189 とある結社の手記:8
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ー1階 台所ー [気付けばかなり時間が経っていたのか、室内は薄暗くなっていた。 自分が使用したカップと流しにあった数枚の食器を洗い始める。]
………………
[そこに声を掛けられ洗い物の手を止める。名前をどうやら聞かれているようで、不思議そうに首を傾げる。 暫く黙って相手を見た後、視線を窓へと向けた。 どこか悲しそうな表情を浮かべたのは質問の先にある残酷な未来を察したのか、単に何の名前を問われているのか分からなかったからか。]
……………おさら………?
[残念ながら後者だった。 差し出された紙片も泡で濡れた手で受け取ることができず、キュロットのポケットを相手に向けるだけだった。 ここに入れて!ということらしい。**]
(230) 2014/08/15(Fri) 19時半頃
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―1階 台所―
………………!
[どうやらポケットの主張は弱かったのか。 もう少し目立つようアピールしようかと思ったところで現れた姿に気付いた。]
…………………
[見知った姿。 けれど、魚屋の女には気軽に話しかけることはできず、どちらかといえば言葉を詰まらせてしまう対象であった。
こわい――――というのが当てはまるかもしれない。 けれど、少し違うような気もした。]
……………っ……!!
[文字のことを言われれば何か言葉を搾り出そうとするが、何も出てこなかった。 そうしているうちに、台所を後にする背を見つめていた。]
(273) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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[その隣で、少年を見た――――――。]
………おすかー……?
[彼の名前だと知り。 そして、求められていたのは己の名前だと知る。]
………キャロライナ……。
[お辞儀する少年の頭に小さな声が降る。 彼に自分の名前は伝わっただろうか。
ここから去る背中を再び見送った。]
(276) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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[皿洗いが一段落し、キュロットで手を拭う。 投票用紙を取り出すと暫く何か考えた後、書くものを探した。]
………………
[ハナは誰か信じられる人――――と言った。 けれど、信じられる人がいない今は――――。]
………………
[自分が書ける名前は1人だけ――――。]
(282) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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[ポケットに手を伸ばそうとしたその時に。 新しく現れた気配に咄嗟に投票用紙を背中に隠した。]
……………?
[探される覚えがない。 不安そうに眉を下げながら相手の眉間を見た。]
………………
[なんか作れるか、との問いに小さく首を縦に降る。 嘘だが――――――。]
(284) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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[けれど――――その後で。 突然降り注いだ夕立のような――――――。]
…………… ……………………
………しょぶんの……じゅんばん……?
[答えとは程遠い言葉。
ほら――――――だからさ。 うちの鶏みたいにすればよかったんだ。
この中に2人いるなら―――。]
(287) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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みんな……ころせば………へいわ…だよ…? ……だれの……こころも…いたくならない…。
[ああ、でも――――――。]
でも……ケッシャイン……のひとは…… …たたかった……にげなかった… ……だから……だから……
[あの優しい人を裏切りたくない――――。]
……………わたしは…ひと…です… ……ばけもの……じゃない…
[言葉だけではどうとでも言えると言われるか。 それでも必死で搾り出した言葉だった。]
(289) 2014/08/15(Fri) 22時半頃
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/* ひゃっはー! 死亡フラグ、うばうぜー!!
(-126) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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/* どきどき
(-127) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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/* Q真占はどこですか? Aキャロライナ的には興味ありません。
Q占い師候補に投票するんですか? Aだって、そこしか名前書けない←
Qそれって問題ないですか? A大丈夫です、RP村ですかr
(-128) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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/* Q喋れない人、どうですか? Aツラくて喋っちゃったよね……。
Qト書きを頑張るって目標でしたよね…? Aえ、ええ……達成できました……ことはない……
Q名前書けないとかありえなくね? Aホントにね……ありえないね…そこはなんとかすべきだったね・・・
(-129) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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[ポケットから1枚の紙を取り出す。 書くものを探せば、そこから名前を写す。
名前と思われる形をただ写す。]
………………
[こちらから距離を取る様子(>>292)を静かに見る。 視線を外した後、口元をきつく結べば部屋を後にしようとするが。]
…・…………?????
[突然の発言(>>298)に足が止まってしまった。 今、自分は見ながら、話をしていた気がする。]
(300) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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………へんな……おじさん……。
[開いたままの距離。 見ながら話してるのに変だな、って思ったら。 目の前の山脈の持ち主は自分より言葉が上手じゃないのかと思って。
少しだけ笑みを浮かべて、そう言った。]
……………… [特に疑問もない様子で、台所を出ようとする。 この紙をどうすればいいかが、そういえば分からなかった。]
(302) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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/* あ、れ……これ死亡フラグとれてるよね…ね…? し、しかし、これは吊りなのか…なのか…?!
じ、じしんが、ない…あ、あれ…?
(-131) 2014/08/15(Fri) 23時頃
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………………。 ……スパー………?
[3文字以上の名前は覚えられない。 心底申し訳ないが、それ以上のスペックは少女になかった。]
……………
[そのうち、そんな風に書かなければいけないなら。 そうするしかない、と肯定の頷きを溜め息に返した。]
……………
[でも、重さも軽さも――――――。 それが、この紙なんだと思うと――いたい。]
(313) 2014/08/15(Fri) 23時半頃
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[首を横に傾げる。]
………ヴェス……
[多分、覚えた、と、思う。 なんだか視線が怖いが――――――。]
………………。 ……………………?
[首を傾げたまま相手を見た。 正確には眉間の皺を見ていた。
そうして、歩き出す。 ヴェスの横を通りすぎて廊下まで出たら振り返る。 何か言おうとしたが、言葉が上手く見つからなかった。 暫く相手を見た後に眉を下げる。 けれど、視線を外せば無言のまま広間へと向かった。]
(323) 2014/08/15(Fri) 23時半頃
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―広間― [部屋の中に人がいたかは分からない。 けれど、強く握った手の痛みがつらくて。
心がつらい――――――。]
…………ここじゃない……
[この紙――――。 誰に渡せばいいのだろうか。
一刻は早く手放したかった。 けれど、そうはできなかったようで。
困ったように眉を下げながら広間を後にする。 部屋に戻れば、この紙きれの回収に誰かドアを叩くのだろうか。
それとも――――――**]
(329) 2014/08/16(Sat) 00時頃
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