158 雪の夜に
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/* ヒューも含めて船乗り組は上手いな……はふう
昨日襲撃出さなかったからしょうがないんだけど、 皆人狼を探しあぐねているっぽいよな……
やはりここはいたいけな少女を無残に食い散らかして 人狼許すまじ路線に修正しないといけないのか。
お悩み中である */
(-27) 2013/12/25(Wed) 01時半頃
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ふうん?
[小首を傾げて、一拍の間。 にっこ、と殊更目を細めて見せる。]
ま、俺も字はヘッタクソだけどな。 こっちの居場所はころころ変えてるし、 ちゃんと届いてるかどうかも解らないんだ、実は。
……長旅の間にさあ、 あんたみたいな良い子の手紙が懐にあったら、 そりゃあ嬉しいんじゃねえかな?
お礼の言葉とか、ねえ?
(90) 2013/12/25(Wed) 01時半頃
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ヤニクは、ホレーショーのくしゃみを促したかどうかは知らないが、
2013/12/25(Wed) 01時半頃
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[口の中に飴玉を転がしながら店内をうろつくハナと、 それを見守る老人を尻目に、カウンターに少し身を乗り出す。 小声にするためだ。]
……なあ、自警団が昨日のやった奴を捜してるって、 もうあんたも聞いたと思うけどさ。
[人間か、人狼か、他の獣か。]
ずっと住んでる人間の目から見て、 普段と様子が違ってた奴とか、いなかったか?
宿の女将さんが連れて行かれちまったんだけどな、 なんつーか、いまいちピンと来ないっつーか。
余所から来てると、どうにかしようにも、どうもね。
[助言を求める風をして、青鉄は娘の顔を覗く。]
(91) 2013/12/25(Wed) 01時半頃
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[ぱたりと瞬きをした。 曖昧な反応は、切り返しに困っていると取れる。>>92 謙遜をする方なのかも知れない。]
良い子じゃない?
そりゃまた、なんで。
(97) 2013/12/25(Wed) 02時頃
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……まぁ、そっちからはそうだよなぁ。
[ひそりと息をつく。>>96]
同じなんじゃねえのかな。
船乗り達からすれば、自分達の仲間はそんな事しねえって、 そりゃ思うだろう。
しかも、人狼の仕業かも知れないなんて言われたら、 藁を掴む――じゃねぇな、何だ。 あるのかどうかも解らない話になる。
絶対とかそうに違いないとか、やっぱないのかな――
[僅かなりと気分を取り戻したらしい子供を流し見る。]
ヤな話だ。
(101) 2013/12/25(Wed) 02時頃
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[そして、相手からも身を乗り出されれば、縮まる距離。>>99 小声で明かされた心中に、旅人はゆると瞼を揺らし、 栗色の髪に埋もれた小さな耳に口を寄せ、囁きを吹き込む。]
引き留めちゃえば?
女はちょっと位我儘な方がイイ。
船の上なんて何があるか解んねえんだ。
[身を退けば、くすりと弧を描く青鉄。]
(103) 2013/12/25(Wed) 02時半頃
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/* 無駄にえろ気を出そうとする(何やってんだお前) */
(-30) 2013/12/25(Wed) 02時半頃
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[旅人は体勢を戻すと、封筒と便箋を手に背を振り向く。]
んじゃ、これはありがとな。
おーい嬢ちゃん、待たせて悪かった。 俺の野暮用は終わったけど……どうする? まだここで見てくか?
