30 ─今夜、薔薇の木の下で。
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[じわりと指先に広がる熱。 ちりっと焼けつく様な痛みを感じない訳ではなかったけれど、 指の上に咲く赤に、眸は釘づけられて]
……中庭の薔薇、みたいだ。
[ぽたぽたと、机の上に赤い水たまりを作りながら、 まるで夢を見ているかのように呟く]
(266) 2010/09/05(Sun) 02時頃
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[小さく、素直にうなづく。 ポケットの上からそっと、硝子玉に触れた。]
(267) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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──…ッ
[零れた言葉は一見すると殊勝に感じられるかもしれない。 識りたいと言う言葉が口を付いて出るのは、ただ漠然と欲しいよりも貪欲だと想った。欲しいもの正体が明らかになるほど、望みは強くなって行くのだから。]
(268) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[頷く姿に翡翠を細めて笑って。 伸ばした手は、今度は行き先迷うことなく 降りた前髪に触れる。後輩を、そっと撫ぜて]
…後輩は、苦しまないと…いいね。
[自分では、その苦しみは取り除けなかったから。 後輩は燻るような苦しみを、取り除いてはくれなかったから。 願うようにそう口にするだけ。
日に当たってばかりだとじりと肌が焼かれるようで。 手の甲で首筋に滲む汗を拭うと寮に戻ろうとするだろう。]
(269) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[だが、少年は知らないであろう。その夜のことも先ほどのセシルとのそれも 一見優しく見える行為の数々は、その実あくまで快楽だけを求めるか もしくは保護意識から来るもので、真の熱情求める時は間逆なくらい 壊してしまいたくなるほど無茶苦茶な衝動が巻き起こること。 それはサイラス自身も気がついてない性癖であったが。]
[それでも恋慕で泣きながらサイラスに縋りつき、潤んだ目でその思いを 訴えてくる少年]
『お願い、せめて、せめて心が無理でも――……。 わたしを壊してください―――…』
(270) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[下半身に寄せられる重み。青い薔薇の香りが先ほどのセシルのときも 相俟って一層、濃く漂う。が。ものともせずに ―口にする言葉―]
…一度だけならな。それでもかまわないなら?
[少年の頭を優しく撫でる己の手。少年が目を閉じればその肩を抱いて 部屋へと誘う。この優しさが罪つくりになるとは分かっていても それが一層少年には酷なことだとしても―]
―青い薔薇の香り―。
その部屋に閉じ込められたそれが一層強く解き放たれたのは
―*薔薇のつぼみが一厘散らされた瞬間*――
(271) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[その赤に吸い込まれるように。 もう一度小刀の刃を指先へ宛がおうとして……]
――――……。 何を、してるんだ。僕は。
[白昼夢のような世界から現実に戻り、 未だ血を流す傷口をもう片方の手で押さえ、シンクへ向かう。 流水で洗い流した後消毒液をぶっかける。 じんじんと染みる痛みに、眉根を寄せ、溜息をついた] ]
(272) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[謝罪の言葉貰えども、例え完全に視線を外されても、相手の表情は己を厭うものでないと識れるから―――……温もり離れていっても、随分と穏やかに微笑んで、まるで慈しむようにラルフの横顔を見た。]
―――……私のことか。 それがお前の望みなら、 応えられる限りは応えてやりたいと想うのは 先程と変わらないさ。二言はない。
[それは今まで求められた者に向けたのと、変わらない言の葉。 しかし、次に紡いだ言の葉は、初めて紡ぐものであったというのは、ラルフには判らないだろう。]
お前のことも、識れると佳い……―――
[謂わせた切片は……―――胸に巣くい芽生え自覚した奢りから。 おそらくは、ベネットに同じを請われても、答えは同じだったろう。 唯、今は眼の前で眸閉じる少年にのみ、甘い言の葉を捧ぐ。]
(273) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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一先ずは、今宵は識りたいことを互いに聴いて行こうか。 荷物、今から置きに行っても佳いか?
