162 絶望と後悔と懺悔と
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[――首を横に振って、再び歩き出した*]
(355) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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/* 周にーさ ん が かっこいい です
(-127) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[ジャニスの部屋を出た足でバイクに乗る 時折気が向いたように孤児院を訪れてみる
暗い夜道に珍しい一人歩きの女性の姿]
(356) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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/* あれ、俺も駄目だった。<真弓
(-128) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[目的地に向かう絢矢を見失わないようにしながら、 周のことや、リーのことを考える。 マユミのことはあえて、思考しないように。
周は無事かどうかなど、わからない。 ただ、零留が最後は逆上したように、自分も周も殺すと言った。 だが、もし殺さなかったら? 生きている可能性が0だとは思いたくなかったから、ジャニスの前でもああいった啖呵をきったのだ。
リーが、なぜ、絢矢に、殺したいなら、と言ったのかはわからない。殺したいように見えたのならば、否定もしたいが、でも、結果としては、もう、殺すのだ。 いや、リーも自分を殺すと言っている。 そして、自分も、もう、殺せる。
もう、後戻りは、できない]
(357) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[リッキィの問いかけ>>*108に 体も返す前に彼女を見て]
…アヤから預かった。零瑠に、だとさ。 このケガはちょっとヘマしただけ。 すぐ治るよ。
[けれど治す意思があれば、の話 生きようと思わなければ生きる資格がないのは 人間も吸血鬼もかわらないのだろう]
あと…すぐわかるだろうから言っておくよ。 直円やったやつ、わかった。 「家族」の誰かってだけ言っておくな。 知りたかったら教えるけど。
(*111) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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トレイルは、周の様子を一度伺ってから、扉を閉めて3人で暫く談笑を。*
2014/02/13(Thu) 21時頃
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[可能ならば、周を救出したい。 そんな考えは心の中に伏せたまま。
無謀かつ、横暴かもしれない願いだ。
でも、なんだ、またお前か、という呆れた顔をされながらも。 周には生きていてほしい。
この長ドスは、周のものだ。 自分は決して代わりにはなれない。
やはり楽観的な願いだろう。わかっている。 周が今、かえってくるのを望むのは。]
(358) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[襲撃前夜>>*101 ホリーは相変わらずの様子だし、 こちらも不要をする気はなかった。 けれどアヤとサミィに告げた言葉を思えば、 彼女の行く先に彼らがいる可能性は大きいといえる]
…ホリー、俺もいくよ。 アンタの護衛じゃなくて、俺が勝手についていくだけだけど。 かまわないだろう?Ѐ
(*112) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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まあ、それは構わないわ。
好きになさい。
[そう言って笑う。 そして、ふと思い出したように。]
あたしは遊びたかったら神宿に来いと言ったのだけど。 あの子達はやってくるかしらね?
(*113) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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あの子って誰だかしんないけどさ、 どうせ「家族」の1人だろ、アンタがそういうのは。 だったら来るよ。ホリーを恨んでいないやつがいるとも思えないからね。
じゃ好きにさせてもらう。
(*114) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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……あまり、痛くはしないで下さいね。
[>>*105 その会話する光景すらも、 話の中身や杯を満たすものがなければ、 微笑ましいものであったはずで]
お姉様は驚いてくださるかしら……? あまり驚いては下さらないかもしれませんね。
でもお姉様が驚いてくださったほうが、 きっとお父様もお喜びになるでしょうね。
[ふわりと雲の上のような、言葉はすらりと流れる。 頬に触れる姉の手に、目を細めて指を重ねた]
(*115) 2014/02/13(Thu) 21時頃
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[そのまま伏せられた目蓋。 >>*106 その冷たさを感じなくなろうとも、 その言葉は確実に違う生き物であるのだと、わかる。
彼女の言葉は酷く素直で、だから無邪気だと思うのだ。 人から見れば邪悪な残酷、けれど彼らはもともとそういう存在なのだろう。
語られる言葉が流れていくように、 心に染み込んではいかぬように、息を吐く。 表情も声音も、何も変わらずにいられた]
……お姉様もきっと、 孤独など知らぬのでしょうね。
[理衣とサミュエル、戦えばどちらも傷つく。 彼らが互いに特別だと知っている。 ――やがて、月の中空を回る頃、彼女の部屋を辞したのだ*]
(*116) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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あらあら、知ってた? あたしって意地悪なのよ?
[真弓の頬をなでながら。 目を見て愉しげに告げる。]
真弓が痛いって泣く様なやり方してあげようかしら。
ま、泣いたら慰めてあげるけど。
[お父様との言葉に笑って。]
そうね、あたしが驚くような事ならきっと。 喜ぶと思うわ。
(*117) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[――>>356 自動二輪の駆動音、 灯りに照らされるを嫌って、ふたたび傘を開いた。 道の脇にどいてそれが通り過ぎるのを待つつもりだ。
紫衛門の女学生。さらり零れる黒髪は、 きっと彼女の記憶の誰かに良く似ていただろうけれど]
(359) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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―自室前―
……偵察に行って、ヘマしただけじゃあないの?
