30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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……あっ!
[バランスを崩すのを見れば、悲鳴に似た声が一つ漏れる。 窓枠が軋む音に硬く眸を閉じ、 掛かる声に恐る恐るそれを開け、ほうっと息を大きく吐き]
だから危ないって、言っただろう。 何度言っても、君は忠告に耳を貸してくれない…。
[やや拗ねた響きを声に乗せ、胡坐をかく少年に手を差し出す]
眠れない子には温めたミルクを飲ませてあげることに、 うちでは決まってるんだ。 ……ブランデー入りの特別製だけれど、ね。
(18) 2010/09/01(Wed) 09時半頃
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[床に座ったまま、見上げる隻眼の三白眼。 立ち上がってしまえば、殆どの相手は見下してしまうだろうから、 差し伸べられた手を、暫く不本意そうに見つめた。
中身の伴わぬままに勝手に育っていく身体。アンバランスなそれをずっと持て余している。]
…角砂糖か、蜂蜜入れてくれるンなら。 [ボソリと小さくねだり、目を逸らしながらその手を取った。]
(19) 2010/09/01(Wed) 10時頃
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[重なる手をぎゅっと握る。 不本意そうな顔のリクエストに、微かに微笑み]
ああ、いいよ。 特別にハニーミルクにしよう。
[立ち上がる彼の赤い髪へと指先を伸ばし、厭われなければくしゃりと撫でようとするだろう。
棚に置いてあるマグにミルクと蜂蜜と、 隠してあったブランデーを一滴落とし、それを手に持って]
食堂へ行こうか。今なら寮母さんも眠っているだろうし、 冷たい侭飲んでお腹を壊してもいけないからね。
(20) 2010/09/01(Wed) 10時頃
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[ツヤのないパサついた赤毛は、撫でられると野良猫のよう。 伸ばされる指へと手を上げかけたけれど、寸前で押しとどめた。
互いの顔が近づけば、アイパッチで隠しきれていない傷跡は、 月明かりと灯火だけの薄暗い部屋の中でも十分に目を引いてしまうだろう。 其程古くはないということすら見て取れるほどに。
食堂へとの促しにこくりと小さくうなづくと、大人しく背中を丸めて付いていく。]
(21) 2010/09/01(Wed) 10時半頃
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[指に残る少しぱさついた髪の感触。 まだそんなにも古くない傷跡を残す年下の少年の、 此れまでの事を思うと眸に愁いが混じる]
……大丈夫だよ。
[部屋を抜け出す事に対してと、 それからもう、君を傷つける者はここにはいないと二つの意味を込めて言葉を紡ぐ。
大人しく付いてくる少年に穏やかに笑んで、 嫌がられなければその手を取り食堂へ向かうだろう]
(22) 2010/09/01(Wed) 10時半頃
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[見下ろす先輩の気遣いは、くすぐったいような居心地の悪さ。]
…ガキじゃあるまいし、別に怖くなんか……
それに、暗くてもちゃんと見えてる。
[繋ごうとする手をぺちりと払って、両手をポケットへ突っ込んだ。]
(23) 2010/09/01(Wed) 11時頃
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[手を払われるとおやと片眉を上げ、くすりと小さく零す]
ドナルドは夜目が利くのかい? それはいいな。僕は鳥目だから。
[薄闇の廊下をゆっくりと歩く。 途中、何度か壁にぶつかりそうになり、 その度に苦い笑みを浮かべるだろう。
食堂へつけば、真鍮のマグを其の侭火に掛け、 ミルクを温めると彼の前へことりと置いた]
熱いから気を付けるんだよ。
(24) 2010/09/01(Wed) 11時頃
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[手を繋ごうとしたのは同情などではなく、むしろ向こうが助けを求めていただなんて、 その様子から気づいてしまっても、もう遅い。
気付かぬふりをして食堂まで行き、甘い香りが漂うのを待つ。]
…なぁ、あんた…… [声をかけようとして、置かれるマグ。 結局何も言うこともなく、大人しくミルクを吹いて冷ました。]
(25) 2010/09/01(Wed) 11時頃
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ドナルドは、戻るときにはきっと、手をつながれても払わない。**
2010/09/01(Wed) 11時頃
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[ミルクを吹くドナルドの正面に座る。 ミルクの甘い香りと、それから緩やかに訪れる睡魔に、 欠伸を噛み殺した。]
……ん? 僕がどうかした?
