156 カイレミネ島の雪
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ケヴィン、ちょっといいか。 ……トレイルを運んだ時、どうだった?
[粉引きの男を呼び。マユミに聞こえない距離を取りって異様なほど軽かったと聞けば、苦々しい表情で小さく悪態をついた。 長時間寒空の下に居たのは勿論のこと。原因は栄養失調と貧血にも、あるだろう。
なぜ、こんなになるまで気づかなかったのか。 あれだけ、診療所に来て。顔を合わせていたというのに。
不甲斐なさに、奥歯を噛みしめた。]**
(38) 2013/12/20(Fri) 03時半頃
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−トレイルの家−
『マミ』
[思わず彼を拭っていた手を止める。 一瞬目が覚めたのかと思ったが、そうではないことはすぐにわかる。 だがその懐かしい呼び方に、少しだけ昔に戻ったような気がして、思わず涙腺が緩む。]
なあに?
[呼びかけに問いかける。返事は無くても構わなかった。 蒼白だった顔にはほんのり紅が入り、幾分かよくなっているように見えた。しかしまだ油断はできない。]
…お願いだから、あまり心配させないでよ。 ばか。
[やがて玄関から人の気配を感じ、医者が到着したことを知る。]
(39) 2013/12/20(Fri) 07時半頃
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[トレイルから手を離さないまま、訪れたミナカタを出迎えた。 問いかけに対しては何とか平静を保ちながら、彼を見つけた状況と、現在の状態を伝える。]
『……そんな顔しなくても、大丈夫だ。 生きてるから。』
……っ!
(生きてるから。)
[そこが限界だった。 触れられた手と言葉の温かさに緊張の糸が解け、急激にこらえていた涙が溢れ出す。]
う、うぅ…っ!
[病人を起こしてはいけないと、咄嗟に口元を抑えるが、両の瞳からこぼれ落ちる涙は止められなかった。]
(40) 2013/12/20(Fri) 08時頃
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[ひとしきり嗚咽すると、急に気恥ずかしくなり、涙の痕跡を誤魔化すように目元を服の袖で拭う。]
先生がトレイルを看ている間、私がご飯を作るわ。
[意識が戻った後の話になると、思わず立候補する。 ミナカタには話したいこともあったが、今はそれどころではない。 何はさておき、今は少しでも体温を戻すのが先だと、せっせとタオルをお湯に浸す。]
…?
[ミナカタの眉が訝しげに歪んだような気がして>>37、その視線の先を追う。 そこあったのは、氷柱のように透き通る一挺の銀刀。]
………っ!
[そのきらめきに何か言い知れない不安が湧き上がり、心臓をわしづかみにされたかのような痛みを感じた。]**
(41) 2013/12/20(Fri) 08時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/20(Fri) 08時半頃
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/*
トレイル、ミナカタ>ぐだぐだに突き合わせてしまってごめんよ。
なんかひどい誤字をしたような気がするけど、まあいいか(目そらす)
(-17) 2013/12/20(Fri) 08時半頃
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ミナカタは、マユミの嗚咽がおさまるまでその頭を撫でてやった。**
2013/12/20(Fri) 08時半頃
マユミは、ミナカタに泣き顔を見られたのが悔しくて、思わず涙目のまま睨みつけた。
2013/12/20(Fri) 08時半頃
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/* マユミ可愛いなぁ。飴あざーっす! しかしケヴィンはそこ、フラグたてんでいいから(
(-18) 2013/12/20(Fri) 09時頃
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…似てる? 寒いのと寂しいのが……?
