84 戀文村
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手紙書いた事無いのか。 郵便屋なのにって偏見か。 じゃあ今度おっさん同士で文通してみようか。 旨い飯や酒の話。綺麗な姉ちゃんの話とか。 形式ばらなくていいんだよ、伝えたい事だけ書けば。
[今度が何時になるのか、適うのかすら判らないが。 口約束が取れれば、 彼をこの村に繋ぎ止められる理由になる気がした。 何気ない彼の仕事が、この村を軋ませながらも円滑に 日常を回す力になっている様な気がして、思わず口にしていた**]
(250) 2012/03/27(Tue) 02時頃
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[ヨーランダがセレストと魂を共に逝く約束をしたと 知ったのは何時頃>>*37か]
ヨーランダが、きっと目印で導いてくれるから。 必ず、2人でこの村に還って来いよ。
[ヨーランダの優しさと深さに感謝しつつ、そう告げて]
俺には乱暴な事しか出来ない。
[一息で終わらせる事は出来るが、 やはり女性に対しては暴力的過ぎて気後れする。 だがダーラやセレストに任せると言うのも酷な気がする。 それとも大切だからこそ2人に任せるべきか]
どうしても無理なら、呼んでくれ。
[2人の意志を優先すると、 悩んだ末それだけしか伝えられなかった**]
(*38) 2012/03/27(Tue) 07時半頃
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苦しまずに…か。 酔って、そのまま寝てしまって…静かに凍死。 もしくはヨーランダの家に薬草はあったかな。
トリカブトは苦しむからな。 ジギタリスを呑ませて少し無茶な運動をすれば……突然心臓が止まる。
[前線で戦っていた身。野戦病院の様な場所で手伝った事もある。 その時に得た知識をただ淡々と伝えた]
(*42) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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− 回想 路地 −
[首を傾げるウェーズリー>>251に楽しそうに笑みを浮かべて]
そうそう。 そう言う事にしとこうぜ。 仕事が忙しいのはいいことだぜ。
[自分の仕事については敢えて触れず]
ま、期待せずに待っといてくれ。 俺も美女相手じゃなきゃなかなか筆を握らない男だから。
[そう返しながら悲鳴をあげる自転車を見送った]
(285) 2012/03/27(Tue) 22時頃
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− 酒場 −
[騒ぎを起こしたばかりで、なるべく目立たない様に 人の少ない道を選び酒場へと向かう。 諸々結構な騒ぎになっていたからダーラは酒場にはおらず セレストの元に向かっているかも知れない。 いないだろうと、何となく予想はついたが、 静かに扉を叩いて覗き込む]
ちわ。 ダーラいる…ヤニクも留守か……。
[鎮まり返った酒場はとても空虚な世界だった。 笑い声や音楽、酒や料理の香りに満ちた酒場が閉じられたまま、 二度と開く事の無い錯覚に捕らわれる]
……俺もヤキが廻ってんな。
[待つ事は出来ず、彷徨う様に村を歩き出した]
(290) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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最後の夜だろ。 ゆっくり……自分の言葉で伝えればいい。
[薬を一緒に飲むと言えば、ヨーランダは死ぬと判っていても 飲むだろうか。 だがそれをセレストに伝える事はない。 嘘偽りない自分を受け入れてくれた相手を最後に騙すような 形になる事を、セレストは望まないだろうと思ったから]
(*45) 2012/03/27(Tue) 22時半頃
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ダーラ……。
(*49) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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(……明日俺がお前を2人の元へ送ってやろうか?)
(*51) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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[……と口に出来れば良かったのだろうか。 ただの機械の筈の通信機から何かが溢れて来る。 その想いに衝動的に口を付き掛けるが。 だが結局それを言葉には出来ず]
すまない。
[口に出来たのは何に対してか。謝罪のみ]
(*52) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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ああ、あんた達が安らげるなら手伝ってやるよ。
[その場にはいないが、無機質な鉄の塊の向こうの張り詰めた、 痛い程純粋な想いが伝わって来る。 この想いを戦火で散らせるくらいなら、と改めて決意を固め。
ただ、それに自分を含めなかったのは。 この村の人々には安らいで欲しいと思ったから。 自分は戦場で散るべきだと判っていた。 地獄に落ちて、馬鹿な上官達を引き摺り込むのが役目だと。 だからこの村で眠る事は出来ないと…決めていた]
(*54) 2012/03/27(Tue) 23時頃
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ダーラが行きそうなとこ…って言っても…俺が行ける場所じゃねえな。
[妹の様に大切にしていたセレスト、 そして同じように大切にしていたヨーランダ。 多分、きっと3人は寄り添っているだろうと想像がつく。
そんな中に自分がずかずかとどんな顔をして入れと言うのか。
行く宛を無くし、彷徨う様に]
(324) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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……感謝する。
[ダーラの言葉に目を閉じて数秒の沈黙の後、静かに礼を。 本当なら抱きついて大人気もなく大声で泣き喚いてやりたかった。 共犯者として、村人として、家族として……。 だがそれだけは出来なかった。 2人に嘆きを背負わせたのは戦争で、結局は自分達のせいなのだから]
セレスト……ヨーランダ…良い夢を……。
[絞り出した言葉がヨーランダには届かないとは知っていても。 酒を呑もうと言った彼女を思い出しながら、呟かずにはいられなかった]
(*59) 2012/03/27(Tue) 23時半頃
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それだけ……あんた達の絆が深いんだ。大切なんだよ。
もう賽は投げられた。
(*62) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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[結局何処に行く事も出来ず。 一度宿舎へと戻る。
そして深夜……見届ける為にこっそりと抜け出すだろう]
(337) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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ほんと、仲良いよな。お前ら。
[通信機は小さな呟きも拾うのか]
(*65) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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次は、戦争の無い時代に平和な世界で姉妹で生まれて来いよ。
(*66) 2012/03/28(Wed) 00時頃
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