291 Fate/Goddamned Omen
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見返りか。敬愛する者に関しては 見返りなど求めなかったものだ。 貴方はそのような出会いはなかったのか。 対価を求めぬ者は珍しかろう。だが ――すべて対価を求めるというのは とても寂しい生で、あるよ。
[対価という価値観してしか、他者と繋がれぬ それはとても、寂しいものだと思う 本人は多分そのようなことは思わないのだろうし そういった生き方を続けるのだろうから 別段、そのあたりのことはどうでもよいのだが
――ああなるほど 私はこの、男が気に食わないのであろう。 死の匂いのする、男 男の中の価値観が、多分私とは合わぬのだ あわぬだけならまだ良いが。―― 多分私は、おこっているのだ]
(311) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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そうですか。 ―――早すぎる?そのようなこと 貴方や、あなた達神が決めることではない。
人の未来は、人が決めること。 お前に認められぬとしても、私が認める。 この世界のありようを。
(312) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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――それを間違いだと、言わせない。 ”生と大地の神”としても、 一の英霊と、しても。
(313) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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どの世界であろうが、 子が間違ったとしても正すという名で殺すなれば。 それは最早、親の資格などはない。 子は、親の敷いた親の価値観のレールを 走るだけの存在に、非ず。
たとえ自分たちから見て間違っていたとしても、 それを選び、進むなれば。 口は出せど摘み取ってよいものではない。
それに私は。この世界のありようが 間違っているとは思わない。
人魔と、肉体的な意味で不死の人間と 階級分かたれているとしても その中で懸命に生きる者がいる この世界を護りたいという者がいる 子を慈しむ親がいる。親を愛する子がいる 友と、笑いあう子達がいる
(314) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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――― その世界を、 その世界に生きる者の辿ってきた道を お前が間違いなどと決めつける道理があるものか!
人々の生きざまの間違いや正しいなどは、 神の決めることに非ず。その人らが決めること
その襤褸船、帰りは貴方1人でどうぞ。
渡し賃は貴方の命でどうでしょう。
[仕事で、護りたい子供たちを殺されてたまるものか]
(316) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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―― ねぇ。死の川の渡し守 生きるために自己性を殺すと貴方は言うが>>292
子が友と楽しむ様子をみて、目を細める親がいるのだ
死んだ大地で生き抜きながら 友達を護りたいと、その世界を護るのだと 決意した幼子もいるのだ 捨てられた果てに、それでも この世界で生きていくのだというた子がいるのだ
かの子らにとっての世界を ”デストピア”とは ―――言えぬだろう
(319) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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お前の”デストピア”はお前の価値観でしかない その地に生きる者の中にも、 恵まれた神都の者だけでなく 放り出された砂漠の中で生きる者も この世界が良いという者もいる
――無論、世界など滅びてしまえという者もいるだろう [思い浮かべるは、マザー・グースの娘 無邪気な笑顔、生まれた世界を壊すことを心底望む、聲色]
貴方の、滅ぼしたいという価値観は否定はすまい。 それが貴方のありよう、なのだから。 だが、あたかもこの世界のこと、デストピアと 自身の価値観で間違いと 決めつけることだけは許さない。 [男が櫂を構えるなれば、 己もまた、女神の姿をとりましょう]
(321) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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[花の冠が、黒髪の頭に揺れる 翻るサリーは、暁の色 産みの、夜明けの色を宿しながら 生の娘は煌々と輝く金色の瞳を、死の男に向ける
――出し惜しみはすまい 丁度、引き返してきてしまった野暮天もいるようだし 神霊格2体との戦となろうなれば 知名度はこちらが有利ではあろうが、 傷つき、或いは此方が消えてしまう可能性も多分にある
だが、例えそうであるとしても この者達がこの地を滅ぼすのを、 許すわけにはいかぬのだ―― 私は、いえ]
『妾の目の前にまた現れるか、東洋の神 ……余程、暇神のようであるな。』
[ライダー、と問いかける声とともに やってきたそれに肩をすくめ ざわり。砂が小さく舞う]
(323) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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―― 『妾の場所は、大丈夫じゃ フェルゼ、主も。妾の”大地”に 空飛ばぬ者があるなれば
避難させるが、よかろうて 』
[彼だけではなく、勿論 リジ―や、アルシュの通信は聞いている ……其れに返す余裕もないのは悟られないで欲しい]
(=3) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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『――天つ神は空へ逃れることもできようが 主はどうかな?渡し守』
