99 あやかしものと夏の空
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/* オスカーグラそのままに頭に皿だけ乗せたのなら普通に可愛いな
(-406) 歯車王 2012/08/17(Fri) 22時頃
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/* こう、ラルフの息子が妙にお父さんと似たことばかり言ったりするんじゃよ かつてのオスカーみたいに
(-411) 歯車王 2012/08/17(Fri) 22時頃
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―祭当日― [祭り騒ぎの賑やかな声 狐は立ち止まったまま、その中に自らが奉られた村が栄えていた頃を重ねて見ていた]
いいお兄ちゃんじゃのう?
[にっと笑んでラルフ>>54を見れば、丁度視線がかち合って]
……ん。 そうじゃな、わたしのところにも、来てくれるか?
[その言葉>>55に、ああ時間はもう残り僅かだと胸が痛むのを感じる あの場所に行くのはラルフにとっては気が進まないことかもしれない、けれどもう会えないのならと我儘を言いたかった。]
(63) 歯車王 2012/08/17(Fri) 22時半頃
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最近の若者はじゃんくふうどばかり食べて全く、昔はそんなことは無かった!
……とかなんとかよく来るじいさまが言ってたのう
[オスカー>>61につられ屋台をちらほら眺めてぽつりと まるで異国に来たよう品目ばかりだと思った]
(64) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時頃
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/* 亀吉は見た!か
(-418) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時頃
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最後、そうじゃな……
[ふ、と目を細めて]
ああ、お前が生まれるずっとずっと前から村に奉られとるぞ。
[ひどくあっさりと問い>>66に答えたのには自分でも驚いた ラルフにばれてしまって吹っ切れてしまったらしく。]
「最後まで」後悔無く過ごすんじゃよ?
[いつかかけた言葉に似たことを呟いた]
(70) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時頃
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/* ヨーランダはほら、なんというか、金魚すくいの網の部分のバイトとか……
(-425) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時頃
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……ん。
[ラルフは口にしなかったけれど>>72、言おうとしたことは分かってただ頷く 本当は兄弟水入らずにしてあげるべきなのかもしれない、けれど…… 随分と自分も子供になったものだ。]
ああ、わたしは大丈夫じゃよ
[はしゃぐオスカー>>73を眺め、無邪気なものだとくすくす笑い]
……どこかに稲荷寿司はあるかのう?
[結局はそこだった]
(74) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時頃
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ふ、……ふふ。いい反応じゃのう 人を化かすなど随分と久しいが愉しいものじゃな。
[神となってからは見てなかった人間の驚きの表情>>75、あやかしであった頃を思い出して口角を上げ悪い笑みを浮かべる 意図的に人間の姿になったわけじゃないが、あんなの恥ずかしくて言えるわけが無い]
ああ、そういうことじゃ。 ……わたしはとーーっても器が大きいからのう、これからも友達扱いで構わんぞ?
[嬉しかった、そう言える程素直でも無かった]
(78) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時半頃
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まだ、時間はある。
[空を見上げ]
オスカー、わたしはじゃんくふうどを食べてみたいぞ。 お前のオススメはなんじゃ?
[にっこりと、今度は外見相応に子供らしい笑みを浮かべて 案内しろとばかりに手を彼に差し出した]
[そうやってきっと二人でラルフを振り回しながら祭りを楽しむことだろう*]
(81) 歯車王 2012/08/17(Fri) 23時半頃
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―夕刻― 神にも色々あるんじゃよ。 あんな小さい村に万能全知全能がいてたまるか
[不満の声>>86に笑いながらそう返す そんな小さな村が愛しかった、なんてことは胸にとどめて さてラルフの言葉にオスカーはなんと返すか、狐も彼を見たことだろう。 バスを降りれば、少し歩を進めふと止まる]
……すまん。 少しだけお前の兄を貸してくれないか。
[眉を下げ、オスカーを見やる 二人にしてほしい、そう暗に言って]
(90) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時頃
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/* ちゃんと洗って返すからな まあ、なんというか、村に帰ったらわたしもオスカーもそれぞれラルフと二人でのほうがいい筈
(-446) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時頃
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―林― ……わたしは自分で思っていたより我儘らしい 正体を隠したまま見守っているだけでいいと思っていたのに、こうして「締尾」としてお前を林に連れて来てしまった。
[ラルフより少し後ろを歩く狐はいつの間にか白い着物姿へと戻っている。 着ていた服はラルフの荷物の中に入っていることだろう。
迷わずに祠へ向かってくれたならば、彼が既にこの場所に来ていたことを知らない故に表情に出てしまう程に喜んで]
(91) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時頃
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―祠前― ……懐かしいのう。
[そうして祠の前につけば、見慣れ過ぎている筈の風景をじっと眺める。 幻か夢か、昔のラルフの姿なら彼が村を去ってからも何度だって見ていた。 けれど、こうして成長した彼がいるのは不思議なものだ。]
お前はいつだってあそこに座っていた。
[あの木の根元に座る姿>>2:340は祠からよく見えて。 真似をするように自分もそうした>>1:116ものだった。]
(93) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時半頃
