162 絶望と後悔と懺悔と
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……ホントウに?
[主に向けていたはずの広い刃が零瑠へと突き出される。上からの力で避けられそうにない。
ならば。 鞘を傾け刃を外へと流し、引くのではなく右前方へ一歩踏み出して安吾の身を押し盾とした。
そうして出来た間合いを詰めて繰り出した蹴りはどちらに当たったか。 躱され外れたとしても、後ろに一度下がり口を開く。]
(179) 2014/02/18(Tue) 16時半頃
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……次が、だなんて、言わないで。 此処で終わりにして。
守護隊の目的は、我々の殲滅ただ1つ――だけでは、ないはず。
[親指の腹小太刀の鍔にかけ、上半身を捻る。いつでも刃を抜けるようにしながら。――問い、探す。**]
(180) 2014/02/18(Tue) 16時半頃
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/* まゆみは姉の血を貰って準純血くらいになってるとおもうんですが、零瑠に勝手に助けられてるのはとても不自然なので確定返ししよう。
(-55) 2014/02/18(Tue) 18時頃
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和算家 直円は、メモを貼った。
2014/02/18(Tue) 18時頃
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[交じった斧とサーベルの刃は何度か高い音を立てては離れ、 互いの距離を保つ。
ジャニスの狙いが零瑠に変われば、2人の技と 言の刃の応酬>>178>>179>>180を笑みを浮かべたまま見守って]
つまり、ジャニス。 お前も私怨で子供達を地獄に連れ込んだと言う事になるな。
[零瑠の発言から、 ジャニスが血縁の私怨を抱えている事を知る。 だが守護部隊の隊員達は多かれ少なかれ、 私怨を持っているだろう。 ありふれた話だと嗤いながら、言の刃を投げ付けた**]
(181) 2014/02/18(Tue) 18時頃
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選んでも裏切ったとは思わなぬな。
[零瑠が投げかけた問い>>*に笑みは深まる。 どちらを選ぶか、苦悩する過程が大事で、 結果は気にはしていなかった。 斃す相手が増えたと思う位だったが]
だがホリー以外が側にいるのも悪くは無い。
[ホリー並みの能力の鬼で無ければ、ただの邪魔であった。 今の零瑠がホリーに匹敵するかと問われれば、等記号で 結ぶ事は難しい。 しかしそのレベルで無くとも、側にいる事を許容は出来る]
(*43) 2014/02/18(Tue) 18時半頃
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私の傍にいるのは1人で良い。 零瑠、お前が選んだと言うなら人の心捨て、 仲間の首を持って見せて見ろ。
そうすれば常に私の一番傍に置いてやろう。
[毒を注ぐように零瑠に言葉を注ぐ。 人と鬼の合い間を溺れながらも泳ぎ続ける様を 面白いと眺めていた。 だがもうそれも終わりだろう。 ならば人を棄てて鬼となって見せろと、最後の決断を 誘惑と共に零瑠へ投げた**]
(*44) 2014/02/18(Tue) 18時半頃
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―回想・戦場にて―
わたしは自らに恥じることなど無いわ。
[零瑠を今殺さぬ猶予を与えたのも、 ホリー・ニルヴァーナを殺したことも、 絢矢を置いてきたのも、全て己の意思だ]
わたしはあなたに、あなたの罪を問うているだけ。 周をさらい父に捧げた、それはあなたの意思でしょう? ――周の優しさに甘え、それを喰らい尽くした。
[>>173 姉の血を、純血の力の全てを奪った。 彼の察する気配が、己の察せぬわけがないのだ。 ふわりと、飛んで宙を返る。足を着くは零瑠の背後。 足音もない、冷たく憂う変わらぬ深緋]
――……
[それからはもう何事もなく立ち去った**]
(182) 2014/02/18(Tue) 18時半頃
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―倉庫内にて― [>>147 明乃進の言葉に頷いた、 手の中には姉を杭とした角殊の棘。 けれど、そう、ここでは駄目だと思ったのと――、 高い金属音が響いたのとは、ほぼ同時で。
咄嗟に、閉じた目蓋の上、 その棘を躊躇うことなく突きたてた。]
っ、あ………、ッ、く、
[真横に引く、両の眼に何も映らぬように。 視界は赤黒い焼ける何かで満たされた、痛みはわからない。 ただ、強い衝撃と焼けるような熱があるだけだ。
傷ついた両の眼窩を片手に隠す。 ぼたぼた、と滴り落ちる血の滴]
(183) 2014/02/18(Tue) 18時半頃
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[>>162 尋ねる言葉には答えようも無い、 ただその続いた言葉に、この熱が痛みであることを思い出す、 認識する。思い出させるのは、いつだって。]
……だ、め、
[――引かれた手、 近く感じるあたたかな存在、その背中。 抗いようがなかったのは、見えぬせいではなくて弱さだ]
(184) 2014/02/18(Tue) 18時半頃
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……あなたを見たら、殺して しまう、
[震えた声、それでもこの刃では、足りない。 始祖の血と、純血の血と、傷は癒えていくのを感じている。
何度でも、眼を突いて。 駄目なら腕を落としてもいい。]
(185) 2014/02/18(Tue) 19時頃
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[>>163 その手を振りほどけなかった**]
(186) 2014/02/18(Tue) 19時頃
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/* 甘酸っぱいな真弓とサミュエルの2人は!!!!
