162 絶望と後悔と懺悔と
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―厨房→明之進の部屋―
[ましになった汁物を椀に注ぎ。 温かい内にとまずは明之進の部屋に寄る。
扉を開けて中を一瞥する。]
涼平。飯。
それと、伝言。 「ありがとう。生きててくれて」
――って。
[誰からの伝言か、と問うて見せ。 外れれば素直にリカルダだと知らせよう。*]
(258) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[そうして。
―――ごめん、と。
心の内で誰かに詫びた。]
(*83) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[僕はもう周にーさんの言葉が嬉しいって思って無邪気に喜んでただけの子供じゃないんだ。 そんなこと言うなんて寂しいのかなあ、って思えるようになった]
か、……考えといて、とは、言わない。 結局、僕の意思じゃどうなるか決められないんだし。
[僕は、周にーさんの顔が見てられなくなってドアの方を振り返る。 零にーさんが戻ってくる気配はたぶん、まだ、ない**]
(259) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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─ 帝都守護部隊隊員宿舎― [敵の次の襲撃目的地らしい場所が判明した 陣を張り迎え撃つ予定だと機動隊へも連絡が回ってきた]
またか出撃か…最近多い。
[隊員たちは無言で整備工場に集まると、各自単車の傍に座り込みら出撃の時を待つ。 先日の大敗のせいか機動部隊の面々の顔が疲れているように見える。 まどかの耳の傷もまだ完全に癒えず じんじんと熱を持った痛みが頭に響いた]
(260) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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− 回想・食事の時 −
[閉じた和本は、自ら神託を受けて新しい世界を創ろうと 反乱を起こした武将の名を冠した本。 落ちた首は空を飛んだとの話もあり、古き鬼では無いかと 少し興味があったのだ]
珍しい? ああこれか。
[何を驚いているのかと視線の先を辿ると、この部屋でしか 掛けていない事を思い出す]
鬼は銀を畏れると言う迷信を信じている家畜がいたからな。 それを嗤ってやる為だ。
[和本の栞代わりに眼鏡を挟み、食事に移る]
(*84) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[夜風が吹く。冷たい風。 軍服の袷を押さえて風が入らないようにする。
円との暖かい布団での話>>253が、ふと頭を過ぎる。
肩口を叩く円に、 だったら。 望まないなら、そんなことにならないように、気をつけてくれ。 なんて言いながら向きを変えて、その頭を抱え込んだ。 泣きそうだった顔を見られないように。]
(261) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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[そんなことを思い出して、また気分が落ち込む。]
……誰か、いるのか?
[暗がり>>255に向かって、声をかける。 気のせいかもしれない。 しかし、気になったらそのままにはしておけない。
その場から動かないまま、目を凝らす。 暗闇に目が慣れれば、或いは見えたか。]
(262) 2014/02/13(Thu) 01時半頃
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/* ほんとーにこう遅いし赤で何か寝言絡みのネタバレが今のところあるってわけじゃなくてごめんねごめんね!
結局モチベを取り戻さなくとも戦わざるを得ないわけで またねの件もあるし わー始祖様ってばおにちくー
(-102) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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―自室・前―
[部屋の前で立ち止まり、扉を叩くを憚った。 耳を欹てるとまだ声がするように思えたから。
廊下で暫く待っていようと。壁に背を預けた。
待つ間。ふと唇を指でなぞる。 空腹かと尋ねられれば否と答える。
あの至福の時間は、思い出すだけでも全身が喜色を示す。
それでも周の血を求めようとしたのは、 人間と吸血鬼なのだと、再びその差異を示す為。**]
(263) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* 零にーさんありがとう超ありがとう
きっと僕は城の中でないとデレがはみ出ない仕様なんだ今のところ……うわあああん
(-103) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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……ふ。
[感謝の言葉と共に皮膚を破る感触>>*82 父と子の間の吸血は人間で言う性交のような蕩ける快感を生む。 僅かな痛みにも、この時しか漏らさぬ熱い息を吐き出した]
…………。
[腰を降ろし、左肩を掴んで吸血に集中する髪を。 乱す様に、首筋に押し付ける様に、一度だけ掻き抱いた**]
(*85) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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…………。
[覚悟を、決めた。
――連れて帰った家族を思うと失態は出来ないのだが、 今のキャロライナの声は冷静だ。 涼平のように、自分と見えればきっと悪いようは しないでくれると期待して、 無音で人差し指を唇に添え、そして微笑み、 捕えた人間が見えにくいよう、半身になって左肩を奥へ遣る]
(264) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* 帽子かぶってんの忘れてた。相当眠いらしい */
(-104) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* >>*85 なにそれえろい。
[自分の血親を見た。]
……無理だな。(性別的な意味で) */
(-105) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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[闇から溶け出るように、音も無く現れたように見えたその姿>>264。 目を見張る。 そこには居ないはずの姿。]
明之進……? 何、してるんだよ。
[名前を呼んだ。 喉に言葉が張り付いて、言葉がそれ以上続かない。
じゃり、足元で砂が鳴る。一歩、傍へと。]
(265) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* (/ω\*)>>*85
