104 路地裏の因果律
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[墓地に白クモがうろついている。 普段は綺麗にされた場所なのに そんな些細な疑問が管理小屋へと視線を向けさせた。]
……ヨーランダ?
[ぽつぽつと管理小屋の方へ向けて歩き出す。 扉が開いたままだ。 そっと覗きこんだ。]
(15) 2012/10/23(Tue) 20時頃
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―――…
[虚ろな瞳が惨状と化した室内を映す。 紅い飛沫は既に黒くなり始めていたか。 ゆらり揺れる瞳がベッドに寝かされたヨーランダと 名を知らぬ女性が座り込む姿を捉える位置までくれば 流石にぞくりと寒気がした。]
貴女が ……やったの?
[問うように呟くけれど 女性は最早此方の声など聞こえていない様な素振りで。
誤解を招くには余りに容易な状況だった。 この女性が墓地へ向かうのを見た。 道中でグレッグが死んでいた。 目の前には死んでいるヨーランダがいる。
女性は既に自我を失ったような ―――殺人者だ、と。]
(16) 2012/10/23(Tue) 20時半頃
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なんで
[通じあって居た筈なのに、 一つの言葉もくれなかった彼女を 自身が知ることなど不可能で。
教えてくれればよかった。 悩みがあるなら言って欲しかった。 私にはその聲を聞くことが、できた。
だけれど彼女は何一つとして 言葉を返さなかった。]
なんで
[泣くのを我慢するような笑みを浮かべて 女性の肩に手を置いた。 ――寂しかった。]
(17) 2012/10/23(Tue) 20時半頃
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― 路地裏・バー ―
[カウンター席で一人、残り少なくなったグラスを前にして男は最後の選択を考えていた。 金貸しはそろそろ店を閉め、階上の自宅に戻る頃だろう。 汚れ仕事はグレッグに押し付け、自分は店に忍び込み金を盗み出す手はずだったが。 半日かけてもグレッグを探し出す事は叶わなかった。
ここまで来れば、間違いない。 裏切られたか、あいつ自身が、ヘマをしてしまったか。 どちらかだろう。
邪魔者はすべて消すなら。 ――後、残るのは誰だ?
二度と汚すつもりの無かった、自分自身の掌を見つめ、自問する。]
(18) 2012/10/23(Tue) 21時半頃
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[バーの壁にかかる時計を見上げる。 ヴェラと時間の約束は交わしてはいなかったが。
グレッグの行方が知れぬ今、男はどうすべきか迷っていた。
金は諦めて、あの金貸しの息の根だけを止めて逃げるか。 それとも、その猶予さえ残されていないのであれば、一刻も早くこの街を出るか。
それで、例え追われる事になろうとも。]
(19) 2012/10/23(Tue) 21時半頃
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[煙草を銜え、マッチ箱を掌で弄びながら宙を眺める。 長い間、そうして考えていたが。 ふと、名を呼ばれて顔を上げる。 顔見知りのごろつきが一人、そこに立っていた。]
「珍しく暇そうだな。」
[冷やかす言葉に、関心薄げに視線を逸らし煙草に火を点けようとした時。 相手が指先でとんとんと肩を叩いた。 煩げに目を向けた際、耳元で囁かれる。]
「グレッグ探してんだろ?」
[その言葉に、一時動き止む。 相手の顔がにやりと笑った。]
「あいつなら見たぜ。今月の利息、ちっとばかりまけてくれんなら教えてやってもいいが。」
[そう言って下衆に笑う相手の顔を、男は暫く無言で見据えた。]
(20) 2012/10/23(Tue) 22時頃
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ヘクターは、短く幾つか言葉を交わした後、相手は男の元を離れた。
2012/10/23(Tue) 22時頃
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[バーへと進む道。
疲労の色濃い顔で、どこか満足そうに。 闇夜を、真新しい鍵をたずさえて**]
(21) 2012/10/24(Wed) 07時半頃
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風来坊 ヴェラは、メモを貼った。
2012/10/24(Wed) 07時半頃
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