1 とある結社の手記:6
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………どうせ喰うなら、近しい面子の肉がいい。 オレが人狼だと知って絶望した時の顔を見ながら喰ったら、さぞ美味いだろうしな。
くっくっく。
(-5) 2010/02/21(Sun) 15時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 15時頃
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─広間─
………まだあるんかい。 悪趣味な。
[結社の女から説明を聞いた後、真っ先に出た感想はそれだった。]
その上ウチが人間やって言うた人間でも出されへんてか。 …理不尽やわ。 まあええ。どのみちウチの仕事をするだけや。 メアリー、ちょっとこっち来ぃ。
[透明な液体の入った薬瓶を手に、手招きする。]
(25) 2010/02/21(Sun) 15時半頃
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[メアリーに左手の甲を出すように言い、そこへ液体を塗りつける。 暫く待ってみたが、何も起こらなかった。]
…ん、変化なしやね。 メアリーは人間やよ。 すまんね。昨日延々考えたけど、誰調べてええかわからんかった。 せやさかい、ベネットのリクエストに答える形になったで。 ちょいとばかりひんやりするやろけど、すぐに収まるから堪忍してぇな。
[占い先に迷った件と薬の件について謝罪した後、コルクボードにメモを貼り付ける。]
【メアリーは人間だった。
Cyrus Robson】
(26) 2010/02/21(Sun) 15時半頃
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薬屋 サイラスは、カルヴィンの傍に行き、容態の変化がないか伺っている。**
2010/02/21(Sun) 15時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 15時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/21(Sun) 17時頃
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何も起きないな…。
[サイラスがメアリーの腕を取る様を、横から覗き込んで呟く。 それをみて一言。さして深刻そうではないが、どこか不満げに。]
ただの水なんじゃないか?それ。 タヌキにでも化けるのかと思ったのに…。つまらん。
[そう言って、その場を立ち去った。]
(27) 2010/02/21(Sun) 17時半頃
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−自室:朝−
[頭が重い。 目を覚ませば自宅とは違う天井。 少し痛む頭を押さえながら起き上る。]
あれ?どうやって戻ったんだっけ?
[首を傾げて、いつもよりも緩慢な動きで身支度を整える。 いつものように兄の部屋の扉を叩き]
兄さん。いつまで寝てるの?
[幾分いつもよりも抑えた声で兄を起こし、兄の身支度が整えば共にホールへと。]
(28) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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寒いね…。
[廊下を歩きながら腕を摩る。 兄から出た言葉にきょとんとした後くすりと笑い]
うん。 いいよ。 兄さん、何が食べたい?
[そんな他愛のないいつもと同じ朝の風景。 昨晩の事をからかわれれば、顔を赤くし頬を膨らませる。]
(29) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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−広間−
[広間で結社員から告げられる言葉。 昨日まで単なる間違いであればいいのにという願いが崩れ去る。]
処刑…?
[意味が分からないと兄の顔を見上げれば、自分の腕を掴む兄。]
疑わしい人なんて…そんなのわかんないし、わかりたくない…。
[ゆるゆると頭を振る。 周りの面々の顔を見る。 この中に人狼が本当にいるのか。 誰が人狼なのか。 相手を疑わなければならない現実。 兄の手に力が入るのに気づき、顔を見上げる。 兄が呟く言葉にへなりと眉を下げて泣きそうな顔。]
(30) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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[ローズマリーが去った後兄の手が腕から離れ、歩き始める兄。 どこに行くのかと後をついて行こうとすれば制止され、広間から動く事ができないまま。 心配そうに兄の行った先を見つめる。 ふいにサイラスに名を呼ばれて、彼の方へと。]
サイラスさん、何?
[左手の甲を言われたように差し出す。 ひんやりした感触に肩を竦める。]
これで分かるの?
[首を傾げ彼が次に発する言葉をじっと待つ。 彼の言葉にほっと息を吐き、ヤニクの言葉に瞳を瞬く。]
(31) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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タヌキ…。 私、タヌキじゃないもん…。
[頬を膨らませ、サイラスの謝罪の言葉には首を振り]
ううん。 ありがとう。
[コルクボードにメモを貼り付けるサイラスの背を見て、左手の甲を摩る。 兄が聞けば少し安心するだろうか。そんな事を考えた。**]
(32) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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―― 回想:朝・自室にて ――
[ 朝日が霜で覆われた窓を照らす。 この男にしては珍しく、早いうちに目を覚ました。
ふと、昨晩のマーゴとのやり取りを思い出す。 悪く思わないで、と言われれば、別にそんな風には思っちゃいねえよ、と返した。 キャサリンに嫌われるのも仕方が無いとも思っているのだ。 子供の頃、おばけが見えると言ったキャサリンを散々からかったものだった。]
まったく、餓鬼だったよなあ。
[ 一人、ごちる。 反省してみた所で、過去の所業が消える訳でもなかったが。
そのまま昔を思い出していると、扉を叩く音がした。]
(33) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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―― 回想:朝・自室にて ――
開いてるぜ。 ん? 見ない顔だな。結社員?
