3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[ミッシェルを見送ってどれほどの時間が経ったのだろう。敬礼をして去る彼女の姿は、どこか、以前の様子を思わせた。
どこからか、ケイトの声が聞こえる。
言葉の響きは、どこか寂しいような]
ケイト?
[紡ぐ名前。生徒ではないのに、覚えている。生徒ではないからこそ、憶えている。 生きるために必要なものが抜け落ちていって、今は死ぬために必要なものばかりが残っていた。
その一つだったのかもしれない]
(378) 2010/03/04(Thu) 22時半頃
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[ジェレミーの姿を、見つけた。
――名前。
まだ思い出せるだろうか。 まだ姿は出せるだろうか]
ジェレミー、……ジェレミー・ジスカール。 その姿はどうしましたか。 見ない間にずいぶんとイメージチェンジをされたようですね。
[声。 姿は、うっすらと。ぼう、と光を身にまとう]
(380) 2010/03/04(Thu) 22時半頃
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/* 邪魔をしに行きたい程度には、まだ
うわーん。 いやもうスティは悲しくないんだけど。
でも目にしたら切ないと思う。 人づてに聞いてもたぶん切なくないと思う
マーゴだと ジェラシーやくと言うか妹を取られたくない兄のごとく
(-160) 2010/03/04(Thu) 22時半頃
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/* 今日こそはお墓にいけるかいけるだろう
これは茨のアーベル状態ではないのかね 生き残る道を見つけてもいいのだけど。
それはちょっと。 今回死ぬために紡いできたのだ。 恋愛したのは予想外
(-162) 2010/03/04(Thu) 22時半頃
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お互い様ですか。 ……そのようです。
私の体は、どうやら溶けていっているようですよ。 死んだわけでもないのに、生きているはずなのに、気づけば透けていました。 さっきまではまだ、物もつかめていたのですが。
[さっき。いつのことだろう。最後に人に触れたのは]
(393) 2010/03/04(Thu) 22時半頃
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本当はもう、死んでいるのかもしれません。 ただ生きていると思っているだけかもしれない。
でも、生きていると思っている間は、やはり私は生きているのだと思います。 ……まだ、不思議な事に心臓の音は、するのですよ。
[透けてしまった体。それでも心音は確かに、響いている。 最後に高鳴ったのは、いつだろう。今は、静かに音を刻んでいる]
死んでしまったのだとしても、構わない。 帰れないし、帰らないし、帰りたくないのですから。
[「彼」に投げた言葉。帰りたいと思うこと。 その言葉を誰に投げたのだったか、もう思い出せない。 切欠も、今はなく]
(399) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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[聞こえてくるケイトの声。他の音は殆ど無音であるのに対し、彼女の声はよく響いてくる]
みんなで、帰る。 ――鬼。
鬼を、連れて行かなければ。
[それだけが今の、生きる意志]
ジェレミー・ジスカール、私は、あの二人に会わなければなりません。 どこにいるのかわかりませんが、きっと身体はそこに導かれるでしょうから。
貴方は、まだここに?
[消えようとして、聞いた。何故ここに来たのかと思いもしたが、問うようなことでもないと]
(407) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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そのうちは、いつくるのでしょうね。 ……もう、私は――。
[どこかで震えた。 ポケットに入れたままの、携帯。 いつの間にか屋上の床に、落ちていた]
携帯が、なったようです。良ければ、拾ってくださいますか。私には、もう掴めないので。
[そう言って、転がっている携帯を指す]
(409) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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[誰から。 疑問。最後に、触れた少女。柔らかな肌。流れるような黒髪。掛けられた言葉。――我侭。 大粒の涙。
断片。
忘れているだけ。心音が、震えた]
マーゴ、からかもしれません。
(411) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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/* 今日も発言がすいすい出ます
おかげで喉が。
(-168) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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……悲しい、ですか。 ありがとうございます。
プリントを、最後までしてくれませんでしたね。 紙飛行機に折っていたでしょう? 理科準備室に伸ばして置いた様な気がします。
私の代わりに担任にでも提出してください。
[ふと思い出したのは、何故だろう]
死ななければ、この身体は元に戻るのでしょうか。
[腕を見た。ぼんやりと、肌が映る]
(419) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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返事を、打ってくださいますか。
今からそちらに行きますと。 覚えてはいませんが、きっとわかります。
[ジェレミーへと頼んで、下を見る]
鬼を探さなければならないのなら、鬼が生徒なら。 鬼を連れて行く代わりに、自分も共に行くのです。 ……生きて欲しい、かえって欲しいと願った人が、います。 帰りたいのに、それを口に出来ない人が。 帰りたいなら、帰りたいといえばいいのに。
誰、だったのでしょうか。
[記憶の端。薄紫の色が霞む]
(421) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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化学教師 スティーブンは、長老の孫 マーゴのことを少しだけ、思い出した(01)
2010/03/04(Thu) 23時頃
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/* いまからお楽しみの人が見ないでください><
触手はもっと暴れていい。
(-177) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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/* 誰か俺にくれ
(-178) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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/* マーゴには会ってもセシルには会わないぜ
…お楽しみのところに行くのはOKですか
(-179) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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ありがとうございます。 ですが、生きて帰れるといいながら、お世話になりましたは、やはりおかしいと思いますけどね。
