60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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うぁ〜。うぁ〜。うぁああぁあ〜。
[我に返ると、非常に恥ずかしい。 しかも困ったことに、身体の奥は、まだ疼いているような気がした。さすがに、吐き出したばかりで再び反応することはなかったけれど。
しばらく立ち上がれず、悶えながら湯を浴び続け。それでもいつまでもこうしているわけにもいかない、と漸く立ち上がれば]
あ、れ………ふにゃ〜……
[気が、遠くなった。 恥ずかしさとか湯の熱さとか、その他諸々の要因により……
のぼせた。]
(237) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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ノックスは、がたん、と引っくり返る音が外に聞こえたかもしれない。
2011/08/04(Thu) 00時頃
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め が
ま わ
る〜〜〜〜
(*23) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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!!
ノックス先輩?
[どこからか声が聞こえた気がして、少年はきょろきょろと辺りを見回した。]
(*24) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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― 食堂 ―
あ〜、すまん。あけとくべきだったか。
[ヤニクが窓をあける様子に声をかける。
開け放たれた窓から、ふわりと風が入る。 括っていない髪を揺らすその風は、 ほのかというには強い薔薇の香りがするだろうか。]
(238) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[つつがなく朝食の用意は出来て、一人満足そうな顔をしている。 セシル先輩のリベンジが成功すればおおと感嘆の声。同士ではなかったのか?
黒こげの犯人だと思われているだなんて、心外だ]
(239) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[ガタンッ…シャワー室の中から何かがひっくり返る音がした]
…… おいっ どうかしたか?
[シャワー室へ声を掛ける。 今シャワー室にいるのは…誰だったか
立ち上がって確かめようとシャワー室の扉を叩いた]
(240) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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…おい、どうした?
[自分以上に病弱な彼のことだ。 異変が聞こえれば流石に少し狼狽えたか。]
(*25) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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―ランドリー室― [足の速さは変わらず振り切ってしまったのだろう、 遠くなる後輩の声に胸の裡に罪悪が沸く。 ランドリー室へと入るときっちりと扉を閉めて、 目を伏せたままゆっくり、浅く呼吸を幾度も繰り返した。]
…いや、大丈夫だ。 どうやら少し睡眠時間が足りていないな…。 わからない…どうして、あんなに、
[浅く呼吸をしながら語りかけるのは見えぬ相手へ。 このようなことは初めてかもしれなかった。 もう何度か深呼吸をして、そこで、はじめて 室内にもう一人いることに気付く。>>234
へクターの姿に薄く口を開き何か言いかけて、 引っくり返るような音が聞こえたのはその直ぐ後だ。]
(241) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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―食堂―
――………?
[全開にした窓、中庭の方角からふと匂った気がした。 夏の草いきれに混じる時期ではない花の香り。 首をふりながらキッチンへ戻る]
……ま、帰省しないってのは、 つまり大抵わけありですよね。
[ぽつりと零すのは、下級生の見張りではないという言葉への返事で]
あ、じゃあお言葉に甘えて――飲み物はどうします?
[冷蔵庫から出しているのはオレンジジュース、 わざわざミルクを取らないあたりは、 ひそかに身長なんて気にしてないアピールだったりした]
(242) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[色々と気がかりが多すぎて、居ても立っても居られずに、 靴下を履くのも忘れて部屋を出る。
ピッパとイアンが屋内へ入ってくる頃だっただろうか。]
(243) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[シャワーも出しっぱなしで。
床に大の字で目をまわしている姿。]
(244) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[二人の距離が、いつもより少し近しいように見えて、訝しげに首を傾げた。 シャワー室前のランドリーへ消えていくのを見れば、そちらへ向かうのはやめたらしい。]
…ランディ、居るのか? [声を潜めて、後輩の部屋をノックした。
昨夜、あんなひどい事をしたくせに、自分は一体何をしているのやら…]
(245) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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おいおい、何かあったんじゃないだろうな…
[返事のないシャワー室の扉を蹴り開ける1 1.ノックスが入っていたシャワー室 2.フィリパの入っているシャワー室]
(246) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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や、大丈夫。 慣れてるっていうのは、わかる。日常茶飯事。
[>>238 テッドの言葉に身も蓋もなく返して、 キッチンからちらっと、慣れてる要因を見る]
化学の実験の時よりは、マシだろ……。
[つまり、犯人だと疑いもしない眼差しだった。 >>239 心外のようだけれど、仕方がない]
(247) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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― シャワールーム ―
[気まずい。変わってしまった見た目や言動。 根っこは同じなのかもしれないけど。 自分にはまだそうと認識できていない。 他の使用者が立ち去るのに気は払えなかった。]
あ ――…
[声をかけてみようとして、それ以上は何も言えず。 呟きだけで視線をそらす。 この人には、他の相手へとは違い嫌な事も嫌だとは言えないのだろう。
お互いの気まずさは今も継続中であり、 何を言われるという事もなかったようだけれど。]
(248) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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ヘ … …先輩 も 帰らないんです か?
