277 【突歓RP】“Ha-Ru”から“Na-Tu”に航る村
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/* ミツボシとショッピングするのも心惹かれたけど リアル時間的に明日まで引っ張っちゃうからな……。
あと僕はきっと時間ギリギリまで遊ぶ。 滞在1日とか足りなさ過ぎる。
(-4) 2018/06/13(Wed) 22時半頃
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ー惑星Bai-U 商業施設ー
[昼過ぎ、雨が弱くなったところでBai-Uに降りる。向かうのは商業施設の一角、フードコート。 少し早く着いてしまったので本を読みつつ待つ]
「ようキャンディ久しぶり…何だその声」 「チューニング失敗したの。お久しぶり」
[一人目は商売仲間の男。Bai-Uでないと手に入りづらい素材の斡旋をしてもらっている。 雫石はアイパーツに組み込むとドライアイを軽減できるし 五月雨草の浸出液は人工皮膚に配合すると乾燥を和らげる効果がある、等等]
「今回はレアがあるぜ。"人魚の涙"、聞いて驚け5mlもあるぞ」 「ヤダ。どこで手に入れたのよ!」
[人魚の涙はコート剤に配合して使うと、透明で薄いのに強度のあるコーティングができる。半魚種の秘跡で入手はコネ必須。目の前の男はそのコネ持ちなのだ]
「オリジナルパーツのこれとこれを…」 「半年は待つわよ。それならストックのこれがあるから」 「もう一声」
(50) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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― モナリザ45>>31 ―
はい、どのようなご用命でしょうか。
[データベースに登録されている副操縦士に呼ばれれば滑らかに床を滑り正面へと控えた。 乗務員による命令系統の中でも上位に位置する職務につき、その命令はモナリザネットワークの中でも優先される。 もっとも、過去のデータから緊急性の低さも同時に算出されていたが。]
ただいまは業務巡回中でございます。 食堂まで人通りの少ないルートを算出し、ご案内します。 話し相手をご所望でしたら、感情モードをオンに切り替えますが、いかがいたしましょうか。
[要望に沿い、手を引いて食堂へと向かう。
それにしても、外装パーツ下に記載されている機体b確認せずとも私共を見分ける目はさすがでございます。 モナリザネットワーク内に乗務員ランキングなるものが存在するのは、モナリザだけのシークレッ情報ですが。]
(51) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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[食堂スタッフのところまでで案内は終了となる。]
はい、お客様に修復及び装飾をしていただきました。 技師からの許可は事前に得ております。
それではごゆっくりと、休憩をお取りください。
[やはり外装が他と異なるのは目立つようだ。 しかし咎められないという事は、業務に支障はないと判断されたのだろう。 それに対してネットワーク内に走る情報は、人間でいうと「安堵」と評されるものだろうか。
今度こそ手を離されたので、一礼をして次の職務へと戻っていく。]
(52) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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当たり前にそこにあるから ありがたがったりしないんじゃない?
[暖かさも寒さも、雨のありがたさも。]
アンティークとして飾るんでしょ。 使うんじゃなくて。実用品はお土産には向かないじゃない?
[お土産に実用品は意見が分かれる所でもあるし、 自分用ならわからないけど。]
(53) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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いいよぉどうせ歩いてたら足元は濡れるし
[被ってない?という問いかけ>>47には片手を降って答える。]
そっちは……、着替えあったほうがよさそうね。 ま、歩いてるうちに乾くだろうけどさ。 施設内は適温だろうし、たしかそういうサービスあった気がするから気になるなら行ってみれば?
限定品とかタグついてるともうね……抗えないわよね。
[ふっ、と無駄に哀愁漂う表情で映像装置を睨みつけると]
(54) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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許すまじシャレオツパーツ……。
[悔しげに呟いた。多少の出費は覚悟の上だけど。 それでも結局一つ購入したらあれもこれもってなるに決まってるんだから!]
情報交換は基本よね。 とくに、スイーツ情報に絞ってくれると泣いて喜ぶわ。
……あー、
[短い返事で答えたのは自らにも身に覚えがあったからで。]
挑戦かー、いいねー。 バケツプリンとかいう古式ゆかしい挑戦とか たまに挑みたくなるわよねー。
[ズレた回答は重々承知。]
(55) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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― 業務中 ―
[どこかで私が呼ばれている気がいたしました。 活動範囲外なので向かう事ができないのでございます。
しかし、私は『SiKi-112』の自律式機械乗務員モナリザ。 当船をご利用いただいている限り、お傍に行く事はできなくても、常に皆様の心に寄り添わせていただく所存です。*]
(56) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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イースターね。覚えとく。 どういたしまして〜。
お茶はスイーツの美味しいとこにしてよね!
