99 あやかしものと夏の空
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あ、と。 とりあえず、そういうわけで、 あたし、宿泊所へ行くんだった。
ケヴィン君は、どーするん?
[ちょっとしたものだが、膝の怪我の件も考慮し。 今度は慎重に、自転車を手押しで進め、 徒歩で宿泊所まで行くつもりで、ハンドルを持ち直す。]
(371) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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くしゅっ
[日陰で感じるあの涼しい風とは全く違う、 ひんやりと冷たい空気に身体を震わせる。 それは冷房の空気か、それとも。
部屋の隅っこに腰を下ろして、 冷たい空気から逃げるように膝を抱えた]
(372) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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/* シメオンとカリュクスの癒しっぷりはんぱない
(-92) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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ヨーランダは、風を警戒している**
2012/08/08(Wed) 00時頃
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何か嫌な思い出とか?
[>>366壊れた玩具みたく頷くのを見て、 連れてこなければ驚かさなかったかな、と反省。 可愛いのにとか、そんなに?なんて言葉は、ソレが苦手な人には通用しない。動物だって食べ物だって。 苦手を絵に描いたような反応に頬を搔きながら、話を聞いてみたいなと続けたのだけれど。]
あ、行っちゃったか
[尋常でない怖がり方に、追う事をすこし躊躇った。 落ち着くために一人にしておいたほうがいいのかもしれない。]
(373) 2012/08/08(Wed) 00時頃
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え、他のやつらに言われないか?
[目を点にしたたまこに、ちょっと首を傾げると もう一度、まじまじと見つめて]
あー、俺はあれだろ、西瓜盗んで食べたり 絵に描いたようなクソガキだった印象? そんなイイモンになってないよ。
[冗談はあっさり否定しつつ、顔の前で手を振る]
ああ、両親とも元気すぎて困る。 そっか、宿泊所なら俺も泊めてもらおうと思ってる。
うん、最後に見てみたくなる気持ちはわかるよ。 俺も、そんな感じだし。 確かに田舎なんだけど なんかさ、水の底に沈むって聞くとな……。
(374) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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ケヴィン……と、たまこか。
[記憶と面影を辿り、ぽつりと独り言つ。 なんとなく声をかけることは躊躇われ、たじろいだ。
弟とよく遊んでいた彼らを、昔は可愛がっていた。 夏休みの宿題や何か、手伝ってやったこともあった気がする。
もっとも、彼らも里帰りなのだろう。 避けていたところで、後でどうせ顔を合わせるのだ。]
よう、久しぶり。 僕のこと、覚えてる? ……ラルフ、だけど。
[ハンドルを握る団野>>371の後ろから、声をかけた。]
(375) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[たまこの言葉>>371を聞いて]
ああ、そうだな。うーん。
[太陽をちらりと見て、 それから、自転車を押す彼女の様子を横目で眺め]
俺もそろそろ宿泊所に戻るわ。 結構散策したし。一緒に行こうぜ。
[がこん、道端にあった少し昔の自動販売機。 吐き出された清涼飲料水の缶は、 それでも冷たい水滴をじんわりと浮き上がらせた]
ほい。 なんかさー、結局みんなちゃんと卒業出来たわけ?
[飲み物を渡し、自分の分のプルタブを捻ると 自転車を挟んで、隣をぶらりと歩き始めた]
(376) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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僕はオスカーっていうんだ。よろしくね ホント、油断は禁物だから、もう少し休んでたほうがいいよ。
[>>368友人らしいシメオンも心配を隠せない様子だし。]
…………?うん 顔に何かついてる、とか?
