94 眠る村
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[恋人の視線の先、妹へ辿り着けば碧が揺れる] [今は羽飾りだけでは不安すぎるから傍に寄る]
[人目を憚らず握り締めてくれる手が何より][嬉しい]
[恋人が知らないなら、祖父がフィルを人狼と告げたと教える]
(219) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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…………。ヤだよ。
[老人を見る目は冷たい。 駄々をこねるように小さく残すと、シメオンに促されるまま鳥をテーブルに敷いたタオルの上に横たえる。 人間用の傷薬が効くかは分からないが、鳥が元気になってくれるなら何でもしてやりたい。]
(220) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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[シメオンの言葉>>218がどこか引っかかったけれど。 なにが引っかかったのかはよく分からなくて首を傾げる]
……シメオン
[名を呼んで、みた。
けれど……嘘だと、どこで判断するのか、 とは聞けなかった]
(221) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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……死んだ時、――。
[シメオンの言葉に覚える引っ掛かり。 だが、それをもう一度周りに聞こえるように言う事は無い。 ただ咥内で転がして、救急箱へと向かうシメオンの背を見詰めた。]
(222) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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[>>218 死んだ時 ――― 解ったら、そう言うシメオンの言葉]
[慎重なエイトは、また、何か違和感を抱く]
(*29) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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/*
従兄弟と、引っかかるところとタイミングが一緒だった……
(-78) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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[傷は丁寧に消毒してやる。 翼に異常があるなら添え木もしてやる。 極彩色の羽に白が混ざってなんだか奇妙な感じだ。]
僕は獣医じゃないからこれでいいかわかんないけど…
[やらないよりはマシかな、とフィルを見る。 名前を呼ばれて、ちらりとは振り返る。 けれど、自分の加護について話すつもりは、ない。 少なくとも、フィル以外には。]
(223) 2012/06/16(Sat) 22時半頃
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ローズマリーは、じり、と左胸の刺青がどんどん熱くなっていくのを感じて眉を寄せた
2012/06/16(Sat) 23時頃
ブローリンは、ラディスラヴァへ顔を向け、小さく横に振って見せる。
2012/06/16(Sat) 23時頃
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……ん。
[従兄弟の仕草に小さく頷く。
不穏な空気が漂っている。 ケヴィンの疑問にローズマリーが答えるのが聞こえた]
ケヴィンは、誰を信じる――?
[そんな問いを、向けてみた]
(224) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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/* は、しまった。
今日更新か!! 明日だと思っていたよォ!!
(-79) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[いつだ。と、恋人に問うて朝だと返るならば。 烈火の如く瞳滾らせ老人を睨む]
(225) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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クラリッサは、ブローリンに話の続きを促した。
2012/06/16(Sat) 23時頃
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俺は、
[ラディスの問いへ歯噛み、老人から視線を引き剥がす]
俺には、見分けがつかない。
[このまま握っていれば、握りつぶしてしまいそうで。 恋人の手も、空いた手がゆっくりと引き剥がす。 ゆっくりと歩を進めるのは異母兄の方へ]
叶うならば、 自分と関わりの薄いものであればと、願ってしまう。
[かたる言葉は、震えることを許さぬように強く]
(226) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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ん、上等。 良かったなートリ。こんな綺麗にして貰って、さ。
[手当の済んだ鳥を抱き上げる。 我が子を慈しむように、優しく撫でた。 「ヤだ」とは言ったけれど、このまま自分が死ぬのなら――……少しでも、長く。]
(227) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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――――クリス。
(228) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[知っていることと][大切な人の天秤] [それは均衡を保つことはないままで]
…、…
[幼馴染が投げる問いに、恋人を見上げ窺う]
わたしは、 ケヴィンを…信じてるわ。
[引き剥がされても強く握られた感覚と温もりが残る] [熱い背に、言葉を投げる]
(229) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[ハナの告発の時のよう、 瞬きもせず異母兄を見詰めその手を取る。 折った片膝、椅子に座る兄を見上げる視線はかつての高さ]
(230) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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/* でぃあさんは昼夜中の人だからこのw更新時間きっつそう がんばれ、がんばれ…!
