182 【身内】白粉花の村
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[肩で息をしている少女>>254がその手に持った輪っかを見て、彼女は顔をくしゃり と歪ませる
その大きく派手な腕輪を嵌め直すよりも先に駆け寄ってきた少女を抱き寄せた。]
ありがと…ありがと…
[この装飾品が何処にあったかなんて興味はない。ただ手元に戻ってきた。この少女が取り戻してくれた。ただそれだけが事実だ]
(255) 2014/06/23(Mon) 02時半頃
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……あ、あのっ、
[急に抱きしめられて動揺を隠せずに、声を漏らす。近すぎる距離感も、人に抱きしめられることも、レティーシャには初めての経験で。どうすればいいかなんて、検討も付かなかった。]
お礼を言われることなんて、してないよ。
[困ったように笑むと、ぽつり、と呟く。ただ、クシャミを追いかけて腕輪を渡されただけで特別なにかをしたわけでもない。 それなのに、手柄のように思われるのはなんだか釈然としないのだ。]
だから、お礼なんて言わないでいいよ。
[そのあとほんの少しの間があいて、もしお礼をしてくれるっていうなら、今度お酒の作り方を教えてよ、なんて彼女が気負いしないように続けた。]
(256) 2014/06/23(Mon) 03時頃
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………、
[説教じみた提案>>253をことごとく却下されて、はあ、とひとつ溜息を吐いた。 彼から受けるこんな態度は、もう慣れたものだけれど。
自分に向けて我儘を言うのならば、まだいい。けれどこれで、他の医者達にまで世話を掛けさせたくはない。 そう思ったのは、職場の仲間への気遣いというよりは、借りや負い目を作りたくないという、自己中心的な考えが優っていただろう。]
あんまり人に迷惑をかけるなよ。 …子供じゃあないんだから、
[そんなこともあって、聞き分けのない子供のような拒絶に、咎めるように続けて、けれどそこで言葉を詰める。 "子供ではない"と。 そう掛ける言葉は小言の一環であって、目の前の不満ばかりの少年は、子供以外の何ものでもない。
――けれど、彼は、"子供でなくなる"ことはないのだと。臨床医である自分は、それを他の者達よりも理解している。 そう思い至ってしまえば、続ける説教は喉の奥で詰まって止まった。]
(257) 2014/06/23(Mon) 03時頃
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……?、あ、ああ。
[背後から突然掛けられた言葉>>251にも、咄嗟に敬語を繕うことを忘れて、素直に身をずらす。 ふらふらと階段を登っていく様子のおかしな猫耳フードを見送りながら、ただ彼もそうなのだろう、と。彼よりも弟の方が、提示された寿命は長いと。そんな医者として許されない事を考えて、小さく息を吐いた。]
………回診、したことにしてやってもいい。
[吐き出した息が空気に溶け切ったころ、ぽつりと。 定期的な回診は、いまだ不明なところの多い奇病を管理できる唯一の情報源だ。 ばれでもしたら大目玉だろう。何より自分でも、そんな事は許せなかった、けれど。
回復するどころか日に日に悪化していく弟のカルテは、自分も見たくなかった。 ここにきて初めて、医者としての自分の誇りも裏切ることになる妥協案を、小さく呟く。]
(258) 2014/06/23(Mon) 03時頃
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[気付かれないように涙を拭いつつ、>>256柔らかい感触をそっと胸に抱きとめる 「生きた心地がしなかった」 例えるならば本当に其れである
ーパチン 左腕に、いつもの腕輪を巻く。 キモチが楽になる。これで私は常人なのだ。]
任せてっ♪ 美味しいお酒、飲ませてあげるわぁ
(259) 2014/06/23(Mon) 03時半頃
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うるさいな。 アンタだって人にめーわくかけたからこんなトコ来たんだろ。
[元々人の神経逆撫でするような言葉はよく口にする。 それでも普段多少はあるかもしれない他人への気遣いみたいな物も、目の前の人物を相手にすると一切失せて、口の悪さがより顕著。
"めーわく"。異動の話は上っ面しか聞き及んでないから。 内情なんてさっぱり知りはしないんだけど。]
…。……どーも。
[何を言われたところで回診の為に部屋に戻るつもりはなかったが。彼にしては珍しく口にした妥協案>>258に、小さく瞬きをした。少しだけ、驚いたな。
途中通りがかった先刻の猫耳>>251は、目線だけ向けて過ぎ去るのをぼんやり眺めて。]
一回や二回、どーってことないと思うけどね。 どっちにしろ寝れないんだし。死ぬんだしさあ。
[驚かされた事への意趣返しか。駄々っ子みたいな我儘を寛大にも受け入れられた事の居た堪れなさか。 兄がわざわざ口にせず飲み込んだであろう言葉を向けてやった。]
(260) 2014/06/23(Mon) 03時半頃
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/* ふたごくんの所に行こうかと思ってたらバリバリ寝落ちしたマン
(-187) 2014/06/23(Mon) 05時半頃
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っ、僕は迷惑なんてかけてない…!
