25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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/* 今日明日というか、吊られてくれるなら今日を希望したいわけです。
(-85) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
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[は、と大きく息を吸い込んだ。 ぶつけ方が悪かったのだと解る鳩尾の絞られるような苦しさを堪えながら 鉄色は白布の下から覗く赤を見る。 白い包帯に滲んだ血の色。耳の下、掻き毟ったような傷]
…其の傷は、何なんだ。 左耳の、その、傷は。
[暴れている間にうつったのだろう。 白い着物にも包帯にも、僅かではあるけれど己の視界には映って見える]
(237) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
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解らない…? 傷を見せてみろ。ああ、今は、手出ししない。 隠し持っているものも、扇だけだ。
[懐に仕舞っていた扇をテーブルに置くと 両手を軽く上げて何も持っていないことを示してから近づく。 近づけば近づくほど、その傷は痛ましく見えた]
…引っ掻き傷か。自分でやったのか。 蚯蚓腫れになっているものは、まだ幾らかましだな。
[途中まで歩み寄ってから、男は一つ息を付く]
私に、殺せと言ったお前が 死をそんなに恐れる姿というのは
[溜息をつく]
…何故だろうな。何処か、寂しく思う。
(242) 2010/08/07(Sat) 20時半頃
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/* あ。きえちゃった。どうしようかな。
一寸無理繰りだけど、狼2COで別々の場所で殺せば 行けなくもない気がするんですよ。 霞んが大丈夫であれば夜光表で喰って貰って、 そのあとに私が遠慮なく邦夜を喰うというですね。
どうだろう。ちょっと霞たんにご相談。
(-87) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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[黒い上着をもテーブルの上に置くと太刀を恐れることなく近づき、 腰かけたイアンにゆっくりと近づくと傷の見聞をする。 明らかに引っ掻き傷、蚯蚓腫れ。呆れたように溜息が出た]
…これだけ派手にやっておいて記憶にないとは、まったく。
[血の匂いに、眩暈がする。 昨日は喰らうことを選ばなかったので、酷く餓えていた。 緩く頭を横にふって堪えると薬箱のようなものはないのかと尋ねる]
それが、お前の答えか。
[傷口を見ていた指先をそっと自分のほうへと引き寄せる]
そう、か。 其れがお前の答えなら、……私は、花主を廃業することにする。
…迷惑をかけたな。すまなかった。
[そう告げて、男は花から一歩距離を置いた]
(248) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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/* だから。紙の蓮って何やねんくそう。 絶対今日部屋いったる。何なのか問い詰めてやる。
でもその前に華月に先越されr
(-90) 2010/08/07(Sat) 21時頃
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まったく…都合が悪い事は忘れるなんて子供じみたことを。
[荷物の中、と聞けば断りを入れてから荷物を探る。 水でぬらした手拭いで軽く傷口を吹き、薬を塗り付け 其処に綿紗を当てて包帯で止めてテープで止める。 男が離れたのは、その一通りの作業を終えてからだった]
獅蓮を失って、五年経って。漸く欲しいと思えた。
でもそれがお前の答えなら私は───僕は、これ以上お前を望まない。 きっとこの先、今以上花として迎えたいと思う者もいないだろう。 だから。花主を辞める。
…だから、さよならだ。
[首を傾げるイアンの頭を一つ撫ぜて テーブルに置いたものを手にし、袖に腕を通せば今まで通り。 そして靴は扉へ向かおうと踵を返した]
(254) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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[元々住む世界が違う] [彼は狼を憎んでいる]
[きっと、これで良かった]
(-91) 2010/08/07(Sat) 21時半頃
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…花(お前)がそうだと思うなら、それでいい。
[手を引きもどし、ただそう伝えた。 舞をと、引きとめる言葉に一度足が止まる。 けれど、背を向けたまま男は伝えた]
いや、折角だが止めておく。 変な未練を覚えてしまえば、この部屋から出られなくなるし それに、花が主のものであるのなら、その舞は主の為だけに捧げるがよかろう
私が次にお前に会うときは───きっとお前が、真理を得た時だけだ。
[では、と告げて足音は遠ざかり、扉を開いた。 扇の音は一度も鳴らない。
ただ、扉が閉まる音だけがきっと、そこにあった]
(259) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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−A棟廊下→B棟・朧の部屋前−
……。
[扉の閉まる音が背中にある。 しばしその場所に立ちつくすと緩く頭を横に振ってから歩きだす。 今はあの美しい色切子の廊下を通る気分にはなれなかったので 本邸の中を軽く迂回してから己たちの居住のある棟へと向かう。 侍従に位置を聞いてから、その扉を軽く叩いた]
居るか。
[それは問いかけというには簡素で、名も名乗らない短い声]
(264) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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/* 取り敢えずこれで明日には刷衛を喰う方向。 とりあえずー。あそこのべったりをどうにかせねば。 せねば、
ううん。 どうしよう (もにもに。
(-96) 2010/08/07(Sat) 22時頃
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/* そして高嶺がまだいない予感。 何気に私もイアンと高嶺にべったり気味なので何とも言えない。
うーん。うーんうーん。
とりあえず、はなしがすすまねえです。
(-97) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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/* お帰りなさいお帰りなさいお疲れ様です。
ちょっと提案というか、無茶を承知の話なんですが 夕方ぐらい?に一平太のメモでRPに無理のない程度での 今日明日のバファ釣り希望が出てたんですね。 もしそちらが良ければ、いっそこの際表で二人とも出てしまって 片方は一平太襲撃(釣り)片方でヤニク襲撃(襲撃)を してしまってはどうかと考えています。
正直狼組に余り情報が回ってこないので、 こうでもしないと八方ふさがりで死んじゃう…とか相当思ってます。 如何なものでしょうか。
最初そちらに高嶺組の説得をお願いして、こちらでセシル説得後 一平太吊り>ヤニク襲撃考えたんですがどう考えてもセシル説得に 時間と配置的に接触が難しいのとキャラ感情的にこちらにつかない気がしたので ちょっとこの方法を提案してみます
(*13) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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−高嶺の居室−
…邪魔する。
[扉を開けると同時に告げた声は、普段よりいくらかは大人しく。 少し中を見まわしてから、首を傾げた]
華月は、使いか?
