168 LOVEorDEATH2〜死者は愛を知りたいようです
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[と、そこでまたドアベルの音。 おや、影木さんだ。この時間に来るのは初めてだ。珍しいな。]
はーい、ブレンドひとつと焼き菓子詰め合わせボックス5つですね。 …ところで、うちに裏メニューがあるのはご存知でしょうか。
[注文を聞きながら、さりげなく聞いてみる。 何かに気付くならそれでよし、だめなら前に出したのと同じ形のねりきりを出してみるか。**]
(+21) 2014/03/23(Sun) 09時頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 09時頃
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[ここのパティシエさんはよくカウンターの向こうで顔を見るけど 直接話したことはあんまりない。 モーニングは初めてだから尚更。
たまたまの今日、「裏メニュー」と言われても首をかしげて]
?いや?知らないですけど俺今腹いっぱいなんで…
[当然洋菓子店の裏メニューといえば洋菓子だろう。 そんな思い込みと、朝はそんなに食べない方だ*]
(+22) 2014/03/23(Sun) 09時頃
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すまない、今ここで記憶を取り戻す予定はまだないのでした。
(-9) 2014/03/23(Sun) 09時頃
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あ、やっぱりご存知ありませんでしたか。
[なるほどこれは他にも諸々忘れてるかもなと思いつつ、おれはさらに突っ込んだ話をする。]
この時間のお客さんはちょくちょく頼まれるんですけど、親父が和菓子作ってまして。 お嫌いでなければ、試しにねりきり辺りはいかがでしょう。 まあ、ねりきりなら珈琲よりはほうじ茶がおすすめですけどね。
[そういえば、田端さんは今どうしてるだろう。 そもそも誰かと待ち合わせかな?
ちらりと、田端さんの席を見た。**]
(+23) 2014/03/23(Sun) 11時半頃
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截拳道 カイルは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 11時半頃
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[揺すられた本田がうっすら目を開けた。立てるか問えばゆっくりと頷く。 立ち上がる彼女の足元が若干覚束ないのが心配で、ふらつく身体を支えられるようにとほんのちょっとだけ背中の辺りに腕を回した。
そうだ、ここに来るまでこんな風に服越しでなら他人に触れていられる事すら忘れていた。パーカーのフードを被っていれば剥き出しの首に触れられる心配もない。
もっとも、服越しに伝わる体温に別の意味で緊張してはいたけれど。]
直ぐそこだけど、部屋まで一緒にいくから。
[言って、本田のペースに合わせて歩き出した。]
(9) 2014/03/23(Sun) 12時頃
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[常より少しゆっくりと進む。 隣の本田を気遣いつつも、思考は先ほどまで付けっ放しのTVから流れていたニュースを反芻していた。 それは、ここに来て始めて目にした、自分の事故についてで。
シーサーの部屋を立ち去るときに、あの小さな獣の姿をした何かが言った事を思い出す。>>223 胃が掴まれたように重くなり、息が詰まりそう。思わず顔を顰める。あの時ばかりは流石にあの愛らしい姿のかみさまが悪魔の化身か何かに見えた。]
…バタフライエフェクト。
[呟いた声は本田には届かなかっただろう。ちょうど彼女の部屋の扉の前で、ノブに手をかけたところ。 これで一先ず本田が風邪を引くことは回避出来たようで、少し安堵する。
お休み、そう声を掛けようとしたところで、]
(10) 2014/03/23(Sun) 13時頃
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『入らないの?』
[至極不思議そうに、当たり前のように、目の前の少女が言った。]
(え。…ええぇえ!?)
[え、入っていいの?むしろ入るのが普通な事態なの?俺なんか変な事してるんだろうか、いやでもしかしだな。の後に思考停止。
見詰めたまま固まっていたら、本田は再度入室を促しただろうか。 どちらにせよ、二人分の足音はいずれ彼女の部屋に消えて行った。]
(11) 2014/03/23(Sun) 13時頃
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え、注文してないですけど…いいんですか?
[追加で出てきたアップルパイに目をぱちくり。サービスですから、と、あどけなさの残る顔で告げる少年の笑顔が眩しい。なんだただの天使か。]
ありがとう。 コレ好き。大好き。いただきます。
[キッチンからは焼き菓子の焼けるいい匂い。帰りにおやつ、買っていこうかな。]
(+24) 2014/03/23(Sun) 14時頃
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[まずはモーニングの白いプレートに手を付ける。こんがりトースト、カラフルなサラダ、小さなオムレツ。ありがちなメニューは、どれも丁寧に作られているのが見てとれる。久しぶりにきちんと食べる朝ごはんは美味しくて、生き返るようだ。]
…このコスパなら通ってもいいかも。 あ、サラダのドレッシング美味しい。
[朝のメニューを眺めながらもぐもぐ。普段の食生活、少しは見直すべきだろうか。]
(+25) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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[からん、新しいお客さんの来訪を告げる音色。食べる手をとめ、視線だけちらりと向ける。入ってきたのはすらりとした男の人。ちりり、胸が痛む。]
………?