[娘の声とともに流砂が、男に絡みつこうとする 足に絡み、灼熱の砂が肌を焼きつつ、 地の底へと引きずり降ろそうとするだろう
水が使えるのなれば、水で冷やすことはできようが 元は砂。固まる事はあらじ 砂の鎖は祓えど払えど、その身を追うことでありましょう
―― 先の雲程の高さに逃れれば 追いきれはしないでしょうが ある程度の高度なれば追いかけてくることでしょう]
(326) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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[先に構えたは其方であるからして
―――……先手くらいは、 譲って頂けるでありましょう?*]
(327) 2019/02/13(Wed) 22時頃
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[どうやら、東の神も西の神も 一筋縄ではいかぬは、同じようであります]
『暇を持て余す神の戯言よの。 妾の運命をそう記したくば
―――言の葉に熱を持って出直して参れ。』
[と、逢瀬の喜びを知らぬ娘は、 ”けんもほろろ”に美しき東洋の神に告げましょう]
(350) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[そう、きっと明確に 彼方にはこの世界を滅ぼしたい理由は 自身の価値観、或いは 唯あの娘と契約したから、意外には ないのではないかと、女神は思うのだ
”どうしても譲れぬなにか”が、あるようにも 思えないので、あります (勿論、それが自身の価値観故にというのなれば あるとも、いえるでしょうかね)
気持ちだけで打ち勝つことができるなど どこの英雄伝説か、と、楽観的な希望など 何処にも持ってはいませんけれど
ですが、そうですね]
(351) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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『――― ……”それ”を聞きて>>337 妾が”2柱”逃がすと、御思いか?天の神。』
[レディ・ファーストやら 女性を待たせるのは野暮天やらは 印度にはとんと、ございませんが
待たせることをしないというのは ―― 嫌いではないですよ?]
(352) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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[天津風が雲の通い路を作るなれば 曇天からの恵みの影は、多少は熱を醒ましましょう 捕えられようと、即座に焼けただれることはありますまい
されど、恵みの雨ふらじなれば、 触れ続ければやはり皮膚は焼け落ちることでしょうし 鎖纏う男の体を捕まえるなれば、 地の底に矢張り引きずりこまんとするでしょう
それをどう、回避するか 或いは地の底まで埋めて霊核をすり潰され その英霊が消えうせる運命なのかは
渡し守の、天の神への答え次第なのでありましょう*]
(353) 2019/02/13(Wed) 23時頃
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/* 多角は苦手だが 神話大戦になりそうで実はちょっとおらワクワクしてる (とても現金)
(-72) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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[やれやれ、と、矛盾だらけのエゴの塊の渡し守に 私は肩をすくめましょう] では問います。その仕組みを作る手伝いをしたのは神です。 ですがそれには人の意思がそれを作り それを発展させ、今がある。
このせかいのひとが、決めた仕組みです。 その中の枠組み、或いは其から放逐されようと 広野で世代を重ねた人と魔のあいのこもいます。
管理されるのが嫌なら反逆すればよく、 それをするのは傲慢にも、無知のまま 物知顔で自分の言動のみにしか思考を持たぬ そなたではないことは確かでしょう。
それこそ、その世界の人間がすべきことだ。
(-73) 2019/02/13(Wed) 23時半頃
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傲慢という言葉、そなたに鏡をお渡ししよう。
寂しいなどの感情を理解すれど持ち合わせぬ者が、 傲慢などと他者を揶揄する矛盾 里が知れると、いいますか
持たぬものが理解など出来るはずもない 絵にかいた餅を諳じようが 主の言葉は硝子よりも脆く説得力などない。
だから言うてるではありませぬか 自身の世界を壊したいと思うものもいるかもしれぬと 貴方は否定したいばかりではなく人の話を きちんと聞いたほうがよろしい。
そして、一人がデストピアというたからとて 全てが肯定されるわけでもないのですよ。 貴方は、機械的に人を運ぶしかしないのかもしれないから わからぬのかもしれませんが。
(-74) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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ふふ、それでよいのです。 貴方のエゴで否定するならそれでよし。 叩き潰すだけですから。
貴方の世界の英霊で、貴方の世界を滅ぼしたいと 願う英霊もまたいるのです。
それと同じ。 デストピアと決めるのはお前ではなく 鬼の首取ったようにひとりの言葉で決めつけるものでもない
少なくとも、デストピアではなくこのせかい 生きたいと、守ろうとする者が居るかぎり そこは、そこに生きる者たちにとっては ただの生活の場、生きる世界なのですよ
言ってしまえばデストピアと決めつけるなですね
(-79) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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[などと、傲慢と言うかちもない、 渡し守に告げていた時でしたか
神々の戦など太古の神話位しかなく 眺めておこうというものは、気持ちはわかります ……が]
