85 私達しか、居ませんでした。
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−管理局−
[すでに同僚の彼女はいた。 特に挨拶することもなく、綺麗に片付けられた、自分にあてがわれたデスクに座る。 仕事、などほとんど存在しない。 引き出しの中のチョコレートをひと粒なめて]
美しい死? 死に、美しいも汚いもあって?
[イリスの発言に眉尻を上げる。 彼女の、悲劇のヒロインにでもなりたがっているかのような台詞にはもう慣れた。 しかし仕事がなければ暇だ、たまには付き合うか、と顔を彼女に向ける]
…そう、あの猟奇殺人…またあったのね。 嫌なこと。
[ふう、とため息をつくと、紅茶を飲もうと自分のマグカップを探し始めた*]
(18) 2012/04/04(Wed) 11時頃
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―― 集合墓地 ――
母さん
[白き灰が芳しい香りを纏い降り続く 母だった物は一週間前に目前の砂の山の下へ眠った 気持ち程度の木の棒が乱雑に突きたてられている まともな葬式なんてしてやれる金銭は持ち合わせていない そもそもこの地で葬式を執り行えるのならば それはそこそこの家柄か もしくは人付き合いの上手い家庭なんだろう]
母さん…
[何度呼びかけても答えは無い 薄青のレインコートを着てぼうやりと立ち尽くす]
(19) 2012/04/04(Wed) 11時半頃
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今日もね、これから仕事 別にもう、働かなくても良いんだけど
[薄茶のおさげを手で弄る 微かに手が震えてしまうのは寒い訳じゃなかった 答えの無い会話に未だ慣れないだけ]
動いて無いと、私 なんだか余計な事、色々考えちゃうから
[微苦笑して墓に背を向けた 思うのは一月前の事 気持ちを抑えきれず、母を強引に犯した夜 母は、抵抗する事も無く病に弱る身体で静かに泣いた]
(20) 2012/04/04(Wed) 12時頃
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でもね どうしてかな
[ただ、母との間に子供が欲しかったのだ たった二人だけの家庭で 母の余命が幾許も無いのに 一人でこの地に立ち続ける自信なんて無かった]
どうして、子供 ……出来なかったのかな
[弱り死に行く母を痛めつける行為だと解っていても 押さえ切れなかったエゴと、歪んだ愛情 ちらと首だけを振り向かせて 動かぬ母が眠る山と、動く自身の手のひらを見比べた]
(21) 2012/04/04(Wed) 12時頃
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全てもう 灰に埋もれてしまえば好いのに
[傍に突き立てられていたスコップを掴む ん、と力を篭めて引き抜くと 今日も"仕事場"へと向かう]
……行って来ます
[降り続く灰をスコップで除灰するだけの作業だ 男の居ぬ地でも、男が中心で行われる仕事が 無くなる訳じゃ無い 私は、私の家庭は、此れで生きていたのだから 母は笑って見送ってくれるだろうか ぎゅっ、ぎゅ、と音を立てて定まらぬ仕事場へ*向かう*]
(22) 2012/04/04(Wed) 12時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/04(Wed) 12時頃
新妻 カトリーナがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(新妻 カトリーナは村を出ました)
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― 路地 ―
おいで……。
[ちりんと鈴の音が聞こえたようなきがしたから、 真っ暗な路地裏のほうへと手を差し伸べる。
みゃあ…と震える小さな声とともに姿を現すのは、 茶色い毛並みの小さな猫]
ああ、やっぱりお前だったの。 お帰り、セシル。
[セシルと名付けたこの猫が姿を見せるのは本当に久しぶりだった。 ふらりとやってきてはこうして何かをねだる様に身体を摺り寄せるのを抱き上げる]
(23) 2012/04/04(Wed) 12時半頃
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おや…おなかが大きいようだね。 いい相手がいたのかい?