[尋ねたからには、彼に用事があるのだと理解できるだろう。 朝から続いて、この部屋の関係者たちに何があったのか想像するのは難しくない。 其処に関しては、口にする事はなかった。
もしも鉄色の視界に紙の蓮が入ることがあれば、 男は不思議そうに首を傾げたに違いない]
(271) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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ああ、珍しいな。
[男はただ小さく肩を竦め、華月が茶を、と聞けば そういえばあの課題は解けたのだろうかとも思いはすれど、 紙の蓮のに何かを納得したらしかった]
それもある。 でもお前にも要件があった。
[視線が幾らか彷徨ってから開いた掌が緩く握られる。 堪えていたものをどうにかしたくて]
華月が戻ってくるまでの少しでいい。 何も言わずに置いてくれ。
こういう時に、他に誰を頼っていいのか───解らん。
[どうにか持ち上げたその顔は酷く歪んでいた]
(280) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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…ん?
[丁度、呼ばれた名前は男が顔をあげたそのあとと被るだろう。 ゆっくりと逸らされた視線に、ただ何を尋ねるわけでもなく]
(281) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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/* わわ。いいのでしょうか何だか申し訳ない。 正直夜光襲撃に自分が持ち込めなさそうだったの頭を悩ませていたところだったのでした。
今のログを見る限り二人とも表座敷のようです。 多分ヤニクのほうはイアンへの報告があると思うので もし別動する気配があればそちらには私が向かうつもりでいますね。
三連釣りだけは何としても避けたいですね。 セシルもどうにかロビンのネタを使ってこちらに寝返りさせたいものですが。 ちょっと頑張れそうであれば頑張ってみます。
(*15) 2010/08/07(Sat) 23時頃
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[扇は懐のままであった。 両の手には何もない。 どうしたと聞かれて、ただ一言だけ]
苦しい。
[自分の胸のあたりを掴んでその言葉だけを吐き出した]
苦しいんだ。
[声が、震えていた]
(286) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/* さすが邪気っこあんこ。
あれがぐたの人のでっちあげだと知らずに乗っかっちゃう子の凄さ。 …でっちあげていいんだよね。 ね? ね??
(-102) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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…まも、る?
[微かに揺れた。 揺れた声は、己の感情に染まり揺れるのみ]
冗談じゃない。 食事を、邪魔されてたまるか。
…天満月。 出来ればあの不快の礼はきっちりと払ってやりたい。
喉に穴をあけ、心臓を残し、ゆっくりと痛みに絶望させてやりたい。
(*17) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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このまま…花主でいるのが、辛い。
[其れが苦しみの理由だと声にする。 けれどそれは本質としてあるべき答えではなく その苦しさの理由はもっともっと根深いところにあるとは誰にも言えない]
ッ
[指先が触れた。俯いていた事もあり、少し驚きで肩が震えた。 頭を素直に撫でられるなんていつぶりだろう]
…すまん。世話をかける。
(292) 2010/08/07(Sat) 23時半頃
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/* す。すみま せん。
あーーーーーorz
(*23) 2010/08/08(Sun) 05時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 05時半頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 05時半頃
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−本邸廊下−
[華月が戻ってくれば、言われなくとも解っていた。 紙で蓮が作れるならば、今度鷺草を作れないかと頼んで部屋を出る。
部屋に戻る気にもなれず、何処か行くあてがあるわけでもなく。 ただ男はあの色硝子の廊下で、何かを待つようにしながら
夜が朝になるのを待つばかり]
(394) 2010/08/08(Sun) 05時半頃
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