[雑貨屋のこまごまとした売り物を眺めて気晴らしになるなら、 ハナの事はこのまま置いて行っても良かろうか。 この老人と娘なら、子供を悪し様にもしないだろう**]
(104) 2013/12/25(Wed) 02時半頃
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/* これホレーショー喰いてえなああああ NDKしたい。
でも良く考えたら、ほれしょーをNDKしたら、 俺自分が捕まる時に抵抗するのを 自警団NPCでセルフプレイしなきゃいけない的な。 吊られそうになったら暴れたい野望。 */
(-31) 2013/12/25(Wed) 02時半頃
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― 雑貨屋 ―
[ホレーショーが姿を見せれば、カウンター越しの会話から 顔を上げて、にっことした笑顔でそれを迎える。>>115]
[手袋を抱き締めるハナを見遣れば、屈んで視線を合わせ、 良いもんもらったな、と言った。]
あぁ、俺はそうだな、この後上まで行くけど、 嬢ちゃんがまだここで遊びたいなら無理には連れてかねぇよ。
[表情を窺う子供に、気にする事はないと応じる。>>119 ハナを連れ出した理由の多くは、宿に籠って滅入らすよりは 気晴らしになるだろうというものだった。]
もちろん、手伝ってくれんなら道案内してもらうけどな。
(120) 2013/12/25(Wed) 22時頃
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― 時計塔へ ―
よし、じゃあ行くか。
[店内に(主にソフィアに)意味ありげな微笑を残して、 大小の手で雑貨屋の扉を押し開ける。 子供が隙間から外に滑り出るのを待って、自分も店を出た。
白い息を吐きながら石畳を上れば、時計塔が近付いて来る。]
おー……
[高台に建つ鐘楼を下から見上げて声を零した。]
(122) 2013/12/25(Wed) 22時半頃
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[港に近い場所の潮の香と違う、ちらつく雪は水の匂い。 雲の下の海は鈍色をしていた。 空と海の間の家並み。]
――……
[しばらく無心でいた。呼気が白く散る。]
(126) 2013/12/25(Wed) 22時半頃
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お。
[いつしか見上げられている事に気付いて屈んだ。 隣の子供は笑顔を見せている。]
どした? 寒くねえか。
[冬風に丸い頬が赤い。]
(129) 2013/12/25(Wed) 23時頃
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あっは、そうだな、当たり前か。
[緩く後を追って、手摺から高台の景色を望む。]
雪が止んでもか。いる間に晴れりゃ見られるけどな。
[町の景色が自慢だという営業文句には、しかし、 ふと不思議な感覚を得て、首を傾げる。]
……あぁ、嬢ちゃんは町の景色は好きか?
[あるいは雪が解けて春になったら、また違う景色だろう。 自分がそれを見届ける事は、恐らくないだろうが。]
女将さん、いつ帰って来ると思う? それか――いつか帰って来ると思う?
[宿の女主人がいなくなり、訪れた朝は静寂だった。 これに意味を与えるのなら。]
(131) 2013/12/25(Wed) 23時頃
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そっか。親父さんとお袋さん、この町の人じゃないのか? てっきりずっとここなのかと……
[意外な返答を聞いたと、目を瞬く。>>137 背後を振り返れば時計塔と、その横手にある教会、 そして併設されている墓地の入り口が見える。 この町で一生を全うする人間なのだと思っていた。]
["別荘"を作るのだと、子供らしい楽しげな秘密も、 切り出した話題に強張ってしまう。]
ん。解らねえけど。
女将さんが――違うってんなら、帰って来ると思うけどさ。
(140) 2013/12/25(Wed) 23時半頃
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いや、誰……とは、聞いてないな。いるらしいってだけ。 どういう見分け方なんだろうな?
[微かに弱さを含んだ声に返るのは、軽い調子ながら 裏にどこか真剣味を帯びる。 己がそれに引っ掛かっては堪ったものではない。]
本当にこの町にいるんだったら、今頃女将さんの正体も 伝わってるかも知れないが…… そっちの情報もなさそうだ。
(*5) 2013/12/25(Wed) 23時半頃
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……心当たりが増えたか?
