91 時計館の魔女 ―始―
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 03時半頃
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自然の美しいってなんだよ。 美しい自然だろう!(ガンガン!
(-67) 2012/05/28(Mon) 03時半頃
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―2F/廊下―
[大浴場で一汗かき、死の臭いを落としたイアンは再び保管庫でいくつかの飲食物―香りの良さそうな酒・ジュースや肉、果物など―を手に……その量は気持ち多かったのかもしれないが、2Fに上がる。
フローラの部屋の前には果物を一つ置き、カミーユの部屋の前には酒瓶を、ヤニクの部屋の前には肉を置いていっただろうか……イアンは彼の知る者の部屋の前に、差し入れを置いていった。 だから、ヴェスパタインの部屋の前はスルーして。 そのついでに鍵を持っている部屋の扉を閉めて回ったかもしれない。
それらを彼らが口にするかは分からない。 果たしてイアンの持ってきた飲食物を口にするだろうか。 ――ナニが入っているか知れないモノを
クラリッサの部屋の鍵を閉めた後、 部屋の前に一輪の花を添え、 イアンは残りの飲食物を持ってソフィアの部屋に戻った]
→ソフィアの部屋
(140) 2012/05/28(Mon) 06時半頃
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―2F/ソフィアの部屋―
[ソフィアの部屋に戻ると、手にした食べ物をテーブルの上に置いていく。 そう言えば、魔法で取り寄せることが出来るようだが、それを当たり前と思っていないイアンは律義に保管庫に足を運んでいるのだった。
部屋に戻ると、シスターは返答をくれただろうか。 それが可であっても、否であったとしても……]
ソフィアには安全なところに居てもらいましょう。
[と告げただろう。 蚊帳の外に置かれる少女はどう感じるだろうか。 いや、どう感じるかではなく、生きていて欲しいと言うことが、 何よりも優先だった。]
(141) 2012/05/28(Mon) 06時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 07時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 07時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 14時半頃
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窓の下に石を敷き詰めて、飛び降りたら怪我をするようにしておく。 ソフィアは部屋に、石造りなら目の届く範囲にいるほうが良い。 シスターには階段の封鎖を任せよう。 ソフィアとにゃんにゃんしたい。 その他雑用はイアンがやる。
(-76) 2012/05/28(Mon) 17時半頃
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投擲役はイアン。 前衛役はツェリ。 和み役はソフィア。
(-77) 2012/05/28(Mon) 17時半頃
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投擲判定 目標値10 幸運使用 6+2+6 6+1+3 5+1+5
(-79) 2012/05/28(Mon) 17時半頃
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あっぶないなー。 二番目の結果を使用。 命中。
(-80) 2012/05/28(Mon) 17時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 19時半頃
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[ソフィアの部屋に戻り、ツェリの返事を聞くとイアンはツェリにしてもらうことを伝えた。 1Fへの階段を封鎖し、 自分が工作中に一人で出歩く者がいれば襲撃を、 鍵穴に蝋を流し込み、 ヴェスの部屋の前に絵の具を撒いていてほしいことを手記で伝えると、魔法でクロスボウを呼び寄せ、ツェリに手渡した。 掠れば良い、とまでにその鏃は怪しい黒色をしていただろう]
(146) 2012/05/28(Mon) 21時半頃
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[シスターに手順を伝えると、イアンは目覚めていたソフィアに近寄った。 何をするのかを、一言も伝えていないソフィアの頬をそっと撫で]
ただいま。
[とその頬に口づけをした。 そして、頭を撫で]
また、少し出かけてくるよ。 その間シスターが一緒に居てくれるから、帰るのを待ってて。
[いつもより、気持ち強くだきしめただろう。
ソフィアから離れると、イアンは部屋から立ち去った。 シスターにソフィアをお願いしますと告げて。]
→???