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わたしにも分かる程に変わり者のお前を眺めるのは、とても楽しかったぞ。
ラルフ ずっとずっと、お前を見守っていたよ。
[ぽつりぽつりと思い出を語って、微笑する それから何か言いたげに、ためらうように視線をあちらこちらに向けて]
オスカーのことは……すまなかった。
[一言、絞り出すようにやっと言葉にする]
(94) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時半頃
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/* とりあえずここまでにしておこうか。
(-460) 歯車王 2012/08/18(Sat) 00時半頃
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/* 雪女、お帰り
(-468) 歯車王 2012/08/18(Sat) 01時頃
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……そうじゃ。
オスカーは事故だった。 どうしようも無かったんじゃ、わたしも、お前も
[責められない>>106ことで気持ちは軽くならなかった]
あの時こうしてたら、なんて思ってやるなよ? そんなことオスカーは望んでいないさ 分かってるじゃろ、あの子は今も純粋にお前を慕っている。
……決して恨んでなど、いないんじゃよ。
[きっと、ラルフは自分自身を責めていたのだろうと分かってしまったから]
(108) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃
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……嗚呼、見たのか。 その通りじゃよ
[同じように>>107祠を見て]
呼びやすいように呼べばいい、 今更改まられても困るぞ。
[まじまじとこちらを見やるラルフに今はただの人の子だと苦笑いする]
(110) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃
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[続いた声に焦るような調子が滲んでいることに気付けば目を丸くして]
勿論、村と運命を共にするぞ。 引越すあやかしもいるとは聞いていたがな、わたしはそんな簡単には出来ない。
何も変わらないさ、ただダムに沈み誰もいなくなるだけで。 わたしはいつも通り、ずっとここに在り続ける。
[語る声は只静かに、哀しみもそこには無い。 ほんの少しの寂しさだけを漂わせ、それでも神として当然のことだと思っている]
ああ、そうじゃ……万年筆、またわたしにくれないか? あの時はあれを無くしたまま沈むのが嫌で探していたんじゃよ。
何を忘れたってお前のことだけは忘れたくはないからのう。
[にっこりと、まるで転校し友達と離れることを惜しむ子供のような その程度のことのように笑う]
(111) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃
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/* 頑張れ全裸
[尻尾ぱたぱた]
(-489) 歯車王 2012/08/18(Sat) 11時半頃
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/* すまんのう。 タイミングを掴めなかったんじゃ
(-494) 歯車王 2012/08/18(Sat) 12時半頃
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……ラルフ?
[眉をしかめ首を振るラルフ>>128、沈むこと自体には何の疑問も持っていなかった狐はすぐに言葉を返すことが出来ず]
……わたし、は
[この地から人の子がいなくなる、それは狐の役目が終わるということ。 だから、]
(130) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃
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お前はいずれわたしを忘れる わたしなどいなくても一人では無い。
[その言葉>>129は嬉しいけれど それは違うと首を振って]
……お前に忘れられるのなら、思い出があるこの場所で沈むのがわたしの幸せじゃ。
[そして先程と同じようににっこりと笑み、近寄って]
(131) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃
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[爪先立ちをし、ラルフの頬に唇を押し付けて]
――……大切な人間が出来て家族を持っても、わたしを忘れないと言えるなら
……連れていけばいい。
[ぎゅっと袖を握り、か細い声でそう言った]
(132) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃
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[袖を掴んでいた腕は、少年は、消える
ほんの一瞬、ラルフの前には九尾の金狐が現れて 「締尾」の名の通りにその尾を縛っていた縄が解け、存在すらもしなかったように消えていった。]
[からん]
[鳴き声すらも残さず狐は消えて、音を立て地に落ちたのは無くなっていた「締尾様」の像]
[その像の尾も、何にも縛られていなかった*]
(133) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃
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/* さあ、弟の元にいくがいい。
[何にもしなかったようにしれっとした表情で]
因みになんで尾が縛られてたのかなんて設定は無いから気にするな
(-527) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃
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/* おい千切れるふらぐじゃぞそれ
(-533) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時頃
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『結局わたしもあの犬神と同じか。』
『全く……数百年前のわたしが見たら何と言うことかの。』
『けれど、嗚呼。』
『こんなに尾とは軽いものだったか』
(-547) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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『わたしを土産屋の置物か何かと勘違いしとるのかお前は?』
『じゃが……ふふ。側にいれるのなら、どこだっていいさ』
『……全く、どうかしとるわ。』
(-552) 歯車王 2012/08/18(Sat) 22時半頃
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