[言い掛けられた言葉に緩く首を傾げるも、その先を彼が口にする事はなかったから。 彼がマグを空にするまで、黙したままじっと見詰めて*いた*]
(26) 2010/09/01(Wed) 11時半頃
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― 寮/自室 ―
……サイラスは、まだ戻らないか。
[ホツリと零れる独り言。深い溜息も一つ漏れる。 次に、右手に持っていたペンが机の上に置かれた。]
……、……―――。
[あいたペンたこのある指先が、つっと己が下肢に伸び]
んっ、……
[ややあって押し殺した聲。同室者が居ない時だけの秘め事。 机に伏せた貌にあるモノクルが吐息に白く曇った。]
(27) 2010/09/01(Wed) 11時半頃
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[秘め事は、少なくとも同室者が帰るまでには終わる。 今までも、悟られるようなことはしていない筈であったが……。 気がついていて何も謂わないなら、ディーンには預かり識らない所。]
誰だ、煙草を吸っている莫迦は……―――。
[何事もなかったように、けれど部屋に籠る青い蜜の匂いを逃がそうと、窓をより開ければどこぞから漂う仄かな香り。 頭痛を耐えるように眉間に皺を寄せる眉の下、両方の眸の色は今は月明かりを受けて薄い色を放つ。]
(28) 2010/09/01(Wed) 11時半頃
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ベネットは、払われない手に。そして彼の気遣いに。嬉しそうに微かに笑んだ**
2010/09/01(Wed) 11時半頃
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せ、センセイ! いきなり濡れ場ですよ!!!
(-2) 2010/09/01(Wed) 11時半頃
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[眉間に皺を深く刻みながらも、大声で注意を向けないのは時刻が時刻だからか、それとも別の理由があったからか。
深い溜息を一つ吐くと、指先は片眼鏡へと伸び、それを取り、ゆるゆると柔らかな布で曇ったレンズを磨き始めた。 視力の異なる両眼で月を見上げれば、春の夜でないのに、霞み見える朧月。]
……、……―――。
[無言で月より逸らされる紫水晶は、微かに伏せられた瞼、それを縁取る睫毛の影になった所為か深い色を見せた。]
サイラスが戻ってきたか? それとも……―――
[廊下より聴こえる足音に、深い色を湛えていた両眼を上げる。 足音は、サイラスのものか、食堂へと向かう者のものだったか。 磨き終えた片眼鏡を嵌めれば、紫水晶は常の色へと移り変わった*]
(29) 2010/09/01(Wed) 11時半頃
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ちょwかすみおぼろやめれwww
(-3) 2010/09/01(Wed) 12時頃
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でんが、ふらぅさんかなあ? ドナルドっぽい気もしなくもないけど。
霞見える朧月が、誘われている気になってしまうwww
花祭のせいですね、はい。
(-4) 2010/09/01(Wed) 12時半頃
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今回は、穏やかな感じで行こうと思ってます。 あまりエロくない方向で。
敬虔なクリスチャンとかなにそれ?なんですが、
こんな事駄目だ……。神がお許しにならない……。
とか、言ってみたいです。どっかで機会が在ると良いな。
(-5) 2010/09/01(Wed) 12時半頃
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―寮・自室― [ベッドの上で丸くなったまま、びくりとも動かない]
……。
ん。
もう、食べらんないよ。
[もごもごと口を動かして、けれども矢張り眠ったまま。見る夢は、寮に入った事で離れてしまった妹との幼い日々のこと。
目覚めるまではまだもう少し――*]
(30) 2010/09/01(Wed) 12時半頃
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─ 寮 自室 ─
[薄明かりに吸いよせられ、焦げ死んだ羽虫の黒くちいさな屍をみるともなく眺める。 灯りを最低限まで落とした室内は暗く、濃藍の髪は闇の色に似る。本人が呟いたとおり、たしかにかれ──ラルフ・アイヒベルガーの前髪は伸びすぎているようだった。髪の先が目にはいるのは、寝台に寝転ぶでも座るでもない、中途半端な体勢でうつむき、身体を傾けている所為だ。]
……気怠い。 だるくて、痛ィ
[去年急激に背がのびたばかりのラルフの身体は骨張っていて、今もまだ成長期特有の鈍痛が関節のあたりに留まっているような心地がする。
去年までのラルフは中等部の生徒と間違えられるほど、小柄だった。先に背と肉がついた運動部の友人たちのしっかりとした身体に比べれば、蒼白く、不格好なそれ。けれども身体というものは重力をもち──例えばそう、今、下敷きになったまま不自然な角度に曲げられて(ゆび先だけで怠惰にページを捲ることにしている)かれの腕は、しびれて感覚がない。]
(31) 2010/09/01(Wed) 13時頃
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[身体の角度をかえれば簡単に回避できるしびれと言う不快さを、開いた分厚い本の中の活字を追うことで耐えている。]
ン… 人恋しいなんて思うわけがない。 ──莫迦ばかしい。
[時おり眉はしかめられ、髪と同じ濃藍の睫毛が揺れた。翳る瞳の色は、くすんだ銀灰。嗚呼、不愉快なのは自分自身だとラルフは思う。 夏休み、バカンスに出掛けた両親と合流することを断わり、寮に残った。少し早い受験勉強と、図書館に入り浸って、読み難い書物の詰まった一番奥の書棚を征服してしまうことを決めたのはかれ自身なのに。]
(32) 2010/09/01(Wed) 13時頃
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[ページを捲る手が止まる。 今、読んでいるのは、宗教哲学だった。 活字の中に先人の叡智を見出すと言うなら、昨日読みはじめた都市の反映と当時の世相風俗を描いたスノビッシュな長編小説の方がマシかもしれなかった。 そう、同級生には敬虔な信者もいたが、懺悔ではなく、一日の終わりの祈りの時間すらラルフには年々苦痛になってきていた。]
