301 十一月うさぎのないしょ話
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[焙じ茶を伶菜>>132に勧めたら、何とも言えない表情をさせてしまった。 申し訳ない気持ちと共にふんわり見守っていると、ゆっくり考えながら選ばれるメニューたち>>133>>134に、自然と頬を緩める。]
ふふ。
[宇都木>>138と話しながら組み上げられる伶菜のコースは、彼女に合わせたセレクトなのだろう。 その一歩一歩進んでいくような選び方に、寒い冬の夜、心が暖かくなる心地がして、穏やかな笑みを吐息に溶かした。*]
(143) 2019/11/29(Fri) 00時半頃
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う、そうなんですけど……。
また食べられるなんてすごい贅沢。 鱈のパイがメニューにあったら、 乙坂さんのだってすぐに分かりますね。 でも、新しいメニューだってすぐに見つけます。
だからこれからも、 乙坂さんの料理は、乙坂さんが書いて教えてください。
……ね?
[ボードを示すように視線を向けて、戻した目で乙坂>>140を見上げて。 これからも何度だって、彼の作る料理を選ぼう。 余韻を楽しむように伏せた瞼の下、健啖な唇は幸福な弧を描いている。*]
(147) 2019/11/29(Fri) 01時頃
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