60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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[フィリップからは何か言われただろうか。 彼が去った後、そういえば何をしていたんだろうかとふと気になり、パントリーを覗いてみて]
………あ。エミルトン君。
[その場で何が行われていたかの痕跡は、隠されていただろうか。けれど、隠していようといまいと…彼の身に何が起きていたかは、予想がついていた。
複雑そうな表情で、意識を失った少年に近づき、自分より小柄な体を背負う。]
(386) 2011/08/06(Sat) 16時頃
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―食堂→廊下―
………重い。
[もやしっ子には辛い。 とはいえ、ここは頑張らなければならない所だろうと、ジョージの部屋を目指し、食堂を出て歩いていく。 よたよたと危なっかしいが。*]
(387) 2011/08/06(Sat) 16時頃
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/*
名前が出る度に「誰の事だっけ?」とメモ確認するのは止めた方がいいと思う俺様。
(-81) 2011/08/06(Sat) 16時半頃
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─ 風渡る晴天の屋上 ─ >>385
平気?
[目を合わせないまま、また去りいこうとするヴェス。 銀髪が風に靡いて、表情を隠すけれども…。 その背中、持っているギターの弦が微かに震えた気がする。]
――……
[瞬時その画面に目を見開き、気がつけばファインダーを覗いてた。 カシャリ、という音は響いただろうか。
晴れて仕方ない空の下。 そのシルエットはなお、暗い。]
(388) 2011/08/06(Sat) 16時半頃
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―ジョージの部屋―
[途中、誰かに遭遇はしただろうか。 ぜーぜーと息を切らしながら、ジョージを彼の部屋に運びこむと、ベッドの上にそっと寝かせた。
机の上にメモとペンがあったので、走り書きを残しておく。]
『変なとこで寝てたから運んだ 勝手に部屋入ってごめんよ〜 BY ノックス』
[書き終えると、起こさぬようにそっと部屋を出ていく*]
(389) 2011/08/06(Sat) 17時半頃
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僕達にも薔薇の呪いは効くのかな…
ふふふ… どうなんだろうねぇ?
まだ誰も試していないから 分からないね…
(@15) 2011/08/06(Sat) 18時頃
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[そして、振り返って、ルーカスの姿も、同じ画面の割合で撮った。 項垂れている男、背中に張り付くシャツ。
これも表情は見えない。]
――……
[そして、カメラを下ろす。真夏の日差しは強い影を嫌でもつくるから。]
(390) 2011/08/06(Sat) 18時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/06(Sat) 18時頃
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[キシリと胸の奥、蔦は育ち侵食は留まらぬ。
シャッター音に、僅か目を見開いた。]
何を、撮って……
[流れる風と、そのコンマ数秒の時が、切り取られてフィルムに焼き付けられる。
ゆっくりと染み渡るは、薔薇の甘い毒。]
(391) 2011/08/06(Sat) 18時頃
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>>391 [ルーカスも撮ったとき、ヴェスからまた薔薇の香が強く吹いた。 思わずぎゅっと目を瞑る。]
――…ッ
[甘い毒は、身体の中心部に甘い疼きを齎す。 落ち着くように肩あげて大きく深呼吸をする。]
――……今まで、こんなこと、なかった。
[そう、さすがに、不審であることには気がつく。いや、多分、もうみんな気がついている。 ただ、その原因よりも、己の疼きに、気はいってしまうから。
とりあえず、自分のこめかみを両側片手で掴んで、目を閉じる。]
(392) 2011/08/06(Sat) 18時半頃
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/*
何が撮りたいって、ヴェスさまの茨身体ですよ。 でも、ヴェス様高速移動だからなぁ。
ちなみに、今、フィリパ待ちですよね。
(-82) 2011/08/06(Sat) 19時頃
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…おい、薔薇の精。
お前…一体何を…
[日常が狂っていく。 寮内に満ちるのは、妖しく誘うような薔薇の香りと…
おかしい、何かがおかしい。 このまま流されてしまえばきっと…]
あぁ、でも…それもきっと…
[楽しいことに違いない。 染み込んだ甘い毒はそんな思いを胸の中に注ぎ込む。]
(*20) 2011/08/06(Sat) 20時頃
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…イアン……?
[こめかみを押さえて目を閉じる姿に、不思議そうに問いかける。 屋上の強い日差しにやられたのだろうか?
そういえば自分も、少しふらふらしているような。]
暑いなら、日陰か…中へ行ったほうが。 俺も少し…陽射しに当てられたかも……
[気づかない、肌の下で薔薇の呪いが侵食を続けていることに。 中庭の無残に折れた薔薇の木へと、精気は砂時計の砂のように流出していく。
腕に刻まれた傷からは、肩へとその蔦を伸ばす荊棘。 既にその先は、鎖骨を通って首筋へと…]
(393) 2011/08/06(Sat) 20時半頃
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>>393
[名前を呼ばれてそちらを見る。 日差しのせいじゃない、のはわかっているのだけど…。]
そうですね。 ディンセル先輩も、もう、戻ったほうがいいですよ。
[ヴェスの言葉に頷いて、ヴェスのほうに向かう…]
――……?