(-106) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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―ゆめ―
[扉を叩く音に応じると、そこには絢矢の姿があった。 どうして、と目を見張る。 帝都から遠く離れた海外だというのに。]
『おめでとう』>>236
[益々訳が分からない。零瑠は悩み、 白髪の目立つようになってきた胡桃色を掴む。
絢矢は腰まで届く黒髪を揺らし。 自身の誕生日を忘れたのかと責める。]
……あ。あぁ…そう、か。今日。 いや、別に、誕生日如きでわざわざ遠くになんて。 それに、もう祝われるような歳でもなく…
あぁ、待て。待て、絢矢! すまない、俺が悪かった。
(266) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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/* マウスの暴走で多重投稿になった こわい(´・ω・`)
(-107) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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……ありがとう。今年も祝ってくれて。
[花瓶に活けていた花を一輪、差し出す。 菖蒲に似た、紫の花を。**]
(267) 2014/02/13(Thu) 02時頃
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待って。……誰も、いない? 誰にも気付かれたくないんだ。
[念のため釘を刺す。そして目的のひとつを答える>>265]
――直円君を、探してる。
(268) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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[此処には一人で来た。 一応報告はしているが一人で来ている。]
いないよ。 此処には俺だけだ。
[周囲を確認して、頷く>>268。]
……直円、を?
[その名前を聞いて、動揺した。]
(269) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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[>>257笑みを浮かべ、夜の世界へとリカルダは誘う。
彼女は、どれほどの昏い夜を越えて、 ここに立っているのだろう。 その意味ありげな笑みの下に、 どれほどの葛藤を抱えているのだろう]
……そうだな。 もし、お前と同じものになれるなら、それがいいんだろうな。 そうすれば、寂しくなくなるかもな。
[リカルダに向ける笑みは寂しさを孕んで]
(270) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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うん……亡くなった、って、聞いたのに。 遺体が、どこにもなくて。
[動揺の様を案じるように見る。>>269]
[本当は、手を伸ばし、一緒に帰ろうと言いたい。 だが、今は駄目だ。 失態を見せて我儘を散らした後では、時機が悪い]
(271) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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けどな、それは、――それだけは、無理なんだ。 ……なあ、リッキィ。
俺はな、俺達からお前を奪って、 皆の運命を歪めちまったヤツを赦せねえよ。 それに……俺まで鬼になっちまったら、 お前達の恨みを晴らせなくなるだろ。
だから、その提案には乗れない。
[昔の言葉を叶えようと差し伸べられた手を、取ることは出来ず。 すまない――と、たた苦しげに詫びた**]
(272) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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/* はっ…なんかモーレツに眠いと思ったら 花粉症の薬のせいかも ごめんねちょっと寝てくる
(-108) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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[亡くなった。遺体。 その言葉>>271に、それが事実だと改めて認識してしまう。]
……遺体は、回収した。 此処にはいない。
[俯いて家族の死を、口に出す。
ぎゅ、と手を握り締めた。 何を言おう。
手を伸ばしたかった。 また二人の時のように手を取ってもらえなかったら。
そう思うと、動けなかった]
(273) 2014/02/13(Thu) 02時半頃
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そっか。
[つまり、直円はもうここにはいないのだ。>>273 死体の見えない敷地内、どこか予期していた事ではあった]
僕が言うのも、変かも知れないけど…… 直円君のこと。キャロ君になら頼めるから、よろしくお願いね。
[目を伏せて僅かに頭を下げる仕草を見せる。 そしてそれを戻すと]
……ねえ、キャロ君。
(274) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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[暫く部屋でぼんやりと。 時々手で傷をいじってはその血を舐めた。 別段美味しくない。始祖から血を戯れにでも貰う時も 決してその甘さに酔うような姿は見せない …それも大分自身を律するのには苦心していたが。
とにかく、アヤから預かったものは渡さなければ。 そして、彼らに直円を討ち取ったのは彼女であることも。
どうせ対面すればわかることだ。 それに、自分はともかく、各々もそれで思うことがある訳でどうすることもできない
わき腹にサラシを巻き、取り急ぎ向かうのは零瑠の部屋。 廊下にたたずむ彼>>263を、少し不思議そうな顔で見る*]
零瑠。少し、いいかな。
(275) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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直円君を殺したのは誰。
[声音は、変わらない、変わらない。
静穏で、どこか微笑んですらいて、 夜風にかき抱かれる軍服の色を見る。]
(276) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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/* 理依君が18秒の間に挟まった! 凄いタイミング! */
(-109) 2014/02/13(Thu) 03時頃
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