60 ─昨夜、薔薇の木の下で。
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[返らぬ言葉の先にはその存在が居るのだと、 今も強く信じ続けている。]
…そういえば。 鍋の片付けをするよう伝えるのを忘れていたな…。
…部屋に戻った時に伝えればいいか。
[食堂で入れ違いになった同室者の下級生を思い出し呟く。 暗室の黒と洗濯物の白、薬液の香と石鹸の香。 境はなく、けれど二つの色と匂いに分かたれた部屋。]
(158) 2011/08/02(Tue) 21時頃
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──廊下──
すごい、雨……。
[がたがたと揺れるガラス窓には、雨が叩きつけられてまるで滝から外を見ているよう。マグをぎゅっと握りしめて、そっと廊下を歩む。]
ひゃぁっ!!
[そのとき一際大きな雷鳴。たまらずにしゃがみ込み、頭を抱えてぶるぶる震えている。]
(159) 2011/08/02(Tue) 21時頃
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漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2011/08/02(Tue) 21時頃
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[薄暗い部屋の中、どのぐらいぼやりとしていただろう。 寝ているはずの相手から声をかけられて視線を窓から室内へ戻す]
すみません、先輩が寝てると思ったので。 でも何故か寝れなくって……
[多分同室になって直ぐに色々とやらかして、それから「触るな」ときつく言われたものがいくつか。あの時は切れた弦で自分も指を切ったので忘れもしない、もう絶対に許可が出ても触れないだろう]
(160) 2011/08/02(Tue) 21時頃
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/* 神への盲信だと少し被りそうだったので 方向性を若干変えてみる。
(-106) 2011/08/02(Tue) 21時半頃
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あぁ…気ぃ使わせてスマンね。薬効いたし、だいぶ楽になった。
[ゆるりと身を起こせば、寝乱れた長い髪が揺れる。 着替えどころか、シャツのボタンも緩めぬままだったのに今更気づいた。
時折輝く雷光が、血色の悪い横顔を照らす。]
読書灯くらいなら、付けても構わなかったのに。 こんな天気じゃ…
[窓の外にもう一度目をやった。さっきの人影は…]
(161) 2011/08/02(Tue) 21時半頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/02(Tue) 21時半頃
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―廊下―
[光る稲妻。 響く雷鳴。 聞こえた――悲鳴。 遠くない。 歩みを進め、角を曲がった先]
……どうか、しましたか?
[しゃがみこむ小柄な姿>>159 そっと声をかける]
(162) 2011/08/02(Tue) 21時半頃
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― 廊下 ―
[歌が雷の音に混じり、聴こえる。 それは良く聴くものであったか。
無意識にその姿を探した。
――……と、また一際大きな雷鳴。 轟音に辛うじてかき消されず混じり聴こえるのは、 小さな誰かに向ける声と、押し殺したような悲鳴と、 どちらが近く聴こえたか。]
………?
[見つけたのは独り語つ先輩の姿。 鍋がどうとか聴こえた。]
(163) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2011/08/02(Tue) 22時頃
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[タオルで体を拭く自分をみて羨ましいという先輩に]
…あーっ でもその御蔭でこういう面倒な仕事頼まれるんですけどねぇ あんまりありがたくはないっすよ
[怪訝な目で見下ろして>>65には]
ちぇっ・・・なんか暖かいものとか思ってたのに… さすが先輩、先回りしやがる しかたねぇ・・・先に部屋に戻ってシャワーでも浴びるか
[そういって自室へと戻ろうと階段をあがっていく・・・ふわりやさしい香りがしたのに気がついて]
・・・ん? あっ この タオル
[オリエンタルな花香りに少しだけ柔らかな表情が浮かんだ]
(164) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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…………?
[じっと窓の外を見る、良く見えないので眉根をぎゅっと寄せてもう一度。2 1なら見えたかもしれない]
でも、ヴェス先輩まだ顔色良くないですよね。 外が気になるなら俺が見に行きますから、寝てて下さいよ。
[光量が足りないだけでは無いだろう、具合のよく無さそうな様子にそう声をかけると何か明かりになりそうなものを探して視線を机の方へ。 それか、誰かの部屋に懐中電灯なんか有っただろうかなんて考えてみたり]
(165) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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>>162 あ……。
[発見されてしまって、じわり涙がにじむ。]
なんでも、ないです……。
[恥ずかしくて答えることは出来なかったけれど、雷の度にぎゅっと目をつぶる姿を見れば、理由を察するのは容易だっただろう。]
(166) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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…こんな時に中庭に出てるバカが居る……。
[ため息ひとつ零して、俯いた。]
あぁ、見かけたら連れ戻してやってくれ。 風邪とか引かれたら寝覚めが悪い。
…無論、お前もだ。 合羽、用具倉庫のどっかにあったと思うから…借りていったほうがいい。
(167) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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[雷鳴の音と共に小さな悲鳴が聞こえたような気がして 驚いて振り向けば瞳よりも薄いブラウンの髪が揺れる。 振り向いた先に居たのは下級生の姿、>>163]
――…
[内緒話を聞かれた時のような、口を噤む仕草。]
…今のは…大きかったな…。
[その後紡いだのは返らぬ声にではなく、 その下級生に向けたものだった。]
(168) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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……怖いですか? 雷が。
[硬く閉じられる瞳。 察するのは安易なことで]
送りますよ。 部屋でも、食堂でも。 怖ければ目を瞑ったままでどうぞ。 手、引いてあげますから。
(169) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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/* 普通に面倒見が良くなりそうで俺は
ぎ、偽善ってムズカシイネー ジョージが世話焼きたくなる顔してるのがいけない。
(-107) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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[そのバカの姿はよく見えなかったけれど、どうやら下級生が出歩いているらしい]
はい、ではちょっと行ってきます。 先輩は寝てて下さいって、俺は大丈夫ですので。
[健康には自身がある、壊すのはいつも自分以外の何か。 用具倉庫の場所を思い出しつつ、頷いて見せるとそっと立ち上がって。部屋を出る前にちらりとベッドの上の相手に視線を送ってから廊下へ歩き出した]
(170) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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大きかったっすね。 悲鳴聴こえた気がしたけど……。
[聴いた独り言が、目に見えない誰かに対してだとは思っていない。 テッドは唯相手が見せた表情に、微かにバツの悪そうな顔をする。 つぃっと視線を窓の外へ泳がせた。 そこからは中庭が見えるだろうか。]
あれ、今、誰かが外にいた様な……。
[悲鳴が聴こえたといった後に、随分考えようによっては恐ろしいことを呟く。まさか、この嵐の中、外にいるもの好きなどそうそうは居ないと。]
(171) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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[どうやらフィリパにも見られたらしい。顔はますます赤くなる。]
ご、ごめんなさいっ!!