[この町にはかつて人狼が居て、その正体を暴く者が居た。 それを知る者も、まだ生きていると。
言ったのは女自身だ。]
(*6) 2013/12/25(Wed) 23時半頃
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/* 俺喋り過ぎじゃね? そろそろ赤いの邪魔って言ってくれてもいいのよ……! */
(-39) 2013/12/25(Wed) 23時半頃
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そっか。
すぐ帰って来るって、言ってたからか。 ……女将さんが人狼じゃないって、信じてる?
[子供には尚更、知り合いが人喰い狼かも知れないだなんて 信じられる事ではないのかも知れない。>>142]
[やがてハナを呼ぶ声に振り返ると、母親らしき女性の姿。>>143 にっこと会釈を返して、母親の手に子供をそっと押しやる。]
売り物に出来なくなったのを譲るって、確か言ってたよ。 嬢ちゃんは何も悪さしてないから安心して。
[困ったような視線に言い添えた。]
道案内、ありがとな?
(146) 2013/12/26(Thu) 00時頃
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そうか。 他の人間にも真似出来るような方法なんだったら、 当時の事を知っている人間がやろうとする可能性はあるよな。
[優しい人を明かそうとしない女の深層を、慮る事はない。]
[声が聞こえても人間は人間。
人間が人間の形をしたものに抱く情と、 人狼が人間に抱く情は違う――と、狼は己の経験で知る。]
もっとも、そんな簡単に真似出来るんだったら、 町の人間みんな、こぞってやる気がするけど。
(*8) 2013/12/26(Thu) 00時頃
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じゃあさ……
[一体誰が、人狼なんだろうな。
小さな子供にだけ届けた囁きに、反応があるかは知れない。 続いた誘いには、きょとんとした青鉄。>>150]
えっ?
俺、生まれてこの方、カミサマに祈った事とかないんだけど。
……ぺーんって追い出されるんじゃね?
[こてりと首を傾げる。]
(153) 2013/12/26(Thu) 00時半頃
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[神に祈った事がない者が珍しかったのだろうか。 ――あるいは?
目を瞠る子供をちらり見て、その母の答えに微笑んだ。>>155]
じゃあ、ちょっとだけ。
[教会の中は、神様の為に趣向を凝らして飾られている、 というのを聞いたことがある。
時計塔の中に潜り込んで見学できないかも気になったが、 後で単身教会に入るのは相当やりにくいだろうな、と思い、 同伴させてくれる人がいる内に、そちらの見物を選ぶ。]
(158) 2013/12/26(Thu) 00時半頃
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見分けられるからって侮るのは悪い癖だけどな。 そうなったら、人狼が出るたび狩り尽くすのかねえ……
[想起するのは、かつて立ち寄った街。 ――いつか、再び訪れるかも知れないと告げた、 とある同族の残る街だ。]
(*10) 2013/12/26(Thu) 01時頃
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― 礼拝堂 ―
[思っていた以上に人出が多くて、旅人は僅かばかり戸惑った。 聖者の像が燭台の炎に照らし出され、 頭を垂れて祈る人々のささやかな声が染み込むようだった。]
――――
[ステンドグラスの色や模様、見上げる高い天井の梁、 聖画やささやかな彫刻もあっただろうか。 青鉄は人の信仰の営みを見る。 長椅子に座り手を組んではいるが、そこに祈りはない。]
[ハナが顔を上げたら、それに気付いて笑顔を返すだろう、が。]
……っ、
[椅子から転げ落ちる小さな体に目を瞠る。 その間に、子供の背中は重い扉を押し開けて駆け去るのだ。]
(168) 2013/12/26(Thu) 01時頃
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(あいつ――――?)
[突然の様相に、母親はどうしていただろうか。 あるいは他の参拝者は。]
探して来ます。
[旅人は常にない真顔で誰ともなく告げれば、 椅子の背もたれを身軽に越えて、外へ急ぐ。]
(170) 2013/12/26(Thu) 01時頃
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[もし、この一瞬の旅人の想像が正しいのなら。
人知れず、かすかに唇が弧を描く。]
(171) 2013/12/26(Thu) 01時頃
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