神学部の受験は止めよう。 ──……、
[ふと、開けっ放しにしている窓の外、薔薇園のある方角から、亡霊がざわめくような気配が感じられたような気がして。中庭の方角に細長い首をかたむけ、瞬きをした。揺れているのは、風に煽られるカーテンだけ。]
(33) 2010/09/01(Wed) 13時頃
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誰か散歩でもしてるのかな。 否、嗚呼、うちと同じ、 灯りがチラ見える窓もあるね……。
[絹張りの装丁の本を放り出して、シーツの上に転がる。顎をつきだした姿勢でうつぶせになり、息を零す。例えば誰かが煙草を吸っていたとして、誰かがベランダから飛び降りそうに見えたとして、ラルフは注意等するような性質でもなかったけれど。 今日はそれ以前の問題で。無意味な淋しさを感じると同時に、誰とも目を合わせて言葉を交わしたくない様な気がするのだ。]
(34) 2010/09/01(Wed) 13時頃
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かと言って、眠れない ──のだけどな。
[目を閉じて、数秒。 ふと思い付いたように目蓋をあげた。 寝転んだまま、手を伸ばすのは寝台脇のサイドボード。 数学のノートを取り、無造作にその1ページを千切る。]
……ッ
[重力から解放された右手はジワリと痺れている。その手で、紙飛行機を折る。やや乱暴だが神経質そうな筆跡で、ノートの主が分かる者も寮の中には居るだろうか。それとも誰も気が付かないだろうか。そんな事を。]
(35) 2010/09/01(Wed) 13時頃
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[用心深く灯りを消してから窓辺に寄り、カーテンを少しだけ開いて。 開いている角向かいの部屋の窓めがけて、紙飛行機を投げ入れた。モノクルを嵌め直した金髪の最上級生の居るその部屋を選んだ理由は、ラルフの部屋の窓からの角度が良かったからと言うのも大きかったかもしれない。
廊下の足音は、ラルフの耳元にも遅れて届く。 紙飛行機の軌跡を見届けた後は、カーテンの影に隠れた**。]
(36) 2010/09/01(Wed) 13時頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 13時半頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 15時頃
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― 自室 ―
[そのままぼんやり煙を揺らしていると、隣室から気配がする。 んっと顔を向ければ、隣の赤毛が窓からこちらを覗いてきた。>>16]
――……ん、大胆なの、オレって……。
[そんな返事をしに赤毛が手を伸ばしてくるのを見る、 が、次の瞬間には、その手は宙を舞って、で、何だか微妙な動きをしつつ、そのまま消えてった。 隣に何か転げる音。>>17]
――……
[また無言で煙をぽかりと吐いた。]
(37) 2010/09/01(Wed) 15時頃
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セシルは、想像以上に煙草のことがみんなにばれてることには気づいてない。
2010/09/01(Wed) 15時頃
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― 自室 ―
[部屋に戻って後も、ドナルドとは二言三言交わしただけで、 会話という会話をする事はなかった]
幾ら休みとはいえ、明日も朝礼拝はある。 ……寝坊しないように、早く寝るんだよ。
[そう告げて、二段ベッドの下へと潜り込めば彼はどうしただろか。 素直にベッドに上がるのなら、そのままお休みと声を掛けて。 未だ窓際にて季節外れの蛍を求めるようであれば、 ベッドに肘をつく形で横になり、その様子を眺めているだろう]
(38) 2010/09/01(Wed) 15時半頃
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そーいや、サイラスちゃんと戻ってっかな。
[秘密裏に開けた中庭の窓を思い出しながら、煙草を同室者の机の乳鉢に押し付ける。完全に消えたあとは、その机の下に隠してある花瓶の中に吸殻を捨てた。
紙巻煙草の箱とイムコはまた空の本箱の中に戻し、本棚に納める。 改めて窓を全開で空けて夜空を見上げる。]
(39) 2010/09/01(Wed) 15時半頃
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何か飲も…。
[そして、ふと、そう呟き、窓を閉めた。 同室者がいる場合は、彼が機転を利かせて、事前に何か飲み物を運んできていたが……。]
――……
[扉を開けて、閉め、ポケットに手を突っ込んで歩く。近づく人物の鼻が利くなら、その匂いはすぐにバレるかもしれない。]
→食堂へ
(40) 2010/09/01(Wed) 16時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 16時頃
ベネットは、いつしかうとうとと、夢の縁へと…**
2010/09/01(Wed) 16時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/01(Wed) 16時頃
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― 食堂 ―
>>25>>26
[食堂につくと、さっき窓際で奇妙なダンス(?)を見せて消えてった赤毛とその同室の同級生がいた。]
ふぅん、ミルク?あまってるならコーヒーに頂戴。
[同級生とミルクを吹く赤毛にそう声をかけて、自分のマグを棚から出す。ミルクをそれに分けてもらえたならさんきゅ、と礼を言って、キッチンに入り、誰かが沸かしたまんま放っておかれたらしいコーヒーをその上に足した。
食堂に戻ると、隅っこのほうにかけてこくこくとそれを飲み始める。]
(41) 2010/09/01(Wed) 16時半頃
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