285 【突発誰歓RP】逢魔ヶ時に会いましょう
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……構わないわ。 だけど、帰り道に食料を買わせてね
[ 俯いてたけど、目的がないわけでもないのよ だって何かを食べないと、それこそ死んでしまうもの
私は生きていたくないと望んでいる だけど「人がいつどのようにして死ぬのか」 それを決めるのは「神」であると牧師は説いた 神は信じていなくても、牧師の言うことは
──── 私の中では、絶対だから。 ]
(377) 2018/10/07(Sun) 07時頃
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[ 買ったのはお水とパサパサのパン 教会に着くまでの道のりは、言葉少なに歩く筈 元々私も少女も言葉数がきっと多い方ではないの ただそれは嫌な沈黙などではなくて。
教会に着けばお祈りを勧めるのでしょう それからふと気づいて 物書き台の上に乗せられたキャラメルをひとつ それは時折届けられるもの >>354 ]
貴方、キャラメルは食べられるかしら
[ 貴方には慣れっこかもしれないけれど 一応聞いたのは、貴方がやっぱり人間かどうか 私には確証が、持てなかったからね。 ]*
(378) 2018/10/07(Sun) 07時半頃
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── 届けられるキャラメルの話 ──
『ロイエ、お客さんが来ているから きちんと大人しくしていなくてはダメよ』
[ そんなふうに言ったのは姉の声 まだ教会が形を留めてた頃、牧師を訪ねる”お客様” その姿は自分と同じか、すこし上くらい >>352 何をしているのかは判らなかったけれど 大切な話をしているのだろうと思えた
身なりも悪すぎるわけではなく 端正な顔立ちの彼が何をしに来ているのかは知らない だけど姉の居た頃の私は言い付けどおり ”きちんと大人しく” していたんだと思うの ]
(379) 2018/10/07(Sun) 07時半頃
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[ 牧師が死に、そのあと美しい容姿の姉も死んだ たった一人になった私の日常には 時折飴やキャラメルが届く
届ける時、彼は姿を見せていたのかしら それとも、こっそり置いていったのかしら
姿を見せていたのなら、相変わらずの仏頂面で 「ありがとう」と感謝くらいは述べたはずだけど どうして届けてくれるのかなんて聞いたこともなく
こっそり置かれていたのなら、尚更のこと。 それでも殆どそれを口にすることは無かった 時折飢えた時だけ、キャンディーの包み紙に そっと、手を伸ばして。 ]
(380) 2018/10/07(Sun) 07時半頃
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[ だけど、ああ、一度だけ、だったかな あの日は雨が振って屋根の崩れた教会には 大きな水たまりが出来ていたりした
その日の”客”はとにかく最悪で 私の身体にはたくさんの傷が刻まれていた
雨を凌げる一角で 毛布に包まりながら 冷たい冷たい雨を仰いだ 月の無いよる 遠くで狼の遠吠えが聞こえる
われらを悪より救い給え。 われらを悪より救い給え。 われらを悪より救い給え。
小さく呟く私の声は 誰にも、届かない ]
(381) 2018/10/07(Sun) 07時半頃
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[ 自ら死ぬことは赦されないことだけど こんな雨の日に死んでしまえるのなら、と 私は何も食べていない身体を横たえる
食欲なんて、この日ばかりは本当に無かった 食べてしまったらすべて吐いてしまいそうで
それでも 風が吹いた拍子にどこかから転がり落ちた飴玉を 私のふたつの瞳はじっと捉えるの 朽ちて色のない夜に綺麗な赤色の包み紙がひとつ
手を伸ばす 口に放り込む 甘い甘い味が広がって、あゝ、 ]
……美味しい
[ 涙を流してしまったのは何故かしら。 私には、もう、その日の感情は思い出せない ]**
(382) 2018/10/07(Sun) 07時半頃
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姉妹 ロイエは、メモを貼った。
2018/10/07(Sun) 07時半頃
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[表社会の最先端を行くからこそ、表社会の闇を 間近に感じられることは比較的多い。 W好きなW遺伝子操作が出来ると怪しい会社に 誘われたり、おおよそ違法と捉えられるべき 後天的な遺伝子改造をWどうかやって欲しいWと 巨額の資金を口止め料として譲り受けたり──…]
『レオナルドくん、またひとつ頼まれてくれよ』
[紙媒体…おそらくやって欲しい頼まれごとが 書き込まれた書類と、長方形の黒い鞄。 帰り間際、硝子の森から出る前に上司の一人から 一方的に押し付けられた。
おそらくカメラは止められているのだろう。 壁に取り付けられた幾多もの黒い眼を視界の端で見た。 目の前で笑顔でいる上司は非常に気に食わないが、 それでも頼んでくる内容はおおよその目処はある。]
(383) 2018/10/07(Sun) 08時半頃
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…断らせるつもりはないのでしょう?