[売り言葉に買い言葉か、遠慮なく投げられた屈辱的な言葉>>260に、思わず声を荒げかける。 それはプライドの為でも、弟の前での体裁のためでもあった。…こうして反論している時点で、意味を成しているかは怪しいものだけれど。]
……色々、あるんだよ。
[そんな下らない揉め事の詳細を、弟に教える気にもならない。逃げるように、曖昧な言葉で誤魔化して。
自分の提案に驚いた様子の彼に何かを思う間もなく、続いた言葉に、自身の弁解なんてどうでも良くなってしまった。 やはり同じ事を考えていたのか、なんて、こんな事で、自分と彼との思考が似ていることを再確認したくはなかったけれど。]
(261) 2014/06/23(Mon) 06時頃
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……それでも、おまえのデータは必要なんだ。 日々、研究は進んでる。回診の結果は、その役に立つ。 今回はいいけど、次の回診はちゃんと、部屋で受けろよ。
[――そんな事はない、 おまえを治す研究も進んでる、 僕がおまえを助けてやる、 安心しろ、――…。
そのどの言葉も、口に出したところで彼には響かないだろう。 自分だったら、鼻を鳴らして唾でも吐きかけたくなるような陳腐な慰めだ。 飾り気のない事実のみを告げて、無意味とは知りつつ、一方的な約束を投げ掛けた。
多少の眠気覚ましにはなるだろうかと、ポケットの飴玉を彼の前に放って。 それ以上伝える言葉も見つからずに、フードの青年とは反対側――階下へと、立ち上がって足を進めようとするだろう。]
(262) 2014/06/23(Mon) 06時頃
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[あれから診察室で幾らかの書類を書き上げていた。 さて、午後の回診の担当は誰だったかと、掲示板に貼ってあるだろう一覧に目を通す。 その中にカリュクスの名前を見つけて。その隣にあるのが自分の名前でないなら、上から書き換えてしまう。 こんな事をして、またあの新米医師にお小言をもらうかもしれない。苦笑するが、止めるつもりは無かった
彼の部屋に向かう前に、花を用意しなければいけないと思い出す。 普段使われることのない倉庫から、プラスチックの花瓶を見つけだし、その足で中庭に向かった。
中庭に踏み入れれば、そのまま紫陽花に歩み寄る。 その中から傷みの無いものを選んで、ばつん、と。茎にはさみを入れた。それを幾度か繰り返して、集めたものは花瓶に差す。
青、白、紫……バランスよく集めたつもりだが、やはり花の美しさはよく分からない。もっと確かに美しいものが、傍に居るからかもしれないが。 ――ああ、けれど。"それ"とは暫くお別れしなければならないのか。 哀愁めいた感情が胸を襲ったが、それでも、喜ぶべき別れなのだと自らを律する]
(263) 2014/06/23(Mon) 06時半頃
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――カリュクスの部屋前――
[多少不恰好な花瓶を持って、彼の部屋の前に立つ。 此処には誰にも見られずに辿り着いただろうか。医師……しかも院長が、一人の患者に花を贈る所を見られるのは、少々まずい。
そう思って普段使われていない筈の階段を通ろうとしたのだが、何やら兄弟喧嘩の真っ最中のようで。巻き込まれたくはないから、結局普段使いの階段を使うはめになった。 ちらと漏れ聞こえた会話を、別に咎めるつもりは無いけれど。それでも、あの少年の回診は、彼の兄以外に任せるべきだろうと、冷静に考える]
カリュクス、居るかい?
