25 花祭 ― 夢と現の狭間で ―
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―庭―
ありがとうございます。
[ため息混じりの邦夜の赦しに、幼くも見える笑顔を浮かべた]
…分かりました。 でも、邦夜様を守ることは諦められません。 そこは見逃してください。
[あの笛は命を多少なりと削るもの。 もっと上手に嘘でもつけたらいいのだが、そこまで器用でない。 それ以外でなら約束するからとそう願って]
はい。表座敷まで。
[邦夜の後について本邸内へと入る]
(274) 2010/08/07(Sat) 22時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時頃
門下生 一平太は、さすらい人 ヤニクと途中で離れ食堂へと茶を取りに行く。
2010/08/07(Sat) 23時頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/07(Sat) 23時半頃
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―表座敷― [中に入ると横の畳を叩かれて。 茶器は台の上に置いて邦夜の隣へ座る]
はい?
[小声だったので少し顔を近づけて。 囁かれる声に、黒檀が大きく見張られた]
今に近くにいるのを赦すだけでなく。 花としても、求めて下さるのですか。 他より見劣りする花でも。
[透明なものが浮かんでくる。 生理的に滲むもの以外、いつにもそんな経験は無かったのに]
望んでくださるのなら喜んで。 いえ。どうぞ望んでください。
[赦されるならその手を取り、額に押し頂こうと]
(297) 2010/08/08(Sun) 00時頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時頃
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/* …は。もしかして邦夜様。 申請はいけなかったかと消したので、メモご覧にならず主にと言ってくださったでしょうか。 そうでありましたらRPまで酷いことに。ごめんなさい!
手際悪さの謝罪はどれだけしても足りませんので、詳細エピにて。 とにかく申し訳ありません…!
(-110) 2010/08/08(Sun) 00時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 00時半頃
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―表座敷―
だって僕は売れ残りで。普段も器用ではなく。
[手を握ったまま引き寄せられ、邦夜の体温を感じる。 最初は落花にしたのと同じものを求めたつもりだった。後で傷付くことになってもいいから今一時の温もりをと。優しくしてくれた人に。 けれどこの花主は、そうでない手を差し出してくれた。 その鼓動を感じながら話を聞く]
発作? それはご家族の方も邦夜様を心配なされたのでしょうけれど。 …寂しいです。
[同じ年頃の子供達の声を外に聞いていた時間や、表の嬌声が消えるまで土間で蹲っていた時間に似たものを想像する]
今回は出してもらえたというのは。 まさかそのために? だとしたら、何て危険な。
[危ないとはそれのことかと、顔を見上げる]
(309) 2010/08/08(Sun) 01時頃
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あ、じゃああの時に僕も。
[大広間でのことを思い出して、また納得した。 頭をなでられながら、はい、と穏やかに答えて]
生き延びて邦夜様の傍へと来られた事に感謝します。 僕は実は娼妓に拾われた、親知らずの子です。 でもおかげでこの笛であの曲を吹けるようになった。
あれは実は、呪いの曲なんですよ。 邦夜様から借りたこれの代わりになると思います。
[他愛ないおまじないと同じような気軽さで言った。 それからお茶がすっかり冷めてしまったと]
淹れ替えてきますね。
[席を立ち、外に出たところで手紙を渡された]
(326) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[話をするなら今だけ。一人で。 イアンが危ないかもしれないという話を思い出す。センターに協力していて、そちらからまで危険にさらされたら困る。 少し遅くなりますとの伝言を頼んで、裏の納屋へと急いだ]
(327) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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[腰には友から借りたままの白鞘巻。黄泉銀花。 だが剣舞の形なら見知っているという程度で扱えるかといえば。 想像の通りだ]
失礼します。
[内密というのだから、小さく顰めた声を掛ける。 扉を開けば奥の行李に目立つ灯火が置かれていて。 一歩二歩とそちらへ歩く]
(331) 2010/08/08(Sun) 01時半頃
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門下生 一平太は、背後の音に慌てて振り返る。はっと腰に手を伸ばすが。
2010/08/08(Sun) 02時頃
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誰っ!?
[勢いがつきすぎたか、緩んでいた結髪が解けた]
約束通り一人で来たんだ。 話を聞かせて!
(344) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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高嶺様、じゃなくて。
[その艶をよく浮かべていたのは]
霞の月の…!
[昔語りに落花が使った呼び方。 邦夜の名前にハッとなり、急いで黄泉銀花を構える]
獣はあなたか。 邦夜様に、手を出すな!
[伸びてくる白い手。死にたくない。 舞の時のように、振りかぶる]
(349) 2010/08/08(Sun) 02時頃
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門下生 一平太は、ランタン職人 ヴェスパタインがわらうのを睨みつける。
2010/08/08(Sun) 02時頃
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[戻るのだ。迎えてくれた邦夜の元へ。 倒すのだ。獣を。危険なものを。 恨み歌に繋がる月の君を。 そのために振り下ろして]
…えっ…
[掻き消えてゆく存在。 知らされた過去。 何より友の身に降りかかったというのが、思考に停滞をきたす。 その場に硬直して霞月夜を見る]
(356) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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恨んでいた。憎んでいた。 そんな人では、そんな琵琶を鳴らす人ではなかったのにと!
[気づいた時は肩を確りと押さえられ。 振り払おうと身を捩る。灯火に照らされた獣の笑みが近づいてくる]
や…明…。 邦夜――…!
[戻るのだと、その名を呼ぶ。 その声も途切れて。緋色が散った**]
(363) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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邦夜様。
[声を失い意識の中でもう一度その名を呼ぶ]
ごめんなさい…。
[恨みも憎しみも勿論あったけれど。 何よりも強く胸を占めていたのは]
約束、したのに……。
[悔悟の念]
(-133) 2010/08/08(Sun) 02時半頃
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門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 02時半頃
門下生 一平太は、メモを貼った。
2010/08/08(Sun) 03時半頃
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