[優しい手に縋るのは、子供じみた行動を嫌悪する年頃の少年には難しくて、マグカップを両手でぎゅっと掴み首を振る。けれど一人で部屋に帰るのもまた怖くて、動けないまま。]
(172) 2011/08/02(Tue) 22時頃
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ルーカスは、手紙のインクが乾くのを、じ、と待っている。
2011/08/02(Tue) 22時半頃
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/* わたしは外道聖痕者が好きなのだろうか
っていうかこの村タチ少ないよ。少ないよ!!!!
(-108) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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― 食堂 ― >>134
[フィリッパの言う三種類の選択肢。 選択は腹持ちを求めるポタージュ一択だった。]
腹が減ってはなんとかってね。
[ジョージ以外は年上ばっかりなのだけど、そこらへん気にせず手をひらひらと振って厨房に入っていく。 >>140その唯一の年下のジョージにぎこちない笑みを作らせるような言葉を言ったことにもあんまり気がついていない。 返す笑みは悪気のない、にっこりだ。]
ええと、これか。いただきまっす。
[>>158ポタージュの鍋をみつけると、長い指で火をつける。 コトコトと煮る具合を丹念にみながら、適度なところで火を止めて、自分のマグカップに注いだ。
そして、当然のように鍋の片付けはしなかった。]
(173) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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…あぁ、気をつけてな。
[出ていく姿を見送って、窓際へ。 窓叩く雨で、向こうの景色は硝子の迷宮のように歪んでいた。]
(174) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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…隠れてしまったか。
[誰に言うでもなく呟いた言葉の意味を テッドが理解することは難しいだろう。 バツの悪そうな表情には瞬きひとつ、 相手の動く視線と共に窓の外を見る。]
……まさか? こんな天気で、こんな時間に外に出る者など。
[セピア色の瞳が見た時には荒れた風景だけ、 そこには人の姿は見当たらない。 ある人の姿はテッドの背の方向に、縮こまった後輩の姿。]
(175) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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― 廊下 ―
[装備品を探して廊下を歩く、濡れるのを防ぐのは諦めるとして明かりは欲しいかなと思いつつ。
歩いているとそこで会話している誰かに出会うだろうか?]
(176) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2011/08/02(Tue) 22時半頃
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……そう。 子供じゃ、ない。 君はきっと、一人で戻れる。
[伸ばした手を、掴もうとはしないだろう。 だから勝手に、マグを握る手に手を重ね]
でも、俺は一人じゃ怖いので。 台所行くまで、付き合ってくれます? 先輩からのお願い。無下にはしないですよね。
(177) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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/* 自室までは無理だけど台所いくならこの方法で連れて行ける! 部屋はなー。 これまでの会話で同室者ってのはないだろうからなー。 あ、自分の部屋までの通り道って事にすればよかったか。 まあいいか。
(-109) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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[部屋に戻り・・・シャワーを浴びていた。] 部屋に備え付けられたシャワー室の扉越し>>129パタンと同室の先輩が戻ってきた気配]
先輩、おかえりなさーい
[声をかけたがシャワーの水の音にかき消されたかもしれない]
(178) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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[そのとき 大きな雷鳴が轟いて・・・部屋の電気のブレーカが落ちたのか真っ暗に]
えーっ ちょっと なにもシャワー中にとか
[手探りで・・・バスタオルを探したり、ちょっとパニック]
(179) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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[フィリパの独り言のような言葉には首を傾げるも、 次の言葉には、ハハハっと乾いた笑みを浮かべる。]
ですよね。
[まさか幽霊と勘違いしたとは、言えない。 けれどカタカタと鳴る窓に、薄気味悪そうに肩を竦めた。]
先輩?
[フィリパに視線を戻すと、微妙に自分とは合わない視線。 不思議に思い視線をそちらに向ければ、後輩と先輩の姿があるか。]
――……セシル先輩。
[同室故か、それとも別の何かからか、 そのうちの年長の人の名を紡ぐ。]
(180) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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/* (´・ω・)
あっ停電とかするの?えっ?
(-110) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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>>177
あ……
[触れた手に、ぴくりと身体は怯えるけれど、振り払うことはしない。]
……はい。
[こくりと頷く。一人じゃ怖いというのは、自分を気遣ってくれたのだろう。そのくらいはわかって、そっとマグを握る手をほどいて、綺麗な声の先輩と手を繋いだ。]
ココアと、ポタージュあるって、言ってました。
[主語のない言葉。コーヒーもあったことは、自分が飲めないから忘れている。]
(181) 2011/08/02(Tue) 22時半頃
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