162 絶望と後悔と懺悔と
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イアンは、徐々に減っていく吸血鬼>>31を見て、次の激戦区はどこだと気を揉んでいる。**
2014/02/12(Wed) 01時頃
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帰るぞ。
[命じる声は短いものだが、僅かに昂揚が混じっている事を 気付く者はいただろうか。 このまま再会の延長を区切りなく続けさせるつもりは無かった。 余計な流れが生まれ、それに飲み込まれる前に。 一旦引き離し、互いに考える時間を与えた上で。 彼らがどう動くか、それを愉しみに、退く事を命じたのだ。
いかに愉しんでいるのか。 その証拠は城に戻った後に告げる言葉で判るだろう]
(*2) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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……サミュエル、
[彼は、彼らはどんな明の声にどんな反応を示しただろうか。 周を、サミュエルへと視線をやれば、自分へはどんな反応が返ってきただろうか。
どんな反応にしろ、少しだけ口元を持ち上げてサミュエルが対峙していた吸血鬼へと近づいた。*]
(40) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[刃の鳴る音が切り裂くのは空気だけではない。 散らすのは火花だけではない。
九昆の、押された力を流して身を屈め、小太刀の柄尻を腹に打ち込まんとする。 それでサミュエルの体が離れても。]
……ふたりとも、ここで 死ねば、い………イ
[金の上から紅を乗せた、紅鬱金が眸に混じる。 邪魔になる雌雄の刃は腰のベルトに差し。
横にした小太刀の刃を撫でるようにして構え直す。]
(41) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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……そうなる前にあたしを?
面白い冗談だわ。
[もう一度、絢矢を足蹴にして。 止めを刺すか、それとも連れて行くかと言う所で始祖の指令を聞いた>>26]
残念ね、お父様が今日はもう終わりにしましょうと言っているわ。
[そう言って彼女を嬲るのを止める。 彼女の耳にこちらの言葉はまだ届いているだろうか。]
もしも、あたしと遊びたかったら神宿にいらっしゃい。
一人で来るなら、適当な家畜に言えばあたしに伝わるようにしておくわ。
(42) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[真弓>>3へと、ゆると首を振る。 その可能性はあると、知っていたかもしれない。
ただ、自分は聞かなかった。 甘いと評された自分に告げたところで、無駄と判断されたのか。 それとも聞こうとしなかっただけかもしれない。 自分のことだが、それはわからない。無意識のことだからだ。
無意識に、その可能性を排除して、考えずに。 ただ、助けることだけを考えて。考えて。]
(43) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[今度は、返ってきた。 肯定>>13。
俯き、唇を噛み締めたまま。 何かに耐えるように。]
……いるよ。皆、いる。 チビたちも、手伝ってくれてる。
[聞いてどうする心算だと。 殺しに行くのかと、口から零れかけて首を振った。
変わりに素直に答える。 助かって、部隊員にならずとも雑用を手伝っている子らもいると。]
(44) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[次第に遠くなる意識の中 眷属に──という少女の言葉を聞くと 絢矢は歯を食いしばり、首を横に振った。
日本刀が揮われるなら、抵抗もなく斬り伏せられるだろう。
けれど──、 鬼がその言葉を実行しようとするなら、 その前に、小太刀で己の喉を掻き切るつもり──。]
(45) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* >>*1 こわい */
(-13) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/02/12(Wed) 01時頃
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ふふ、眷族の話はまた今度。 それじゃあ、またね。
[まるで遊びを終えたかのような挨拶だった。
そして、漆黒の少女は闇に消えるように。 その場を去って行った。]
(46) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* なるほどなんだよ! 撤退ってそういうことなー!