[名前は呼べず、訊ねて。 返事が返ってくるのと、ノックスが入ってくるのと、 どちらが先だったかは解らない。 とにかくハッとすると、話を切り上げ、 会釈して、シャワーブースへとバッと逃げた。
何も考えずにシャワーを頭から被る。]
はあ…
[情けない顔をして、大きな大きな、息を吐いた。 どれくらいの時間が経ったかは解らない。 けれど、ひっくり返る音が聞こえると、 顔を覗かせた]
ど どうしました!?
(249) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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/* ふつうにいたけど すげいまよっていたなんて!
邪魔しっつつ
水でもくみにいこっかな
ニヤニヤ
(-79) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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/* 引っくり返ってる顔、イメージ的には
(@∀@)゜
↑こう
(-80) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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──自室──
……ノックス先輩?
[シャツのボタンをもたもたと嵌めながら、少年はきょろきょろ辺りを見回した。]
どうしたのかな。
[薔薇の声は囁きに乗れど、未だ自分が呪いの蔦の中心であること知らぬ少年は、空耳かと首を傾げた。]
(250) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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/* 何か色々間違われているな。
(-81) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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/* >>239 ディーンとは違うのだよディーンとは(ドヤッ
(-82) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[音を立てて流れ続けるシャワーの湯気の中…白い顔で床に倒れているノックスの姿が目に入る]
…おいっ
[掛かる湯も気にせずに ノックスに駆け寄る。]
馬鹿がっ のぼせたか
[すぐに濡れた体を抱えて…頬に手を当て揺らす]
(251) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[柑橘の香とせっけん、黒炭の香りで忘れていた所へ薔薇の香が流れ込んでくると、まだ僅かに湿る髪を撫でる風に窓の方を向き]
……無事だったのか?
[あの嵐で薔薇はすっかり駄目になってしまったと思ったけれど、そうではないらしい。 季節外れの香にはまだ深く考えず、朝食を口へ運ぶ事にした]
(252) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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―ランドリー室―
何の音だ?
[先に宿舎へと戻ったイアンは共にはおらず、 振り切ったジョージも其処にはいない。 叩いた程度では今のような音は鳴らない。 へクターが向かう後を追い、シャワー室へと向かう。]
(253) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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……もしかして。 外まで、焦げ臭い?
[5枚も炭化させたのだから。 当然といえば、当然で。 増えた人影と、開け放たれた窓。 交互に見つめてぽつりと漏らす]
[幸い、犯人とは思われていないようだけれど]
(254) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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あー……いや、これはディーンじゃない。
[ヤニクの誤認に、本人の名誉の為に呟く。 しかし、セシルの名を出すことはできない。
とはいっても、ヤニクがテッドが犯人と思うかは謎であるが。
苦笑いを浮かべて思い出すのは、件の化学実験。 あれは大変だったと、しみじみした。]
(255) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[ランドリーへ消えていく後ろ姿に感じたものは、きっと見間違いだったのだろうと思った。
薔薇の毒に侵されて変質した感性が、何かを感じ取っていたとは気づかずに。 再度のノックに返答はなく、開けるぞ。と短く告げてそっとドアを開く。
陽射し挿し込むベッドに、キラキラと艷めく銀髪が見えた。 自分の色褪せたものとは違う色。
寝顔に安堵を覚えたけれど、それと同時に罪悪感も胸にこみ上げてきていて、中へは入れず…そっとドアを閉めた。
眠り姫が錘に刺されたように、長い眠りに落ちていたなんて…まだ今は気づかない。]
(256) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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[薔薇の香を含んだ空気を引き連れて、ヤニクが此方に歩いて来る>>242。]
まぁ、あまり帰りたくないのも確かなのだがな……。
飲み物は、……確か奥の方に、昨日作って置いた珈琲が冷えている筈だから。 僕はそれでいい。
[沸かした湯で簡単な野菜のスープを作る。 味は見ていないのだけれど、作りなれたものだから大丈夫だろう、と決めつけて。]
それと、皿を出しておいてもらえるか? そうしたら向こうで待っていてくれて構わないよ。
[スープを煮る傍らで、オムレツを作りながら、ヤニクにそう声をかける。
昔は料理すらした事がなかったのに、気付けば随分と慣れてしまった。]
(257) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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──食堂──
……おはようございます。
[少年が顔を出したのは、炭の香りも少し薄れたころだっただろうか。]
先輩。
[その中に、昨日手を引いてくれた優しい人の姿を認めれば、ぱたぱたと駆け寄った。]
昨日はありがとうございました。 えっと……僕はジョージです。ジョージ=エミルトン。
[きちんと名乗っていなかったことに気づき、挨拶して。 スクランブルエッグのバターの香りにお腹がぐぅと鳴った。]
あ……。
[顔を赤らめる姿は、昨日よりは怯えが抜けたもの。]
(258) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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ヴェスパタインは、廊下に漂う匂いに気づき、あぁまたやったのか…と誰かのせいにした。
2011/08/04(Thu) 00時頃
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[慣れすぎて窓を開けることも忘れていたが、級友の視線>>247にはじいと見返して、ふいと顔を逸らす]
セシル先輩、タマゴ美味しいです。
[化学実験、あれはとても危険なものだ。 だから、自分は参加したくないと担任に言ったのに]
(259) 2011/08/04(Thu) 00時頃
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