208 【突発誰歓】ーClan de Sangー【R18薔薇】
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―或る日―
[雲が途切れ、また陽が入り。 昏く翳っていたその場所を照らす。 男は足許に転がるものを見る。
揺れる金の髪。 蒼ざめた膚は、最早生者のものではない]
……ぁ……。
[目の前掲げた、痺れて色を失くした指先が、 小刻みに震えるを不思議そうに眺める。 『それで良い』耳を打つ、囁きの気配に振り返れど、 黒衣の魔女はもうどこにもいない]
(*80) 2014/12/29(Mon) 13時頃
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[やがて遠く喧噪の声がする。 森を抜けた先に或る城には吸血鬼が棲むと謂う。 其処に城があったか、其れがいたか、真実は不明。 だが、まともな人間は誰もその場所に寄り着こうとはせず。
だから、其処へ逃れようと走り出した。 生き場所を願ってか、或は逝き場所を願って**]
(*81) 2014/12/29(Mon) 13時頃
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[談話室を抜け、浴室に向かい湯を浴びる。 血痕が模様を描くガウンは、執事に用意させた新しいものへと代わる]
ニコラスが倒れた? 具合が悪い者が多いのだな。
[聞けば写真を見てとの曖昧な返答。 思い返せば、己が丸め捨てた集合の撮画にあった彼は別人のようではなかったか。 既にピントの合わない像となって、確とは思い出せなかったが。 身体の不調であればシュロが看れば問題ないだろう。 そうでなくば――いや、己の知るあの青年は、 常に疵ひとつない仮面を身に付けていた。 気にすることはない筈だった。そう、これ迄は]
(295) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
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[風呂を上がればテラスに向かい、煙管を燻らす。 既に虚ろだと思っていたこの身だが、胸の奥で疼く痛みがそうではないことを報せてくる。 しかし、それもまたいつも通り消え去ってしまうのだろうか。 ――写真、ぎこちない主の横顔。若い吸血鬼の、残らない歯の跡。
己に分かるのはそれだけ。 それだけであるのに]
――もう、終わらせても良いのではないか?
[己の心を投影するように揺れる木々。 記憶にない遠い日を思いて、ぽつりと呟く**]
(296) 2014/12/29(Mon) 17時半頃
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[見上げた姿は、想像していたものよりずっと優しいものだった。 差し出された手は、冷ややかなものではなかった。
ただただ、寂しげに見えて、その手を握り返した時。 孤独な紅い眸に、仄かに揺れる灯の見えた気がした]
『いい子だ』
[何百回、それとも何千回となく繰り返し耳にした、 何時もの声。 永い間、その声の届く場所が己の居場所だった]
(*86) 2014/12/29(Mon) 23時半頃
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―テラス―
[鈴の音が鳴るのを聞いて、顔を上げる。 また少し微睡んでいたらしい。 懐かしい夢を見ていた気がする。 腰を上げて目を凝らすと、 暮れゆく中庭に銀の髪した小柄な影]
もう日が暮れるぞ。
[一声かけて、先に館の中へと戻る]
(329) 2014/12/29(Mon) 23時半頃
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/* ジェレミーチョウスケ素敵だな! おしあわせに。
しかしこれは任された感? ジ、ジリヤーーーーー。
(-89) 2014/12/29(Mon) 23時半頃
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/* >衣服の中に手を突っ込むと札束を取り出し このシュロえもんの4次元ポケットっぷり。
(-90) 2014/12/30(Tue) 00時頃
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―食堂― 鈴を聞いたと思ったが……。
[食卓には温かい食事は用意されていない。 置いてあるのは、瓶に入った馴染みの錠剤。 厨房を覗けば、準備途中で投げ出された調理器具と食材]
…………シュロ?
[視線は主の部屋の方角へと]
(330) 2014/12/30(Tue) 00時頃
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―主の部屋前―
シュロ、居るか? 入るぞ。
[それでも声かけてから、ドアノブに手を掛けるまで一拍置いて。 返事の有無問わず開けようと]
(331) 2014/12/30(Tue) 00時頃
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[>>334 主の自室を訪れたのは随分久しぶりな気がする。 扉を開けると、吸血鬼は机から顔を上げ]
君も? 誰か此処を出て行くのか? 何故。
[今日の夕食は随分手抜きだなと、皮肉めいた言葉をかけるつもりでいたのに、 不意の尋ねに首を傾げ]
それで。 俺が出て行く――と謂ったら?
[問いを返す]
(336) 2014/12/30(Tue) 00時頃
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嗚呼。――つまり、からくりがばれたと謂うことか。 [推測とはったりを交えて。 チョウスケとジェレミーは気付いたのだろう。何に?]
俺は……俺達は吸血鬼ではない。 ……お前とは違うのだな?
[確認の言葉。 幾度となく見た悲しげな表情に、何も感じないわけはなく]
外とは、人の棲まう場所であろう? 俺は……吸血の徒ではなくとも、 人と謂うには永くを行き過ぎた。
……あちらで生きることはできない。
(339) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
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ただ、これ以上永くを此処で……、 生と死ともつかぬ場所で漂っているのも、もう疲れたのだ。
外で生きることはできまいが、 最期に……行きたい場所がある。 [遥か昔。 故郷を追われ罪を犯し、辿りついた古城。 恐らくあの時、己は人の世界の生き物ではなくなったのだ。 あの城が今も在るかはわからない。 だが、終わりの時を迎えるなら、あの場所で終わらせたかった]
(342) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
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……独りにはなるまい。 此処には他の者もいる。
[慰めの言葉をどう捉えたろう。 既に綻びはじめた小さな世界は、崩壊を押し留められるようにも思えず]
(344) 2014/12/30(Tue) 00時半頃
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/* ごめん主(何度目か
(-94) 2014/12/30(Tue) 01時頃
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/* いま落としたらまたかちあいそうでな。
(-96) 2014/12/30(Tue) 01時頃
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――それか。
[謂いかけて、言葉を噤む。
『共にあの場所へ行かないか』
>>348 差し伸ばされた手には刹那、息を止めて]
朝には発とうと思う。 他の者にも告げる。
[吸血鬼でないことを。 近付くシュロの眸を見返して答え、背を向ける*]
(347) 2014/12/30(Tue) 01時頃
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/* 泣く。 殺or外ぽい以外のエンド有なら シュロはジリヤに任せるべきだよな…。
(-97) 2014/12/30(Tue) 01時半頃
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―食堂―
[食堂に居る者へ、主以外は吸血鬼ではないと謂う事実を告げる。 錠剤は、彼の血だろうこと。 記憶が朧になる作用のあることは、己の聞いた中にはなくそのことには触れまいが、語ったこと、またそれ以上のことに彼らは薄々気付いているのだろう]
ジェレミーとチョウスケは出て行くとのことだ。
[恐らく命令も効力を為さなくなるのだろう。 それは己を身軽な気分にさせる]
(351) 2014/12/30(Tue) 01時半頃
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