162 絶望と後悔と懺悔と
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―現在・守護部隊養成所―
[傷が癒えるのを待って、ようやく訓練に参加する許可が下りた。
腕っ節には自信があったが、実戦を潜りぬけてきた隊員達にしてみれば周の実戦経験など、ガキの喧嘩のそれでしかない。 さんざっぱら殴られ蹴られして鍛えられる日々の中、少しづつ戦い方を身に付けていった。
時間を見つけては養成所の寮の裏庭の片隅で、独り撃剣の稽古をするのが日課になっていた。 的打ちと、歩法の修練を、ただ丹念に繰り返す。
あのときと――孤児院が火に包まれたあの日とは違い、殺意も怒りも衝動は裡に秘めて。 金色の鬼を討つ為の剣を練り上げていく]
(256) 2014/02/09(Sun) 01時頃
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―むかしばなし―
[明之進の前から立ち去ろうとすると、服の裾を引かれて制止される。振り返れば無色の笑み。
内面を窺うことすら出来ない不思議な貌を見せる、明之進という少年に少なからぬ興味を覚え、母の喪失>>241を問われれば、今更隠すこともないので包み隠さず話した] 生きてんだかどうだか、 もう、それすら分かりゃしねえだろうな。 お袋代わりに面倒見てくれたのは何人もいたけど、 本物の母親ってェわけじゃないからな。 [だから、明之進の口する感覚は実感したことがない。
娼婦達は周を可愛がってくれたが、あれは息子ではなく、捨てられた犬猫の仔の面倒を見るような心情ではなかったかと思う。 それでも、彼女達への感謝は変わらないのだが]
(283) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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温かい、か。 俺にはよくわからんなぁ――
[>>264腕組みをし首を傾げる周の頭に、明之進の手が伸ばされるが、身長差のせいでその手はぺたり、額を叩くことになる。
最初彼が何をしたいのか、全く理解できなかったが 懸命に手を伸ばす様子に何事かを察し、膝を屈める]
……お前なぁ、男はどう頑張ったってお袋にはなれねえぞ。
[そう口にするが、頭を無心に撫で続ける明之進の貌を見て、知らず口元が緩んだ*]
(286) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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―むかしばなし―
ふ、へ?
[真弓の唐突な問い>>285に不意を突かれたせいで、情けない声が零れた]
な、何言ってんだ、お前 ……って。
[逆光の眩しさに細めた目に映るのは、悲壮感漂う真弓の貌。 自分の態度が彼女の気を損ねるどころか、ひどく傷つけてしまったらしいことに気付き狼狽する]
(292) 2014/02/09(Sun) 02時半頃
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違うって! 別に、お前のことが嫌いとか、そんなんじゃねえって! どっちかって、言うと――好みの顔だし…… そうじゃねえ! 何言ってんだ、俺は。
……兎に角だ。お前を嫌ってるとか、そんなことねえよ。
[「わたしのこと嫌い?」と擦れっ枯らしの娼婦にからかわれることはあったが、自分と近い年頃の娘にこんな悲しげな貌で問われるなど、初めての経験だ。
焦りを隠せずに一息に*捲くし立てた*]
(293) 2014/02/09(Sun) 03時頃
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―回想・帝都守護部隊養成所―
[入隊が許された頃。 訓練が終われば焦燥と怒りにまかせ、自分を苛むように木刀を振り、精も根も尽き果てては泥のように眠る。
――そんな日々を、ただ繰り返していた]
(340) 2014/02/09(Sun) 15時頃
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[今日も木刀をひたすらに振り回し、やがて体力を使い果たし地に伏す。 既に日は暮れ周囲は昏い。空には白く輝く満月。 月光の下、倒れたまま呼吸を整える周の上に不意に影が過ぎる。
ふと其方へと首を向ければ、いつの間にか傍らにやって来ていたジャニスと視線が交錯した]
(341) 2014/02/09(Sun) 15時頃
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――ハイムゼート教官。 [起き上がろうとすると、ジャニスに手で制される。 だが、さすがに寝たままという訳にもいかず、半身を起こした。 何故、誰にも相談せずに独りで木刀を振るのか。 問われれば]
安吾兄――。 津久居教官……だけじゃなくて、 他の教官にも、面倒かけるわけにいかねえ――いきませんから。 [そんな、殊勝な答えを返す。 孤児院を襲撃した金色の鬼――始祖との戦いで、帝都守護隊は大きな人的損害を受けた。 教官役の隊員は訓練生の世話以外にもするべきことは幾らでもある]
(342) 2014/02/09(Sun) 15時頃