[にっと笑って手を振ると、地下へ続く道の上に乗る。 行き先を適当に喋れば、道がその場所まで連れて行ってくれるだろう。*]
(57) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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/* そうだ、今度は携帯型モナリザを開発しよう。
(-5) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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/* モナリザがかわいいいいい(身悶え)
(-6) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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わかった。 バケツプリンのお店、押さえておくね。
(-7) 2018/06/13(Wed) 23時頃
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―― ドラッグストア ――
えーとこれ、とこれと。
[必要なものをポイポイとエアーボールに詰め込んで]
あー……長旅だしなー… じゃーこれも、
[パーツメンテナンス関連の品も迷って結局エアーボールの中へ。]
――……なんだこの金額
[想像よりも少し多いお会計になってしまったのは、 新作、人気商品、☓☓で話題、などの菓子類を詰め込んでしまったから。]
(58) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[店先にはたくさんの傘が展示されていた。 色も大きさも全然違って、見ているだけで面白い。 ホログラムじゃなくて実際に触って見られるらしい。]
これが番傘? 何でできて……竹と紙? 紙ってあの?
[なんで紙で雨が防げるんだろう。 紙の種類が特殊で、弾くための工夫がと説明されるけど 半分も理解できなかったよね。]
……重い。
[カーボンや軽量樹脂に慣れきった体には 古来奥ゆかしい傘はちょっと重かった。重すぎた。
結局買ったのは今風の素材で出来た傘。 だけど見た目はちょっと昔の様式に寄せてあって、 薄青に描かれた模様は紫陽花がモチーフなんだとか。]
(59) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[買ったら我慢できなくなって、 施設街を早々に出て紫陽花の傘を開いた。 聞こえる音は、さっきまでの傘より少し軽やかなような。 イースターの気分がそうだから、かもしれないが。
花といえば、 爪に描かれた花は何なんだろう。>>32
“Ha-Ru”で見たサクラみたいな甘い色の広がる中で、 薬指だけ大きな銀色の花が咲いている。 一度気になり出すると頭から離れなくなって 歩きながら端末を開いて調べた。]
どれだろー……これかな。 シャク、ヤク? もしかしてこの星に咲いてるとこある?
[検索に“Bai-U”が引っかかったから 改めて調べてみると、そう遠くない場所にあるようで。 知れば、次の目的地は自ずと決定した。]
(60) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[そして目的地へと向かって歩くことしばらく、 道の脇でずぶ濡れになって地面に寝ている人がいた。>>45 呻いているようにも聞こえたから、 もしかして倒れているのかも……と近寄ってみて、 ……モナリザって言っている?]
……大丈夫?
