では無理なことでもあるけれど。]
『他に、いないのかなあ。』
[僕の呟きは、くるりとターンした誰かの靴が立てる音よりも、小さいものだったし、]
『…誰にも聞こえない、か。』
[それを再確認するようなものだった。]
(+6) 2014/10/26(Sun) 16時半頃
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[幽霊モドキに休息が必要かどうかは謎だったけれど、僕はホテルに戻る。
暇なら遊びに行くかも、なんて言ってみた部屋番号を思い出し、ノックできなかったドアを幽霊のごとくすり抜けて、小声で『ごめんください』、と言ってみた。
部屋の主は就寝中で、それもどうにも、一人ではない様子だったので……
僕は彼を、彼らを起こさないように、すぐに引き返したのだった。>>@11]
(+7) 2014/10/26(Sun) 17時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2014/10/26(Sun) 17時頃
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というかあけのしんくん結構時間キープできてたぽい 墓落ちもったいなかったかもなー
関係ないが昨日の投票デフォもドナルドだったおれ
(-9) 2014/10/26(Sun) 17時頃
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/* 華月斎伝言、ありがとう! だが狼が俺を食べようとしたら遠慮なくキリシマを差し出す(キリッ
(-10) 2014/10/26(Sun) 17時半頃
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― またハロウィンの朝 ―
[夢は見なかった。代わりに、嗜好品でしかない眠りはやけに穏やかで それから]
……?
[片目を開け窺ってみれば部屋の中。手の中にはなぜか林檎。 抱えていたものの正体もすぐに解った。
昨夜の状態でそのままリセットを掛けられて、結果こうなったのだろう。 >>@11よく眠っているのを見ると起こしてはいけないような気がして体勢を変えずに眺めた]
(23) 2014/10/26(Sun) 18時頃
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何つーか、 調子狂うぜ。
[胸中に呼び名のわからないものが幾つか転がっている。 悪魔が隣にいる人間とは思えないこの寝顔をあと少し眺めたら、今日はあの婆のところへ言って鐘について尋ねてみよう
それと、もし店が見つかったら―― あの砂糖菓子を今度は自分が相手に買ってやるのもいいかも知れない。 そんなとりとめない仮のスケジュールを立てる内に目安にした位置まで時計の針が移動したので]
とっとと起きろ。 ”今日”はまだ菓子貰ってねぇからイタズラすんぞ?
[このままを望む気持ちを見ないふりで、手近な位置にある耳へ軽く牙を立てた。]
(24) 2014/10/26(Sun) 18時頃
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/* 悪魔だから愛情ルートいっても精々プラトニックで!って必死に思ってたのにイタズラとか言ったらアカン…… という葛藤の末結局シーシャの行動選択肢が大してなくて言っちゃってる/(^o^)\ いいんです華月斎が悪いんです
あと、今朝起きてたのに驚いたw 寝落ちていいのよ……無理せんでね……
(-11) 2014/10/26(Sun) 18時半頃
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[二度目の眠りは、特に夢は見なかった。心地良さだけを貪るような、穏やかなまどろみの中で。 ふいに、声が聞こえて、意識がゆるやかに浮上する]
んー……、
[あと五分、なんて言いかけて。耳に、何か尖ったものを押し当てられた感覚>>24]
んぅ、
[ぞくりと肌が熱く震えて、眉を寄せて小さく唸る。耳元から広がる熱。 ぱちぱちと瞬きをして、ゆっくりと目を開き]
しーしゃ?
[まだぼんやりとした顔で、シーシャの顔を見上げてその頬をぺちぺちと撫でた]
(@12) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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/*
によによされてたwwwwwwwwはずかちいwwwwwww(*ノノ)
(-12) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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/*
シーシャの一発言ごとに悶え転がってて俺はもうアカン。
好きだこのやろう。
(-13) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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/* えっ、これはイタズラ希望ってこと?() ダメよぉ〜ダメダメ!! チューもできないんじゃないかって考えてるくらいなのよぉ!?堕落させちゃうんじゃないかって懸念して!! ヘタレ属性は今回はそういう形にして搭載してあるのよぉ!!
(-14) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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/*
耳カプとかさ、ダンスの時の首筋に牙立てる真似とかさ、 要所要所で色気爆発するのズルい。ズルい。
(-15) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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/* しかし本気で悩むな……うーむ、うーむ…… 魂が穢れちゃうんじゃないかってことで口チューと、本格的なエロがシーシャ的に禁忌(合意ありで強く出られれば解禁)という元設定を踏まえつつ……踏まえつつ!! どうすんべな!!ちくしょうエロいイタズラして一泡ふかせてやりたいちくしょう
(-16) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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おう、あのままループしたからセットで転送されたらしい。 随分大雑把な……
[>>@12起きた。 と思ったが起きていなかった。 寝呆け眼を見下ろし、頬を撫でる手に誘われるまま鼻先が触れる距離まで顔を寄せて――]
(25) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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起ーきーろっつってんだよ!!
[額をそれなりの勢いでぶつけた。]
オレはあの柱のイニシャル、一応アテがあるから当たってみる。 幽霊モドキにもリセットが掛かって人間に戻ってるかも知れねぇぞ。
そろそろ何とかして”ジャック”になんのを回避しねぇと……まだ人間でいたいだろ?