『そなたの言の葉、何処まで本気やら 確かに、見る分なら良いであれ 手出しするなら地の底の褥に死を以て W締め付けてW引きずり込むところであろうが
……ルーラー、妾の言の葉 そのようには言うておらぬであろうが! 妾がけそうでもしているかのように 言い替えるのはやめるのじゃ!』
[(物理的に)清らかなる女神様は そういった揶揄には慣れておらず、ぴいっと囀ずるわけで]
(-83) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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[とはいえ、かの地の子が その英霊の足を留めらせるとの囁きは 親から受け取っておりましたから
ふん、と鼻を鳴らしましょう]
『口先だけにならぬよう そこまで言うならこのばにおりや、ルーラー。』
[アルシュの子供が逃さぬであろうとは、 思いはして……なれば、今は 死者の川を。冥の底に還してあげるといたしましょう]
(-84) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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[やれやれ、と、矛盾だらけのエゴの塊の渡し守に 私は肩をすくめましょう] では問います。その仕組みを作る手伝いをしたのは神です。 ですがそれには人の意思がそれを作り それを発展させ、今がある。
このせかいのひとが、決めた仕組みです。 その中の枠組み、或いは其から放逐されようと 広野で世代を重ねた人と魔のあいのこもいます。
管理されるのが嫌なら反逆すればよく、 それをするのは傲慢にも、無知のまま 物知顔で自分の言動のみにしか思考を持たぬ そなたではないことは確かでしょう。
それこそ、その世界の人間がすべきことだ。
(420) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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傲慢という言葉、そなたに鏡をお渡ししよう。
(421) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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寂しいなどの感情を理解すれど持ち合わせぬ者が、 傲慢などと他者を揶揄する矛盾 里が知れると、いいますか
持たぬものが理解など出来るはずもない 絵にかいた餅を諳じようが 主の言葉は硝子よりも脆く説得力などない。
だから言うてるではありませぬか 自身の世界を壊したいと思うものもいるかもしれぬと 貴方は否定したいばかりではなく人の話を きちんと聞いたほうがよろしい。
そして、一人がデストピアというたからとて 全てが肯定されるわけでもないのですよ。 貴方は、機械的に人を運ぶしかしないのかもしれないから わからぬのかもしれませんが。
(422) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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ふふ、それでよいのです。 貴方のエゴで否定するならそれでよし。 叩き潰すだけですから。
貴方の世界の英霊で、貴方の世界を滅ぼしたいと 願う英霊もまたいるのです。
それと同じ。 デストピアと決めるのはお前ではなく 鬼の首取ったようにひとりの言葉で決めつけるものでもない
少なくとも、デストピアではなくこのせかい 生きたいと、守ろうとする者が居るかぎり そこは、そこに生きる者たちにとっては ただの生活の場、生きる世界なのですよ
言ってしまえばデストピアと決めつけるなですね
(424) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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[などと、傲慢と言うかちもない、 渡し守に告げていた時でしたか
神々の戦など太古の神話位しかなく 眺めておこうというものは、気持ちはわかります ……が]
『そなたの言の葉、何処まで本気やら 確かに、見る分なら良いであれ 手出しするなら地の底の褥に死を以て W締め付けてW引きずり込むところであろうが
……ルーラー、妾の言の葉 そのようには言うておらぬであろうが! 妾がけそうでもしているかのように 言い替えるのはやめるのじゃ!』
[(物理的に)清らかなる女神様は そういった揶揄には慣れておらず、ぴいっと囀ずるわけで]
(425) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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[とはいえ、かの地の子が その英霊の足を留めらせるとの囁きは 親から受け取っておりましたから
ふん、と鼻を鳴らしましょう]
『口先だけにならぬよう そこまで言うならこのばにおりや、ルーラー。』
[アルシュの子供が逃さぬであろうとは、 思いはして……なれば、今は 死者の川を。冥の底に還してあげるといたしましょう]
(426) 2019/02/14(Thu) 00時頃
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『良いことを教えてしんぜよう、虚の渡し守 神代の時代、最初にあるは水なれど それを受けとめ、吸収し、生命を織り成すが大地なり
砂は水を吸わねど、砂の下には肥沃なりし地まあり そして妾は、大地と命を守る そなたと対極の女神なり』
[しゃん、と鈴なるおと、ひとつ 暁翻すようにサリーが、舞う]
(428) 2019/02/14(Thu) 00時半頃
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『あいわかった そなたのこに、武運を』
(=7) 2019/02/14(Thu) 00時半頃
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……宝具、真名開帳
アーディシェーシャ・ルドラ 『花開け福音の地』
(434) 2019/02/14(Thu) 00時半頃
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