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[答えたのは理由の半分に過ぎない。 だが隠しているつもりのもう半分の理由――焦燥と怒りなど、疾うにジャニスは見抜いているだろう]
――……。
[ジャニスは僅かに考える素振り。 そして、見て覚えろとばかりに剣術の基本となる歩法を示す。
知らしめられるは武の精髄の一端。弱き人間が鬼と戦う為の術。
やってみろ、などと言われるまでもない。 今、目の当たりにした技術を血肉にせんと立ち上がる*]
(343) 2014/02/09(Sun) 15時頃
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―帝都守護部隊養成所―
[訓練終了後、日課の独り稽古を始める。 ジャニスに教えられた歩法を脳裏でなぞり、ゆっくりと型をさらっていく。 一頻り型をさらい、呼吸を整えて水を飲んでいると、稽古が一段落するまで待っていたらしい、キャロライナに声を掛けられた>>295]
組手の稽古? ……ああ、俺は構わないぞ。 [申し出を快諾し、模擬刀を構える。 実戦さながらの訓練を日々行えるのは偏に聖水銀の力によるものだ]
いくぞ。 ――――っ。
[互いに剣を向け合うや否や。裸足の足で地を掴み、蹴る。 撃ち込み、捌き、また撃ち込む。
周の口から零れるのは荒い呼吸の音だけ。 気合も掛け声なく、己の全てを得物の切っ先に込め、キャロライナの動きを全身で捉えようとする*]
(344) 2014/02/09(Sun) 15時頃
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―むかしばなし―
[>>315理依に格闘の練習をしようと提案されたとき、少し前に企てていた襲撃計画を知られたのかと、僅かに口元が強張る]
――……。
[バツの悪さもあったし、彼の出方も見たかったので、仕方なしに練習と称する殴り合いに付き合うことにしたが 理依の本気ぶりに、やはり計画に気付かれていたのだと確信するも、今更降りるわけにもいかず 最後は本気の殴り合いになってしまった。
孤児院の職員達に引き離され、これからどうしたものかと考えていると、喧嘩も襲撃計画の存在もなかったかのように、理依は気軽に話しかけてくる]
(351) 2014/02/09(Sun) 16時頃
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……ったりめえだ、踏んだ場数が違えっての。
[理依の感想に、そう口にはするが、膂力や喧嘩の経験で及ばない分、知恵を使い小技を駆使する彼は、正直なところやりにくい相手だ]
……安吾の野郎は――あの強さはおかしいだろ。 けど、次にやったら、絶対に負けねえ。
それよりも、お前、俺のこと馬鹿だと思ってんだろ。
[実際、馬鹿なのだが]
(352) 2014/02/09(Sun) 16時頃
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―むかしばなし―
……何故、腕っ節が強いかって? 俺らみたいのは、弱けりゃ死ぬしかねえだろが。
[>>318それから理依とは言葉を交わすことが多くなり、お互いの過去すら語るようになっていた。 いつしか、彼が裡に隠していた罪を打ち明けてきたとき]
……俺もさんざっぱら、ろくでもないことはしてるしな。 その事を悔やむことだって、あるさ。 [窃盗、暴行、恐喝――生きるために悪事に手を染めたこと。 理依とサミュエルを襲撃し、孤児たちを牛耳ろうとしたこと。 理依には全て話したが、とてもリカルダや絢矢たちに話すことなど出来ない]
(357) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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楽になりたいだけなら、とっととサミュエルに懺悔でもなんでもすりゃあいい。 あのお節介焼きは、きっと、それで赦してくれるだろうさ。 ……けどよ、それで、お前は自分を赦せるのか? 本当に後悔してるってんなら、……手前のやったことは、最期まで手前で抱えていくしかねえだろ。
――まぁ、俺も偉そうに言える立場じゃないか。
[思うところを口にし――あぁ、柄でもねェ、と付け加えた*]
(358) 2014/02/09(Sun) 16時半頃
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―現在・帝都守護部隊養成所―
おう、来やがれ。
[>>317訓練を挑んできたサミュエルに、不敵な笑みを向ける。
周の得物は雌雄二口の白鞘の日本刀。 匕首は懐に呑んだまま、一尺八寸の長ドスを構える。 対するサミュエルの武器は、凶悪な切っ先もつ九節鞭]
行くぞ――。
[地を蹴り、一筋の矢の如く飛び出す。 振り降ろされる九節鞭を、かわし、距離を詰める。
ジャニスに授けられ、磨き抜いたた歩法は、サミュエルの速さには及ばずとも、変幻自在の動きで九節鞭の的を絞らせない。
自分もサミュエルも――孤児院の仲間達も強くなった。 それでも金色の鬼を討つには、まだ足りない。 だから、周は貪欲に力を求め続けるのだ*]
(364) 2014/02/09(Sun) 17時頃
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―むかしばなし―
――子分だぁ?