[是と謂われたならば、伴ってか一人でかはともかく、一度荷物を置きにラルフの部屋へと。その途中、プールにまだ中等部の2人が居るならば「元気だな」と聲をかけるくらいはしただろう。
もし、否ならば……―――今宵の寝床の算段に頭を悩ますことになるか*]
(274) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[セシルとの行為の間につけられた青い薔薇の香り 思えば、香を嗜む彼にしては直ぐに気がつかなかったのは
…とっくにその濃厚な薔薇の香りは彼自身の身体に染み付いていたから―**]
(*3) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[その言葉に、どう答えていいのかわからなくて。 撫でられる髪。
去っていく姿をただ陽の下で見送る。]
[まだこの時は、貪欲なケモノを繋ぎ止める鎖は断ち切られていなかった。*]
(275) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 02時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[一番焦がれるもの、欲しいもの。 それは不可侵でなければいけないもの。
神聖化されるほどに高潔だと信じた相手に募らせる思いは、 「手の届かぬ月」なのだと訴えた下級生が抱くものととても似ている。
薔薇の木の下でとの約束。 いっそすべて捨てて狂ってしまいたいとの思いも、きっと彼とよく似ている。
狂ってしまえば、吹っ切れてしまえば、力尽くで手にすることも出来るのだろうか。]
(276) 2010/09/05(Sun) 02時半頃
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[怪我のケアをした後、机の上に広がる赤い染みを見て。 もう一つため息をついた]
これ、落ちるのかな。 染みにならないと良いけど……。
[包帯を巻いた指と対の手で、机の上をごしごしと拭く。
拭く度に伸びる赤い染みはドナルドの髪の色に似ているから、拭きとってしまうのが惜しいとも思ってしまう。
それを消したいのか消したくないのか。
自分でも善く判らないまま、 布巾を持つ手はごしごしと拭き続けていた*]
(277) 2010/09/05(Sun) 03時頃
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[返って来た言葉に、くすんだ銀灰の瞳を大きく見開いて振り返る。 熱の籠った視線で見詰め返す。捧げられた言葉の意味を理解するのに数秒かかる。その間は静止している。]
……ディーン ありがと、う。
[僅かに眉根が揺れるのは、逆に自分が識られると言う事への戸惑い。足を踏み出すと言う事は、ラルフが今まで避けてきた自身とも出会うのではと言う恐怖。 けれども、じわりと広がる感情──喜びは大きくて。柔らかなものが解けほころぶような、普段のラルフがおおよそ浮かべない無防備な笑みをディーンに向けた。
はにかむような表情で、ディーンの荷物を運ぶ。 プールの二人と遭遇する事があったならば、寧ろ、楽しそうだね、と笑ったラルフの晴れやかな表情が、下級生達には違和感を与えたかもしれない。]
(278) 2010/09/05(Sun) 03時頃
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―食堂― [薔薇の赤を一層鮮やかに色付かせようと 照り付けていた太陽もやがて傾く時分が訪れる。 何時もより早い時刻、窓縁に凭れるように頭を預けた 食堂の主の姿が既に其処にはあった。
気付く者は気付くだろう、気付かない者も多い。 風景の一部のように其処に溶け込んで。
風呂上りのまま来たのだろう洗い立てのシャツを着て、 きちんと拭く事を怠った金茶の髪からは時折雫が落ち、 首にかかるタオルに吸い込まれていく。
ふわりと薔薇の匂いが香る気がする。 洗い立てのシャツには蒼い花の残り香。]
(279) 2010/09/05(Sun) 03時頃
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[翡翠は眠っている時のように伏せられて。 けれども時折ふと目を覚ますと硝子球を翳して覗く。]
[から、ころ、からり]
[覗く球は薄い翡翠、紙の鳥が埋め込まれた其れ。 硝子の中の鳥が歪んだ空に羽ばたけば薄く微笑んで。
心に在る空洞を埋めようとしているのか、 それとも空洞を拡げようとしているのか。
傍目からは空洞があることすらわからないだろう。 紙の鳥はとても綺麗で無機質な其れに閉じ込められて、 誰かに覗かれなければ飛ぶことすらかなわない。
日が傾けば、暗くなり薔薇が夜の光を帯びるのも直ぐ――]
[から、ころ、からから…**]
(280) 2010/09/05(Sun) 03時半頃
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─ ラルフの部屋 ─