(-80) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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/* 酷い女ができればいいんだけどな むずかしい、とってもむずかしいぞ うううおおお
(-81) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[にいさん。と、遠い日の異母弟は呼んだ。 むすりと、怒ったかのような少年の顔>>1:295 ある時無言で突き出された、釣りの竿。
疎まれる薮睨みの小男の悪相。 母が失踪したとなれば、村の空気はより一層白々しい。 ──この異母弟さえ生まれてこなければ。とも、思った。 けれどいつしか、この異母弟だけが家族だと、思えていた]
……ケヴィン。
[その異母弟が、問うように真っ直ぐに此方を見る>>217]
(231) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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…熱ィ、な…くそッ
[顎に触れる。 ケヴィンと従兄弟の会話に、煙の輪を吐いて喉奥を鳴らす。]
…そう、だよなァ。 ――その状況が、一番、キツィさァ。 成り代わりの魔物って奴ァ。
[関わりの薄い者を願う。そして派閥が出来て殺し合う。 悪趣味だ、と、吐き捨てるように呟いた。]
(232) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[名を呼ぶ声。 かつてと同じその響きに、小男は僅かに顔を歪める。 悪相に、引き攣れたように刺青が黒く動いた]
……、何が、聞きたい?
[問うまでもないないだろう。それを、敢えて口にする]
(233) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[時間が無い。じりじりと焦げるような痛みが背へと知らす]
――――。
[男の頭は項垂れる。軋む歯の隙間から震えるような吐息が漏れた]
[時間が無い。 固く目を瞑る男の背に恋人の声が届いても面を上げず]
(234) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[あたまがいたい]
どうして、
人狼、は 2人なのに
[警戒心のない、二人。 糾弾された者、した者。 全部で四人。]
望まないことが、無理なら ……――私は、
[独り言にも近い、ささやき。 続きは言葉に出せなくて。]
(235) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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死なんて、
[>>218 シメオンの言葉が、また左胸を熱くする]
誰にも死んでほしいわけッ ないじゃない…!
[誰に言うでもなく絞り出す声] [>>226 関係が薄い人がそうなら][良かったのに]
(236) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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/* 早寝から ラディがしのたかさん…? とか こっそり思って 鳩使いから クラリスがくのんさんかな! って 思ってるのよ。
(-82) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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あれらは、 ゆっくりと、時間をかけて品定めをしていた。
[とつと、俯くまま語り出す声]
こうなるとは、思いもせず、頂にある者の余裕を持って。 品定めをしていた。
俺が、そうならば。
こんな人相の悪い男など選びはしない。 もっと単純で残忍な、愉しみ方を選ぶ。
(237) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[人も、怖い、と呟いたクラリッサへも顔を向ける。 前髪の内、眇める眸は隠れて見えない。 肩で小猿が、キィと、いつになく元気無き声。]
フィルは、爺さんに人狼だって、言われてんさァ? で、ティモ爺が人狼だ、って。 言い返さねェのか。
[トリを抱く彼が、諦めて居るように見えて。 少し不満げな声を投げる。]
(238) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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――そう、よね……
私も、わからない、わ……
[ケヴィンにゆっくりと頷く。 悪趣味だとはきすてる従兄弟の言葉にも頷いた。
―― 一日、誰かを疑い続けるのは、しんどい。
それでも――人狼がいなくなるまで、こんな日がつづくのかと。 深い吐息を、零した**]
(239) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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それでも、
[守らなきゃいけないから] [祈るより] [ 呪う ]
…ッ、
(240) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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だから、
違うのだろう。――クリス。
[異母兄への問いに、弟の答えは問いのかたちにならず]
(241) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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[幼馴染の腕の中のトリをこちらもやさしく撫でる。]
君が死んだらトリの世話はしてやるから、安心しなよォ。 僕が死んだ時は…――
[センセーは僕が死んだら悲しむかなァ。 口をつきかけた疑問の答えはとうに知ってることに気付いた。]
(242) 2012/06/16(Sat) 23時頃
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