[円のおねだりに、つい、素っ頓狂な声が出てしまった。>>363
気まぐれで街の少年達を叩きのめし、少女達を保護した帰り道。 かっこいい、子分にしてよ、と瞳を輝かせて纏わりつく円に、しっしっと追い払うように手を振る。
三人の少女達はそれぞれ、違うやり方で周を当惑させる。 色街にいた頃、女衒が『女は弱いが弱いからこそ強いし、怖い』と言っていたことを何故か思い出す]
(366) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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俺みたいのに懐いてどうすんだ。 子分になりてえんなら、もっと全うなヤツにねだれ。
[全うなヤツとやらが、少女を子分になどする筈もないのだが]
……あぁ、もう、うるせえな。 少し黙ってろ。 [周囲を飛び跳ね、わいわい騒ぐ円の口に、取って置きの黒飴を放り込む]
おら、帰るぞ。
[彼女が望むなら孤児院への帰り道、空いている右手を差し出すだろう*]
(367) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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[>>369長ドスと九節鞭が交錯し、金属音を立てる。 両手に力を込め、そのまま押し込もうとすると、逸らさず睨みつけていたサミュエルの眼光がふと緩む]
……おい、サミュエル。
手前から挑んできたくせに、気合抜いてんじゃねえよ。 それとも、俺相手じゃ物足りないってか?
[周の言葉を無視して、サミュエルが言葉を紡ぐ。 彼が得物を下ろしたので、長ドスを鞘に納めて話に耳を傾ける]
(373) 2014/02/09(Sun) 17時半頃
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……あぁ、そうだな。
[>>371始まりの夜のことを口にするサミュエルに頷く。 あの夜の怒りは決して消えない焔となって、未だにこの胸の中に燃え続けている]
何の為、だ――? そりゃあ、あの金色をブチ殺す為に決まってるだろうが。
……お前、何が言いたい。 回りくどいのはタチじゃねえだろ。
[しゃがみ込み、言葉を紡ぐサミュエルを睨みつけた]
(384) 2014/02/09(Sun) 18時頃
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楽しそう――、だと?
……どういう意味だ。
[仲間の思いもかけない言葉に、眸に怒りのいろが浮かぶ。 今の周を形作る根底を、あの夜の真実を知るサミュエルだけは 知ってくれていると――そう思っていた]
俺が遊んでるとでも、言いたいのか!? おい、サミュエル、待ちやがれ!! [言葉の真意を問い質そうと、伸ばした手は届かない]
クソ、何だってんだ!!
[サミュエルが姿を消した方を睨み、忌々しげに地を蹴った*]
(385) 2014/02/09(Sun) 18時頃
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―むかしばなし―
[周の何気ない問い>>248 不思議そうに首を傾げたリカルダの表情が、みるみる曇っていった。 どうやら、何か拙いことを口にしてしまったらしい。 だが詫びるにせよ、どうせよ、自分の言葉の何がいけなかったのかが分からない]
おい、リッキィ――
[尋ねようとするが、リカルダは拒絶の言葉と共に駆け去ってしまう]
どうしたってんだ、待ってくれよ……おい。
[慌てて小さな背中を追いかけた]
(386) 2014/02/09(Sun) 18時半頃
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[リカルダが駆け込んだ、彼女のベッドのある部屋。 その扉の前で、呼びかける]
……おい、リッキィ、話を聞いてくれ。――入るぞ。
[許しが出るのなら部屋に入り、そうでないのなら扉の前に立ったまま]
あのな、リッキィ、俺も大概、無神経だから、……お前が何で怒ってるのか良く分からねえ。 けど、理由を知らないで、上辺だけで謝るわけにもいかねえだろ?