…………そうか。 OK、下に行くぜ。
[ 青ざめた若者の話を聞いて、立ち上がる。 結社員は、何処か警戒したような怯えたような様子で、こちらを伺っていたが、階段を下り始めれば、ようやく背を向けて他の者を呼びに走ったようだった。]
ふん。 まあ、警戒せずにゃあ、いられねえか。
しかし、言わんこっちゃねえ。
[ サイモンの陰気な顔を思い出しながら、広間へと向かった。]
(34) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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/* おわ! 霊が見えるのは、お父さんにも言ってないんだよ!
(-6) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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―回想・自室―
[扉の向こうから聞こえる慌しい足音>>#2。 吹き荒れる風は窓を揺らし、足音よりも早く窓を叩く。 ゆっくりと身体を起こしながら、扉と窓を交互に見遣り]
……何かあったのかな。
[ぽつりと呟いて、車椅子に移ろうとするのだが。]
―――っ、
[刹那、右腕に鈍い痛みが走る。 昨夜車椅子から落ちた時にぶつけたことを思い出す。 しばらく右腕を擦っていると、足音だけでなく幾つかの声が聞こえてきた。 痛みを堪えながら、右に傾いていく進路を何とか修正しつつ、自室の扉を開けた。]
(35) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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―回想・一階廊下―
[廊下には、鉄が錆びたような臭いが漂っていた。 血を思わせるその臭いに、思わず鼻と口を押さえて咳き込む。 そうしていると、結社員に広間へ来るように言われ、臭いの正体を確かめる前に広間へと向かおうと。]
これは…… ありがとう、カルヴィン。
[少し原型を崩していても、その可愛らしさに目許は緩む。 礼は少年の心中を察したように。 痛む右腕を必死に伸ばし、雪達磨の頭を掴む。 少し解けた所為か、二つの雪球はしっかり接着されていた。
そうして、雪達磨と共に、広間へと。]
(36) 2010/02/21(Sun) 18時頃
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―集会所:広間―
[サイモンの部屋から青ざめて戻ってくると、サイラスがメアリーの腕に薬を塗っているのが見えて]
ん……メアリーにしたのか。 は?タヌキ?
いや、狼じゃないの?この場合。
[横から聞こえてきたヤニクの声に、あっけにとられた声をあげ。思わず突っ込んだ。>>27]
そう…メアリー、人間か。狼だなんて言われなくてよかったね。
(37) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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―――友達を、食べる…?
[ぼんやりとした意識の中、 耳に届いてくるのは同属の囁き]
僕は……。
[ぎゅっと自分の手を握り締めた]
………、僕は人狼ですから。
(*13) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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―回想・広間―
[結社員の話を聞く前に、雪達磨を窓際に置く。 なるべく長く、その姿を維持できるようにと。 冷えた手と、痛む右腕を暖炉で温めながら、結社員に黒檀を向けた。]
いま、なんて……?
[サイモンが殺されたという話、聞き間違いではないかと。 小さく震える声は、きっと結社員には聞こえていない。 続く言葉が、音としてしか鼓膜に響かない。]
しょ、け……い、
[しかし、間を置いた後のその言葉が聞こえると、更に声は震える。 黒檀は怯えるように揺れるが、結社員がもつ猟銃からしばらく離れなかった。]
―回想・了―
(38) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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いや。まあちょっと信じられないしな。 メアリーがいきなり人狼に変わるなんて…タヌキくらいならあり得そうだろう?
殺人シェフも居る。タヌキも居る。人狼まで居る。 まったくもって、魑魅魍魎の館と言うべきだな。
[ピッパの突っ込みに小首を傾げながら、最後はただの憎まれ口に。 そしてふと思いついたように、去りかけた身を翻す。]
サイラス。 その薬…さっさと全員にかけてしまえば良いんじゃないか?
(39) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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―― 回想:広間 ――
[ ローズマリーの言葉を聞き終えれば、大きく息を吐く。]
まあ、お前さんらが動いてるって事は、こうなるんだろうなとは思ってたがよ。
ところで、聞きたい事があったんだ。 なあ、結社のやつらってのは、何でこんな事をしてやがんだ?