……あなたは、こちらに来ないように。 いえ、あなたも、です。
では、失礼します。
[深く頭を下げる相手に、光は強くなって、やがて、消える。
また、闇に溶けた]
―屋上→用務室近く―
(431) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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/*
ごめん
近くだった。
とても ちかくだった
覗きに(ry
(-182) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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[溶ける。溶けて、また元に戻る。 歩いている感覚はない。重さもない。 ただ存在は感じている。
1階まで降りると、姿を探す。 ――どこに。
滑る音がした。
そこには、行ってはいけない気がした。 行けば
自分は鬼ではない人を連れて行ってしまうから]
マーゴ。
[導かれる場所。それはすぐ近くに]
(437) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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/* バーナバスの馬鹿ー
ばかーばかー
(-186) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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/* 邪魔したいなー(まて
邪魔しないよ! もうすこしがんばる
(-187) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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[用務員室の、扉。この姿ではいるのは、戸惑われた。
姿のないままでいい気もしていた。
けれど。
この姿を見せるのは、あまりよくない気もしたから]
……まだ頑張れますか。
[自分の体に問う。 思えば、姿は戻る。どれほど続くのかわからなかったけれど。透けた身体ではまた、心配をかけてしまうから。
声が、聞こえた。知っているはずの声。 保健室の扉の向こう。滑る音が響く部屋。 暗い眼で見る。
――…。
名前を、呼べたような、呼べないような。呼ぼうとしたけれど、やはりでてこなかった]
(452) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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[ドアが開く。姿は保てている。
グロリアの姿を見て、ずいぶんと久しぶりのような気がした]
……アトラナート、先生。こちらに、マーゴはいますか。
[呼び出す記憶。 いくらか、どれほどか。流れ出た記憶は、闇の中から拾い上げる]
(454) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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バーナバスも、お久しぶりですね。
[そういった視線は、少しだけ睨むように]
お話ですか? ……構いませんが、私には余り時間が、ないようです。
[グロリアにそう返すと、用務員室の中へと足を踏み入れた。
最後に出たのは、いつだっただろうか。 誰かを、追っていった気がする。
マーゴを見つけると安心したような、表情]
(460) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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/* メアリー可愛いな…
女の子への好感度は マーゴ>グロリア>ミッシェル>メアリー かもしれない
と言うか女の子と絡んでない 主にセシルばかりだった
(-193) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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マーゴ、我侭は、もう聞かないといったでしょう。 ここに来るのも、割と大変なのです。
[何が大変なのかは言わない]
アトラナート先生、……そうですね、仰るとおり、私は自分勝手なのだと思います。 子どもたちを護るのは、貴女と、バーナバスにお任せしますよ。 私ではもう、……。
[少し、顔をゆがめた。 指が、透けそうになる]
そんな眼で、見ないでください。 私は、何もできない男です。
(470) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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化学教師 スティーブンは、長老の孫 マーゴの頭を、ゆっくりと撫でた。触れられる。痛むのは、胸
2010/03/05(Fri) 00時頃
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/* ねそう。
今日で、よふかしはおわりです
空軍までな…
今日こそ墓に行くぜ
(-198) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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来て欲しいと言うのなら、きます。来られる状態ならですが。 …ですが、これを本当に最後にしてくださいね。 次は、ない、と思います。 [目を伏せるマーゴの額に触れる。形のいい眉を指でなぞった]
本当は会わない方が、良かったのかもしれません。 余計に辛くなりますから。
(479) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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アトラナート先生、私は、闇に飲まれすぎました。 真に願えば、帰る事は出来るのかもしれません。 ですが、私はもうそれを望まない。
私の代わりは、いないでしょう。 ですが、私が消えない代わりに誰かが消えたら、その人の代わりもいないのでしょう。
マーゴをおいていくのは、とても心残りです。 ですが、それ以上に、私は私の意志に従いたい。
この身体が尽きることでしか、それは叶わないのですよ。
[グロリアへ告げた。身体は元のまま、記憶はなくしたまま、けれども大事なことの少しだけは、闇から拾い上げた]
(487) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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泣かないで、くださいね。 貴女はもう、子どもではないでしょう? 春から、大学に行くのでしょう。
その晴れ姿を、見られないのは残念ですけどね。 見ることが叶うなら、どこからか、見ていますから。
[微笑む。姿が、一瞬ぶれた。
もう じかんが ない]
バーナバスも、馬鹿をやってないで、はやいとこ身を固めなさい。 いつまでも一人でいると、私のように、なりますよ。
[バーナバスへと、今度は柔らかな視線を投げる]
(496) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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[まだ
つたえていない
ことがある
でも、誰に?]
アトラナート先生、話を聞きたいのは山々ですが、そろそろ行かなくてはなりません。 もう、時間がないのです。
[きえてしまう。そのまえに
おにをつれていかなければ]
(498) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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