[『預かり物』と聞いて、受け取る為の手を差し出さなかった。>>*107 けれど強引に渡される。]
は、なにこれ…。
[若草色の紐飾り。何が何だか分からない。]
(*118) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[瞼を閉じた彼女。
彼女の悪趣味な言葉に何か反応したのだろうけれど。 ホリーにとってはそれもまた遊びだったから気にする事もない。]
ただ、彼女の言葉には、珍しく困ったように笑う。
あたしはそうでもないけど。 お父様は孤独だと思うわよ?
あたしだって追いつけない高みにね。 一人でずっと居るのだもの。
[そして、人よりも遥かに長く生き続けると言う事実。 ――その孤独は、同じ様に長い時を生きてきた者でないと分からないのかもしれないが。]
(*119) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[>>252>>254きんいろや他の吸血鬼、眷属達と。 補給基地に張られた罠、兵士の士気の状況、 糧秣の量から持久戦の可否、指揮者が安吾であることなど、通常の偵察で求められることは大方報告する。 それ以上のことは聞かれなければ答えない。 円直を討ったものの名はその場では問われても知らぬを通す。
襲撃の日を告げられれば眉を顰めるが、 何も言葉を発することはなかった。
最初、きんいろから血を与えられた時の無謀さはもうなかった。 少なくとも頭は垂れないが明らかな反抗の意思は表に出さないようになった。
年月は、子供から想像力を奪う。 そう、強くなったが故に、その無謀さが手の届かないものなのだと知っただけだ]
(360) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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恨んでないやつがいないともって。
貴方って案外と言うわよね。
[少しだけ、苦笑をもらす。]
ああ、繊細なあたしの心が傷ついたわ。 思わず手が滑って貴方まで切り殺してしまいそうなぐらい。
[冗談めかしてそう告げたのだった。 そして神宿に彼を伴って向かう事となった。]
(*120) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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― 零にーさんの部屋を出る前 ―
………。
[困った。「諦めて」って言っても聞かなさそうだし。>>352 そこが周にーさんのいいところなんだろうけどさ。
僕を見つめ返す周にーさんの姿は真っ直ぐすぎて――、手を伸ばしたくなる]
じゃあ、…「またね」って言えばいいのかな。
[僕がキャロライナにーさんに「またね」と言ったのは、遅かれ早かれまた敵として会う、そんな気がしたからなんだ。 今の周にーさんはその時と立場が違いすぎる、けど]
(361) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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嘘だ。
周のこともリーのことも考えながら。
いつも、マユミのことも考えている。
ただ、マユミのことを考えていくと、自分が自分でなくなる。
マユミのことを考えて、
そして、苦しくなって、悲しくなって、それでも、やめられない。
この繰り返しを続けながら
いつか、こういえないかな、と夢みている
(-130) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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おかえり
(-131) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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きっと、叶わない夢だ。
(-132) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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おねーちゃん、女一人歩きは危ないよ
[ぱらりらぱらりら 傘をさす大正ロマンの少女のそばを ゆっくり走りながら声を掛ける]
この辺は鬼が出るんだよ。 送っていこうか? それとも
[もしかしたら人狩りに現れた吸血鬼だろうか さらり傘の隙間から零れる黒髪]
(362) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[零瑠というのなら、家族の誰かだろうけれど。 また、逃げたのかと視線の鋭さはそのままに。
リッキィは何も言わないから、零瑠も何も言わなかった。>>347]
………絢矢? なんで俺に?
(*121) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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何を今更。知っててやってるんだろう。 お前、繊細どころか大戦災じゃねぇか。
手が滑るならそのまま滑ってどっかいっちまえ。
[>>*120言葉遣いや思うことはともかく、 彼女の供をするのは本当だ。乾坤圏を腰に、彼女の後ろから従うように城を出る] ]
(*122) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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[傘の下にみえるつややかな黒髪は あこがれていた姉を思い出させた
人参食べたら美人さんになれる? 訛りの強い優しい兄に聞きながら 頭に浮かべていたのは 小首をかしげたびにさらさら黒髪を揺らす姉の姿 子供心に美しいと目を細めて眺めていたものだった]
(363) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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……それは、大収穫じゃないか。
仇を―――…と、らなきゃ
[長く長く息を吐いて、笑う。 家族同士の討ち合いを、また、望まれている。]
だれ?
(*123) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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…さーね。直接聞けば。渡してほしいと預かっただけだ。 あと伝言。涼平と周を返せ、だとさ。
[零瑠の視線>>*121はあえて流した。 もう突っ込まれて色々踏み込まれるのはゴメンだったからだ。ただ、誰と問われれば>>*123、暫し躊躇した後、静かにその菊結びを指した。
アヤだ、と]
(*124) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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ああ、全く。 ああ言えばこう言う。
育てた吸血鬼の顔が見たいわ。
[そんな軽口を叩きながら。 向かうのは神宿]
(*125) 2014/02/13(Thu) 21時半頃
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