[もう、幾つ違法改造をしたか。 社会のトップとも言える場所での黒い影。 人々はよく裏の街は不法者達で溢れるというが、 悪いことをする奴は表も裏も関係ない。
──まあ、違法であっても、改造ができるならと 興味本位で後天的手術を受け入れてから 既に歯止めが効かない自分自身もいる。]
(384) 2018/10/07(Sun) 08時半頃
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[歯止めが効かないから、むしろ… …法で裁かれてしまいたいとも、
裁かれる前に此処から消えたいとも、
どちらにせよ口止め料を差し出されては 己も動かないのである。]**
(385) 2018/10/07(Sun) 08時半頃
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[サテ、偶には昔噺を致しましょうか。]
(386) 2018/10/07(Sun) 10時頃
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―或ル学者ノ記録― [昔昔その昔、 表の街に住む一人の学者が居りました。 硝子の森と称される建物群に通ふその学者は、 遺伝子操作を行ふ学者の一人で御座いました。
学者は或る<使命>を帯びておッたそふで御座います。
“食事の必要ない人間が造れないか”
食事が必要無ければ、 時短に低資源と、 様様なものヲ省くことが出来ましょう。 即ち、 誰の発案かは存じませぬが、 休憩時間が必要の無ひ人間ヲ、 造ろふと為たので御座います。]
(387) 2018/10/07(Sun) 10時頃
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―或る学者ヮ險倬鹸― [新たな遺伝子を造るに辺り、 学者が眼ヲ付けたのが、 その辺に生へております雑草に御座いました。
水だけで育つ植物の遺伝子、 (葉緑体だとかミトコンドリアだとか、 何れの事を申して居るは解りませぬが。)
詰まりは『光合成』と云ふ営みが、 食事の代はりにならなひかと考へた様で御座います。
必要と為るのは水と日光のみ、 排泄するのは酸素のみ。 何て環境に優しひ、 ハイブリツドな人間でしょう! そンな都合の良ひ人間ヲ、 造り出そうと為たので御座います。]
(388) 2018/10/07(Sun) 10時頃
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―或る学閠?ヮ險倬鹸― [動物では無く植物ヲ、 人間の遺伝子に組み込む作業。 四苦八苦為たのか、 其れともあッさりと出来てしまッたのか。 其れは存じ上げる事では御座いませぬ。
兎にも角にも、 植物人間は出来たので御座います。 頭が蕪の植物人間。 能も脳も無ひ蕪頭が。
何も覚へて居られぬ蕪頭。 実用性には大層乏しかッた様で。 “失敗作”と判じられ、 裏の街へと棄てられるまで、 然程時間は要さなかッた様で御座います。]
(389) 2018/10/07(Sun) 10時頃
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―謌悶Ν蟄ヲ閠?ヮ險倬鹸― [蕪頭を棄てた後の学者、 どうなッたのかは存じ上げませぬが、 きッと今も硝子の森に通ッておるので御座いましょう。 同僚の者ならば、 失敗した蕪頭のことヲ知ッておるやも知れませぬ。
若しかしたら、 薬用植物の遺伝子を組み込む手伝いなどヲ、 為たやも知れませぬ。 その先の事など、 蕪頭には知る術も無ければ興味も無ひ。
生みの親の癖、 蕪頭を見て “クワバラ” と言ひ、 其れを文字ッて名付けた学者の事など、 疾ふに忘れてしまッたので御座いますから。**]
(390) 2018/10/07(Sun) 10時頃
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/* 合わない辻褄はご都合主義でゴリ押す()
(-100) 2018/10/07(Sun) 10時頃
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少年 Aは、メモを貼った。
2018/10/07(Sun) 11時半頃
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/* SJIS→UTF8だと ”或ル学�?��記録”になるんだけどまだ文字化けてる…
(-101) 2018/10/07(Sun) 12時頃
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/* ああでもそうか「或ル学者ノ記録」でいいのか。この徐々に文字化ける感じがすき
(-102) 2018/10/07(Sun) 12時頃
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[監視カメラの行き届かない場所…即ち、唯一の 憩いの場所とも言える我が家に戻った私は 重たい黒い鞄をベッドの上に放り投げた。 無駄に弾力性のあるベッドは、無駄に払われている 黒い金の影響もあって、重いカバンひとつ投げたところで 軋む音すら立てないだろう。]
…はぁ……で、次のは どんなものを頼むつもりですかね。
[どうせあの中には口止め料が入っているだけだ。 遺伝子操作が出来れば良い/されど道を外したくない 相反する思考回路を、たったひとつ、深い溜息で 捨ててしまった。]
(391) 2018/10/07(Sun) 12時半頃
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[今や慣れてしまった紙の質感を撫で、 捲ればそこに>>387かつての実験記録。