だから、今すぐじゃなくてもいいから、落ち着いたら、理由を教えてくれよ。勿論、俺だってきちんと考える。
[取り合えず、言いたいことはそれだけだ、と背を向け]
(391) 2014/02/09(Sun) 19時頃
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それと、な。
……俺みたいな野郎の手を取ってくれる物好きなんて、 お前以外にいるわけねえだろ。
[そう付け加えた*]
(392) 2014/02/09(Sun) 19時頃
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―現在・帝都守護部隊養成所―
おい、サミュエルの野郎を見なかったか? ……そうかい、見つけたら話があると伝えてくれ。
[噛み付きそうな勢いで他の隊員にサミュエルの居場所を尋ねるが、彼の居場所は分からなかった。 一方的な言葉の真意がどこにあるのだろう]
クソ、あの野郎、なんだってんだ。
[毒づきながら、自室、食堂、道場――と捜し歩く]
(395) 2014/02/09(Sun) 19時頃
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―養成所の庭―
[>>399庭の片隅にある訓練所には不似合いな小さな畑で、サミュエルの姿を見つけた]
なるほど、 ……考えてみりゃあ、ここが大本命だよなぁ。
[特別措置で与えられたらしい畑に、時間を見つけてはやってきて せっせと野菜の面倒を見るのが、サミュエルの楽しみだ。 孤児院時代から続く彼の趣味を思い出すまで、かなりの時間を費やした。
そんなことにも思いが至らないとは、相当頭に血が登っていたらしい]
……あれだけ、お前が丹精してるんだ、 不味いわけねえだろ。
[サミュエルの後ろに立ち、彼の独り言に答える]
(400) 2014/02/09(Sun) 19時半頃
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で、さっきのアレ、……どういう意味だ。
[サミュエルの後ろに立ったまま問いかける。 だから、彼がどんな思いでいるのかは窺えない。
既に怒りは去っていた。 ただ、自分を良く知るはずの彼が、 何故、あんな発言をしたのか真意が知りたかった]
(401) 2014/02/09(Sun) 19時半頃
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/* ここに至るまで、灰窓を全く使ってないのって私だけではないでしょうか?
いつものことながら、ひどいもんだ……。
(-183) 2014/02/09(Sun) 19時半頃
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/* リカルダや真弓への対応を見て、つくづく周って、女の子にもてないだろうなぁと思いました。
色街育ちでも、清い体に違いない。 吸血鬼との戦いで戦死したら、きっと天国にいけるでしょう。
Alleluja!
(-185) 2014/02/09(Sun) 19時半頃
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[サミュエルが背を向けたまま零すは、悔恨の言葉。>>402 彼が語り終わるまで、口を挟まずに耳を傾ける]
……馬鹿か、てめえは。 サミュエルは悪くねえ。――悪いのは、俺だ。
だって、そうだろ? あんとき、……俺が下らない喧嘩なんざしなけりゃ お前も理依も家でチビ共と飯食ってられて、あんな化け物共に目を付けられることなんざ、なかった筈だ。
だから、――死ぬべきは俺の方だよ。
[>>403ゆっくり振り向くサミュエルの双眸をじっと見詰めて、答えた]
(405) 2014/02/09(Sun) 20時頃
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[静かな怒りの言葉は核心を突いた。 やはりサミュエルは、周のことをよく知っていた]
……それを言うなら、お前だって同じだろうが。 分からないとでも思うのか。
俺があんぽんたんなら、お前は馬鹿野郎だ。
[そう言い返すが、戦って死ぬつもり、という言葉は否定しない]
(407) 2014/02/09(Sun) 20時頃
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