[ベッドから身を起こし、ずらずらと仮の予定を並べる。 まさか幽霊モドキな存在へ移行したものが更に増えているとは夢にも思わずに]
(26) 2014/10/26(Sun) 19時頃
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/* 安定の甘さ控えめ!お預け仕様!! そしてまだ人間でいたいだろ?っていう確認をさりげなく?織り交ぜますよええ
(-17) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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—— 3回めのハロウィンの夜に ——
[結晶を生み出す二つの緋色が、大きく近づく>>3:340。 触れたままの手が僅か、震えた。 ますます息苦しく、左の瞼は熱い。それは込み上げる思いを言葉にしても、とめどなく胸を打ち]
参った、 ……熱いな、
[熱に浮かされたように、ふわふわとした高揚感。 顔を寄せれば吐息は重なり、うるさい程の心音がニコラエに伝わってしまう。 同時に、彼からも感じる鼓動が、更に男を追いつめる。 行き場が無い程に、もっと彼を知りたいと。]
(+8) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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[耳をくすぐる、彼の声。自らの名前とその想いを、目を細めて頷いた。 言葉にならぬ唇の囁き>>3:341に、頬に添えたままの手はゆっくりと首へ、項へ。なぞるように背中へと流して、さらに距離を縮めようと引き寄せる。]
いくらでも、教えてやるさ。 ……忘れられないように。
[男の唇は、熱を帯びてその冷たさに触れる。 ゆっくりと解け合うように、目を伏せた。 ヴァンパイアの体温は、こんなに低いのだろうか。 もし彼に血を啜られる>>3:336のなら、この冷たさの中に少しでも温かさを残すことができるのなら、——それもいいかと、考える自らもいて。]
……、ニコラエ、
[ただ、今は。 願わくば、彼の涙さえも自らの熱で消えてしまいますように。 一度唇を離しても名前を呼んでもう一度、そんな願いをも込めて口付けた*]
(+9) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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[——しばらくの後、今度こそダイニングテーブルにニコラエを落ち着かせることは叶ったか。 熱に浮かされたような高揚感を保ったまま、精一杯の持てなしをする。 ニコラエが持ってきてくれたビールとトマトジュースで、作り慣れてしまったレッド・アイを冷えたタンブラーグラスで振る舞い、また自らも味わった。
グラスで頬を冷やしながらニコラエを見つめ小さく笑う。 天井からさげられたランプの明かりが、揺らめいた。]
妙な、感じだ。 ハロウィンが繰り返さなきゃ、こうして話すこともなかったかもしれねぇな。
[吐き出す息もやはり、熱さは消えず。 グラスを頬から左の目元へとずらすと、熱さの原点がそこに集中しているような気がする。 これが、薬の副作用だろうか。 だが男はそれを隠したまま、さらに言葉を続ける。 徐々に緩慢に、途切れがちになりながらも。]
(+10) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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なあ、ニコラエ、 お前も、…… そう、 [思わないか? と。 最後までその問いは告げられず、ゆっくりとテーブルの上に突っ伏した。 それは、酔いつぶれたかのように見えたかもしれない。 しかしその真実は。
椅子の隙間から、床に向かって垂れたやや太めの長いもの。 茶色と白の縞模様でふさふさとした毛並みのそれは、むりやり押し出されたかのように、腰元から飛び出していた。 それがレッサーパンダの尻尾だということは、眠る男はいつ気がつくだろう**]
(+11) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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ぁいたっっ!!
[ゴーン、と響く鈍い衝撃。まどろみの余韻が一撃で吹っ飛んだ。 額を手で押さえつつ、シーシャが並べる予定に頷く]
あぁ、そうね、明之進さんが戻ってるかどうか、確かめなきゃ。 当然よ、お客に視えない手妻師なんてなんの意味もありゃしない。
[もそもそとベッドの中で半身を起こす]
アタシは先に明之進さんを探すわ。朝のうちならまだ部屋にいるかもしれないし。そのイニシャルも気になるけど……。
[明之進のことだけでなく、他にも同じような“ジャック”がいないか気にかかる。言葉にすると本当になりそうで、今は口にしないけれど]
とりあえず、後で合流って感じでどうかしら
(@13) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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/* ほんとにしっぽはえた
(-18) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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/*
ドナルドwwwwどうしてそうなったwwwwwwww>レッサーパンダ
(-19) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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/* 一緒に行きたい気持ちはバリバリだけど、 拘束しすぎている気もして一旦別行動提案。
なのに合流約束しちゃうぜべいべー。
(-20) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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/* ていうかほんまなんでレッサーパンダwwwwwwww これは2人を見つけねばwwwwwwwww
(-21) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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三元道士 露蝶は、メモを貼った。
2014/10/26(Sun) 19時半頃
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[ベッドに入ってすぐに眠った黒猫は、 ようやく目覚めて人の形を取り戻した様子。
昨夜は悪戯な猫の自由さに肝を冷やした…りはせず、 笑いを堪えるが大変だった。 宿の主人の堅苦しい顔の向こうで猫が跳ねた時なんて ちょっとばかり噴き出してしまったものだ。
そんな昨晩を思い出し緩めた頬に、 柔らかな唇の感触を受けて笑む。>>22]
おはよう。よく眠れたかい? 今日も、まだ一緒に遊べるな。
[つい今し方まで猫そのものだったクシャミだから、 キスを返す先に唇を選んでしまった。 故郷で仲が良い猫はよく口を舐めてくるから。]
(27) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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/* あっwwwそうかwwwwww薬の副作用wwwwwwwwww
(-22) 2014/10/26(Sun) 19時半頃
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