(147) 2012/05/28(Mon) 21時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 21時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 22時半頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 22時半頃
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―???・夕暮れ刻から〜―
[日が暮れ始める頃にイアンは行動を開始した。
まずは歯車室に向かう。 屋根に続く扉の前で、イアンは数本のザイルや鉄球のついた足鎖、ビネガー、スピリッツ、銀製の剣を魔法で呼び寄せた。 何かを呼びよせるのは大広間で氷を出した時以来だろうか。 便利だとは思うが、慣れないせいか違和感を感じてしまう。 ザイルの片方を歯車室のとっかかりに結び付け、ヘクターの部屋の方に垂らした。 解けないか確認した後、イアンは一度その場を離れた]*
(155) 2012/05/28(Mon) 22時半頃
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―ヘクターの部屋―
[ヘクターの部屋に入ると、イアンは彼の亡骸をシーツでしっかりと包み、窓から引きよせたザイルをしっかりと結びつけた。 相変わらず、飛び交う蠅が鬱陶しくて仕方がなく、イアンは後でもう一度大浴場に行くかな、と考えた。 窓から半分出し、引き摺りあげやすいようにした後、鍵をしめ、ヘクターの部屋を離れた。]
→―謁見室―
[謁見室につくと、漆黒の棺に納められたダーラの亡骸を、 ヘクター同様にシーツで丹念に包み込む]
(ははっ、まるで墓荒らしだな)
[自嘲し、ダーラの亡骸が入ったシーツを背負うと庭園へと向かった]
→―庭園―
(158) 2012/05/28(Mon) 23時頃
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―庭園―
[庭園に出ると、イアンはヴェスパタインの部屋を通らぬようにヘクターの部屋の下に回り込んだ。 垂れているザイルでダーラの亡骸が入ったシーツをしっかりと結びつける。 後は、引きあげるだけ……少し軽くなっているとは言え、大人二人分を引きあげるのは重労働に違いなかった]
→歯車部屋
(159) 2012/05/28(Mon) 23時頃
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―回想・ソフィアの部屋―
[「どこに行ってたの?」と言うソフィアの問い>>152に]
ちょっと大浴場にね。
[抱きしめたイアンからは石鹸の臭いがしただろうか。 恐らく、死臭は取れていたはずで……少し不安になるが]
混浴みたいだから、今度一緒に入ろうか
[と少しおどけて答えた。 寂しい思いをさせていることに、心臓が強く、締めつけられる。 だから――]
また出かけてくるけど、次に戻ってきたら一緒にいられるからね。 もう少しだけ待っていて。
[ふんわりと、身体と身体が密着するように、抱きしめただろう]*
(160) 2012/05/28(Mon) 23時頃
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―歯車部屋―
[イアンは歯車部屋に戻ると、垂れさがるザイルを、 フタリの亡骸を、必死に引きあげていく。 掌が赤くなっていき、水ぶくれができ、それが破けていく。
ふと、魂が抜けたら身体は軽くなるのだろうかと考えた。 それは引きあげる作業の辛さを逃れるための思考。
掌から血が垂れる頃、イアンは二人の遺体を引き揚げ終わった]
(162) 2012/05/28(Mon) 23時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 23時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/28(Mon) 23時半頃
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[両手にハンカチを巻いたイアンは、 引きあげた遺体からザイルをほどき、シーツを剥いていく。 まずはダーラ、次にヘクター……。
剣を使い、分断しやすいように切り込みを入れていく。 口からビネガーを流し込む。 死臭に腐ったような酢の臭いが混じり、嗚咽がこみあげてくる。 蠅も心無しか量が増えたような気がした。
作業が終われば、再びザイルを結び―今度は解けやすいように―、長さを調節する。 最後に鉄球にザイルを結び、同じく長さを調節すると準備は整った。
イアンはシスターに報告するために、二階へと降りていった]*
(164) 2012/05/28(Mon) 23時半頃
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―???―
[シスターには二階廊下で会えただろうか。 いずれにしても死臭のする自分がソフィアに会うわけにはいかないのだが……。
シスターに会えたのなら、自分の準備は整ったことを伝えただろう]
『後、1刻後くらいにスタートで大丈夫ですか? 窓を破る音がしたら、僕の方が開始したと言う合図です。 それと、開始前には灯りを落としたほうが良いでしょう。 シスターの見える範囲でね』
[と手記で伝え、屋上に戻っていっただろう]
→歯車部屋・屋上**
(169) 2012/05/28(Mon) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時頃
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―5日目・屋上・夜―
[風の無い、湿気のある夜―― 空には少しだけ形を現した月が、弱々しい輝きを照らし出していた。
後に退くと言う言葉は存在せず、あとは、ヤるのみだけだろう。