[食堂へ向かったという彼は、帰っているだろうか。場合によっては出直さなければならない。 声をかけつつ、扉を叩いた。返事はすぐにあっただろうか]
(264) 2014/06/23(Mon) 07時頃
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/* こっちも昨日のうちに動かすつもりだったんだよな…。取り敢えず時間空いたらふたごくんの所行く(メモ
(-188) 2014/06/23(Mon) 07時頃
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/* 美しいものって眼球のことじゃないよね?(震え 眼球にのみ執着だとかなしい。。。
(-189) 2014/06/23(Mon) 07時半頃
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ニハハ、酷だよねぇ…
[ベッドの上でレティーシャが後ろから投げかけた言葉が只管ループしていた。“待ってるね”、約束をしたのは事実だが恐らく態度で自分が盗ったことがレティーシャにバレただろう。人を信用し続ける彼女がそれを踏まえてそう言ったのかはクシャミにはわからない。]
って事は“俺”が自分から行かなきゃいけないって事だよなーぁー。どーすりゃ良いんだろ
[普段人を笑わせようとするためにしている口調、それは誰も居ないこの部屋ではする必要は無かった。仰向けになり、髪を掻き上げるとぼんやりしていた視界ははっきり見えた。しかし、それで色が正常になる事は無かったが]
……はぁぁ
[ただ部屋で何度も溜息をつくだけ。何も変わらないのに動こうとしなかった。ただ好奇心でその大きな腕輪を盗っただけだった。だが、その好奇心に自分が殺されそうになったのではたまったもんじゃない]
いやいや、自分で猫ネタいじってどうすんのさ
[己にツッコミを入れつつも、これからどうしようかとベッドの上をゴロゴロとするだけだった]
(265) 2014/06/23(Mon) 07時半頃
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[カチ カチ カチ カチ チッ チッ チッ チッ
規則正しく一定のリズムを刻む時計の音。 壁にもたれかかったまま、その音に耳を澄ませていた。
時間は不可逆でキリシマの時は、この音のように続いている。 今さら時が動きだそうと、この奇病が発症する前には戻れないし、彼の時間に追いつくこともできない。 アルビノである自分が、果たしてここから出て行きていけるのか。 20年以上という、失われた歳月はあまりにも永い。それに………。
ギリっと唇を噛みしめる。これ以上考えてはいけない。思考が、心が耐えられない。
血が唇の端を伝う、その感覚に顔をしかめながら]
ああ、いるよ。今開ける。
[指で血を軽く拭い、扉に手をかける。 指についた血に幼馴染は気づいてしまうのだろうか]
(@38) 2014/06/23(Mon) 08時頃
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[ぱたん、と。背表紙を閉じる。 名作を読み終わった感動に体を震わせながら、今すぐ感想を残さなければならないと立ち上がった。 ゆったりとした動作を好む彼にしては珍しく、慌ただしい動作で机に齧り付き、脇に置いてあった原稿用紙に手をかける。 その時インクがもう無い事に気付いて、舌打ちを一つ。確か予備が机の上の棚にあっただろう。そう思い出せば、忙しなく棚に手を伸ばした。
目線より上に設置されている棚を開けて、中を覗き込む。(彼は男にしては少々小柄なため、屈辱的ながらも背伸びをするはめになった)そうして目当ての物が見つかれば、何の疑いも無くそれを手の内に収めた]
……う、あ?
[触れ慣れない感触に、思わず奇妙な声が洩れる。すぐにインクが漏れていたのだと気付いたが、時既に遅く。 引き出したインク瓶は、ぬるりと手から落ちていった。シャツに、机に、真黒いそれがぶち撒けられる]
くそ……。
[幸いだったのは、書き上げた原稿は別の場所に保管してあった事か。 けれどそれを喜ぶ余裕も無く、ディーンはこの始末をどうするか(無論、自分一人でするしかないのだけれど)頭を悩ませる事となった]
(266) 2014/06/23(Mon) 08時半頃
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[キョロキョロと辺りの様子を伺う。 時計を見れば針は昼過ぎを示していて、数字や時間はまだよくわからなかったが、それでも回診の時間が近いことだけは理解できる。]
ん…っと。 いまならだれもいないよね?
[ベッドと床の高低差、それすらも朝顔の目には今は認識できない。 平らなお布団のように見えてしまう。 動く時には気を付けないといけない。お医者さんには何度も注意されているのに、どうしても忘れてしまう。だから、今も]
ひゃっ!
