162 絶望と後悔と懺悔と
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[祝福の日。
『柊』は鬼を刺す事は無かった。
徐々に『柊』の名を忌む鬼が増えていても変わらなかった。
だが、今。
『柊』は邪を祓う棘を鬼へと刺す]
(*20) 2014/02/22(Sat) 01時頃
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[真弓とサミュエルを繋ぎ止めたと同じ様に、 戦士の刃は柊と共にこの身を縫い止めた。
喉を焼く熱さは、今までに無い熱。
初めて感じた熱に、声を出して笑うが、 溢れるのは声では無く血潮]
な、るほどっ 愉し いな がはっ…愉しい
[盾にするなど、らしくなかったと笑いながら、 柊の身体を引き剥がそうと蹴飛ばした]
(85) 2014/02/22(Sat) 01時頃
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[5年前は感じる事さえ無かった『柊』の棘>>82は 邪を祓う棘として、確かに突き刺さる。
引き剥がす際に柊と共に引き抜かれたが>>86 道連れに多くの血も持っていった]
っ……
[柊と戦士が離れる気配は感じた。 だがまだ1人残っている。 そちらに注意を向けようと顔を振った時。
癒えぬ耳から溢れた血が視界を隠す。
まるで周の執念の様に]
(90) 2014/02/22(Sat) 01時半頃
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リ、カルド……
[立て続けに受けた癒えぬ傷のダメージは、自慢の迅さも 反応も劣化させたらしい。
黒刃>>89に気付いて飛び退こうとしたが、 間に合わないと判断すれば咄嗟に身体をずらし 腹へと刃を浴びる]
は、ははっ
[蝕む毒に、気が触れたと思われてもおかしくない様な笑み。 迅さは今はもうリカルドの方が上だろう。 それでも笑いながらリカルドの首を折ろうかと手を伸ばす]
(93) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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/* きゃージャニス来た!!!!
(-73) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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[左腕を落された時すら、 身を焼き焦がす熱の毒等感じた事は無かった。
これが死だと言うなら。
素直に人間達の執念を褒めるべきだろう]
執念、か。
[手の中にリカルドの首はあっただろうか。 身を焦がし、人にして人を棄てた戦士を見遣ると もう1人、人を棄てて身を焦がす戦士を思い出す]
ジャニス。
[間違う筈の無い気配>>94を感じ取れば、 狂った様な声を潜めて冴え冴えとした笑みで名を呼んだ]
(96) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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なぁ、零瑠。
[傍に、と言っていた零瑠へ掛ける聲は酷く穏やかで、 傍らにいない事を咎めるものでは無く。 ただ改めて知ったと、零瑠に告げる]
人間とは、面白いな。
退屈しない。
[退屈しないと口にした時は笑ったが、 零瑠は何処で聞く事となっただろうか]
(*22) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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零瑠が言っていたか…。 人、と鬼が 共にと……。
[人だけでは左腕しか落せなかった。 鬼だけでは支配から逃れられなかった。
人と鬼が手を取ったからこそ]
人間は面白い。
(101) 2014/02/22(Sat) 02時頃
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/* 是非斧で斬首をお願いします!!!
(-78) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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愉しいだろう? お前も?
[ジャニスの問い掛け>>102にも笑みは変わらず。 時折吐き出す血が増えてはいくが。
リカルダの首に手は伸びた]
やはり人を止めたか?
[徐々にリカルダの首掛けた手に力を込めながら、 ジャニスの牙>>105に目を細める。
その面白いというものが、満たさなければ、 間に合わなければリカルダの首を折ると瞳が語る]
(109) 2014/02/22(Sat) 02時半頃
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[じわじわとリカルダの首を締め上げてはいるが>>111 アヤや柊が、勿論リカルダが動けば次の瞬間、 骨はへし折るつもりだった]
愉しく無い? それは 残念 だ それ は お前が 人間だからだろう?
[顔色1つ変えぬジャニスに、こちらも笑みを変える事は無い。 ただ流れる血の量に、眠ってしまわない様に 意識を保つ意味でも無意識にリカルダの首へと 力は込めていただろうが]
戻る気があったのか? 私を斃した後、 何処へ戻る気だった?
私を喰って、戻る場所の無い世界を棄てて 新しい世界へと 来るか?
(114) 2014/02/22(Sat) 03時頃
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止めなければ判らぬだろうな。
[やはり人間と鬼は相容れぬのだ。 一歩前に出たジャニス>>117に視線でそうだろう?と問い掛け誘う]
戻れるつもりだったとは驚きだな。
人にも鬼にも成らず、輪廻の輪からも断ち切るとは。 ではお前は何に成るのだろうな。
[三日月の斧を握り直す様子に、やはり傷が癒えるのは 早いと笑う。 断ち切られるのは、ジャニスか、それとも自身か。 血が流れ過ぎた。 もうジャニスを翻弄する動きは出来ない。
足掻くでも無く、詫びるでも懇願でも無く。 ただ、一度しか経験出来ないそれを愉しもうと目を離さない]
(118) 2014/02/22(Sat) 03時半頃
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[名を呼ぶ聲>>112が聴こえる。 視線を向けずとも、失った部位は再生したのだろう。 律義な事だと、ジャニスとの話の途中だと言うのに 浮かぶ笑みは少しだけ色を変えた]
吸血鬼の存在? そんなもの知らぬな。 それこそ人間は何の為に存在する?
人間同士で戦争と興亡を繰り返し、管理されなければ 勝手に滅ぶ種類だと思っているがな。
[意義など考えた事も無い。 ただ人間がいるから吸血鬼は存在し、 鬼が生きる事を赦しているから人間は生きられる。 それだけは変わらぬが]
(122) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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愉しいだろう? 届かぬと思っていた高見の者を、その手で潰すのは?
[突き出された三日月の斧の刃>>121。 リカルダの首に力を込め掛けたが、血を失い過ぎたか リカルダの身体はずるりと地に落ちる]
ふん。 手に持てぬほど、育ったか。
[視線をリカルダに落しても、明けた筈の世界は薄暗く 見通す筈の視界も、針が落ちる音も逃さぬ耳も 爆発し、死んでいく基地の音を遠くに聞いた]
(123) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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………悪くない。
[心臓が潰れれば、全身を駆け巡る灼熱。 記憶の中で一番鮮烈な体験に、全身を紅く染めた 金の鬼は最期まで口元に笑みを浮かべていた**]
(124) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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零瑠…お前も、自由に飛んで行け。
[主の死か、その身の死以外自由にならぬ運命を持った者に。 仕える必要は無いと告げて崩れ落ちる]
周…お前の執念もしっかり見せて貰った。
[ほんの隙を作ったのは確かに周の遺した一撃だった。 見事だと喜ばぬ褒め言葉を掛けて]
私は永遠に、人間の敵だ。
[それだけは譲らぬと、睨みつけた淀んだ紅は数瞬後に閉じた**]
(*33) 2014/02/22(Sat) 04時頃
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/* 皆さんこんな遅くまでありがとうございました。
拙い村建てでしたが、皆さんの素晴らしいRP、 本当に堪能させていただきました。
何度感謝しても足りません。 ありがとうございました。皆様に心からの愛を!!
(-97) 2014/02/22(Sat) 04時半頃
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