[ ローズマリーから答えはあっただろうか。 どちらにせよ、ベネットより遅れて、サイモンの部屋へと向かった。]
(40) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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[ベネットが、ピッパが、サイラスが広間から去っても、それに気付く余裕はなかった。 「解散」と言われても、車椅子は動かない。
―――メアリーは人間やよ。 その声が聞こえるまで、身体は硬直していた。]
……そっか。 サイラスさんは調べることできるんだっけ。
[きっと、縋るような瞳でみつめただろう。]
(41) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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そのときは俺が殺してやる。 サイラス…。随分と効率の良い占いをしてくれたものだ。
厄介だな。
[忌々しげな響き。]
結局は… ここに居る奴等全員を喰うか…殺す以外にないのかもしれない。 だが結社員も居る。あまり派手な動きは出来ないが…。
[カルヴィンの応えに、自身の困惑の一部を独語するように語った。]
(*14) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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…タヌキがいるとは限らないよ。 …タヌキだったらまだ、可愛かったんだけどねぇ…
[ヤニクに近づき、彼の耳をぎうぅぅぅぅと引っ張りながら>>39]
口は悪いけど頭はいいな。一気に作れないの?サイラス。
(42) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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―― 回想:広間から、サイモンの部屋 ――
[ サイモンの部屋に辿り着けば、丁度、ベネットが口元を押さえながら駆け去ってゆく所だった。その背を見送りながら、扉に手を掛けゆっくりと開ける。]
……なるほどな。
[ これでは、無理もない。 もし、これを人がやったのだとしたら、精神に異常をきたした怪力の人間が、特殊な凶器を用いて行ったとしか考えられない。
村には、そんな者はいない。 少なくとも、知っている限りでは。
眼帯の上から、左目を押さえる。 光を失ったそれが、疼くような気がした。
暫しそうして佇んでいたが、やがて扉を閉め、広間へと向かった。]
―― 回想終了 ――
(43) 2010/02/21(Sun) 18時半頃
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痛…。 おい…やめろ。俺の耳はお前の料理の材料にはならん。
[それでも憎まれ口を忘れず。 やがて解放さたとすれば。赤く熱を持った耳をさすってまだ言う。]
容姿は良いが料理の腕は悪い……口が悪いだけで俺は幸せ者だ。
[そしてサイラスを見やった。]
(44) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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痛い…。
(*15) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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おーおー。 容姿褒めてくれてありがとね。
[耳を開放してやり、涼しい顔。 ヤニクには都合の良い部分のみに答えた。
…サイラスはなんと答えたか。
返事を確認した後、しばし考え。 それから、広間へと戻ってくるドナルドの姿を見とめた。]
…見れた?はは。私は、直視できなかったよ。
[ドナルドへ、力なく笑った]
(45) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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―広間・回想―
……サイラス、先生…?
[意識を失って、気づけば広間に寝かされていた。 咽るような咳を零してから、よろよろと身体を起す]
ご、ごめんなさい。…僕、あっ、……
[何か喋ろうとしたが上手く続かず、震える手で胸を押さえた。 そのまま身動きがとれず、青ざめた顔のまま、 結社員の説明>>#3を聞くこととなる]
っ……。そん、な、…。
[掠れた声で漸くそれだけ呟いて、視線を床に落とす。 力の入らない身体をソファに預けたまま、 零れそうになった涙を手で拭った]
(46) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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[苦しそうに息をしつつ意識は未だにぼんやりとしていたが、 ベネットがサイモンの部屋の方へ向かっていく>>8 のは視界に入った。緩く、目を見開く]
ベネット、さん、行っちゃ、駄目、です……っ!
[見ればきっと気分を悪くするだろうと。 途切れ途切れにそう言って腕を伸ばそうとするも、 自分の小さな声で彼を止めることなんてきっと出来なくて]
…………。
[彼の姿が広間から消えると、再びはたりと腕を降ろす。 項垂れたようにソファの背に身を預けていれば、 戻ってきたサイラスが介抱してくれたか]
(47) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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…けほけほっ。すみません、楽に、なりました。 ありがとうございます。
[笑みは頼りないものだったが、 最初よりはいくらか顔色も良くなっているだろう。 運んでくれたことも含めて、改めて頭を下げて礼を告げる]
あっ、………。
[ふと窓を見やれば、その傍らには溶けかけた雪だるま>>38 本の少しだけ心の安らぎを取り戻し、薄く目を細めた]
―回想 おしまい―
(48) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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一度にそんな沢山作られへんよ。企業秘密やけど材料の問題や。 工程も丸一日かかるし、この小瓶まるまる使わな効果があらへん。 すまんね、期待に答えられんで。
[空になった小瓶を手に、苦笑い。**]
保存もそんな効かんしな、作りおきも出来んのよ。
(49) 2010/02/21(Sun) 19時頃
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