[マユミの言葉は自分を驚かせるのに十分だった。 寒いというものは冬が過ぎれば無くなるけど、寂しさはいつまでもなくならないものだ。 似ているだろうかと、首を傾げた]
……マユちゃん、…アタシね。 小さいときからずっと、マユちゃんのことが大好きだったんだよ。いつも一緒にいてくれたもの。
[だから、と。
人と人がこれから長い間、ずっと一緒にいるなんてきっと無理なことだ。 離れてく。 どこかに行って、手が届かずにいつか視界から消える――。
そうなるくらいなら、眠らせてしまえって『私』が囁いた。]
(42) 2013/12/20(Fri) 11時半頃
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[抱きしめようとして腕をその背に回す。 後はいつものように。腕に力を入れてしまえば、それでいい。
けれど力は入らず、不自然なまま腕は下ろされた。 マユミはその不自然さに気付いただろうか。]
うん、……そうだね。 お昼ご飯楽しみだなー。
[誤魔化すための笑顔と言葉を付け加えて、そう笑ってみせた。
今自分は何をしようとしただろうか。 だめだ、マユミだけは眠らせてはいけないのに。 こんな優しい彼女を、自分の勝手な思いだけで。
――『それでいいの?』 囁く『私』と、否定する『アタシ』。どちらがどちらなのかなんて、もう分からないくらいに*]
(43) 2013/12/20(Fri) 11時半頃
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[そのあとすぐ戻ると言ってどこかに行ったマユミを笑顔で見送った。そして少し時間が空いた後、セーターを羽織り外に出て行く。]
あ、このセーターも返さなきゃ。 って……新しく買ってないや、だめだぁ。
[ミナカタせんせーごめんねぇと、今ここにいない相手に謝った。]
見慣れると、良い眺めだよね。 綺麗だし、寒いし危ないし海は凍ってるけど。
だからみんなこの島から出て行かない。
[くすくす笑ってぐるりとあたりを見渡した。そういえば、皆はどこにいるのだろうか。 1人は寂しい。つまらないから、誰かと一緒にいたいのだけど。]
そういえば、カフェ…とかなんとか言ってたなぁ。 薬……あぁ、冬将軍対策かな。
[でも、絶対に邪魔はさせないんだから。 そう呟くと、ご機嫌な様子で歩き出す**]
(44) 2013/12/20(Fri) 11時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/20(Fri) 11時半頃
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/* 復活したマドカにLW投げる訳ですねマジシューおにちくで絶許
いやすまんけど初回吊り立候補する未来しか見えないwww うむむコミットなし48h進行で行くなら狼2連吊りくらいの勢いでいいんだろうか、せっかくの犬設定とか護衛設定とか魅せてあげたいんだけど、余裕ねーかなあ
マドカに負担かけるなーもうなーうーんうーん
(-19) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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/* シューって誰だwwww ヒューです、ヒュー
(-20) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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― カフェ ―
[>>20 ミナカタの話に少し意外な気持ちになる]
(ジリヤでも意地はったりするんだ)
[ジリヤは、モニカにとってはしっかりした大人の女性。 しっかり度で言えばマユミの3(0..100)x1倍くらいのイメージだ。 そんな話を聞けば、親近感も覚えて。 >>23 次いで、ヒューの犠牲者という単語にココアを啜る手を止める。それは重い響きを伴ったもので]
……事件みたい。
[そのものなのだろう。 事の大きさを、頭では理解しつつも追いつけないまま]
(45) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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/* ごめんシューさん勝手におにちくで絶許にしちった…
(-21) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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あ、ブローリンさんかな?
[>>28 扉を鳴らすベルの音も慌しく飛び込んでくる人影を見る]
違った……ケヴィンさん?
[工房や家に、挽いた豆や麦を配達してくれる青年だ。 意外な顔にきょとんとするも、その内容を聞けば顔色を変えて]
トレイルさんが? 墓地って……じゃああの後……。 どうしよう、わたし、トレイルさんそのままにしちゃったから……。
[情けない表情になりかける。 が、ぐっと拳を握り締め顔を上げると、]
マユミがついてるなら大丈夫、だよね。 うん、ミナカタさん行ってきてください。トレイルさんをお願い。
[頭をぺこんと下げた**]
(46) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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/* きゃーー。 雪解香のことは理解してたのですが、 ミナカタとマユミの現状(思惑違い?)っぽいの把握してなかったっていう……ごめんなさい。 不用意な発言気をつけよう><
メモに行数多いって怒られたよ。 25行までなんだね、確かにメモ長……。
(-22) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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/* マドカ参加できそうでよかったー。 首無しってことはヒューさん食べられる、よ!
