204 Rosey Snow-蟹薔薇村
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[そっと表情を歪めて紡ぐ。 言の葉は、何よりも男自身へと突き刺さる。]
大人でも、自分で自分を抑制できない奴は崩れちまう。 本能への抵抗の仕方を知らないガキもな。 崩れたその先に何があるのか、とか。崩れたもんに巻き込まれる側の迷惑もお構いなしに、だ。
後で、気がついた時にはもうどうしようもない。 本能の暴走を許した自分も、それで傷つけたものも、取り返しようがないのにな。
[プリシラへと与えた銀に再度願う。]
(365) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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せめて、お前だけは。 獣の業に巻き込まれてくれるな。
(366) 2014/11/18(Tue) 22時頃
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[明確に言葉にしたことはなかった。 伝えようとも思わなかった。]
俺は、一度獣の欲に負けたから。 プリシラ、お前はそうならないでくれ。
[苦しみに陥るプリシラを思えば胸が痛む。 それ以上に、己が牙を突き立てる瞬間を想像することへの昂ぶりを何度踏みにじってきたか。
どのような形であっても、男は愛しくて仕方がないのだ。 プリシラが。ノヴァが。
ぐるぐると希求と欲望が渦巻いて、男の中の獣が悲鳴をあげる。 それがせめてもの、人としての理性の壁だと分かってもいた。]
(369) 2014/11/18(Tue) 22時半頃
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[逃げてほしい、と思うたび牙が疼いて。 その度に大事だと思って。
ぐるぐると周り始めた思考から逃げるように、プリシラを抱きしめる腕に力を込めた。
大丈夫だと告げる声に>>380胸を撫でおろしながら。]
出来れば、もう他の連中と顔を合わせるのは避けたいが――。 飯や風呂ともなれば、そうも言ってられないか。 極力、俺が一緒にいる。そうでない場合は…
[解決策を探して、目に留まったのは旅道具。躊躇は一瞬のことだった。
小ぶりのナイフをプリシラに手渡す。]
最悪自分の身だけでも、守れ。
[獣として目覚めることのないように祈った男は。 その矛盾に気がつかない。あるいは気がついても目を瞑ったことだろう。]
(424) 2014/11/19(Wed) 00時半頃
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[慈しむたびに獣が目覚めて、血の渇きを突きつけてくる。 逃げるようにしても、それは目を逸らすことを許してはくれない。
牙を突き立てたい欲を、庇護欲に変えて抱きしめる。]
こんな苦しい思いは、お前は知らなくていい。
[間違った食欲を紛らわせる別の手段も知っているけれど。 それをプリシラ相手に言うつもりにはなれずに。ただ、苦く笑った。]
(449) 2014/11/19(Wed) 01時頃
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一緒にいる、が…万が一のためだ。
[顔を摺り寄せたプリシラを>>450安心させるように言い聞かせる。
戒めと同じく、血の気配に溺れた同族の恐ろしさは語り継がれている。
大丈夫だと思っていた矢先に強張る表情のプリシラと、箍の外れた狼二匹を見つけた衝撃は、いまだ醒めきってはいない。]
言ったろ?お前さんくらいは俺が守るって。
[一緒にいる。 守る。 そのためならば、血に酔った同族を手にかけることも厭わない。]
(462) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[守る――何から。 自分以外の獣から。
だって、―――]
(466) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[自分以外の誰かの牙が、この子に突き立てられるなど、
許せるはずもない。]
(468) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[何かが歪んだままの思いは牙の疼きとともに肥大して、形づくられていく。]
他の奴に、――特に仔狼の方には気を抜くな。 本能を制御できない獣は、厄介だ。
[言い聞かせて、頷くさまを見るのは。 見えない歯形を残すのにも似ている。 動き一つで己の物だと主張して、他者へ踏み込むな、と縄張りを示す。]
(474) 2014/11/19(Wed) 01時半頃
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[湯浴みは男がついていればいい。 食事は部屋に運べばいい。 後は、後は、――。
どうやってこの雪山を抜け出すまでの間をやり過ごすか。 目まぐるしく考える。
プリシラから寄せられる距離と、男が近づく距離が狭まっている。その一番の危うさには目を逸らして。**]
(480) 2014/11/19(Wed) 02時頃
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