[敷布団から床に手を着こうとすれば、そこにあるはずの床には触れずに、べしんと床にお腹を打ち付ける。
床の上にうつ伏せに倒れ、悔しくてジタバタともがく。]
ぅわぁぁぁあん。
[様々な大きさの船やツル、花や風船。 折り紙で作られたそれを、手当たり次第に掴んではポイポイ放り投げる。]
(267) 2014/06/23(Mon) 09時頃
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双子 朝顔は、メモを貼った。
2014/06/23(Mon) 09時頃
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/* なんで朝顔にしたかというと。片割れを呼ぶのに、夕ちゃんて呼ぶ方が呼びやすかったからです……。 あとこの子、誰か来てくれないと本当にお部屋からでられない予感。 最悪、カリュを動かすしか……。
(-190) 2014/06/23(Mon) 09時頃
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[返事>>@38と共に、扉が開かれる。 その扉が開かれる前までは、花を喜んでもらえるだろうか……そんな浮ついたことを考えていたのだけど。 けれど彼の口元と指先の赤を見れば、ぐっと眉を寄せた]
……また怪我をしたのか。
[その声音に、呆れの色が帯びてしまうのは仕方がないことだろう。やっと病が治るというのに、自分で怪我を増やしていたのでは世話は無い。 許可を得ずに部屋の中に入り、適当な場所に花瓶を置く。 そして彼に向き直り、嫌がられなければ、そっと赤の滲むその手を取った]
何か……不満があるなら、言ってくれ。 僕はそういうのには、随分と疎いようだから。
[彼の為に、患者の為にと、色々心を尽くしているつもりだけれど。それでも通じないのであれば、それは自分に非があるということで。 古くから共に居る幼馴染の心の内すら理解出来ないのだから、やはり自分には何処か欠陥があるのだろう。 せめてそれを知ることが出来ればと、乞うような口調で言葉を吐き出した]
(268) 2014/06/23(Mon) 10時頃
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[インクの散らばった机と床を必死に吹き上げて、ぺたりとその場に座り込む。 一瓶丸々落としたものだから、あちこちに飛び散って大変だった。しかも部屋だけでなく、ディーンの体自体にも、だ]
ああもう、何だってこんな事に……。
[半ば泣き出しそうな声で呟く。大失態だ。こんな所、誰にも見せられない。
肌についた分は、後でシャワーでも浴びれば良いとして。真っ黒になったシャツはどうしようか。そんな事を考えていて、ふと思い出す。 ――シャツもスーツも、予備の物はクリーニングから返っていない。服をどうしようも何も、替えが無いという事だ。 本来なら配布されている筈の病衣も、着ないだろうからと随分前に捨ててしまった。どうして残しておかなかったのか。過去の自分を責めても、今更遅く。
……で、あれば。誰かに借りるしか、手は無いだろう。 誰か自分と丈の会う奴は居ただろうかと考えて、一人、心当たりを思い出した。まあ、彼が貸してくれるかは分からないが]
(269) 2014/06/23(Mon) 10時頃
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[ディーンはオスカー>>224だとかいう青年の部屋の前に居た。 彼と自分とは身長がほぼ同じであったから、彼の服ならきっと着られるだろう、そう考えたのだ。
ごんごん、と。多少荒っぽく扉をノックする。流石に手は洗って来たのでインクは着かないろうが、服はそのままだから、彼が出て来たら驚くかもしれないな……とは、別に考えなかったけれど。 そもそも着替えられるのであれば、こんな事しなくて済むのだ。本当ならこんな姿誰にも見られたくないが一人くらい、仕方無い]
おい、居るか? 少し頼みたい事があるんだが。
[ディーンの記憶が正しければ、確か彼は随分厄介な病気を抱えていただろう。 だからといって、此処で引き下がるつもりもなかった。この格好でずっと居るのも、医師達に病衣をせがむのも嫌だ。 もし彼が出てこようとしなくても、出てくるまで扉を叩き続けるだろう]
(270) 2014/06/23(Mon) 10時頃
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/* 会う理由をこじつけるのがとても大変でした……
(-191) 2014/06/23(Mon) 10時頃
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/* >>269 吹き上げる→拭き上げる
(-192) 2014/06/23(Mon) 10時頃
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[扉を開けば、色取り取りの紫陽花が飾られた花瓶、次いでそれを持つ幼馴染の姿>>268が目に入る。
彼が花を持つ姿など見たことがあっただろうか、と思い返してみるも記憶にはなく。それだけに、中庭での我儘を聞いてもらえたことが嬉しい。]
ああ。覚えていてくれたのか。
[ありがとう。と、珍しく素直に礼を言おうとすれば、眉を寄せた厳しい表情。
"怪我をしたのか"という言葉には返答をせずに、紫陽花の行方を目で追って、そのそばへと近寄る。]
不満…か…。
[取られたてに視線を落とし、指を彩る赤を見つめる。]
(@39) 2014/06/23(Mon) 10時半頃
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不安ならばある…さ。 ここを出たら、何処に行けばいいのか……。
[珍しいアルビノで、しかも年老いない。成長ホルモンの一時的な不足。と最初の病院で診断されてから、数年経っても一向に姿が変わる気配のない。
そんな彼の状態を家族が気味悪がったのは当たり前の展開で。 程なくして噂を聞きつけてやってきた、カルト的な団体にたやすく売り渡された。
逃げ出さないように、隔絶された教団での生活は、不便ではあったがそれよりも、自身と同じように不老になるために。と擦り寄ってくる人々の目が気持ち悪くて。]
家族が僕を金で売ったことは…… 聞いてるだろう?
