52 薔薇恋獄
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/* んー。 3人、誰かの動きまちなきがする。 ノックスはいるの、いないのどっち? 「扉を開ける勇気が無い」から拾いに行った方がいいのか。
いいや、行こう。もう知らん。
(-96) 2011/05/21(Sat) 21時半頃
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―― 風呂場 ⇒ 自室 ――
[上がり際、丁寧に掃除をしてから上がった。 きちんと片付けるのは、絶対に大須が帰ってくると信じているから。いや、信じたいから]
[碧のスウェット上下。 あまり気を使わない寝巻きに着替えて自室に戻る]
………………。
[扉の前に、道さんがいた]
何、してるの。入ればいいよ。 ……最上に話があって、俺がいないほうがいいならどっか行く。
[ぱちぱちと瞬きして、何でもないような口調と表情、作って声かけた]
(192) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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―― 自室前 ――
……いいよ。何?
[道さんの顔には、思い切り泣いた痕。 ちょっと背を伸ばして、向き直った。 扉の前でごそごそやってるから、中から耳を澄ませば聞こえるかもしれない]
[手が無意識に空を探る。 けれど、今、着替えたばかりだから。 水晶玉も、ダイスも、コインも、何もない]
[軽く息を整えて、にっこり笑った]
(198) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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……………。
[ちょっと間無言で、この気持ちをどう言葉にすればいいのか考えた。言葉は苦手だ。どんな言葉でも、正しくあらわせている気がしない]
……友愛と恋情の違いはよく分からないけど。 最上に性欲を感じるかと言われると、否定は出来ない。
……気持ち悪くて、ごめんね。
[考えた結果、とってもダイレクトになった。 その他のもやもやはあまり上手く言葉に乗らなかったので]
(204) 2011/05/21(Sat) 22時頃
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………友だちじゃない、とは思ってない。 友だちじゃなくなりたい、とも思ってない。
……最上はとても大切だし、特別だけど。 道さんも大切だし、別の意味で特別。
[んー、と言葉を濁して]
…………だから、多分、yesだと思う。 これでいい?
[自分では、かなり真摯なつもり]
(206) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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……………。
[道さんから突っ込まれた。 今更ながら、ちょっと目元が赤くなる。 いや、だって真面目に答えないといけないと思ったから]
―――。 ……、そっか。ありがとう。
[さらりと告げられた告白。一瞬耳は聞き流そうとした。 けれど、意識を頑張って集中させていたから、しっかり捕まえる。ちょっと考えて礼を言った]
…………ごめん。だからか。 気がつかなかった。泣かせたの、俺ね。
[手を伸ばそうとして、やめた]
……そうかな。そうだといい。それだけで、いい。 道さん。ありがとね。
(214) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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俺は、本当にそれだけでいいんだよ。 最上にまで、変な人生歩ませる気はないんだし。
[さっき、ちょっとリミッター外れたけど。 でも、大丈夫。日常に戻ったら、きっと]
――だから、大丈夫。夜中、3人雑魚寝でも変なことしない。 もどっておいでよ。辛いなら、俺がどっか行く。
(216) 2011/05/21(Sat) 22時半頃
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―――――。
[新たに知らされた最上の気持ち。うっすらと笑んだ。 自分でも気がつかない諦めの色を浮かべて。 手を伸ばせばいつでも触れられる距離にいる相手が存在するなんて、幻想だと思っている。求める気もない。 けれど、やっぱりどこかで期待はしていたらしい。 ――凝りもせず]
……そっか。俺、鈍いね。
あ、いや。書置きは、急いでたから、見てない。 ………そうか、4人は流石に狭いね。分かった。
[道さんの手を止める気はなかった]
(229) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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……………?
[扉を開けたら、目の前に最上がいた。 彼の台詞の意味が、よく分からない]
んー………。
[ちょっと考えた。 今聞いた道さんの台詞。最上の台詞]
[うん。 大きく頷くと、笑いながら道さんの背中を押した。 最上の方に向かって]
(230) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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ベネットは、2人から、一歩下がった。
2011/05/21(Sat) 23時頃
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/* まさか、あそこから死ねると思ってなかった。 わりと今、どきどきしている。
間に合うか。
(-121) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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………最上。 俺は、もう、貰った。
あの時、抱きしめてくれて、ありがとう。充分だ。
[道さんに引きとめられた。 立ち去る気は無い。道さんが最上の手を取るまで]
……大丈夫。慣れてる。どんまい。
(237) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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[道さんの表情に、声音に、迷いが見える]
………俺、道さん、好きよ。
[だから、しょうがないなあと苦笑した。 大事なものみたいに道さんの手に自分の手を伸ばした。 振り払われなければ、それをそのまま最上の手に乗せるつもり]
……静谷のとこには、俺が行ったがいいみたい。
(245) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/21(Sat) 23時頃
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[最上の台詞。聞いて目を細めた]
……人間ってさ、どうして2つに割れないんだろね。 割れたらいいのに。
[声に微かな熱が篭るのは許して欲しい。 慣れてるとは言っても、まだ心が錆びついてくれないんだ]
……いいよ。嬉しかった。
(255) 2011/05/21(Sat) 23時頃
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[道さんの手が最上の手に乗れば、安心してさっさと自分の手を離した]
[これでいい]
………ほら、帰ったら。 俺は美人さんの彼女、捕まえるから。
ナースか、女医さん。
[言葉は好きよ。 いくらでも嘘がつけるから]
(257) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/21(Sat) 23時半頃
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……言わないよ。絶対、言わない。
[首をふるふる振った。 最上が道さんの手を握るのを見る]
[頷いた]
ごめん、通るよ最上。 荷物……いや、水晶玉だけ取らせてね。
[にっこり笑う。笑う、笑う。 まるで、素肌に笑顔の濃いメイクを施したみたいに]
[2人の横をすり抜けるようにして自室の奥へと、足を踏み入れた。敢えて意識する、リズミカルで軽やかな動き]
…………嘘つきじゃない。 それに、紹介だってしてあげない。
2人ともモテるんだもの。 お互い捨てたら、自力で探すこと。
(266) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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[振り返って、あっかんべーだってしてみせる。 けらけら笑った]
……おめでと。世間の目、辛いけど、頑張って?
(267) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2011/05/21(Sat) 23時半頃
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/* 祝! ベネットネイサン化計画完遂!
(-150) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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/* 何が素敵って、確実に死ねることだよな。 わくてか。
(-152) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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―― 自室 ⇒ 洗面所 ――
[目的物だけ手に取れば、さっさと部屋から出て行った。 廊下を歩いて去っていく。 でも、どこに行こう]
[今すぐ静谷の部屋にいける気はしなかった。 自分で決めたこと。自分で選んだこと。 今まで選び続けてきた道]
[それでも胸のどこかが疲れてて。 部屋の入口からそう遠くない場所、そこからは死角になる場所にもぐりこんだ]
[一階の、洗面所。 鏡を覗き込めば、自室の入り口がかすかに写る]
(277) 2011/05/21(Sat) 23時半頃
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