[モナリザはあのモナリザだろうか。 見て見ぬ振りをして通り過ぎるには近づきすぎたから、 おずおずと声をかけてみたけど聞こえるかな。]
(61) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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――技術者の店――
[訪れた男を技術者は無表情で迎える。 ぶっきらぼうでも腕が確かならば問題ない。]
確認して欲しいのは眼なんだよ。 雫石? いやいやアイパーツじゃなくて。
[耳の後ろに触れれば左目が赤く光ってから、そのまま人工皮膚のコーティングが外れる。 中にあったのは腕と同じく黒く光る金属のパーツたち。 左顔面も機械化しているので、ドライアイとは無縁である。]
一般使用には問題ないんだろうけどなぁ。 職業柄、しっかり見えないと困るもんでさ。
[身分証明を見せれば技術者は納得したらしい。 そこに座れと言われるがままに腰を下ろした。]
(62) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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しかし何でこんな水っぽいとこで商売してんだ。 へえ……確かに、綺麗な水は加工に必須か。
[大量の水、豊富なエネルギーに希少な素材。 それに加えて耐久性のテストも容易い。 意外と熱心に説明をしつつ、技術者は眼のパーツを弄りだす。
わずかに感覚を感じながら、左目の視力はオフとした。 弄られるのはもう慣れたものだ。 男の左半身がぶっ飛ばされたのは10年以上前の辺境の衛星である"Na-Dar-E"でのテロ事件なので、もう詳細は忘れている人も多いかもしれない。
脳と肺の半分と心臓が無事だったので男は生きている。 即死しなかったのは特殊ユニフォームのおかげだろうし。 その後この状態にまで戻れたのは治療のおかげである。 現在医学の進歩はすげえなってのが正直な感想だ。
当時は警察に所属していたので、労災ということで入院費はもちろんのこと、サイボーグ化の費用が全額降りたのはとても助かった。 男が自腹を切ったのは腸の生体パーツぐらいである。 食の楽しみは重要だ。]
(63) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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[そんなことを思い出していれば眼の調整は終わった。 見え方と、赤外線と紫外線感知力を再調整すれば完了だ。]
お〜、すげぇな良くなった。 助かった助かった。また機会があったら頼むな。
[請求書は職場宛にしてもらって、技術者に礼を言う。 金額は容赦ないが、経費でいけるので痛くはない。]
そういや、最近の新商品とかあるか? 今月限定の月代わりの菓子? なるほど。
[この店を出て最初の菓子屋に月代わりの品があるらしい。 それなら何度もこの星にきている同僚達も初めてかもしれない。 手みやげはそれにしようかと思いながら、技術者に挨拶をして店を出て、男は大通りへと戻っていった。**]
(64) 2018/06/13(Wed) 23時半頃
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…礼拝中。
[ずぶ濡れにちょっとだけ涙なんかをごまかしてたところに声を掛けられて>>61、咄嗟の照れ隠し。雨の中でモナリザを礼拝する巨漢。だけどそれでは"お邪魔しました"と去られるではないかと気が付いて。内心慌てて。]
おねえさん…豚肉好き? おれ、だいすき。
[だいたい、ナンパとかは成功したためしがない。**]
(65) 2018/06/14(Thu) 00時頃
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モナリザ教……
[あの乗務員ロボットにそんな謎が?>>65 今度どんな顔であのロボットを見たらいいんだろう。 船に戻ったら確実に目にするんだけど。]
豚肉…? 大好きって程じゃないけど普通に食べるよ。
[どちらかと言えば鳥の方が好きだけど、 生姜焼きとか美味しいよね、豚肉。]
(66) 2018/06/14(Thu) 07時半頃
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とりあえず、これさしたら? もうかなり濡れちゃってるけど。 船の備品だから後で返せばいいし…… おにぃさん、SiKi112に乗ってる人だよね?
[紫陽花の傘を買って使われなくなった、 出かける先にモナリザから渡された傘を差し出す。
イースターが持っていても傘は仕事ができない。 濡れていたいなら引っ込めるけど、 荷物になるから、使ってくれた方がありがたい。**]
(67) 2018/06/14(Thu) 07時半頃
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[>>14どこかへ出かける準備を始める赤色を 視線の端に捉えて、珍しい。そんな顔をして 眺めていたのかもしれない。 聞いてもいないのに周りの誰かが その理由を教えてくれる。
>>0:41デートの約束があるとか、なんとか。 彼女を肯定しなかったから彼氏なのかもしれないなんて 神妙な顔での曖昧な補足情報つき。
彼氏だと何か問題があるんだろうか。 よくわからなくて首を傾げた。
何時もなら真っ先に呪うとこだけど 今は「羨ましい」なんてそんな事些末事に思えた。 如何でもよくなってしまう前に、試したいことがある。 こういうのは、タイミングを逃すと色褪せてしまうから]
…ね、そんなことよりさ。
(68) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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爪に塗装してくれるとこ。 どこか近くで、しらない?