(-23) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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/* >マユミの3(0..100)x1倍 もー。空気読んで99とか出てよ〜〜〜〜。
時間ないのに、突っ込んじゃったよー。オフ!!
(-24) 2013/12/20(Fri) 12時頃
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─カフェ─
それがいっかなー、日が暮れる前に帰って来たいし
[>>28飲み終わったら、というミナカタの提案に頷いていると、誰かの飛び込んできた物音、声。ブローリンかなと呟きながら視線を向けたモニカに続くようにそちらに視線を向け。 >>32ケヴィンとミナカタのやり取りを黙って聞く。 >>46そして責任を感じるように俯きかけるモニカの頭を、左手でぽふりと撫で]
うん、先生とマユミが付いてるなら大丈夫だ 俺らは俺らの役割を果たそう 多分、冬が終われば、この騒動が終われば 寒さや雪で凍える、なんて事態は起こらなくなるんだしな
先生行ってら うん、帰って来たら診療所で荷物解いて、薬作ってるよ だから追いかけようと急がなくていい トレイルのこと頼んだ、先生の大事な人なんだし
[こんな場面だが誤解は継続中で、しかしそれほど間違った言葉ではないので、きっと流されてしまっただろう。 >>34ミナカタの背を見送ると、ブローリンがこちらに来る]
(47) 2013/12/20(Fri) 12時半頃
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[視線の先、肩にシーを乗せていないブローリンの姿。 その姿が見慣れなくて、少しだけ目を眇めた。 揃いのマフラーを巻いて寄り添いあう、ブローリンは眠そうなシーの心配をして、シーはそんな状態でもブローリンの傍から離れなくて。
──今のままでは、駄目だよ ──でも、皆が幸せになる方法は、ないのかな
公園でのジリヤの言葉がふいに浮かぶ。 方法は、分からない。島民も冬将軍も皆が幸せになる方法なんてあるんだろうか。ヨーランダが眠り、トレイルが凍え、シーはブローリンの肩にいない。 目を瞑って、ココアを飲み干した]
(48) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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うん、これは、事件なんだ 夏しか知らない筈のこの島には招かれざる出来事なんだ
行こう、そして急ごう 冬将軍を眠らせる為の薬を作ろう
[ミナカタの厚意に甘えて支払いを済ませ、上着を羽織ると、モニカとブローリンと共にカフェを後にする。 目指すはこの雪道を1時間以上歩いた先にある、高台の、雪雫草**]
(49) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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[──本当に莫迦な男。少女のかたちをした思考がさざめいた] [さっきまであんなに良かった機嫌が急降下してゆく]
(50) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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[歌を聞いたの、雪を招く歌>>2:117よ] [何処へも行かない傍にいてくれるとあたしを呼んだの]
[ねえ、お前はあの女が好きなんだろう] [お前のさみしさを知らない残酷な心でも] [好きな女が眠ったらあたしの気持ちが分かるようになるかしら?] [そんな意地の悪いさざめきも女の言葉>>2:130ですべてが変わった]
[離れていかないの、傍に居てくれるの?] [この腕の中で眠ってくれるの?] [あたしを幸せにしてくれるの?] [このさみしさを埋めてくれるの?] [──あたしを抱きしめてくれるの?]