(-56) 2014/02/18(Tue) 19時頃
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>>167
ホリーは死んだこと、聞いた。 でも、明之進がなんなんだ?
[ホリーの死とその関係がはっきりとは入ってきていなくて、 絢矢が武器を構えるのを見た]
>>168>>169
[だが、次の絢矢の言葉は始祖と安吾ジャニスが戦っているということ、 そして、何をしているの?という絢矢のなにか責めるような言葉には眉を寄せた。 だが、答えず、名を呼んだ次に明を見る]
後ろ?
[明の言葉には、疑問をもったように、 その心配がマユミが自分に刃を向けるかもしれないなどと、思ってはおらず、 でも、あまりに必死な声に、前に九節鞭を構えながら振り向いた時]
(187) 2014/02/18(Tue) 19時半頃
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>>183
マユミ?
[そこには、両眼から血を流す、マユミの姿。 目を見開いて、マユミを向くとその肩を掴み、寄せた]
なん……で…
[見たいはずがない。 そんなマユミを……]
殺すって…・・。
[>>185 見たら殺してしまう、どの言葉は、とても重いものがマユミを縛っていることを示す]
(188) 2014/02/18(Tue) 19時半頃
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サミュエルは、その時、明と絢矢はどんな反応だっただろう。
2014/02/18(Tue) 19時半頃
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――……ッ
[でも、思ったことは変わらない。 いや、また、また、自分のためにマユミは傷ついていく。 そう思えば、たまらなくなって…]
――……明、絢矢……。 追ってくれるな……。
[そんなマユミを、もちろん、放っておけるはずはなく、 ただ、マユミに刃を向けようとする彼らに嘆願するように。
元家族だったはずのものに刃を向けられるマユミがあまりにも……]
(189) 2014/02/18(Tue) 19時半頃
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>>186
[そして、マユミの手を、身体を引き寄せて、 ほぼかき抱くように、倉庫内から外で駆け出していく。
そうする以外、もう、何も考えられなかった*]
(190) 2014/02/18(Tue) 19時半頃
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[なんだか――夢を見てるみたいな気分だった。 これはいい夢? それとも悪い――って訊くまでもないね。僕が見る夢がいい夢なはずがないんだから。
さんざんみんなの影を追いかけさせて、あとちょっと手を伸ばせば触れられるとこまで近付けさせておいて。 触れた! って思った瞬間に目が覚めて、僕は冷たく昏い現実に引き戻されるんだ、いつも]
(191) 2014/02/18(Tue) 20時頃
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駄目、駄目だよ、円、……ねえ。
何も円や絢矢、みんな、が始祖様と、……吸血鬼と戦うことなんてなかったのに。 誰が、――誰がその道を示したの? 安吾にーさん? それとも他の、白いコートの人?