数十年前…直属の元上司のものだったか。 まだ学生時代であった自分は触っていない 情報だったことだろうが──…。]
食事の必要ない人間、か… なかなかに難題を吹っかけるな。
しかもこれ…
[>>388めくり、興味深い思考を垣間見る。 されど…細胞壁の構造の違いなど、動物性と 植物性の共有の壁はなかなかに難しいようで。
…またひとつ、溜息。]
(392) 2018/10/07(Sun) 12時半頃
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……この子も、棄てられたのでしょうか。 それとも、廃棄、か。
[出来上がったなりそこない。 いや、人間であるはずなのに、認められない存在。 指先でその文字を辿り、こぼす息。
今になってはどうにもならない。 そんな人物を治す手立てすら、研究は許されない。]
………。 微生物の細胞で、試しますかね。
[小さく呟いた。]*
(393) 2018/10/07(Sun) 12時半頃
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/* レオナルド、すき(すき)
(-103) 2018/10/07(Sun) 13時半頃
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/* しかし深く掘り下げられないかなしみ
(-104) 2018/10/07(Sun) 13時半頃
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──── ある日のハナシ ────
[ 裏街も黄昏、赤黄色に染まり。 次第に夜の気配を色濃くみせたそんな日。 流れた質草を、口八丁で高物に見せ 売り払ってきた帰り道。 道の端で座り込むひとりの女性。>>338 、、、、 よくあることだ。
ちら、と視線を投げたとて、 助けるつもりはなかったけれど。
この道は良く通る道だから、 待ち続ける家と近いから、 骸が残り続けるのも目覚めが悪い。 そんな言い訳を浮かべて沈めて。
ただ、それだけ、 それだけが、きっかけ。 ]
(394) 2018/10/07(Sun) 13時半頃
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[ 近づけば生きていることは分かり こんなお世辞にも 治安がいいとは言えない街で、 なんて無防備な娘だと肩を竦めた。
なにせ、植物との掛け合わせであると 分からなかったもので。
日が翳るとこのように 活動が鈍るなどと、知らなかったもので。
知っていたら? ……知っていても、 対応は変わらなかっただろう。 頭に葉っぱを乗せた"ヒト"だって この街にはいるのだから。 ]
(395) 2018/10/07(Sun) 14時頃
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…………こんなところで 寝るものじゃないですよ。
家……には、帰れますか?
[ 聞こうとして、一瞬考えた。 この街には定住先を持たない者も多いから。 されど整った身なりにキレイな顔、 それを視界に入れれば、 数秒の空白を差し挟んだ事実はあれど、 帰れるのか、と問えたのだ。 ]
(396) 2018/10/07(Sun) 14時頃
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[ 反応があれば、耳を傾け。 家を聞き出し送り届け。
ふにゃふにゃと寝言の真似事を するようであれば、 ため息を吐いて、背に負うつもり。
廃墟ではあるが、店を構えているもので。 毛布のひとつくらいは貸せるだろうさ。 ]*
(397) 2018/10/07(Sun) 14時頃
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/* ふぅむ、4枚(ロル)で約200ptか…… つまり返せてあと1人か2人だなぁ……
(-105) 2018/10/07(Sun) 14時頃
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/*
ふにゃふにゃまではしないつもりだったが、これはふにゃふにゃしよう(迫真
(-106) 2018/10/07(Sun) 14時頃
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─── むかしの教会で ───
[ 未だ教会が、教会として なんとか機能していたそんな頃合い。 信徒ですらなく 唯一の神はこんなところに居ないと そう思っている私が、敷居を跨ぐのは、 とても奇妙な気分であったけれど。 ]
また、増えてる…… 子供を拾うのは、貴方の趣味?
[ 恩人に向かって減らず口を叩く私。 それは偏に、 気を許している証拠であったのだろう。 ]
(398) 2018/10/07(Sun) 14時半頃
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[ 我らは玩具だ。>>133 ヒトに"作れらた"ヒト。 つまり従属せしめられ、 弄ばれ、壊され、捨てられる。
彼女の"姉"がそうであったように。
私は幸福だったのだろう。 そして同時に────……、 口を、噤む。
哀しみさえ、苦しみさえ "甘さ"を知ってしまった私は 愛してしまうのだろうから。 ]
(399) 2018/10/07(Sun) 14時半頃
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