(51) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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[響け歓喜よ、この歌声を] [さあ抱きしめて、躊躇うお前に少しの勇気をあげるわ] [この腕に文字通りの抱擁を、彼女をあたしの腕の中へ]
[孤独に凍えるあたしの傍で、あの歌>>2:161をどうか歌い続けて**]
(52) 2013/12/20(Fri) 13時頃
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−マドカの家・少し前− ありがとう。私もマドカのこと、とてもとても、大好きよ。
[突然好きと言われて>>42少々驚いたが、すぐに顔を綻ばせる。 可愛いマドカ。幼い時から自分を慕ってくれたマドカ。彼女が一緒にいてくれたからこそ、何年も続く辛い時期を乗り越えられた。 マドカの手は左右にそろえられるだけで、抱きしめ返してはもらえなかったけれど。]
(…やっぱり、この子ももういつまでも子供じゃないということかしら?)
[目の前の庇護の対象である少女が、この島を恐怖に陥れている存在の片割れであるとは、もちろん考えもつかない。 だから、彼女の葛藤には気付かない。そんな愚かな勘違いをして、一人残念に思う。]
(島を出たら、この子とも離れてしまうのね)
[ただ、そんな当たり前のことを、急激に実感する。]
(ねえ、マドカ) (…あなたのこれからの未来が、どうか幸福なものでありますように)
[そんな無責任な祈りをささげながら、小さな少女の体を抱きしめ続けた。**]
(53) 2013/12/20(Fri) 14時半頃
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/* >>45 おかしい。マユミは今までやった中で、一番しっかり者キャラのつもりなのに(これでも)
じ、ジリヤがすごくしっかりしてるってことだよね?…そうだよね?
(-25) 2013/12/20(Fri) 14時半頃
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― カフェ ―
[>>47 ぽふりと、手のひらの感触。 朝に撫でられた時、照れくさかったその手は、 今度はじんわりとした安心感が広がって。 同じものの筈なのに、まるで違う気持ちになるのって不思議だな、と思う]
役割……。 うん、わたし達にできることをやらないとね。
[はっきりと頷いてミナカタを見送った]
(54) 2013/12/20(Fri) 16時半頃
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[見送る際、ヒューの口から出た”大事な人”に、 昨日トレイルが零した”大切な人”がオーバーラップする>>2:70]
(あんな質問をしたのは、) (トレイルさんにも大切な人がいるってことなのかな) (もし、眠らされたら? って言ってた) (じゃあ) (トレイルさんの大切な人は……もう、) (いないってことなのかな)
(大切な人)
[あの時、問いに答えることはできなかった]
(大切な人って、何だろう?)
(55) 2013/12/20(Fri) 16時半頃
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[>>34 殆ど入れ違いのようなタイミングでブローリンが姿を現す]
ブローリンさん! あ……そっか、シー君はおやすみなんだね。
[眠そうな様子を思い出して納得したように。 小猿に会えないのは少し残念だけど]
えっと……。
[トレイルが墓地で凍えそうになってたこと。 ケヴィンに連れられ、今はマユミといること。 ミナカタがそんなトレイルを看に行ったこと。 ブローリンに掻い摘んで説明する。 モニカの説明でわかり辛い所は恐らくヒューが補足して]
だからね、急がないとなの。 ブローリンさん来たばっかりでごめんなさいだけど。
[>>49 上着を羽織るヒューに倣い、ココアを飲んで席を立った**]
(56) 2013/12/20(Fri) 16時半頃
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/* ×安心感が広がって。 ○安心感を持って。
日本語力〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
(-26) 2013/12/20(Fri) 16時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2013/12/20(Fri) 17時頃
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そんなことが……。
[モニカの説明を険しい顔で聞いて>>56、思い出したのは薄着のまま外に出ていたトレイルの姿。冬将軍に取り込まれてはいないそうだが、内心不安が募る。]
急ごう。早いとこ薬を作らなければ。
[ヒューとモニカの3人でカフェを後にする。外へ出ると風が強く吹きつけてくるが、不思議なことにそれほど寒さを感じなかった。ヨーランダ、トレイル……シー、それぞれのことを思えば、これくらいの寒さは耐えられる。 雪雫草の咲く高台を目指して、雪の中を進む。**]
(57) 2013/12/20(Fri) 21時半頃
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