[仰ぐのをやめると自分の頬をぺたりと触る。 そう、という返しと意味深な笑みは、先ほどの声かけにする返事ではない気がして。 何かが違うらしいと一先ず置いておき、手を差し伸べれば移動を手伝ったりしたかもしれない。]
(377) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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ケヴィンは、ん、と後ろから聞こえてきた声>>375には振り向いて
2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* オスカーの顔を思い出せないケヴィンは ちょっと冷たいんじゃなかろーかと思ってきた
(-93) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[どこから入ってきたのか。 不快な音を立てる蚊を、視線が追いかける。
ぱしっ。
掴んだ手の平には、潰れた蚊。 それと一緒に広がる赤い液体。一体誰の血を吸ったのやら]
ふふん。
[蝶にも逃げられ、鼠にも逃げられ。 ようやくなにかを捕まえる事ができて、満足げに鼻を鳴らした]
(378) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2012/08/08(Wed) 00時半頃
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―― 土道 ――
おおおう?!
[背後から、男の声がかかる。 ハンドルを支えた格好で、ばっと振りかえった先、 そのひとの顔を、ぱちりぱちり瞬きを繰り返しつつ、 観察し、また、よくよく観察してみる。]
…………えっと、
[その相手の面差しと名を、埋もれかけた記憶の中から探し出す。 それには、時間がかかった。 かなり長いこと会っていなかった所為だ。
そうした後に、ようやく思い出す。 とある少年の兄、この印象が強い相手であると。]
(379) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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ラルフ、さん?! うん、覚えてる覚えてる覚えてる。 自由研究の宿題、手伝ってもらったりしたよね。
お久しぶりー!!
[ざっくばらんに挨拶した。]
(380) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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あ、ラルフくん……。久しぶり。
[顔の記憶は少し怪しかったが、 名乗ってくれたので記憶が一致した。 昔はよく遊んでもらったり、色々して貰った記憶がある。 あまり顔を合わせなくなったきっかけの事件、 彼の弟のことを思い出して、少しだけ瞳を伏せた]
(381) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* なんか僕ごめんなさいしないといけない!?
(設定を事件的にしてしまったせいで強制シリアスに!)
(-94) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* ていうかクラリッサがちょうかわいい かわいい 過去ロールにすごいたぎりましたありがとう
(-95) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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[雪女>>368の反応と寂しげな表情に目を伏せた**]
(382) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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/* 10年後の8月また出会えるのを信じてー
って思い出さなかったわけではない あの花見てないけど確かめんまも幽霊だったはずだとか。
(-96) 2012/08/08(Wed) 00時半頃
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自由研究。……ああ、あったあった。
[勿論、覚えている。
本が好きな子供だった自分は、ペットボトルロケットやらヘロンの噴水やら、無駄に自由研究向けの知識だけはあったから、夏休み(……の終わりごろだけ)は、子供たちからなかなかに大人気だった。]
最後にやったのは、流星群の観察とかだっけ。
相変わらず元気だよね、君は。 僕なんてさ、もう四捨五入したら三十だよ。
[団野>>380には苦笑しながら。 それでも、覚えていてくれたことは嬉しくないことはない。]
(383) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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[なんだろう、あまりらしくないなと思いつつ 頭を掻く。あー、と言葉のきっかけを捜して]
えっと、なんだ。 あれだよね、俺の自由研究 『木をどんだけ伸ばせるか俺の夏休み40日』 とか、手伝ってくれたのとか覚えてる!?
[結局水のやりすぎで、枯れてしまった。 そんなほろ苦い子供のめもりー夏を思い出し 調子を取り戻した様子で、明るく手を打った]
里帰りというか、廃村の知らせを聞いて 最後には立ち会いたいなって思って戻ってきた。
[ここには思い出が一杯残ってるしなぁと 心の中でだけ呟いて、久しぶりに会った男を見つめた**]
(384) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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ジェフさん、シメオン君。 氷作り足しておきますから、必要なら使ってください。
[母子家庭育ちゆえか、気が付くと台所作業やら片付けやらに手を付けていた。]
そちらの彼女は家に帰るのは難しそうですか?なら今日のご飯は胃にもたれないものの方がいいですよね。 食事担当というか…かめさん、でしたか?あの人に伝えておいた方がいいと思うんです。
あ、タオル片付けたいんですけど、洗濯機とか置いてますか?