[だから僕は、自ら夢から覚めるためにこんな言葉を投げかけるしかできない。 心の片隅で気になってたのは確かだけど]
(192) 2014/02/18(Tue) 20時頃
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/* なまじ頭が回るため衝動的に「逃げて」とは言えないことに気付いた
さて、さて
(-57) 2014/02/18(Tue) 20時頃
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/* そうか、なんでいきなりあの演出? と思ったら、行動で示せっていったからか?
行動=あやにあいにいったら?てのが伝わってないのか。ついでにいえば、主が一番なら殺すよ、ってのも伝わってないのかな。
(-58) 2014/02/18(Tue) 20時半頃
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――……、
[>>+9 気に病む必要は無い、 その言葉には、すると言葉が滑り落ちた]
そうね、 最初からもっと、 死に物狂いで抵抗してくれたらよかったのに。
……ばか。
[喧嘩傷を諌めたような、 そんな物言いと似て、けれど確実に違う言葉*]
(*45) 2014/02/18(Tue) 21時頃
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……っ、
[喘ぐような吐息が零れた、 緋に世界に影が落ちる、土ぼこりと鉄の匂い。 あたたかい、温度。
>>188 その腕の中でふさがれた世界、 意識は眼窩のその灼熱に倦んで、まどろむ様。 決してやすらぎのないまどろみ]
明くん……、お願 い。
[それは託したものを願う言葉だった。 >>189 サミュエルの言葉を聞いて、咄嗟に。
何より彼の腕に抗う意思を失くしてしまったのは、 その言葉が、嘆願のような言葉が、ひどく胸を苦しくさせたから。 身を預けたのは、ただその痛みに寄り添いたかったからだ]
(193) 2014/02/18(Tue) 21時半頃
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ねえ、……どこに、行くの?
[腕の中、かすれる声で問いかける。 きっとどこにも行く場所なんてない。わかってた*]
(194) 2014/02/18(Tue) 21時半頃
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/* 真弓とサミュエルはどっちかを目の前で殺して 慟哭されて憎まれたい。 元から憎まれているのは知ってるけど。 隠しきれない爆発する憎悪とか。
(-59) 2014/02/18(Tue) 21時半頃
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/* 始祖の最期を醜くしたいのと プライドの塊のままにしたいのとで悩む。
皆に裏切られて「よくも、この私を!! 貴様ら!!」 って惨めに死ぬの良いよね。
でも裏切られるって言う初めての経験を愉しんで 殺されると言うのも非常に美味しい。
(-60) 2014/02/18(Tue) 21時半頃
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[構えた刃の先で血を流したのは──深緋。]
まゆ、──…
[闇の中、黒く頬を流れ落ちる川は涙にも見えた。]
───…。
[駆け出したサミュエルを、 従う真弓を、追い掛けようとはしない。
金の鬼の声を聞くことは出来ない。 しかし真弓は、きっとその命令に抗おうとしている。
戦っている──。]
(195) 2014/02/18(Tue) 21時半頃
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[それを罪というならば。>>182
――――贖うだけ。
金の呪縛に引き千切られながら、それでも闘う『兄』に。 黒の獣と化した『兄』に。
何を以て贖おうか。]
(196) 2014/02/18(Tue) 22時頃
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/* マウス……orz メモ連打になってしまった……なにこれ……
(-61) 2014/02/18(Tue) 22時頃
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― 補給基地・どこかの建物 ― >>194 [どこにもいくアテなどない。 唯一、駆け込めるだろう安吾やジャニスは、今始祖と戦闘中だ。
できたのは、ただ、明と絢矢から離れて…。 他の兵士や吸血鬼にも見つかりにくい場所を探すことだけ。 だが、本当にそんな場所なんてあるわけがない]
――……
[問いに答えを返せず、ただ、腕にこめる力を強くする。 頭はもう、篭った感情でかえってぼんやりとしていたが、 建物らしき影に入り込んで、視界に戦場ではなく、影とマユミだけになれば、座り込んで、また抱きしめ。
ただ、肩を震わせて、やはり声を出さずにマユミを胸に収めている]
(197) 2014/02/18(Tue) 22時頃
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――……おでは、おまえに、 なにができる?
[できることなどない。 わかっていて、でもなお問わずにはいられず]
(198) 2014/02/18(Tue) 22時頃
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