[縋るように揺れる瞳で問いかける。]
(@40) 2014/06/23(Mon) 10時半頃
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/* んんんん回診かあ、どこ行くべきか悩む。ディーンさんかオスカーくん行きやすそうだと思ったけどそこエンカしてるしなあ朝顔ちゃんかな。でも今回割と絡めてるから、おにいちゃんおねえちゃん枠を取っちゃうのは申し訳なくもある。あとはクシャミくんか…んーーーーーーー
(-193) 2014/06/23(Mon) 11時頃
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/* あと月花ちゃんとは既にカリュクスくんと縁故結んでるからってのも…あるじゃん……透け透けじゃん朝顔ちゃん………悩むよおどうしようヤニクさんどこいくかなあ!?
(-194) 2014/06/23(Mon) 11時頃
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ああ?
[一人酒を堪能しつつ酔いが深まってきた頃。>>270荒々しいノックを寝ぼけ眼で睨みつけ、その聞きなれない声を聞くと、白衣ではないと警戒心を強める。 ビール缶を机へ音を立てず置き、ナイフ片手にふらりと扉へ近付き耳を当て様子を伺うものの、動きがないと判断すれば、ゆっくりと扉を開き、即座に相手の首元へナイフを向けるだろう]
…何か用。
[衣服にこびり着いた黒の汚れがまず目に見えて、口実作りなら上々だな、なんて感心しながら。自分と同じくらいの身長の仏頂面を睨みつけて、突き放すように要件を尋ねる。 返事を待つまでの、僅かな時間に仏頂面をジロジロと眺めた感想も一つ、余計な言葉だけれど]
きったねぇ。
(271) 2014/06/23(Mon) 11時頃
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[一人で部屋に居ても何も変わらないと判断したクシャミは部屋から出る覚悟を決める。扉のすぐ右側に鏡がある事に気付くと頬を軽くパンパンと叩いた]
ま、大丈夫っしょ。会ってから考えよう
[元々楽観的な性格もあって、立ち直りも早かった
扉を出ると遠目に何やら話している2人(>>270>>271)を見かけたがわざわざ話しかけに行くほど誰かれ構わず行くわけでは無かった。視覚の事もあって刃物に気が付くことはなかっただろう もしも、もしもここで服についたインクや刃物に気付いていたならば話しかけていたのかもしれない]
1階…行こうかな
[先程の階段にはもしかしたらさっきの兄弟が居るかもしれない、と別の階段を使う事にした。誰かと話すために下手を出たのに極力人を避けると言うのはなかなか矛盾していると自分でも思う
1階について廊下をウロウロとしているととある部屋で女の子の泣き声(>>267)が聞こえた]
に"!?
[これは只事じゃないとノックもせずに扉を開けると、ベッドから落ちて折り紙を投げている幼女が目に映った]
に…ニハハ……これは一体どういう状況かにゃー?
(272) 2014/06/23(Mon) 11時半頃
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[何処に行けばいいのか>>@40と、その言葉に、今更今後について話していなかったことに気付く。 なるほど、確かにそれは不安だっただろう。そう思って説明をしようとすれば、続く言葉に遮られた]
……ああ、そうだな。 知っているよ。
[彼に聞かされたのか、他の誰かからか。 それは定かではないけれど、確かにそういう話は聞いたことがあった。……知りたくなかったと、そう思った記憶だけは、鮮明にあるけれど]
それが……どうか、したかい。 まさか、僕が貴方を売るとでも?
[貴方の家族のように。そう震える声で続けて、彼の瞳を見つめる。 縋り揺れる瞳に、自分は何を返すことが出来るのか。分からない。彼が何を望んでいるのか、心の機微に疎い自分には、理解できなかった。 変わりとばかりに、彼の手を強く握って。それが少しでも、彼の心を動かしてくれればよいのだけれど]
(273) 2014/06/23(Mon) 12時頃
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