[寝台の位置以外ほとんど構造が同じ寮部屋。 上段が空いている事を再度説明しながら、不在のラルフの同室者──遠方に家が有る田舎っぽい地味な少年は、眠りが深くて、灯りがついていても起きなかった事を話す。]
──…… 俺が眠ったディーンを起こしてしまわないか それが心配なんだ。 勿論、眠る努力はしてみるけれど。
[ディーンの洗濯物を部屋前から回収してくる役を引き受けたのは、ラルフ。部屋には人の気配がしたけれど、サイラスと話す理由はなくすぐに離れた。ラルフはユーリィがどうなっていたかは知らない。 部屋に戻って、洗濯物に移った青薔薇の残滓が仄かに香っている事に違和感をおぼえる。違和感と言うより、不可解な身体のざわめきと言うのだろうか。薄い媚薬の効果は、日があるうちはまだそれほど出ていないのかもしれない。]
食堂か何処かで会ったら、 ルーカスに薔薇園にユーリィが居たか聞かなきゃ**。
(281) 2010/09/05(Sun) 03時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 03時半頃
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― 夕暮れ・中庭 ―
[何度も何度も、中庭を歩き回っている。あの青薔薇のところも、何度も行ったのだけど、見つからない。
草をかきわけて、薔薇を掻き分けて……。 そんなところにまで行くはずがないという場所も、必死で探している。
だけど、みつからない。
爪に土がたまっている。服は薔薇の爪に齧られた。細かな傷がいろんなところについたかもしれないけど、それでも、大事だから、探すのをやめない。]
――……フィル先輩……どうしよう
[やがて、途方に暮れて、薔薇園のすみっこで膝を抱えて、悲しくて、雫をぽろりと零してた。**]
(282) 2010/09/05(Sun) 07時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 07時半頃
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―プール― [ふたりとも身体を拭くタオルや着替えなどは持って来ていなかったから、濡れた身体は自然乾燥させるほかない。 本当は下着を脱いで水気を絞りたかったが、さっきの一件の後では到底そんな気になれず。 どうせ着替えるしかないにしても、濡れたまま歩くのは嫌だったので、プールサイドで日向ぼっこして乾かすことにした。
コンクリートの床に直接座り込んで、前に伸ばす。 熱されたコンクリートは肌に熱かったけれど、今はその熱さが冷えた身体に心地好い。 両手の平を後ろについて身体を支え、足先や足指でリズムらしきものを取りながら、ぼーっと水面を眺めた。 まだ自分から口を開こうとはしなかったけれど、トニーが側に来るのは、拒否しなかった。]
(283) 2010/09/05(Sun) 07時半頃
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>>274>>278 [身体がある程度乾くと、広げて干しておいた衣服を着込む。 寮に着いたらすぐに脱いでシャワーを浴びるつもりだったから、靴下は履かず靴だけを突っかけてプールサイドを出た。
図書館から出て来たディーンとラルフにばったり出くわす頃には、すっかり機嫌も直っていたから、トニーとふたり連れ立って歩きながらじゃれあう姿が見られただろう。 「元気だな」と落ち着いた調子で声を掛けてきたディーンはともかく、いつも物憂げで神経質なイメージのあるラルフの晴れやかな笑顔にはちょっと驚いた。]
(284) 2010/09/05(Sun) 08時頃
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―寮内― ……そう言えばあの荷物、何だったんだろう。
[と疑問を声に出したのは、追いかけっこのように寮内に駆け込んでから。 ロビンの性格として、好奇心を惹かれてもあまり他人に質問しない癖がついている。
いずれにせよ自分には関わりない、どうでもいいことと判断して、トニーと別れて自分の部屋に帰った。]
(285) 2010/09/05(Sun) 08時頃
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― 医務室・夕暮れ ―
[日が傾き、独りの室内にも窓から茜が差してくる。 机の上は幾分綺麗になったものの、幾つかは赤い染みが残った。 己の血で赤く染まった布巾は屑籠に捨てた。
少年自身は、血を少し失い過ぎたせいか軽い倦怠感を感じながら、ぼんやりとソファに座っている]
喉、乾いた、な。
[口の中が空からなのに気づいて、ぽつりと呟く。 善く考えれば朝食から何も口にしていない事に、今更ながらに気づいた]
(286) 2010/09/05(Sun) 08時頃