[慣れもしない食べ物を「おいしそう」と語ったり 何処に到着しようともコックピットから 一歩も出ようとしない引き籠りが外出しようとしたり
何時も寝ぐせ頭で洒落っ気どころか化粧っ気もぜろの その頬をほんの少し気恥ずかしそうに染めて、 最低限しか言葉を紡がない声が縋るように尋ねるから。
こっちもか!?みたいな顔をして その場の面子が注目する。
けれど全然見当違いすぎて 僕にはうまく伝わらなかったから
みんなお勧めがあるんだろうくらいに受け取って でも一件でいいんですって さらっと受け流してしまった。]
(69) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[必要な仕事を片付けようとしたけど その前にひょいと抱え上げられて追い出された。 押し付けられた先は出掛ける準備を終えた赤いのの傍。
大きなショッピングモールの中に予約なしでも 待ち時間も少なくやってくれるところがあるんだそうな。 如何やら其処まで案内してくれる話になっているらしい。 子供みたいな見た目の所為か、基本皆無駄に世話焼きだ。
有り難いときと鬱陶しい時が、半々。 ごぶごぶだからどっちも平等に黙ってることにしている。
じゃあ行ってくる、仕事残してごめん、って意味を込めて …込めてるつもりで何時もの睨んでるみたいな目つきで 振り返ったら、なんか…なんだ… 目頭を押さえてるのとかいるんですけど。
何だろう眼精疲労かな。おだいじに。 でもごめん今日はでかけさせてもらう。 心の中だけで軽く謝って背を向けた。
(70) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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……戻るころにはおひれはひれでよくわからない噂が そこいらじゅうに散らばってるなんて 不測の事態に陥るとも知らないで。
ほんの少しの浮かれた気持ちと雨具と 必要最低限を手に外へ出た。]
(71) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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―衛星"Bai-U"―
[モナリザから受け取った傘を開くとなりで 自前の雨具を羽織った。ポンチョ型の。 腕の力と体重が残念なもので 傘だと風に煽られると厄介だからこっちの方が楽だ。
速足で追いかけるのに気付いたか歩調を緩めるから 有り難く普通の速度で歩く。
べつに置いて行ってくれたっていいのに。
思うだけで言葉にはしない。 気遣いのようで、その実ただ羨ましいだけの その言葉選びはきっと余計な棘を孕んでしまうから。
どうせ雨音がかき消してしまいそうなこの気候で わざわざ憎まれ口をたたく必要もないと呑み込んで。]
(72) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[>>14堪える場所だ、とぼやいた声は 半分くらい雨音に紛れたけれど確かに聞こえた。
機械の体をもつひとは、湿気で体調を崩しやすいと ほんとかどうか知らないけど、聞いたことがあるから たぶんそういう事なんだろう。
彼の体の半分くらいが生身でないことは 傍に居れば音でわかる。 生身のパーツの音は酷く不規則だけど 機械のパーツの音が乱れることは殆どない。
ちなみにモナリザを見分けているのも 駆動音の癖が少しずつ違うんだと以前技師に話したら なんだか変な生き物を見る目で見られたから それ以降もう誰にも言ってない。
本当なのに、誰も信じないんだきっと。 信じてくれなくたって、いいけどさ、べつに]
(73) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[気遣いは要らないと告げればただのやっかみになって 逆に気遣えば「大丈夫だ」とか本心でもない言葉を わざわざ言わせることになりそうで
だから言葉もなく二人並んで黙々と歩く。
今日は考え事で忙しいから 何時もの妄想もお休みだ。
ハートを飾ってあったのと 同じ指の爪を親指の腹で無意味に撫で摩る。 あの子とお揃いは、流石にどうかと思うから なににしようか、どんなふうにして貰おうか… 考えるのもなんだか楽しくて、口元が柔らかな弧を描く。
気付けば無意識に、隣の赤色ばかりを連想していた。 透明が幾重にも重なった烟る雨のカーテン越しにも ちっとも遠慮のない色彩は 銀色にけぶる世界の中でやけに頭にこびり付いて 何時まで経ってもちっとも洗い流されてはくれなかった]
(74) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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[ふと、ぼくにあわせるため、とはまた別の速度に 隣の足音がほんの少し緩む。 何かあったかと視線を上げれば >>41隣の視線は色鮮やかな映像を横目に眺めていた。
未だ派手になる心算だろうか。 >>33そういえば乗客の中にも賑やかなのがいた気がする。 隣の男の赤い頭をそのままに色味を体に足して行ったら… 気付けば頭の中で隣の男の姿が南国色の鳥に変わっていた]
雨覆…。 青緑と、黄色、どっちがすき?
[アカとベニ、どっちかなぁなんて。 思い浮かべる名前はふたつ。
丁度そんな色のボディーパーツだって 流れる映像の中に映っていただろうから パーツの話とうまい具合に勘違いしてくれるだろうか]
(75) 2018/06/14(Thu) 12時頃
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