[てきぱきと片付けを。 新しい訪問者が来たなら、適当な飲み物も用意する**]
(385) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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リサ、
[顔を上げて目に入ったのは>>372縮こまっている少女。 空調の設定温度を下げたからだろうか。 涼もうと声を掛けたものの少し肌寒い気がするし、何より]
寒い?床より、椅子かソファに座るといいよ。 個室があるから、そっちで落ち着いてもいいかもね。
[と、もうひとつお節介を焼いてみた。]
(386) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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落胤 明之進は、メモを貼った。
2012/08/08(Wed) 01時頃
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[何より、もし彼女が本当にあのクラリッサなのだとしたら そもそも椅子やソファの存在、個室を使えるという事すら知らないんじゃないかと 少しだけ気になったから。
自分と同じように何かの奇跡が起きたのだろうか。 ともあれ今は人の姿をしているから、 床に座ったら余計に底冷えし体調を崩しそうで心配だった。]
(387) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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[「最後」と言ってしまってから、しまった、と思う。
里村の伏せられた瞳>>381。 ああ、こいつも僕とおんなじこと考えたんだろうな、なんて思いながら、話を逸らした。]
君たちも、宿泊所に泊まるクチってわけ?
寝耳に水だったよ、廃村なんてさ。 極端な話、隕石が落ちてくるって話並みに、まだ現実感がない。
[そうか里村は望んでやってきたのか>>384、と改めて思う。 考えてみれば、自分のように嫌々やってきた者のほうが少ないのかもしれなかった。]
(388) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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/* ラルフ兄さんをここに来てよかったと思わせるミッションの開始ですか???
(-97) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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[オスカー(>>386)を見上げ、目を瞬かせる。 彼の姿あの時と同じ。違うのは、彼が動き、喋っている事。
とっても不思議な事。 けれど、自分が人間になっていることも、同じ]
さむい。
[こくんと頷いて立ち上がると、周りを見回す。 そして困ったように、オスカーに向かって首をかしげた。 椅子?ソファ?個室ってなあに? そう尋ねるかのように]
(389) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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―― 土道 ――
当然ながらというべきか、 景子は卒業して、進学したって聞いたよ。
[問い>>376へ応じたところで、 冷たい飲料水の缶がこちらへとんでくる。
わ!ありがとう、と、 目を丸めながら、空いている側の手で缶を受けとめた。 すると、ひやりとした感触が掌へ伝わる。
その直後にラルフの姿に、彼も気付いたようで。]
(390) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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林に宿題のペットボトルロケットを飛ばしちゃって 樹や草に紛れて、ロケット行方不明になっちゃって……、 そんで泣きべそかいたっけ、あたし。
あ、うん! 流星も見ましたよね。 あれは、子供心にも感動した。
[などと話すにつれ、ラルフとの思い出も蘇ってくる。]
あは。そうです、 相変わらず、あたしは無駄に元気ですね、 よく言われます。
え。三十だって、充分に元気で若い年頃だと思う。
(391) 2012/08/08(Wed) 01時頃
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君たちも、ということは、そちらも宿泊所に…?
はい、あたしたちは宿泊所利用組なんですよ。 で、今、あそこへ行こうって話していたところです。
……ほんと。 うそみたい。
ここが全部、なくなっちゃうなんて。
[遠く、蝉の声の響く当たりの景色 それを、ひとわたり見回してから、]
……あの。 この村が水に沈んでしまうのは、嫌ですか?
[ふいに、そんな問いかけを。]
(392) 2012/08/08(Wed) 01時半頃
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やっぱり。 床に座ってるともっと寒くなるから、空気が冷たい時は
[>>389首を傾げるクラリッサに、椅子とソファを指さして。]
あれに座れば、床よりはマシだと思う。 これが椅子。あっちがソファ。ソファのほうが体が楽かもね。
[感触的にもソファの方がクラリッサの好みだろうかと考えつつ、 歩き始めればついておいでと手招きした。]
じゃあ部屋も教えておこうかな。 どうせだから、二階の個室使おう。
(393) 2012/08/08(Wed) 01時半頃
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