[涼やかな顔立ちのイケメンさんは、どこかでみたことあるような。]
(+26) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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[ふいに、胸がざわざわする。すごく、大事なことを忘れてるような気がする。忘れちゃいけない大事な何か。]
(そういえば…。 あたし、誰かと何か、約束してなかったっけ。)
[不安になって仕事用の手帳をぺらりと捲る。携帯のメッセージとカレンダーをチェックする。けど、答えはどこにも記されてはいない。 >>+19 ちらり、こちらに向いた蒼い視線には気づかない。]
(+27) 2014/03/23(Sun) 14時半頃
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水商売 タバサは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 14時半頃
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[考えれば考える程、思い出そうともがけばもがく程、答えは遠のいていくようで。治まってくれない胸のざわめきに、眉を潜める。
珈琲を口につけ、ため息をひとつ。 デザートのアップルパイに手を伸ばして、口に運ぶ。
さくりとしたパイ生地、煮詰めた林檎の爽やかな酸味にシナモンがふわり。少し溶けかけたバニラアイスの甘さに…
…手にしたフォークがお皿の上に落ちた。]
(+28) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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-朝- [溶けていた意識が浮上する。 隣に白石はいただろうか。
体を起こして、頭に痛みが走った。 二日酔いだろうか。頭の芯が鈍い痛みを持っている。]
――…あー……
[目が覚めて昨日の体たらくを思い出せば、情けなさで頭を抱え込んだ。]
(12) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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[カラリ、店内に響く金属音。]
(…あたし、これ食べたことある。)
[注文してないアップルパイ。青い扉の向こうに消えてく背中。頭に叩き込んだほうじ茶の淹れ方。お盆には草餅ふたつと湯呑みがふたつ。
少しずつ、少しずつ、浮かび上がっていく記憶の輪郭。 ちくちくとした胸の痛みが蘇る。]
(…違う、思い出したいのはそこじゃなくて。)
[でも、その痛みを手放してしまったら思い出せなくなりそうで。 口元を押さえ、必死に記憶の糸を手繰る。]
(+29) 2014/03/23(Sun) 15時頃
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―朝・リビング―
[目を覚まし、部屋を出る。]
(話した時の表情から察していたけど…)
[田端の部屋が、消えていた。 影木の部屋も共に。]
[青い扉は、沈黙を守ったままだ。 だが、二人はその中に消えたのだろう。 扉がなくなったということは、そういうことだ。]
(13) 2014/03/23(Sun) 16時頃
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[冷蔵庫から適当な食材を取り出して朝食を作ろうとし、真墨はその手を止める。 パンパン、と手を叩くと、執事さながらに気配もなく天使さいとうが姿を現した。]
…朝食を、全員分用意して。 トースト数枚、ご飯数杯。 コーヒーと…牛乳も。 ああ、トーストにはジャムもつけてね。
[どこからともなく注文の品を運んで来て、リビングのテーブルへと配置する天使。 そのうちの一つを、パンかご飯かに手をつけていると、やがてほかの住人が食事へと参加しただろう。 そして、真墨が用意したのかと問われればケロリとした表情で、]
…ボクには作れませんよ。 さいとうさんに用意してもらいました。 ……何か問題でも?
[そんな風に答えただろう。 もしかしたら、何人かは手を止めたかもしれない。 出所の知れないものを食わされている不気味さから。]
(14) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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『ここ』では何も変わらないでしょう? ここでは、甲斐田さんが食事を作ろうと、さいとうさんが食事を出そうと。 本田さんがコーヒーを入れようと、カミサマさんがコーヒーを出そうと。 そこには『食事』『コーヒー』という結果だけが出てくるだけじゃないですか。
[それは、真墨の視点であり、感傷や人の心を一切無視した視点である。 それを―――真墨は分からない。 その場の人物の目にはどう映っただろうか。]
何が―――違うんですか?
