3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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[ディーンが立ち上がると、視線は自然、上を向く。 いつの間にかの、視点の逆転]
……ビー玉? 三人で……。
[問いかけに、無意識、左手はポケットの中の緑を掴む]
あー……うん。あった、よ。 誰かがくれたビー玉、埋めたんだ。
[遠い記憶。思い出の欠片。 浸蝕が進み、姉の思念との同調が高まった事で、ある意味では拒否していたそれらも少しずつ、思い出せてきていた]
……確か……いつも、遊び場にしてたとこ。 どっかの、木の下……だった、気がする。
(401) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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[内なる声>>402を聞けたなら。 迷う事無く肯定できた。
みんな大切で、だから、なくしたくなくて。 なのに、みんないなくなるのが、嫌だった]
うん。 いっつも、集まってた場所。
……捜し物の、手がかり?
[頷きの後の言葉に、一つ瞬く]
それって……まさか。 …………ケイト、の?
[口にした名前。 妙に引っかかるあの感覚が、ふと、蘇った]
(414) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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/* まあ、うん。
ふわふわぴよぴよ。
なのよね。
[だから護りの焔なのだったり] [いや、それわかるひとめっさ限られるから]
(-171) 2010/03/04(Thu) 23時頃
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演劇部 オスカーは、問題児 ドナルドの声がさっき聞こえたけど、今、大丈夫なのかな、とかふと思った
2010/03/04(Thu) 23時半頃
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……ケイト。 あの頃にあの場所で、って……。
[木の下でしか会えなかった女の子。 そう言えば、家はどこ、と聞いたら、泣かれそうになった事もあった。 結局、家の場所も、泣きそうな理由も、わからないまま、だったけれど]
木の下……手掛かり。
[思い当たる場所は、今はひとつだけ]
……わかった、行ってみる。
[頷きを返して、それから]
……お前は……これから、どう、するんだよ?
[小声で問う。 答えを聞きたいような、聞きたくないような、矛盾を抱えながら]
(433) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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/* なんつーか、もう。
ランダ神、サドいわ、ほんとに。
なんでこうもセシルの周囲でばっかりかおすを引き起こすんだ(汗。
(-183) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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逢っていたから……か。そ、かも、な。
[自分の中には、半身の意識も止まっていて。 ある意味では、『三人』揃っていたから]
……ん……見つけないと、なんない、し。
[こくり、頷いて。 繋がり、との言葉に数度、瞬いてから]
……ああ、離さない。 怖がって、護れなくて後悔なんか、二度としたくねーもん。
[緑色の絆は、今は一番の『大切』。だから、はっきり言い切る]
(444) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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[問いに返された言葉と、笑み。 それは、何故か──二年前の途切れた景色を、思い出させる、けれど]
……ん。 行って、くる。
[それ以外の言葉は、出てこなかったから、そう、告げた。 そのまま、背を向けて、歩き出す。 後ろは、見なかった。 送り出されたから、振り返らない]
(445) 2010/03/04(Thu) 23時半頃
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……ばーろぃ。 カッコつけやがって。
[ぽつり。 歩きながら零れ落ちたのは、小さな悪態。 変わってなくて、嬉しくて。 けど。 でも]
……んあっ、もう!
[元々、考えや気持ちを言葉にするのは、苦手な方だったから、結局、感情の言語化は放棄して。 そのまま、外へと駆け出していく]
(456) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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─中庭─
[どこに行こうか、すぐには思いつかなかった。 行かなきゃ、と思う所はある、けれど。 なんだか、すぐに行きたい気分でもなくて。 気がついた時には、いたのは中庭]
……あー。 そういや、メールがどうとかって、言ってたっけ。
[ぼんやり思い出しつつ、携帯を開いてメールの確認だけして]
……どーすっか、な……。
[は、と一つ、息を吐く。 用務室に戻る気にも、今は、なれなかった]
(467) 2010/03/05(Fri) 00時頃
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─中庭─
[ぼんやりしながら、左腕を見て。 それから、緑色のビー玉を取り出して、透かし見るように掲げる]
……ビー玉。 宝探し、か。
[小さく呟いて、緑色を握り締める。 手に伝わる温もりに、少しだけ、落ち着きながら]
……かくれんぼで、見つからない気持ちって……どんなんだっけ。 オレ、いっつも探す方だったもんなー。
[ぼんやりと呟きながら。 思い出そうとする。 半身を喪ってから、押しこめていた欠片たち]
(482) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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/* 村建て様めも> いや、イベント急いでるわけではなくて、マジでPCが独りになりたがってるんですさ!
この状況で、人のいるとこ行く子じゃないんだ!
[ここでいうな、ここで]
(-200) 2010/03/05(Fri) 00時半頃
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─中庭─
[しばらくぼんやり記憶を彷徨った後、目を閉じる。 周囲は、静かで。 半身も、黙り込んでいる。
周りに、誰も、いない。静寂]
……あー……。 ダメだ、コレ。
[けれど、そう遠くなく、静けさに音を上げた。 持たない。 それが、わかった。
けれど今、誰かに会いたいか、と問われると複雑だった。 無理をしている自覚が、あるから]
(512) 2010/03/05(Fri) 01時頃
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─中庭─
……っ!?
[不意に、聞こえた囁き。はっとして、閉じていた目を開く]
……その、声……ケイト……?
[問いながら、無意識か。 緑色を握る手に、力がこもった]
(517) 2010/03/05(Fri) 01時頃
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─中庭─
[離れた所に現れた姿。 ゆっくりと、寄りかかっていた壁から、身体を離した]
……ケイト。
[何を言おうか。言えばいいか。ちょっとだけ、悩む間に、その姿は消えて]
……ビー玉。 あの、場所、に。
(527) 2010/03/05(Fri) 01時頃
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