162 絶望と後悔と懺悔と
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――お父様。
今までありがとうございました。 先に逝きますわ、ご機嫌よう。
[最後の瞬間、そう告げる。 トルドヴィンと最後まで共に在りたかったと思いながら。]
(*28) 2014/02/16(Sun) 10時半頃
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[そして、ホリーの身体は灰になって散って行く。
吸血鬼にされた元人間とは違い、純血だからなのか。 それとも、ホリーだけが特異なのか。 それを知る術は無いが。]
(123) 2014/02/16(Sun) 11時頃
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[――彼女の刀だけが残った。**]
(124) 2014/02/16(Sun) 11時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2014/02/16(Sun) 13時頃
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― in the distant past ―
[多くの純血吸血鬼がそうであるように。 ホリーの出自は明らかでは無い。
ただ、以前は日本刀ではなく短剣を武器としていたと伝え聞く。 守護部隊とはまた別の製法で作られた対吸血鬼用の武器。 その銘の“ニルヴァーナ”がいつからかホリーのファミリーネームの様に言われるようになっていたのだった。]
(*34) 2014/02/16(Sun) 19時半頃
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[自身の愉しみに価値を見出し。 愉しめるのであればヒトを助け、同族を殺すことすらあった。
そんな彼女が、ある日……トルドヴィンの宮殿を訪れた。 見知らぬ吸血鬼など通せないと言う当時の配下を数名半殺しにしてみせて。 強引にトルドヴィンと面会したのはいつの事だったろうか。]
やっと逢えたわ。 貴方が始祖吸血鬼様?
[微笑んで、目の前の相手に語りかける。]
(*35) 2014/02/16(Sun) 19時半頃
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歓迎ですか、まあ嬉しい。
[そう言って微笑む。 その頃から黒のレースをふんだんに使った服の趣味は変わらない。
部下の顔色が変わるのを見て、礼を言うという風変わりな目の前の始祖を見つめて。それから周囲の吸血鬼を見回してから。]
では、立ち話もなんですし。 お茶でも出していただけます?
[人を喰ったような態度、それはこの頃から変わらなかった。]
(*38) 2014/02/16(Sun) 20時頃
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