鉄球と、亡骸二つ、スピリッツを屋根の縁に持っていく。 ヴェスパタインの部屋の真上、目算で測った距離は凡そ合っているだろう。
スピリッツを開け、口に含み、吐きだす。 蠅が鬱陶しくて仕方がなかった……が]
これで最期にしよう。
[呟き、鉄球を持ちあげると、放り投げた]
(178) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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[放り投げられた鉄球は孤を描き、 ザイルに引っ張られ落下の運動が加わり、
ヴェスパタインの部屋に、突き刺さった]
[ガシャンッ――ゴトッ――]
[窓硝子の割れる音と、重たいものが落ちる音がしたことを確認すると、 イアンはヘクターの亡骸を放り投げ、 最期にダーラの亡骸を放り投げた。
イアンは薄ら笑いをしていただろうか]
(179) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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―ヴェスパタインの部屋―
[部屋の外から飛んできた鉄球は窓硝子を突き破り、 硝子の破片と共に室内に転がりこんできただろう。
続いて、異臭と共に投げ込まれたのはヘクターの遺体。 それは空中で分散し、 残された臓物をぶちまけ、 手・前腕・上腕・足・下腿・大腿・胸部・腹部とバラバラになり 部屋に散らばっていっただろう]
[ボト……] [ボト……]
[ボト……] [ボト……]
[最後に胸部から頭部がもげてゴロゴロと……フローラの前まで転がっていっただろうか。 ゴトリ、とフローラの前で首は止まり、 割れた頭蓋骨から、腐りかけた脳漿が――]
[ビチャリ――]
(180) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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[蠅がブンブンと、室内を飛び回り始めるだろう。 異臭が、肉の腐った臭いと、酢の腐った臭いが室内に満ち始めるだろう。
最後に投げ込まれたダーラの亡骸は、天井にぶつかり…… 窓付近から部屋の中央部くらいまでの間に、万遍なくその遺骸をぶちまけた。
異臭は更にキツくなり、刺激臭が目についてくるだろう。
室内は、一瞬にして、地獄絵図と化しただろうか]*
(181) 2012/05/29(Tue) 00時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時半頃
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[自分の仕事が終わったイアンは歯車部屋へと戻っていた。 次にどう動くべきか……。 悩みつつも、一路魔女の部屋へと階段を降りて行くだろう]
(197) 2012/05/29(Tue) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 00時半頃
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―2F廊下
[魔女の部屋から廊下に出たイアンはその薄暗さに苦笑した。 一般人の自分に暗闇を見通せるわけがないじゃないか、と。
イアンは壁つたいに、ゆっくりと歩き始める。 そこで起こるであろう戦闘に気付かずに]*
(203) 2012/05/29(Tue) 00時半頃
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―回想―
ああ、そうだね。 僕も一番初めに、君に見てもらいたい。
[そう言って、ソフィアの頭を撫でた。 何度でも、何度でも。 自分はこの少女が愛おしくて仕方がないことに気づいていた。
ソフィアの告白>>168を聞くと胸が高まり、頬が緩んだ。 上から覆いかぶさるように、抱きつき――]
ソフィア、僕も君のことが好きだよ。 君の声が、君の温もりが、君の想いが――
全て、好きだ。
[耳元で囁いた]
(206) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[だから、続くソフィアの言葉>>175に微笑むと]
ソフィアの手作りケーキは楽しみだな。 でも、女の子から、入るからなんて言っちゃいけないよ。 誘われたときに、よく考えて、応えてくれた方が嬉しいよ。
[顔を隠す少女のその涙に気付いたわけではなかった。 その震えた声が、イアンの心を打った]
そうだ、目が見えるようになったら一緒に旅行に行こうか。 色々な光景をソフィアに見せてあげたい。 朝焼けの綺麗なところも、 夕焼けの綺麗なところも、 月灯りの綺麗なところもある。
[――ソフィアとずっと一緒に居たいと言う願い]
約束するよ、ずっと傍にいる、と
→回想終了*
(207) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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[バッサリと……肩から腹にかけて痛みが走った>>208。
温かな何かが、身体から流れでて行くのを感じ……。
同時に冷たさが、四肢の先から伝わってくる。
ガクリ、と床に膝をついた。
冷たさはどんどんと、どんとんと身体の芯に迫ってくる]
ははは……これが死か……死が――迫ってくる
[床に倒れ込む。
四肢の先は動かすことがままならず、意識が、薄れていく。
思い浮かべるのはソフィアの頬笑み]
――ああ、ごめんよ。 約束は守れないみたいだ……。**
(211) 2012/05/29(Tue) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2012/05/29(Tue) 01時頃
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