[近寄れば気がつくだろう。その首筋に何か文様らしきみたいな痣。 思わず凝視すると、それはその下、から伸びているようで…。
なんだろうと、思うけれど、 そこですぐには訊かずに、ヴェスがドアを開けるのを待っている。
その先に、同室者が上がってきているのなどは知らずに・・・。]
(394) 2011/08/06(Sat) 20時半頃
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/* >>*20 ヴェスパインたんえろすぎてどうしよう
(-83) 2011/08/06(Sat) 20時半頃
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[錆びついたドアをギイと引き開け、階段へ。
先輩の姿を見れば、軽く会釈した。]
あぁ、フィリパさん。 …ちょっと外で弾いてたんだけど、陽射し強くて…
[血色の失せた顔。 体調崩すのは珍しいことじゃないけれど。
ギターを抱えたままひと声かけて、階段を降りていく。]
(395) 2011/08/06(Sat) 20時半頃
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イアンは、フィリパの姿を見れば瞬いて・・・・・・眉を下げる。
2011/08/06(Sat) 21時頃
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そうだな、俺もお前等にそう言われたら結構嬉しい。
[二人ともに同じような反応で、少し笑顔が戻って。
見つめてくるロビンに、頷いた]
ああ、俺が誰にも恋してなかったらなら。 いいか、その話は。
[それから、テッドの話に戻っただろうか。それともロビンの話をするのだろうか。 一年会議が解散するとロビンの部屋を後にして、洗濯物を回収しようと廊下へ]
(396) 2011/08/06(Sat) 21時半頃
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さーて 1 1.部屋に戻って先輩の布団くんくん 2.廊下で遭遇
(-84) 2011/08/06(Sat) 21時半頃
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……!
(-85) 2011/08/06(Sat) 21時半頃
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[背後で鳴るシャッターの音。>>390 どこか遠くで聞いた事があるような。
そんな事を薄らと思い、ゆっくりと顔を上げた。 落ちた前髪が、額にはさりと落ちて、もう整えるのも億劫で。
前髪越しに、カメラを下ろしたイアンを見詰める。 酷く、空虚な瞳で。]
……もう少し、だけ。ここで。 こうしているから、……先に戻れ。
[口の中がからからに乾いていて、出た声はずっと、細く。
扉を開き、階段を下りようとする二人の背に、変わらず視線を向けながら。 そうして、ヴェスパタインが去る間際。 小さく聞こえたその名>>395に、青磁が、揺らぐ。]
………フィリパ?
(397) 2011/08/06(Sat) 21時半頃
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/* すごいログ伸びてるんじゃないかって覚悟しながら帰ったらあんま伸びてなかった。 しゅーん。
投票どうしよう……ヴェスパタイン[[who]]に委任?
(-86) 2011/08/06(Sat) 21時半頃
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/* んじゃそういうことで。
(-87) 2011/08/06(Sat) 21時半頃
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──回想・パントリー→自室──
[白濁こそ拭われていたけれど、精のにおいもしわくちゃの衣服も誤魔化しきれるものではなく、何があったのかを悟るのは容易だっただろう。況してや、呪いの蔦で繋がる彼には、声を聞かれてしまっているのだから。 完全に意識を失った少年は、ノックスが近づいてこようと目覚めることなく、少し白い顔で眠り続けている。それは背負いあげられ、運ばれ、ベッドの上におろされても同じで。
どれほどの時間が経っただろう。ゆっくりと目を開けて身を起こす。]
……な、に……?
[散々喘がされた喉はからからに渇いていて、現状を把握できずに少し咳き込んだ。]
(398) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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──自室──
……ああやって、君は咲くの?
[ややあって、ぽつりと薔薇の精に問いかける。]
『そうだよ』
『生気を貰うの』
『気持ちよかったでしょう?』
[こくりと頷く。]
……うん。すごかった……。
[ザックでなければ嫌だとか恥ずかしいとか、そういった躊躇いなんて、最後は全部吹き飛んでいた。それをおかしいと思う思考も麻痺するほどに。]
(399) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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『この学校ではずっとそうだよ』
『薔薇の木の下で思いを叶えるの』
『ずっと見てきたよ、時には手助けしたよ』
『だから、ぼくを咲かせて』
[それが恋と呼べるものだったのかなんて薔薇の精は気にしない。正常な恋を知らない少年もそれに気づかない。]
うん、わかったよ。まだ咲くには足りないんだもんね。
[一人きりの部屋に、響いたのは二人分の笑い声。]
(400) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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『そうだよ。そうだね』
『もっともっと薔薇を咲かせてよ』
(@16) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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/* >>400 ジョージ目覚めちゃった!www お兄さんドキドキ〜。
どこまでノックスのDTが守れるだろうか〜
(-88) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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――…ヴェスパタイン…? …大丈夫かお前…顔色が悪い…。 気分が悪いようなら医務室へ…、
[昇れば散る間際の如くいっそう、花の香は強く香る。 薔薇の香を辿って着いた先、銀髪の後輩を見つけると 一度足を止めて。すれ違う形となる相手に手を伸ばそうとしたがそれは適っただろうか。 触れればまたくらりと大きく視界が揺れて。]
(401) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/06(Sat) 22時頃
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>>401 フィリパ!
[階段、ヴェスが行ったあと、フィリパが傾いだから…あわてて、手を伸ばす。
思わず、先輩、付け忘れて…。]
(402) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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[心配するフィリパの言葉に頷き、頼りなげな足取りで階段を降りる。 彼の差し出した手は、揺れた長い髪を梳くように触れた。
喰い尽くされる。身も心も薔薇の木の蔓に。 呪縛の蔦はどす黒く染まって…]
(403) 2011/08/06(Sat) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/06(Sat) 22時頃
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/* どこいこう
屋上は人いっぺえだ〜
(-89) 2011/08/06(Sat) 22時半頃
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