[鼻の頭を指の先で撫でる。 ごろごろと喉を鳴らして気持ちよさそうに目を閉じる猫のおなかは腫れているように大きく、 姿を見せなくなっていた間に何があったのか容易に知れた]
(24) 2012/04/04(Wed) 12時半頃
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おなかの子の分までたんとミルクを上げようね。 さあ、おいで。
[猫を抱き上げたまま職場でもある管理局へと向かう。 たしか同僚に猫嫌いはいなかったはずだ――いても気にしないが――と、柔らかな毛並みをゆっくりと撫ぜながら。 白い雪が降る街を歩く一人と一匹の影]
(25) 2012/04/04(Wed) 12時半頃
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[管理局へと向かう途中には工房のある通りを歩くことになる。 腕に抱いた子が逃げぬようゆっくりとした歩みは、工房の窓からも見えるだろうか]
……そうかい。 それはよかったねえ……。
[何かを伝えるように、腕の中の猫がか細い声で鳴くのを目を細めて微笑む。 遠い昔に亡くしたわが子の代わりだというように、 女の常からはそぐわないとても慈しみに満ちたもので]
(26) 2012/04/04(Wed) 13時頃
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[何事もなければ、そのまま管理局へ。
まずは腕の中の猫へミルクを上げようか。 それとも、誰かに会うならばこの子を紹介するのが先か。
そんなことを考えながら、白い街に一人と一匹の影はゆっくりと歩みを進めるのだ**]
(27) 2012/04/04(Wed) 14時半頃
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[瞳を嵌めた顔に化粧を施してから。 一休みしていたところ、外からチリンという音が。]
……リン?
[時々餌をあげていた馴染みの茶色い猫。 首につけてる鈴の音から。 勝手にそう呼んでいるだけなのだが。
春ののどかな陽射しの中。 路地のどこかを散歩していたのだろうか。
そういえば、ここしばらくの間。 お腹のあたりがふっくらとしてきたような。 その膨らみに命の営みを感じてほっこりと。
窓をあけて見ると。 我が子のように茶色の猫を抱く女性が一人。]
(28) 2012/04/04(Wed) 14時半頃
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こんにちは、どちらへ?
[女性と腕の中の猫を見ながら。 ふわりとほほ笑んだ。
女性はこちらに気づいただろうか。
腕の中の猫は気持ちよさそうにしており。 多分、彼女が飼い主なのだろうと。
いずれ生まれるであろう仔猫が見てみたい。 面倒は見てあげられないだろうけど。 新しい命が生まれてくるのはやはりうれしい。 せめてそれでも見られたらと。**]
(29) 2012/04/04(Wed) 16時頃
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[猫を抱いた女性を見送って。 空を見上げれば、白い華は降り止まず。 雪のように胸の底に何かが積もる。
ふうっと、溜息ひとつ。
窓を閉め、部屋の中に視線を戻すと。 命を吹きこまれるのを。 物言わぬ娘たちが待つばかり。]
(30) 2012/04/05(Thu) 00時頃
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―― ゲート前 ――
遅くなりました
[集合墓地から暫し歩き辿り着いたのは 聳える壁の向こうへ抜け出せる大きな扉の前だった けれど此れが開いたのは人生で2度しか 目撃した事が無いという程に開く機会は無い]
今日は母さんの機嫌が良くて ……少し話し込んでしまって
[微笑を浮かべ説明すれば、 同じようにスコップを手にした同僚は やや困惑気味に苦笑いを返してきた 二人とも、母が既にこの世の者で無い事を知っている]
(31) 2012/04/05(Thu) 00時頃
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読書家 ケイトは、メモを貼った。
2012/04/05(Thu) 00時頃
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今日は此処から何処までですか?
[スコップを置いて首を傾ぐ ポケットから取り出した襤褸の手袋をして 向こうまで続く幅のある道を見遣った 同僚の一人、ヘレンは この道の突き当たりまでだ、と言う]
そう ……結構長いですね
[徒歩で15分程度はある距離だ 其れを三人で処理するとなると結構な時間が掛かる 残る一人の同僚、エリーが 面倒くさいね、と笑った]
(32) 2012/04/05(Thu) 00時半頃
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さあ、お化粧しましょうね。
[艶やかで滑らかなその肌に。 少しずつ、少しずつ色を重ねていく。
色の見えにくい肌は徐々に明るく。 頬は仄かに薔薇色に。 眉や睫毛は極細筆で毛の一本一本まで。 丁寧にひとつずつ足していく。]
(33) 2012/04/05(Thu) 00時半頃
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[唇に筆で紅をさす。 淡い色を、何度も何度も塗り重ね。 ひと片の花弁を思わせる形に整える。
あとは瞳、グラスアイを嵌め込むばかり。
その瞬間、空ろな眼窩は消え。 命の宿る小さな娘の顔が生まれる。
そこから先はおめかしの領域。 髪の毛の色やそれに合わせる服やアイテム。]
どんなコーディネートにしようかしら。
[何しろ一から作るのである。 どんな服、どんな下着、どんな靴か。 娘の顔を見て相談するつもり。**]
(34) 2012/04/05(Thu) 01時頃
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―― 管理局 ――
[同僚のグロリア、年齢的に先輩の彼女に 死について問われるならば、少し思案げな表情を浮かべ]
死の先にあるものは分からないの。 真っ暗な世界?生まれ変わり?諸説はあるけど信じられない。
ただ、死に際ってものがあるじゃないですか。 路頭で惨めに野垂れ死ぬのと、 華に囲まれて皆に悲しまれながら逝くのでは どちらがお好み?