(15) 2014/03/23(Sun) 16時半頃
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/* >>+18 キュアムーンライト 想像したらハマりすぎてこまった。
あ、プリキュア10周年おめでとうございます。
明日のナージャとはなんだったのか…好きなんだけど、売れないのもお子達に受けないのもわからなくもなし。
(-10) 2014/03/23(Sun) 17時半頃
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受付 アイリスは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 17時半頃
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[もちろん、モーニングでも手は抜かない。 サラダの材料となる野菜も、オムレツの材料である卵も。 トーストは近所の老舗パン屋さん『南風』から仕入れたもので。 ドレッシングは自家製。試作品沢山作ったっけ。]
ありがとうございます。そう言われると作りがいがありますね。 焼き菓子の詰め合わせは、クッキー4種とマドレーヌが入っていてお得ですよ。
[そしてさりげなく焼き菓子の詰め合わせをおすすめしてみる。 買っていってくれたらうれしいなあ。]
(+30) 2014/03/23(Sun) 17時半頃
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…どなたかと、待ち合わせでしょうか。
[田端さんはスケジュール帳や携帯電話をチェックしているけれど、見つからないようで。
そういえば、田端さんは誰と一緒に戻ってきたのだろう。 影木さんに対しても同じ疑問がある。
何だか不思議なタイミングでやってきたふたり。 …正直、気になる。]
オフ会、とかそういうあれでしょうか? 待ち合わせの方と、何か合言葉を決めていたりは?
[ぱっと見、他人同士みたいな振舞いなものだから判断が付かない。 ただの偶然?それとも…。]
(+31) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[もしかしたら、『出現』する類の食事を口にするのが嫌いな人はその朝食を食べなかったかもしれない。 それでも真墨は気にすることなく食事を終え、自室へと戻る。]
…ごちそうさまでした。
[引きとめられれば、自室へと戻る前にその人物と会話をしただろう。**]
(16) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[どんな答えが返ろうとも、アップルパイを食べるところは邪魔しない。
からりと、手にしていたフォークが落ちた。]
どうされました? アップルパイに添えていたアイス、溶けすぎてました?
[適当なことを言いながら、様子を見る。 さて、彼女は何を思い出すのだろうか。]
(+32) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[話変わって、数時間後のこと。 おれは莉乃ちゃんへの差し入れを準備していた。]
ケーキよし、紅茶よし。
[あともうひとつ、準備したいものがあるけれど。 …数が揃うかどうか、不安だ。]
(+33) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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…行くか。
[差し入れを積み、厳重に固定して。 配達用の軽トラックを走らせた先は…。**]
(+34) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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/* 先に白石と絡んでおこうと思うけど すっすんどげんしたらよかと?
(-11) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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[どのぐらいそうしていたかは分からない。 いや、既にどれだけ時間が経っていたとしてももうどうでもよかったのかもしれない。 第二の死を座して待つ――ただ、それだけなのだから。
この空間でも、朝になったかどうかは何故か判るようになっている。再現された部屋は、朝日まで再現しているらしい。 だがその朝日を浴びてなお、身体を動かす気にならない。 食べなくても死なない。それはつまり、腹も減らないのだ]
(17) 2014/03/23(Sun) 18時頃
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へえ、焼き菓子も美味しそう。 それじゃ、サービスしてもらったことだし、帰りにひとつお願いします。
[>>+30 食事の邪魔にならないタイミングで、さりげなく焼き菓子の詰め合わせを勧めてくる店員さん。若いのにしっかりしてるなぁ、なんて。テキパキ仕事に励む姿を、ニコニコ眺めながら珈琲をひとくち啜る。]
(+35) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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(待ち合わせ…そうだ。待ち合わせ、してた。)
うん…確か…その筈なんですけど…。 ちょっと思い出せなくて。
(…でも、誰と?どこで?)
[>>+31 店員さんにオフ会?と問われ、ちょっとドキリとしたけれど、首を振る。違う。寝る前に、しばらく忙しいから遊べないかもという謝罪に添えて、"一度会ってみない?"、と。あの子にメールは送ったものの、返事はまだなかったから。]
(+36) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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…ううん。
[>>+32 記憶の中より、少しアイスが溶けているのは、食べ始めるのに時間がかかっただけで。頬の緩む贅沢な味は記憶のそのままで。]
美味しいよ、癒される。 ありがと、"甲斐田くん"
[ところどころ、まだぼんやりとしているけれど。目の前の店員さんの浮かべた表情は、記憶とぴったり重なった。 …でも、思い出したいのは彼じゃない。一番だいじな何かが、まだ欠けている。どこに行って、どうやって、誰と一緒に帰って来たんだっけ。思い出そうとして目を閉じる。**]
(+37) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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/* 一緒に出される⇒先にモーニング食べる…で、時間経過してたから、記憶の中よりアイスが溶けているというあれそれ。
食べ終えた頃に持って来てほしかっt(贅沢な
(-12) 2014/03/23(Sun) 18時半頃
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