まぁ、安吾は状況知らんから…許せ…w PLとしては残念なロルを回しましたwww 焦っててごめんwww
(-14) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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よく頑張った。見事な働きだ。
[城に戻れば彼らをまず労い、落ちた直円の事も口にするだろう。 落したのは憎い守護部隊とだけ告げて。 誰とは言わず眷属達を見渡し]
直円の事は残念だった。 お前達には彼の仇を討つ権利がある。
[暗に仕留めろと瞳を輝かせ]
(*3) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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い、け。 みんなを、たの、む――。
[黒衣の裾から手を離し、逃げろとサミュエルに再度促す。 そして、倒れたまま顔だけをあげ]
おれを、ころ、せ。 け、ど おれだけに、……しろ。 [零瑠の紅に彩られた金色の双眸を見上げ、呻いた]
(47) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[撃ち込むべき身は、先に離れていく。
サミュエルを見返す零瑠の、微笑みに混じる色は何色か。 咆哮が煩わしい。
邪魔をするなと叫ぶために開く口は、振るわれた九節により閉じざるを得ず。]
(48) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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神……宿…──、
[離れゆく気配に、 疲弊しきった躰から力が抜けた。
それでも──意識だけは手放すまいと]
直、おに、ちゃ──
連れて、く
[血が滲むほど強く、己の手の甲を噛んだ。]
(49) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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なんだ、帰るのか。 せっかく再開出来たというのに。
[>>31戦況は吸血鬼有利に傾いているのにもかかわらず、 撤退を告げる始祖に蔑むような表情を浮かべる。 餌でもなくただ、殺すために遊びに来ていると言われた そんな気がしたから]
覚えておけ、始祖よ。 お前を屠るのはこの私だ。
(たとえ刺し違えても、だ)
[ここで吸血鬼が撤退したとしても、 満足に戦力も補充出来ず隊長も落ちている。 ただ無駄に生きながらえるだけにも近い気がして]
(50) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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お前達を一人前の吸血鬼と認めよう。 城の出入りの自由を与える。
[許可も同行も不要の自由を与えて微笑んだ。 これから彼らがどう動くのか、加速するだろう娯楽に 綻ぶ表情は、獲物を捕える前の魅了の色を湛えていた]
(*4) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[提示された選択>>18に答えない。
おなじものに、なるなど考えたことはなかった。 考えたくもない。 ただ、それを否定するということは、彼女らを否定するようなこと。 だから、答えない。]
……待て、よ。 いくな。
[また、5年前と同じだ。 鍛えたのに。強くなったはずなのに。 止めることはできない。]
(51) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[安吾のことを聞かれ>>22、頷いて。]
……俺からも、聞く。 皆……生死不明ってなった奴ら、は。 お前らと、一緒か?……一緒なら、元気か?
[リカルダの笑み。 5年前は、こんな顔で笑っていなかった。]
(52) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[真弓の声>>24。それは変わらないのに。 手当てしてくれた時の様に、優しい声色を思い出す。 お礼の髪留めは持ったままだ。]
な、
[フードが捲れ、その下に隠れていた髪の色に目を見張った。 緋い色。
そんなことない、と言えば良かったのだろうか。 しかし、何も言えないままで。
離れていく背を止めることもできないでいた。]
(53) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[一歩、踏み出した足の二歩目を止めるのは声、聲。
抉れた土の、誰の血とも知れぬ赤で濡れた土が零瑠の頬を汚す。 手から小太刀を落とし、零瑠は顔を覆って地に膝を着いた。 そのまま背を丸くして、踞る。]
………
(54) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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[陸軍駐屯地の東の端──緩い傾斜を僅かに下った処。
転がる機動隊の亡骸に紛れるように、 虚ろに眼を見開いた首を抱いて 誰のものとも判然としない血溜りに臥した少女が一人。
──首のない躰に寄り添うように倒れている。
誰か駆け付けて声を掛ければ 白蝋のような面を上げて、直円の躰を指し示す。
意識を失っても、首だけは離そうとせず──*]
(55) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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くっそ あいつ あの時のあいつだ
[安吾の肩越し底冷えするほど非情な目をした 輝く金色の吸血鬼がみえた そしてバイクにつきたてられたサーベル
もし安吾に引きずりおろされなかったら、今頃あそこに自分が串刺しになっていたことだろう その姿が消えたころやっと安吾へ返事を返す]
安吾にぃ、わたしは絢矢の元へ戻る
(56) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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柊………
[近寄る足音は、彼のものとは(ヾ(´・ω・`)が>>40]
(-15) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* ……えーと、これはどっちだろう。 少し、様子見しましょうか。
本当に、二人にはごめんなさい。
(-16) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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− 地を蹴る前 −
[割って入って来た懐かしい顔>>38に、慈しむ様な笑みを見せる。 だがそれは対等の者に対してではなく、 それこそ愛玩動物を可愛がるような下に見たもの]
忘れる筈は無いだろう? 私を虫呼ばわりした可愛らしい戦士を。
[手の中で砕けた骨の感触を思い出す]
ほう。 熱烈な愛の告白、覚えておこう。 私の腕の中で息絶える貴様の姿、楽しみにしている。
[去り際、揺らがぬ決意>>50にも笑みは変わらないまま*]
(57) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* 顔文字変換要りません!!(くあっ
折角なので灰に落とす。
(-17) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* トレイルメモを今見た
常磐で頭いっぱいってなんかエロい(ナルシスティックに)
(-18) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* >>50>>57 ここ、もう……他所で(略)
(-19) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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/* 周ちゃぁぁぁん!?
捕虜、ボクもちょっとなりたかったなとか(←
(-20) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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柊…と、だれ………
[明之進のものではない足音がする。>>40 のろり顔を上げる。
黒衣はもう見えない。 迫ろうとした鬼達の、散開する鬼達の、姿に紛れて。
なのに]
あま、ね?
(58) 2014/02/12(Wed) 01時頃
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