[ふふ、と猫のような無邪気な表情を見せるもつかの間 グロリアがこちらを向き、目が合った瞬間 どこかぎこちない姿を見せる]
(35) 2012/04/05(Thu) 12時半頃
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[彼女のその瞳―――。 翠がかったあの色を見てしまうと ふわりと脳みそが軽くなるような錯覚に陥る。 彼女に限ったことではない。 人の"瞳"に、敏感に反応する。 謂わば、性的に興奮するといっても過言ではない。 オキュロフィリア《眼球愛好》という性癖があるのだ。]
あ、あの 外回り行ってきます。
(36) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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―― 屋外 ――
[白い灰の中、傘を差して歩く。 先日死亡届が受理されたばかりの家に、 その遺族に面会に行こうと思った。
目的の家の扉をノックする。 返答はなく、家の中から人の気配もしない。 家族が死亡したばかりの場合 ショックで寝込んでいるか 気持ちを他所に向ける為に、何か行動を起こすものだ。]
仕事に、行ったのかしら。
(37) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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[白い灰はどこまでも深く覆い尽くそうとしている。 灰を踏み荒らしながら、進む道行。 どこかからスコップで灰を掘る音が聞こえた。]
ヘレンさん
[音を頼りに人物に声を掛け、此方に気づいた様子のヘレンに お疲れ様、と労いの言葉をかけながら]
ケイトさんは?
[目的の人物の名前を出して、居場所を問うた。]
(38) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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[向こう側で作業している、と返答を受け ヘレンが指さした方向へ歩けば、 灰が一箇所に集められた光景と スコップを持つ重労働をするケイトの姿が見える。]
こんにちは、ケイトさん。
[高くも低くもない声色で、挨拶をして]
お加減、いかがですか?
[一週間前に家族を亡くした彼女に、そっと調子を問いかける**]
(39) 2012/04/05(Thu) 13時頃
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−管理局−
死の先…ね。どうせ残るのは…貴女の手の中にある、死亡届一つよ。 何もないように思うけれど。
…ああ、そういうこと、ね。
[死に際、との言に頷いて]
そうね…少なくとも野垂れ死ぬのは嫌だわ。 せめて、綺麗なベッドで…誰かに看取られたいわね。 まださきのことでしょうけど。
[そう言って、また目を合わせる。 …瞳を覗き込んだ時の表情を見るのは嫌いじゃない]
(40) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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外回り…?
[そんな必要があるんだろうか、と思った。 しかし、死亡者がいれば遺族を訪問することはあるし、要請があれば出向くことはある。 そういえば死亡届が出されていたっけ、などと思いあたり]
そう、行ってらっしゃい。
[手をひらひらと振ってイリスを見送った。 紅茶を飲み、一息ついてから…死について少し考える]
(41) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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そうねえ… あんまり、生には執着しないけれども… 綺麗なお洋服をきて、綺麗にメイクをして。 そうするのは好きだわ。 死ぬのは、それに満足してからでもいいかしら。
でも…うーん。 死に装束は、あのお気に入りのワンピースがいいわ。
[独り言か、他の同僚に話しかけているのか。 わからないけれど、クローゼットの中にある幾つもの服を思い浮かべ、今度はあれとそれを組み合わせてみようか、など 死から洋服へと思考は移った。 所詮、その程度]
(42) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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はい、なんでしょう?
[ぼう、と物思いにふけっていれば、カウンター越しに声がした。 そちらを向けば、二人の…当たり前だが女性。 うち一人は、何かを抱えている。 それが赤ん坊だと気づくまで、少々時間がかかった]
出生届ですね、おめでとうございます。 ……、はい、確かにお預かりしました。
[一枚の紙を受け取り、ニッコリと笑えば、来客は去っていった。 また暇になる]
(43) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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赤ん坊、ね…
[死と対極にある存在、だろう。 生があれば死がある。 さて、その間にいる自分は…?*]
(44) 2012/04/05(Thu) 14時頃
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