70 領土を守る果て
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[少女は国境へと向かう。何も、考えられなかった。捨てられた、とは思わない。きっと、ハワードにも考えがあるのだと。いや、考えも、大体分かるのだけれど。それでも、何故だろう。とても、空虚な思いなのだった。]
…私は。 (私の意思も関係なく、この国を愛せと言ってほしかったのかもしれない。) [少女は考える。そして、悟った。]
あぁ、そうか。 私は。 この国の民に、なりたかったんだ。 [小さく口にした言葉がしっくりと胸に沁みこむ。父は、私に何でも与えてくれた。私が得られなかったはずの物を、全て。だから、感謝している。感謝しているし…大好きだった。本当の子供でないのが哀しいくらいに。]
(346) 2011/11/14(Mon) 00時半頃
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[けれど、同時に悟ってしまった。どんなに何があっても、私はこの国の民にはなれない。それは、父も、私も、無意識下で、なれないと思っているから。だから…]
[国境近くにたどり着く。ここまでくれば、戦う音が当たり前に聞こえてきた。父は、私ならここをそっと通り抜けられると信じたに違いない。私も、できると思う。できると…]
[少女は、躊躇いなく足を進める。行かなきゃ。私は、私の真実を見つける為に。そう、願う人がいるのだから。私は、あの人の期待に応えたいから。私は…]
(347) 2011/11/14(Mon) 00時半頃
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―間―
ピュー、るる…
るる…
ぴゅ…るる…
[いつもより、早い時間。笛の音が夜の闇に響く。とぎれとぎれのその音は、王宮に届くのだろうか。]
(353) 2011/11/14(Mon) 00時半頃
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心配しないで、父上。 きっと、辿りつくから。 向こうに、辿りつくから… 明日は、この国にいないはずだから、音が聞こえなくても心配しないよね。 だから、今日だけ、今日だけ… 心配しないで、お願い。 大丈夫だから。
(356) 2011/11/14(Mon) 00時半頃
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