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[気だるい身体をソファから起こすと、少しだけ眩暈がする。 包帯を巻いた指先がじん、と痛んで、僅かに眉根を寄せた]
何か飲み物、貰ってこよう。 ポットに紅茶を作ってもらうように頼んで……。
[ゆらりと歩く姿は、少しふらついていて。 壁に寄り添うようにゆっくりと食堂へ向かう。
途中誰かとすれ違ったかもしれないけれど、 ぼんやりとしていたせいか気づかなかった]
(287) 2010/09/05(Sun) 08時半頃
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―自室― [自室に戻ると、扉脇に今日の洗濯物が畳んで置いてあった。 取り上げるとふんわりと良い香りが拡がって鼻腔を擽る。 日なたのやさしい匂いと石鹸の香り――そして、あともう一つ。]
あれ。洗剤変わったのかな。
[洗濯物に鼻を近付けて、改めて匂いを嗅いでみた。]
(288) 2010/09/05(Sun) 08時半頃
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―自室― [感じるのは仄かな薔薇の香り。 じんわりと脳髄を刺激するそれに、瞬時意識が遊離しそうになり―― ぶるぶるっと首を振った。]
……ぼんやりしてる場合じゃないや。シャワー浴びて服着替えないと。
[そう独りごちて、さっさと部屋の中に入った。]
(289) 2010/09/05(Sun) 08時半頃
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― 食堂 ―
[未だ人影少ない食堂へ来ると、まずは喉の渇きを癒す様に水をグラスに一杯口に含んだ。 からからの喉に冷たい水が心地よくて、もう一杯ごくりと口を付ける。
唇の端から、一雫、零れた水が顎を伝う。 それを拭いながら周りをぼんやりと見ると、窓縁に頭を預けている食堂の主の姿が見えた]
(290) 2010/09/05(Sun) 08時半頃
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―浴室― [着替えを持ってシャワールームに行き、頭から温かい湯を浴びる。 塩素の臭いのついた髪を洗い、ついでに全身も石鹸で泡立てた。 気持ち良さそうに目を細めて、手の平と指で隈なく泡を乗せていく。
ここでは、殊更に裸身を見せびらかすこともないが、必要以上に隠すこともしない。 だから、淡い薔薇色の翳りを帯びた白い膚も、まだ雄性の少ない中性的な細い体躯も、見ようと思えば見ることは出来た。]
(291) 2010/09/05(Sun) 09時頃
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[窓からの風に、ふわりと薔薇の甘い香りが届いた様な気がした。 彼はあの薔薇庭園が好きだから、移り香だろうか? そんな事を考えながらグラスを持ったままフィリップの傍へ]
……未だ眠るには早すぎるよ、フィリップ。
[眸を伏せる上級生に声を掛ける。
窓から差し込む茜色に金糸が溶けて。 綺麗だな、なんて。場違いな事を想いながら――]
(292) 2010/09/05(Sun) 09時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/09/05(Sun) 09時頃
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─ 自室 ─ [夕暮れの室内には、やはり帰ってきた形跡はない。 同時多発的家出事件が続出しているとかしていないとかはさておき、 傍に居ないことは、開放感と寂しさとが入り交じった変な感覚。 洗いたての洗濯物の日差しを吸った良い香りと、窓を開け忘れた部屋の中に淀んだ空気が混じり合う。]
…は、ぁ…… [ドアを閉めて、小さな深呼吸と共に溶ける自制心。 今ならきっとバレないだろう。留守番の子供の、ささやかな悪さ。 主の居ないベッドの、枕をそっと抱き上げて顔を埋める。]
ベネ…ッ……… [床にぺたりと座り込み、背中を小さく丸めて抱きしめて。 柔らかなそれは、染み付いたあの人の香り。 その生々しさと、こんなことに欲情する後ろめたさとが、ぞくぞくと背筋を駆け上がり、背中を小さく震わせる。]
(293) 2010/09/05(Sun) 09時頃
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……んっ、…んんっ………! [窒息しそうなほどに顔を埋めて貪って。 思わず漏れるくぐもった声。
欲しくて、欲しくてしょうがない。 これではなく、これにとても良く似たものが欲しい。
くらくらと、頭の芯が痺れていく…]
(294) 2010/09/05(Sun) 09時頃
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